ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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みなさんどうも!
前回で"少し先のミライ"を書きましたので大雑把なこの編のゴールを示せたかと思います。
今回は戻ってアメリカです!
はやくライブシーン書きたいもんですな〜
そして今回は本編に加え、後書きには『あるもの』が加えてありますのでそちらもお楽しみにしてくださいね!

それでは真姫がお送りする前々回のラブライブ!




第101話「アメリカンナイト」

 

 

 

前々回のラブライブ!

 

Angel TVに着いたナオキは社長さんと打ち合わせをしてタイムズスクエアに向かった。

ホテルにいた私たちは海未たちが別のホテルに着いてしまったことを知って、ナオキは海未たちの元にダッシュで向かったの。

そして10人がホテルに着いて各自自分の部屋に入ったんだけど………

 

「説明して貰おうか?」

 

ったく、希はなにやってるのよ……

でも意外にナオキはチョロくってすぐに帰っていったわ。

ヴぇえ!?私もチョロイって!?

 

そして私たちは夕食を食べながら予定を話すことにしたの。

 

 

 

 

 

 

 

「あのベッドならぐっすり寝れそうだな」

「そうね……布団も柔らかかったし、枕も気持ちよかったわ……」

ナオキと絵里は部屋のベッドを思い出した。

「そうやな…絵里、おれが部屋に帰ったらベッドにダイブしてたもんな」

ナオキは先程の絵里を思い出し、少し笑って言った。

「もう!しょうがないじゃない!///」

絵里は顔を膨らました。

ナオキはそんな絵里を見て頭を撫でたくなり、撫でた。

「でもむっちゃ可愛かったぞ〜」

「……もう……///」

 

 

 

「なんでおふたりさんはこんなところでもイチャイチャしてるのかしらね?」

「「にこ!?」」

ナオキと絵里の前ににこが仁王立ちしていた。

「はぁ……ったく、ちょっとは場所をわきまえてしなさいよ…」

「へいへい……」

「はぁ……」

にこはまたため息をついた。

 

 

それから続々とみんながロビーに集まり、全員が揃ったところで近くのレストランに向かった。

 

 

10人はレストランで席についた。

円状の机で席順は、ナオキから時計回りに絵里、穂乃果、希、凛、真姫、花陽、海未、ことり、にこだ。

「えっと……とりあえずテレビ局の社長さんと話して、やることが決まったぞ」

ナオキは言った。

「やること?なになに?」

穂乃果は言った。

「あぁ…なんかライブをする場所を決めて欲しいらしい」

「ライブをする場所………この街のどこでμ'sらしくライブができるかが重要ね……」

絵里は顎に手を当てて言った。

「そ…外を出歩くのですか!?」

海未は言った。

「まぁ…そうなるな……問題か?」

「えっと……それは……」

「あれやよ、海未ちゃんはあんなことがあって怖がってるんよ」

希はニヤニヤして言った。

「希!」

「う〜ん……でも、実際この街を歩いて見ていった方がいいと思うんだが……」

「でも、練習もありますし………ほら、中にはジムも併設されていますし!」

海未は人差し指を立てて言った。

「えぇ〜!せっかくアメリカに来たんだから色んなところ見たいにゃ〜!」

「そ…それなら私たちは室内で練習して、場所はナオキに任せればいいのです!外には出ずに!」

「なんでそうなるのよ……」

にこは呆れた顔で言った。

「それはおれも考えたけど、実際に踊るみんなに見てもらった方がやっぱいいじゃん?」

「そ……それはそうですが……」

「だろ?だから明日は早朝からしっかり練習して、それから街を見てまわるってのはどうや?」

「それいいと思う!」

「わ…私も!」

ことりと花陽は賛成のようだ。

「え…でも………」

「はぁ……賛成の人〜?」

それでも尚迷っている海未を見て、にこは賛成の人に手を挙げるように促した。

結果は海未以外の全員が手を挙げた。

海未はその光景を見て諦めたようにため息をついた。

「決まりだね!」

穂乃果は言った。

「それじゃあそろそろ注文しましょう」

絵里は言った。

「よっしゃ……Excuse me !『すみません!』」

 

ナオキが店員を呼び、注文をした。

 

 

