ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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ではでは、ついに新章に突入です!
アメリカではどんな出来事が待っているのでしょうか!?

ここでアメリカ編での注意事項が…
アメリカではもちろん英語が使われます。
なのでここは英語のセリフはちゃんと英語で書きます!
そしてそのあとに『』で日本語訳を書きます!
例えば……
「Hello!『こんにちは!』」
みたいな感じです!
今回は前回のラブライブ!はなしでいきます!
そして最後にはお知らせもあります!

それでは…The school idol movie第2章…スタートです!



The school idol movie第2章〜アメリカで舞う女神たち〜
第98話「旅のはじまり」


 

 

 

 

 

 

飛行機内……

「えっと…私たちの席は………あっ、あった!」

絵里は席を探し、見つけるとそこに座った。

「ふぅ…やっと座れる……」

ナオキはやっと座れて安心した。

「さ、空の旅を楽しもうやん!」

希は言った。

「そうね……ってナオキ…どうしたの?」

絵里は座ってから様子がおかしいナオキに声をかけた。

 

「………………」

 

「「ナオキ(くん)?」」

 

 

「…………おれ寝とくわ…」

 

「「え!?」」

「……アメリカに着いたら起こして…

おやすみ」

 

「「えぇ……」」

 

ナオキはそのまま目を瞑ってしまった。

 

「はぁ…なんでナオキは寝てるのよ…」

真姫は呆れたように言った。

「ナオキくん寝ちゃったのぉ!?」

花陽は後ろを見て言った。

「なんでにゃ!?」

凛も後ろを見て言った。

「はぁ…そんなに疲れてたってこと?」

にこは言った。

 

「「「あははは……」」」

だが穂乃果、海未、ことりはなにかを察したように笑っていた。

 

「…3人ともこの理由がわかるの?」

真姫はそんな3人を見て言った。

 

「あははは…あのね…ナオキくんって高いところじゃん…」

「それでナオキくん怖いんだよ〜」

「修学旅行のときもずっと目を瞑っていたんです…」

3人はみんなに説明した。

 

「「「「「「あ〜」」」」」」

みんなは納得して声をあげ、ナオキの方を向いた。

 

ナオキの額には少しだが汗が流れていた。

 

「ふふっ…どうやら図星のようやね」

 

 

 

ポン…

「もうすぐ離陸致しますのでシートベルトを締めてください」

 

 

「さ、みなさん…シートベルトを締めてください」

海未がそう言うとみんなはシートベルトを締めた。

 

「あ、ナオキシートベルト締めてないじゃない……もう……」

絵里はナオキにシートベルト締めた。

 

 

(やばい…これは………絵里の胸が当たっている……これって絵里がシートベルト締めてくれてるんやよな……い…いいのか……周りから子供みたいって思われてたりしないのか……ああああ…プニプニ当たってる〜……)

 

とナオキは頭の中では騒いでいた。

だが、周りのみんなはナオキが少しにやけているのが分かっていた。

 

「にひ……えりち〜ナオキくんにやけとるよ」

 

(なっ…希め……)

 

「え….ナオキ?起きてるの?」

絵里は驚いた顔でナオキを見た。

 

「……バレた?」

ナオキは片目を開けて言った。

「なによ…起きてるなら自分で締めてよね…」

「ははは…すまん……」

「さ、もうすぐ離陸やで」

「なに!?……お……おれは今度こそ寝るから!」

「ちょっとナオキ〜」

 

ナオキはまた目を瞑った。

 

「「「「「「「「「はぁ……」」」」」」」」」

 

 

そして飛行機は離陸した。

 

 

(やばい…動いてる……これ…動いてる……寝たふり……寝たふり……)

 

 

ギュッ……

 

 

(?…誰かが手を握ってくれてる……

この手の感覚は……絵里……)

 

絵里はナオキの手を握った。

そして小声で…

 

「大丈夫よ……私が付いてるから……」

 

そしてナオキは目を開け、絵里の方を向いた。

「絵里……」

「ふふっ…やっと目、開けたわね」

「あぁ……そうだな…絵里がいるから大丈夫か……」

「ふふっ…」

 

そして飛行機はアメリカへと向かうのだった。

 

「あれ?そう言えばアリスさんは?」

穂乃果が思い出したように言った。

「あぁ…アリスさんならファーストクラスに乗ってるぞ」

ナオキがさらっと言った。

「なぁ〜んだ……」

穂乃果は安心したようにイスにもたれた。

 

「「「「「「「「「…ファーストクラス!?」」」」」」」」」

 

