ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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みなさんどうも!
この作品が先日、日間ランキング18位にランクインさせていただきました!ありがとうございます!これからも応援よろしくお願いします!
と、いうことで…ぶっ殺されませんでした!
それではぶっ殺してやると宣言しときながらぶっ殺せなかったナオキがお送りする前回のラブライブ!略して前ラ!



第112話「三大スクールアイドル」

前回のラブライブ!

 

 

 

絶対に許さん……ぶっ殺してやる……ぶっ殺してやるからな!!!

 

 

 

 

ラブライブ!運営委員会本部…

会長室……

 

朝、ナオキは晋三に呼び出されていた。

「ナオキ、ライブをする場所が確保できたぞ」

「ありがとう!で、どこに?」

晋三はニャッと笑って言うとナオキは驚いた。

「驚くぞ?

なんと、秋葉原の全域だ!」

「えぇ〜!?」

なんとライブの会場は秋葉原全域だった。

「な、なんであの地域を確保できたんだよ!?」

「あぁ…都知事が昔の弟分でな。快く貸してくれたよ」

「ハラショー……」

「ははは……期間は準備と合わせて2日間だけだ。準備で1日、本番と片付けで1日使ってくれ」

「短いな…」

「そんなに長くは貸し切りできないよ。あとあの件も了解してあるぞ」

「あぁ…ありがとうおじさん。無理ばっかり言っちゃって…」

「いいんだよ、かわいい甥のためだからな」

晋三は優しい笑みを浮かべた。

「うん…それじゃあ!」

ナオキは立ち上がってその場を去った。

 

 

 

「ふぅ…さて、また忙しくなるぞ」

晋三は仕事に取り掛かった。

 

 

 

 

 

 

 

ナオキは音ノ木坂学院の校門をくぐろうとした。

すると後ろから声がした。

 

「ナオキくん」

「ん?あ、ツバサさん!」

ナオキが後ろを振り向くとツバサがいた。

「私たちもいるぞ」

「久しぶり〜」

「英玲奈さんとあんじゅさんも!どうしたんですか?」

「手伝いに来たのよ」

「私が作って欲しいって言ったんだけどね…」

「全部を任せるのはな……これは"スクールアイドルのライブ"だしな。

あとこれ、お土産だ」

英玲奈は思い出したかのようにお菓子を出してナオキに渡した。

「ありがとうございます!それじゃあ案内しますね」

ナオキはA-RISEを部室まで案内した。

 

 

アイドル研究部部室……

「あ、また参加してくれるグループが増えたよ!」

花陽がパソコンに届いたメールを確認して言った。それを聞いた凛はホワイトボードに猫の絵を書いた。

「これで20組にゃ!」

μ'sが最高のライブの説明動画をあげたりして"声"を広めた結果が出てきたのか、参加グループは20組を突破した。

ガチャ…

「ただいま〜。A-RISEの人たちが手伝いに来てくれたぞ〜」

「はろ〜」

「こんにちは」

「やぁ」

ナオキが中に入ってそう言うと、A-RISEがヒョイと顔を出して言った。

みんな驚いた表情を見せた。

「さて、何を手伝ってもらいましょうか……?」

「私は衣装を手伝えるわよ〜」

「私は作曲」

「私は作詞だ」

「あ、ならあんじゅさんは私と来てください!」

「わかったわ」

ことりはそう言うとあんじゅと隣の部屋に向かった。

「多分真姫は音楽室と思うのでツバサさんはそちらに!海未は生徒会室で作詞してると思うので英玲奈さんはそちらに、案内します」

「「わかった(わ)」」

ツバサと英玲奈はナオキについて行った。

 

 

 

 

 

 

「ここが生徒会室です」

コンコン…

「はい?」

「海未、入るぞ〜」

ナオキは生徒会室のドアを開けた。

「やぁ」

「英玲奈さん!?」

海未は英玲奈を見て驚いた。

「英玲奈さんが作詞を手伝ってくれるみたいだから甘えとけ」

「よろしく頼む」

英玲奈は海未の隣に座った。

「は…はい!」

「じゃあ頑張って〜」

ナオキはそう言ってドアを閉めた。

 

「で、歌詞は集まったか?」

「はい…思った以上に集まったので……」

「でもみんなの想いが詰まった歌詞だ。さ、やるぞ」

「はい!」

英玲奈と海未は作詞に取り掛かった。

 

 

 

 

ナオキとツバサは廊下を歩いていた。

「ちゃんと整理がついたみたいね」

「はい…あとはやっていくだけです」

「そう……あ、そう言えばナオキくんって次のラブライブ!運営委員会の会長になるんでしょう?」

「な…なんで知ってるんですか!?」

「結構広まってるわよ?知ってる人は知ってるんじゃないかしら?」

「マジすか……はぁ…」

「でもいいじゃない?頑張ってね」

「は…はい……」

 