「そう言えばさ、帰りにライブに良さそうなとこ見つけたんや」

「え、どこどこ?」

穂乃果は興味津々に聞いた。

「『タイムズスクエア』っちゅうとこなんやけど……」

ナオキはそう言ってスマホを取り出し、タイムズスクエアの写真をみんなに見せた。

「「「「「「「「「お〜!!」」」」」」」」」

「なぁ?凄いやろ?」

みんなはナオキの撮った写真を見て声をあげた。

「もうここでいいんじゃない?」

にこは肘を机について言った。

「いや、ちゃんとみんなにも見てもらう。そのための明日なんや」

「あぁ〜……それもそうね」

 

 

「あぁ〜!ナオキくんの持ってる画像、えりちの写真ばっかりや〜ん!」

希がナオキのスマホを勝手に弄り、ナオキの画像フォルダーに絵里の写真が大体をしめているのを知り、声に出した。

「!?希!何言って……////」

「もう…ナオキったら……////」

それを知られたナオキも、知った絵里も顔を赤くした。

「あ、ちゃんと凛たちの写真もあるにゃ〜!」

ナオキのフォルダーには、みんなとの思い出の写真も入っていた。

「ふーん…絵里のはともかく、私たちのは意外ね」

「なんだよ…それある意味傷つくな……

おれはみんなとの思い出が大事なんだよ……悪いか///

もちろん!絵里が一番大事なんやけどな!」

ナオキがそう言うとみんな微笑んだ。

 

 

 

〜ラブライブ!(μ's全員)〜

 

 

 

「Thank you for waiting . I brought a dishes . 『お待たせいたしました。料理をお持ちしました。』」

みんなが話していると店員が夕食の料理を持ってきた。

「お、きたきた!飯だ!ディナーだ!」

ナオキはお腹がへっていたのか、大喜びした。

「Here you are . 『どうぞ。』」

「Thank you . 『ありがとうございます。』」

「I am as above in this dish . Please eat relaxedly . 『この料理で以上になります。ごゆっくりお食べください。』」

料理を配り終わると店員は下がった。

 

「さぁ!食うぞー!いただきまーす!!」

ナオキはすぐに食べ始めた。

だが、ナオキとことり以外のメンバーは立ち上がり、あるものを見て驚いていた。

「「「「「「「「えぇ!?」」」」」」」」

「なにこれ!?」

「でかっ!?」

8人が驚いていたのは………

 

「チーズケーキだよっ!こっちに来たら食べるって楽しみにしてたんだぁ〜!」

ことりが注文した大きなチーズケーキだった。

「これが夕食なんですか?」

海未は驚いたように言った。

「流石自由の国やねぇ〜」

希は感心したように言った。

「それ……関係ある?」

真姫は希を見て言った。

「ゴクッ……お前ら喋ってないで食えよ。冷めちゃうぞ」

ナオキは食べ物をのみ込んで言った。

「そうね……早く食べましょう」

絵里がそう言うとみんな席に戻ってご飯を食べた。

 

 

 

〜ラブライブ!(ナオキ・ことり)〜

 

 

 

 

「ふぅ……食った食った……」

ホテルへの帰り道、ナオキはお腹を叩いて言った。

「チーズケーキ、美味しかった〜」

ことりは満足気に言った。

「ふふっ…ナオキは相変わらずいっぱい食べてたわね」

絵里は言った。

「みんなが残したものまで食べてたものね……」

にこは言った。

「だって腹へってたし」

「ことりちゃんもあんな大きなチーズケーキ1人で食べたなんて凄いよ!」

穂乃果は言った。

「だってチーズケーキだもん!」

「ナニソレ…イミワカンナイ……」

真姫は言った。

 

そして10人はホテルのロビーで立ち止まった。

「よし、ほんなら明日は朝から飯食って、セントラルパークでランニングするから夜ふかしして寝坊しないように!

ほんなら各自、部屋に戻ろうか」

「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」

そしてみんな部屋に戻った。

 

 

〜ラブライブ!(μ's全員)〜

 

 

穂乃果・にこの部屋……

「ふわ〜!お腹いっぱーい」

穂乃果は部屋に入るなり、布団にダイブした。

「穂乃果寝ないでよね!ちゃんとシャワー浴びてから寝なさいよ」

「は〜い……」

穂乃果はそう言われると起き上がった。

「シャワー、先に使うわね」

「うん、わかった!」

そう言うとにこはシャワー室へと入った。

 

 

〜ラブライブ!(穂乃果・にこ)〜

 

 

 

 

 