みんなが声を合わせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしておそらく12時間ほどの飛行機の旅は終わりを告げるのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカ……

 

NY空港……

 

「はぁ……やっと着いた……」

「ホントだよぉ〜」

「もう疲れたにゃ〜」

「なんでこんなに時間がかかるのよ……」

ナオキ、穂乃果、凛、にこは疲れを見せていた。

 

「なによ…だらしないわね……」

真姫は呆れたように言った。

「…うっせー」

 

「さて、そろそろ移動しないとですよー」

アリスは手を叩いて言った。

「そうですね…じゃあみんな先にホテルに行っといてくれ…おれはまた向かうから」

「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」

 

そしてみんなはタクシー乗り場へと向かい、アリスはナオキに「さぁ、こっちでーす」と言い、リムジンが待っている駐車場へと歩いた。

 

「ナオキ…気をつけてね」

絵里はナオキに心配そうに言った。

「あぁ…わかってる……」

 

「じゃあまたあとで……チュッ…」

 

絵里はナオキの頬にキスをするとタクシー乗り場へと向かった。

 

ナオキはそんな絵里を見ながら頬を触り唖然としていた。

 

周りの人たちは「Oh…『おお…』」などと言ってナオキを見ていた。

ナオキはすぐにアリスの歩いていった方へと向かった。

 

 

 

「ラブラブですねー」

「……はい……///」

 

 

 

 

駐車場……

 

「Hey!Alex!!『あっ!アレックス!!』」

アリスはある男性を見つけると声を上げた。

「Oh, Ms.Alice! It's been a long time.『ああ、アリス様!お久しぶりです。』」

「It's been a long time!『お久しぶり!』」

「あの〜アリスさん、こちらの方は?」

ナオキは戸惑いながらアリスに聞いた。

「Oh!紹介がまだでしたー!

ナオキくん、こちらは私のところの執事のアレックスでーす!リムジンの運転をしてくれまーす!

Alex, this is Naoki Kagawa. The person who helps μ's.『アレックス、こちらが香川ナオキくん。μ'sをお手伝いする人よ。』」

アリスはナオキにアレックスを、アレックスにナオキを紹介した。

「Oh, indeed! Nice to meet you.『あぁ、そうでしたか!よろしくお願いします。』」

そう言ってアレックスはナオキに右手を出した。

「Nice to meet you too.『こちらこそよろしくお願いします。』」

ナオキはアレックスの手を握り、握手をした。

「さぁ、テレビ局へレッツゴーでーす!」

アリスはリムジンの方へと向かった。

「This way, please.『こちらへどうぞ。』」

アレックスはナオキにリムジンのある方へ腕を伸ばした。

「OK!『はい!』」

ナオキはリムジンへと乗り込んだ。

 

 

「リムジンって初めて乗りましたけど凄いですね…ハラショー……」

ナオキはリムジンの中をキョロキョロと見回していた。

「ふふっ…喜んでくれてるみたいでよかったでーす」

 

そしてリムジンはテレビ局へと向かった。

 

 

 

 

「おーー!!」

ナオキは窓から見える立ち並ぶビル、大きな川などの景色に感動していた。

 

 

しばらくして……

 

「あ、あれがパパが社長のテレビ局……『Angel TV』でーす!」

アリスが指を指した先に大きなビルがあり、『Angel TV』という看板も出ていた。

 

「あれが………でけぇ……」

「ふふっ…このテレビ局はアメリカでNo.1なんですよー」

「ハラショー……だからこんなリムジンまで……」

「イエス!」

 

そしてリムジンが停車した。

 

「着いたみたいですねー。

…さ、レッツゴー!です!」

「はい!」

 

ナオキとアリスはリムジンから降りるのだった……

 

 

 

 

次回へ続く……

 

 






ありがとうございました!
変なところで切ってすみませんww

さて、これからの予定ですがみなさんご存知かと思いますがスクフェスにて絵里のイベントが始まります!
なので前回と同じく、絵里イベ中は活動を停止します。
あ、でもバレンタインの記念回を予約投稿するのでそのときは読んでくださいね!

さらにさらに!

なんと……

μ'sファイナルライブの初日に当選いたしました!!!
そのメールを見た瞬間、感動しました!
初日に現地に行く方、会いましょうね!
(金が……あっ……)

そして新しくお気に入りしてくださった魔法師さん、リヴァルさん、疾風の警備員さん、天哉さん、橋爪崇弘さん、ニセフキンさん、ありがとうございます!
それでは感想などお待ちしてます!


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