〜♪

 

「ん、この音色は……?」

「あぁ…真姫か……あそこが音楽室です」

ツバサはドアの方に耳を傾けて真姫の弾くピアノの音を目を瞑って聞いた。

「……いい曲ね…」

「そうですね…」

2人は真姫のピアノの音をその場で聞いた。

曲が終わるとナオキはドアを開けた。

「いい曲だったな」

「ありがとう」

「お久しぶり」

「ヴぇえ!?」

真姫はツバサがいることにびっくりして声をあげた。

「ツバサさんが手伝ってくれるみたいだから甘えとけよ。それじゃあ」

ナオキはそう言い残して部室に戻った。

「え、ちょっ!?」

「さ、始めましょう」

「わ…わかったわよ。どこか気になるところがあったら言って」

「そう…じゃあ……こうなんてどうかしら?」

ツバサは真姫の横から顔を出して言った。

真姫は以外にツバサの顔が近くにあったからだろうか顔を赤くした。

 

 

 

 

 

 

ガチャ…

「ただいま〜って穂乃果何やってんの?」

「ダンスだよっ!ア〜ロハ〜オエ〜」

ナオキが帰ると穂乃果はなぜかフラダンスの衣装を着て踊っていた。

「はぁ…なにやってんだか…」

ナオキは頭を抱えていった。

「あ、ナオキ!参加してくれる人たちが増えたわよ!」

絵里がパソコンを見て言った。

「おっ、何組に増えた?」

「えっと……5組増えたわ!」

「じゃあこれで25組だにゃ〜!」

凛は喜んで猫の絵を書いた。

「いいぞ…どんどん広がってる……!」

「えぇ!」

みんな喜びを隠せなかった。

 

『ありふれた悲〜しみ ありふれた痛みと〜……』

 

「あ、すまん……もしもし?」

『あぁ…ナオキか?』

「おじさん!?どうしたの?」

『実はな……全国のスクールアイドルたちが運営委員会の支部に嘆願に来て、各地で秋葉と中継を繋げて盛り上がれないかと連絡が来たんだよ』

「えぇ!?」

『どうする?』

「ハ……ハラショー……やるしかないじゃんか!」

『よし、ならちゃんとみんなに伝えとくんだぞ?連絡は私がしておく』

「ありがとう!それじゃ!」

ナオキは急いで電話を切った。

「どうしたの?」

穂乃果はナオキに言った。

「このライブ……全国に中継を繋いですることになった……」

「「「「「「え〜!?」」」」」」

「これは大きくなるぞ……このライブ!!」

「あ、見て!参加グループが一気に増えて来たわ!」

「ほんまやん!?」

絵里が画面を見て驚くと希もそれを見て同じく驚いた。

「そうか…中継で参加できることがわかったから一気に増えたんだ!

花陽!HPに更新を!!」

「わ…わかりました!」

花陽はパソコンでHPの更新を始めた。

 

 

 

ピロン…

「ん、メール?」

ナオキはスマホを開いた。

「っ…!?」

「誰からメール?」

「ま…まさか……なんで……!?」

「ナオキ……?」

「ちょっと出てくる!!」

ナオキは駆け足で部室を出た。

みんな不思議に思い顔を合わせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ラブライブ!(A-RISE・μ's)〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ………」

ナオキは校門に向かって走っていた。

 

 

そして校門で待つ人影を見つけてその人物の名前を呼んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ミツヒデ!」

「おぉ、ジャーナ!久しぶり」

「だからその呼び方はやめてくれって…」

「ははは…すまんつい癖でな……"ナオキ"」

その人物とは……香川ミツヒデ……

かつてナオキを騙し陥れた人物である。

だが今となっては2人は親友同士である。

「でもどうして……?」

「おれたちもいるぞ?」

「お久しぶりです!」

「なっ……"英吉"にマチコ!?みんなも!?」

ナオキ前にはミツヒデ以外にかつてチンギスカンと呼んでいた英吉と、イズミ、マチコたちナニワオトメがいた。

「どうしてってなにも手伝いにきたに決まってるやん」

イズミがニカッと笑って言った。

「手伝いに……?」

「あぁ…スクールアイドルのライブって言ったら手伝わんと」

「それにウチらも今月で終わりやし」

ヤマトとユキは言った。

「みんな……ありがとう!」

「さ、連れてってくれ…早く準備せなやろ?」

「あぁ!」

そしてナオキは8人を連れて部室に向かった。

 

「そういや口調変わったな?」

「あぁ…色々あってな」

「ふ〜ん……」

イズミとナオキは話した。

 