海未・ことりの部屋……

 

ガチャ……

「ふぅ……気持ちよかった〜」

ことりはシャワー室から出た。

「ふふふふふ……ことり…やっと出てきましたね……」

海未は一人用のソファーに座ってカップケーキを食べ終わったのか、ことりを見て言った。

「ん?海未ちゃん……?」

「いざ………勝負です!!」

そう言って海未はトランプを出した。

「う……うん……いいよ……」

ことりは苦笑いして言った。

 

 

 

結果はみなさんご存知のはず………

 

 

 

 

 

 

 

「何故なのですぅ〜〜!!」

 

 

 

〜ラブライブ!(海未・ことり)〜

 

 

 

 

真姫・希の部屋……

 

ガチャ…

「ただいま〜」

希はシャワーを浴びてから売店へジュースを買いに行っていた。

「真姫ちゃん……はシャワーか……」

希は返事がないので真姫はシャワーを浴びているのだと悟った。

 

「真姫ちゃーん」

「ん?」

希はシャワー室の前で言った。

中からは真姫の声とシャワーの音が聞こえた。

「ジュース買ってきたよ」

希はジュースの入った袋を上げて言った。

「あ、ありがとう」

「冷蔵庫に入れて置くからね」

「わかった」

希はまた歩き出した。

 

 

真姫はそれからシャワーを止めた。

「ふぅ……」

真姫は体を拭いてパジャマに着替えた。

 

「この曲で最後………か………」

真姫は静かにそう呟いてシャワー室を出た。

 

 

希はパジャマに着替えてジュースをテレビの下の棚にある小さな冷蔵庫に入れた。

「ん?」

顔を上げた希は棚の上のあるノートに気づいた。

そのノートには『Music』と書かれていた。

「真姫ちゃんのかな?」

希は冷蔵庫を閉じてその本をペラペラとめくった。

そしてあるページに目が止まった。

 

「これって……」

「なに勝手に見てるのよ……」

シャワー室から髪を拭きながら出てきた真姫は希に言った。

「あ……ごめん……つい、出来心やったんや……」

そう言って希は真姫にノートを返した。

「別にいいわよ……それより……中、見たの?」

真姫はそれを受け取って言った。

「……うん………」

真姫は自分の寝るベッドへと向かった。

 

「真姫ちゃん……でもそれって新曲じゃ……」

「いいの………

私が勝手にやってるだけだから……気にしないで……

また披露したいとか、思ってないから」

真姫はタオルで隠しているが、切なそうな顔で言った。

 

「やっぱり真姫ちゃんは素直やないな……」

希は真姫に聞こえない大きさでそう言った。

 

 

 

 

〜ラブライブ!(希・真姫)〜

 

 

 

 

 

花陽・凛の部屋……

2人はシャワーも浴び終わり、電気を消してベッドに座って目をキラキラさせて街を眺めていた。

「わ〜!」

「綺麗だね……」

「うん……」

「………凛ちゃん…どうしたの?」

花陽は凛の方を向いて言った。

「なんか……全然知らない場所にいるって……不思議な気持ちだな〜って……」

花陽はもう一度窓の方を見た。

「………本当に遠くに来ちゃったね……」

花陽はそう言うと少し寂しそうな顔をした。

「……かよちん……寂しいの?」

「………うん……ちょっぴり……寂しい……」

すると凛はフードを外して花陽にもたれた。

「……大丈夫だよ……」

「ありがとう…………あったかい………」

「へへへへへ………今日は一緒のベッドで寝てあげるね」

「………ありがとう……」

2人は一緒のベッドに入り寝ることにした。

 

 

 

 

〜ラブライブ!(凛・花陽)〜

 

 

 

 

海未・ことりの部屋……

 

「何故……何故………なのですか……」

海未は両手を目に当てて言った。

「えっと………海未ちゃん、もう寝よう?明日も練習だし………」

「ダメです!まだです!!

もう一度です!」

「えぇ〜!」

「なにかある……なにかあるはずです!」

「ズルはしてないよ〜」

「ならばもう一度です!」

「そんな〜!…ぅぅ……穂乃果ちゃ〜ん!」

 

 

 

穂乃果・にこの部屋……

 

「ん?誰か呼んだ?」

「呼んでないわよ……何言ってんの?」

「そう?ならいいけど……」

「それより早く寝るわよ。

明日も早いし、美容にも悪いし」

「え〜!もっと遊ぼうよ〜にこちゃ〜ん」

穂乃果はにこに抱きついた。

「もう!離れなさいよ!

