ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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※内容を一部変更しました


第10話「月」

 

前回の妄想物語

講堂でのライブは大成功!

そしてそのあとナオキのおごりでワ〇カルに行くことに!

 

「うーん……やっぱり焼肉は最高やねーー」

「ふふふ…ほんと希は焼肉好きねー…」

「それじゃ、みんな、今日はお疲れ!みんな家に帰ってゆっくり休むこと!明日から練習頑張ろう!」

「おーー!!」

ナオキが言うとみんな言った。

「じゃあみんなまた明日ー!」

穂乃果は海未とことりと一緒に帰っていった。

「バイバーーイ!」

凛は花陽と真姫と一緒に帰っていった。

「じゃあ、私はこっちだから」

にこは帰っていった。

「なぁえりち!」

「ん?どうしたの希?」

「ナオキくんと仲良く帰るんやで」

希はニヤニヤしながら絵里に耳打ちで言った。

「ちょっ…希!////」

絵里は顔をあかくして言った。

「じゃあ…絵里、帰ろうか?」

「え、う…うん」

絵里とナオキは帰っていった。

「いやー肉うまかったなー」

「そうね…」

「あ、そうだ…ガムそろそろ出すか?」

「あ…そうね…」

そう言うとナオキはポケットからティッシュをだした。

「はい、ティッシュ」

「ありがとう……」

「あ、はい、ゴミ袋」

「えっと……ナオキって…用意周到ね…」

「そ、そんなことないよ…たまたまだよ」

「ナオキって…ほんとに優しいわね…小さい頃もそうだったわね…(そういう所が好きになったんだけれど…)」

「お…おう…////」

ナオキは顔をあかくして言った。

 

それからしばらく歩いて……

「絵里、疲れたのか?」

「え…ええ…少しね…」

「んー…そこのベンチで休憩しようか…」

「うん…そうね……」

絵里とナオキは公園のベンチで休むことにした。

「ふぅー……」

「ナオキも疲れてたのね…」

「いやー絵里ほどではないやろう」

「そ…そうね…」

ナオキと絵里は空を見上げた。

「星、きれいだなー」

「そうねー」

「大阪のおれんちの方は結構星見えたけど東京に来て星は見れてなかったな…」

「なに?ホームシックってやつなの?」

「そ…そんなんじゃねーよ……」

「もしかして…図星?」

「星だけに?」

「……………ナオキ………」

「…………ごめん……」

2人はまた空を見上げた。

「月が綺麗だな……」

「え……」

「ん?どうかしたのか絵里?」

「え………その……///」

絵里は顔を真っ赤にしていた。

ナオキは自分の言ったことの意味をわかっていない。

「もう…ナオキったら……そういう意味で言ったの?それとも…」

「そういう意味?おれはただ月が綺麗だから…」

「もう………」

そう言うと絵里はナオキにもたれた。

「ちょっ……絵里……」

「いいでしょ……ナオキ……」

「うん………////」

ナオキも顔をあかくした。

 

しばらくするとナオキにもたれたまま絵里は寝ていた。

「しょーがねーな……」

ナオキは絵里をおんぶして絵里の家までおくった。

 

ピンポーン……

「はーい……あ、ナオキさん!あれ?おねぇちゃん寝ちゃったんですか?」

「うん……ごめんやけど絵里の部屋まで案内してくれるかな?ベッドに寝かせるわ」

「わっかりました!」

「よいしょっと……」

「ん………」

「ちょっ……」

ナオキは絵里をベッドに寝かそうとしたら絵里は腕をはなさずナオキはそのままベッドに倒れ込んでしまった。

(絵里の顔がちか……///)

 

「ナオキさん、泊まっていったらどうですか?」

「えっ…それは…」

「じゃ、おやすみなさーい」

「あ…亜里沙ちゃ……まじかよ……」

(絵里……かわいいな……あの頃よりもさらにかわいくなった……)

「ん………」

 

 

すると絵里は目をあけた。

「あ………」

「あれ?……なんで……ナオキが……」

自分のしていることに気づいた絵里の顔はどんどんあかくなりむこうをむいた。

「ご、ごごごごごごめんなさい!わ、わたし……////」「だ、大丈夫だよ……」

2人の顔は真っ赤になった。

「亜里沙ちゃんに泊まっていってって言われたけど帰るな…」

ナオキが帰ろうとすると

「まって!」

「ん?」

「そ……その……泊まっていって……」

「わ、わかった……じゃ、おれ床でねるわ……」

「いいえ……その……隣で寝て……////」

「は?////」

ナオキは一瞬聞き間違いかと思った。

「もう……何回も言わせないでよ………バカ……///」

「わ…わかった……」

2人は背合わせで寝ることにしたのだった……

 

 

次回へ続く


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