 

 

 

 

 

音楽室…

ガラガラガラ…

「真姫ちゃん!」

マチコは音楽室のドアを開けた。

「え…マチコちゃん……?」

「うん!」

真姫は信じられず固まっていたが、徐々に笑顔になっていった。

「マチコちゃん!」

真姫はマチコに抱きついた。

「真姫ちゃん……!」

2人は涙を堪えながら再会を喜んで抱き合った。

「ふっ…感動の再会……ってやつかしら?」

ツバサはそんな2人を温かい目で見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてナニワオトメの人たちも合わせ、μ's・A-RISE・ナニワオトメの三大スクールアイドルが音ノ木坂学院に揃った。

その情報はすぐさま広まっていき、参加者もどんどん増えていった。

 

 

 

 

次回へ続く……

 




〜妄想ラジオ!〜

ナ「祝!このコーナーの名前決定!」
ミ・英・イ「「「イエーイ!」」」
ナ「さてさて、今回一緒にお送りするのはこの小説で1時期とても嫌われた存在になっていた3人でーす!」
ミ・英・イ「「「うっ…」」」
ミ「それひどくねーか…」
ナ「だって事実だし?とくにミツヒデは酷かったな…」
英「確かに……感想でもそんなやつがあったって作者も言ってたし」
イ「まぁ…しゃーないんじゃね?」
ミ「お前はそれでええんかよ!」
ナ「まぁまぁ…さて、今回の話のことだが……このメンバーでわかるでしょ?」
イ「まぁ…今回はおれたちやナニワオトメが登場するのがメインじゃね?」
英「そうやな……でも驚いたな。秋葉全域がライブ会場だとは…」
ミ「それにマチコが親友と……お兄ちゃん…嬉しいぞ…!」
ナ「これは今までとは明らかに違うミツヒデだ…」
英「あぁ…自分から引き離したくせに…」
イ「ほら、読者のみなさんからもブーイングが」
ミ「いやぁあああああああ!!」
ナ「ま、昔の自分の行いを恥じるんだミツヒデ」
ミ「反省してるからブーイングはやめてぇええ!!あとものを投げるのもやめてぇええ!!」
イ「ははは……あ、そう言えばあと気になってることが1個あるわ」
ナ「ん、なんだ?」
イ「おれたちの呼び方変わったな?」
ミ「あぁ…なんかあのときのことを乗り越えて変なあだ名で呼び合うのもなんか作者が気に入らなかったみたいやな」
イ「変なあだ名……(チラッ)」
ミ「(チラッ)」
ナ・英「「こっち見んな!!」」
ミ「だってジャーナとか……」
イ「チンギスカンとか……」
ミ・イ「「なぁ?」」
ナ「誰だおれを最初にジャーナって呼んだやつは!?」
英「誰だおれを最初にチンギスカンって呼んだやつは!?」
ミ「ジャーナはイズミやけど、チンギスカンはおれやな」
イ「あぁ…確か香川が将来の夢はジャーナリストって言ってたからジャーナって呼び始めたんやよ」
ミ「確か英吉は授業でチンギスハンを間違えてチンギスカンって言ったからやったな」
ナ「でもイズミはおれのこと作者と同じ名前で呼んでたよな……?」
イ「それはお前のネットネームだからやろ?」
ナ「まぁ…そうなんだけどな」
ミ「ま、これからは仲良し4人組ってことで」
イ「なんやよそれ……ミツヒデってそんなキャラやったっけ?」
英「はははは…いいじゃんいいじゃん!」
ナ「まぁ…名前の呼び方変えたのもその為だしな」
ミ「そゆこと!さて、おれははやくユキのとこに行きたいからはやく終わらせろ」
ナ「あれ?なんでユキさん?」
ミ「あぁ…話してなかったな。
おれユキと真面目に付き合うことにしたんやよ。無論、ほかの人とは別れた」
ナ「なんだと!?ま、それで付き合ったままだったらおれはきっとお前をぶっ殺してた」
ミ「ひでぇ!?」
イ「ま、当然やな」
英「ま、男と女…つまりは人類の敵やな」
ミ「い…今はええやろ!?」
ナ「まぁ…みんな、これから改めてよろしくな!」
ミ・イ・英「「「おう!」」」
ナ「では、新しくお気に入りしてくださったみなさん、ありがとうございます!
さらにさらに、新しく評価してくださったりゅーかっちさん、キャプテンタディーさん、ありがとうございます!」
ミ「感想などどんどんお待ちしてます!
おれをディスってもええんやで!
次回もお楽しみに〜!」


ナ・ミ・英・イ「「「「バイバーイ!」」」」

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