もうなんで穂乃果と一緒の部屋なわけ!」

「だって……くじで決まったんだもん……」

「まぁ…そうだけど……さ、わかったら早く寝る」

「は〜い………」

穂乃果は少し落ち込んだ様子で戻った。

「……………はぁ……しょうがないわね……」

「ふぇ?」

「一緒のベッドで寝てあげるわよ……」

「ほんと!?わ〜い!にこちゃん大好き!」

「はいはい……」

穂乃果とにこは一緒のベッドで寝ることにした。

電気を消してからにこはパックをした。

 

 

「ねぇねぇにこちゃん……」

「ん?なによ………」

「明日、楽しみだね………」

「まぁね……明日も朝から練習なんだし寝るわよ……」

「うん……おやすみ……」

「おやすみ………リーダー……」

 

 

 

 

 

 

〜ラブライブ!(穂乃果・にこ・海未・ことり)〜

 

 

 

 

 

 

 

ナオキ・絵里の部屋………

 

「…………なんでおれは………」

ナオキはパソコンに向かっており、ヘッドホンを外して天井を見上げて言った。

「もう……終わりのはずなのに………な………」

ナオキは画面を見つめていた。

 

 

 

ガチャ……

「ナオキ出たわよ〜」

絵里はシャワー室から髪を拭きながら出てきた。

「おう……じゃあ次入らせてもらうか……」

「えぇ…」

ナオキはシャワー室へと向かった。

 

 

 

シャーーーーー

「おれは……まだ……みんなでやりたいと……思っているのか………ははは……」

ナオキはシャワーを浴びながら呟いた。

 

 

 

 

「あら…パソコン付けっぱなしだわ……」

絵里はナオキがシャワー室に入った後、ナオキのパソコンが付いたままだというのに気がついた。

「あら?音楽が………」

するとどこからかかすかに音楽が聞こえてきた。

絵里はそれがヘッドホンから聞こえてくるのに気がついて、不思議に思い耳に当てた。

「聞いたことないわね……パソコンに歌詞が書いてある……しかもμ'sって……」

絵里はそのナオキの歌っていた曲に聞き入っていた。

 

 

 

「でも……なんで……」

曲が聞き終わると絵里はヘッドホンを置いて言った。

 

「……聞いたんか?」

「……ナオキ……」

ナオキはシャワー室から出ると絵里がパソコンのいる前にいたので言った。

「はぁ……聞かれちまったか……」

ナオキはパソコンを閉じた。

「ナオキ……それって新しい曲じゃ……」

「………………」

ナオキは返答しなかった。

「ナオキ……もしかして………」

「……多分な………きっとおれはまだ『μ's』に執着してるんやろうな……」

「ナオキ……それは……みんな同じと思うわよ?」

「………そうか……でもこれは……おれだけの曲になりそうや……」

「……ナオキ………」

絵里は切なそうな目でナオキを見た。

「ははは…そんな表情すんなよ……」

ナオキは絵里の頭を撫でた。

「……でも………」

「いいんやよ……これで……」

「……ナオキがそう言うなら………」

「さぁ…明日も早いし寝ようか……」

「えぇ………」

2人はハネムーン仕様のベッドに入った。

 

 

「ナオキ……」

「ん?」

「おやすみ………」

「あぁ……おやすみ……チュッ……」

2人はいつものようにおやすみのキスをして眠りについた。

 

 

 

 

 

〜ラブライブ!(ナオキ・絵里)〜

 

 

 

そして朝……

 

 

穂乃果・にこの部屋……

 

 

「ん……なに……重い……重いよ〜ん?」

「メェ〜?」

にこが重いと感じ目を開けるとパカさんがいた。

「うわぁぁああああ!!」

にこは驚きの声をあげる。

「ぐるぅぅうう!!」

そしてアルーさんが布団の中から現れた。

「ひぃぃいいいい!!ガクッ……」

そしてにこは気絶した……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という夢を見たにこが目を覚ました。

 

「………なによさっきの夢は………」

にこはさっき見た夢を覚えていて天井を見上げた。

さらに寝相が悪い穂乃果はにこの上に乗っかっていた。

「しかも……なにこれ………ちょっと穂乃果ーーー!!!」

にこは穂乃果を横に転がした。

 

ゴロゴロ……

「ん……?なんでにこちゃんがうちにいるの〜?」

穂乃果は起き上がり、寝ぼけて目をこすりながらそう言った。

「ここはあんたのうちじゃなくてアメリカのホテルだからよ!どんなけ酷い寝相なの全く!あんたが寂しそうな顔してたから一緒に寝てあげたのに……もう!」

 

ボフッ…

そう言ってにこは穂乃果に枕を押し付けた。

「ん〜!あ、そうだ!私ね、夢見たんだよ!」

穂乃果は押し付けられた枕をどけて言った。

「夢?そんなの私も見たわよ……思い出したくもないわ!」

にこはそっぽを向いて言った。

「私はね………ライブが成功する夢を見たんだ!」

「………ライブが?」

にこは『ライブ』というのを聞いて穂乃果の方を向いた。

「うん!みんなで楽しく歌って、踊って……ライブが成功する夢!」

「……そう……ふっ…成功するなんて当たり前じゃない!」

「うん!だよねっ!」

「さぁ、早く着替えるわよ!」

「は〜い!」

にこと穂乃果は練習着に着替え始めた。

 

 

 

〜ラブライブ♡(穂乃果・にこ)〜

 

 

 

海未・ことりの部屋……

 

「ん……ふわ〜」

ことりは起き上がり、あくびをした。

「あ、ことり…おはようございます」

「おはよう〜海未ちゃん……早いね」

ことりが起きると既に海未は練習着に着替えていた。

「朝早いのは慣れていますからね。

それよりことりも早く着替えてください。もうすぐ朝食の時間ですよ」

「うん!わかった!その前にシャワー浴びてくるね」

「あ、はい」

ことりはシャワー室へと向かった。

 

 

 

 

〜ラブライブ♡(海未・ことり)〜

 

 

 

 

 

希・真姫の部屋……

 

 

ガチャ……

「ふぅ……希、まだ寝てるの……?はぁ……」

真姫はシャワー室から髪を拭きながら出てきて希が寝ているのを見て呆れてため息をついた。

「すぅ…すぅ……すぅ………」

「誰よ『明日は早く起きんとな』って言ってたのは……早く起きなさいよ〜」

「う〜ん……あと5分……むにゃむにゃ……」

「…って言うか希、練習着に着替えてるじゃない!?」

「………バレた?」

「もう!ナニソレー!」

なんと希は既に起きて着替えており、狸寝入りをしていたのだ。

「えへへへ……んーー!!気持ちいい朝やね〜……」

希は体を伸ばして言った。

「話しそらさないで!」

真姫は怒っているようだ。

 

 

 

 

 

〜ラブライブ♡(希・真姫)〜

 

 

 

 

凛・花陽の部屋……

 

「凛ちゃん……凛ちゃん……起きて……」

花陽は凛を揺すっていた。

「ん……にゃ?なんでかよちんが凛の家にいるの?」

凛は起き上がり、目をこすりながら言った。

「もう…ここはアメリカだよ?早く着替えないと時間が…」

「そうか……アメリカにいるんだったにゃ〜………はっ!着替えなきゃ!かよちんも早く!」

「もう…凛ちゃ〜ん……」

凛と花陽も練習着に着替え始めた。

 

 

 

〜ラブライブ♡(凛・花陽)〜

 

 

 

 

 

ナオキ・絵里の部屋……

 

「ん……?おっ…朝か……」

ナオキは目覚めると目をこすった。

 

「絵里はまだ………寝てるか……」

ナオキは右で寝ている絵里を見て言った。

「すぅ……すぅ……すぅ…………」

絵里は気持ちよさそうな寝息をたてて寝ていた。

「……寝顔……かわいいな……」

ナオキは絵里の頭を撫でて言った。

「ん……すぅ……すぅ………」

「ふふっ……えい…」

ナオキは次に絵里の頬をツンとつついた。

「ん……ん………」

「お、そろそろ起きるかな?」

絵里はそろそろ起きそうな仕草を見せた。

「ん……おばあさま………」

「ん?」

「……おばあさま………」

「おばあさま……か………やっぱり会いたいんか…最近会ってないって言ってたし……」

「ん……おばあさま…………」

「ははは……そろそろ起こすか……」

ナオキは絵里を揺すって起こそうとした。

「ん……ナオキ………」

「ん?今…おれのこと……」

「ナオキ……ふふっ……もう………」

「…っ……かわいい………」

「……ん?……ナオキ……?」

すると絵里は目を覚まし、細目でナオキを見た。

「あぁ……おはよう」

「…おはよう……もう朝なの?」

「あぁ…早く着替えて準備せんとな……」

「えぇ……私、シャワー浴びてくるわ」

「おう…おれはその間に着替えたりしとくわ」

「わかったわ……」

絵里はシャワー室へと向かった。

 

「さて、着替えるか……」

ナオキは着替え始めた。

 

 

 

 

〜ラブライブ♡(絵里・ナオキ)〜

 

 

 

 

10人は着替えて朝食を食べるためにホテル内のレストランに入るのでロビーに集まった。

「よし…これで全員やな……じゃあみんな、改めておはよう」

「「「「「「「「「おはよう(ございます)」」」」」」」」」

ナオキが言うとみんなが声を合わせて言った。

「じゃあこれから飯食いに行くぞ〜。

ちゃんと力つけて練習するぞ〜!」

「「「「「「「「「お〜!」」」」」」」」」

そして10人はホテル内のレストランに向かい、朝食を食べるのだった。

 

 

 

 

 

次回へ続く……

 

 






ありがとうございました!
今回は夜や朝の各部屋シーンを中心に進めました!
いやぁ……絵里可愛かったな(確信)

さて、映画編の次回も気になるところでしょうが、14日に記念回を投稿します!お楽しみにしてください!

そして新しくお気に入りしてくださった、白犬のトトさん、鍛冶さん、白黒sさん、星空あおさん、コールダック86さん、クロマルちゃまの息子さん、機動破壊さん、kizuna LL'MEKさん、ありがとうございます!

それでは感想など心よりお待ちしてます!!























「やぁ」

!?……誰だ!?

「"私はシベリアの妖精"……お前もシベリアの名を持つものならば"涙を流して我を讃えよ"」

シベリアの妖精?
知らない人ですね……

「おいおい、とりあえず言うこと聞けや」

オコトワリシマス

「なら…………
"あ!あれは南條さんじゃないか?!"」

なに!南ちゃんだと!!どこどこ!?

「"あ……間違えた、ブリトニーだった"」

南ちゃんじゃないのかよ!てか誰だよ!

「え…まさか知らんの?」

知らん!!

ポン…
「…………」

な…なに肩に手置いてんだよ………

「"お前には過去もない、未来もない。ならばせめて現在という名の地獄を与えよう"……」

ナニソレイミワカンナイ!!

「"凛ちゃんと言えば〜"」

"イエローだよぉぉぉ!"
って何言わせんだよ!!

「なんとなくだよなんとなく!」

はぁ?

「なんとなくやりたかったんだよ!」

それならかしこいかわいい?

「エリーチカーーーー!!」

ハラショー!
ってやれよ!

「へいへい、アイアムソーリ、ヒゲソーリっと……
はい……」

………なんでこのタイミングでチョコバナナ?

"「しゃぶれよ」"

何故だ!?

「いいからいいから〜」

はぁ……わかったよ………
はむっ……ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱ……………
おお……うまいなこれ……

「ふっ……お前がこれをしゃぶったってことはそろそろお別れの時間ということだ……」

え……シベリアの妖精さん……
体が……消えて………

「ははは……これからも執筆……頑張れよ…」

シベリアの妖精さん………


「最後に……これだけ言わせてくれ……」



なんだ?



「すぅ……………」




なにを言うつもりなんだ………?



















「"イワーーーーーーーーーーク!!"」


なんでそれ言って消えんの!?

あ、紙が落ちてる…………

えっと……『最後にこれを言え』?

なんでおれが好きな言葉知ってるんや………あいつ………

よし……すぅ…………

















"俺たちの戦いは、これからだ!"












はい、という事でありがとうございました!
これはTwitterのあるタグでリプをくれたらそれでssを書くという……ね。
なので、後書きに書かせてもらいました!
なんかもうわけわからんことに………
出演はリプでせっかくいただいたのでキャラクター化させてもらった……
「シベリアの妖精」
そして作者の……
「シベリア香川」
でした!
リプをくれた方々、ありがとうございました!
リプでくれたものは""を付けていますよ!


それでは今度こそ、感想などお待ちしてます!
次回の記念回、お楽しみにしてください!

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