ラブライブ!〜1人の男の歩む道〜   作:シベ・リア

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お久しぶりです!
さて、今日から待ちに待った映画だよ!

え?ライブ先行の結果?
ふっ…そうだな………
ありふれた悲しみの果て…とだけ言っておこう……

それでは、前回のラブライブ!を……
あ、前は『前回の妄想物語』やったけど題名変えたんで『前回のラブライブ!』にします!
それでは…絵里がお送りする前回のラブライブ!



The school idol movie〜NEW STAGE〜
第93話「新しい知らせ」


 

前回のラブライブ!

卒業式を終えて、お別れ会をした私たち!

そしてその後私はナオキに生徒会室に連れられて……

 

「おれと結婚してください!!」

 

「……はい!」

 

ナオキは私にプロポーズしたの。

私の答えはもちろんOK!

そして……なにやら新しい知らせが…

 

 

 

 

「はわわわわわわ……」

花陽は校門から走って部室に戻り、パソコンの"あるサイト"をみて驚いていた。

 

ガチャ…

「花陽ちゃん!」

そして穂乃果が入ってきた。

 

「ドゥ……ドゥームですぅ……」

「ドゥ…ドゥーム?」

 

そして続々とみんなが入ってきた。

 

すると花陽は立ち上がって……

 

「…ドーム大会です!!!」

「「「「「「「「「ドーム大会!?」」」」」」」」」

「そうなんです!ラブライブ!運営委員会が"第3回ラブライブ!"の東京ドーム…通称秋葉ドームでの開催を検討しているんですぅ!」

「東京ドームっていつも野球やってる?」凛は言った。

「あんな大きな会場で!?」絵里は言った。

「私たち…出場できるの!?」にこは言った。

「いやいや、ウチらはもう卒業したやん!」希は言った。

「今月まではまだスクールアイドルよ!」

「はぁ…そういうがな、恐らく開催は3月以降だ…"スクールアイドルとしては"出れないだろ?

しかし……東京ドームか……結構な広さだな……観客も多分本戦の会場の10倍ぐらいかな?」

「「「「「「「「「10倍!?」」」」」」」」」

みんなが声を合わせた。

 

「やっぱりここね」

盛り上がっていると理事長が部室を覗いた。

「あれ?理事長…」ナオキが言った。

「お母さん…」ことりが言った。

「その顔は聞いたようね…次のラブライブ!のこと…」

「はい!本当にやるんですか…ドームで!?」穂乃果は言った。

「まだ確定ではないけどね…そしてμ's宛に知らせがきたわ……はい、どうぞ」

「ありがとうございます……」

そして理事長はナオキに封筒を渡した。

それにはかの有名なあの国の、ある国から送られた像……自由の女神像の切手が……

 

「まて…これ英語だ……」

「「「「「「「「「えぇ!?」」」」」」」」」

「ちょ…近っ……////」

みんなはナオキに近づいて、その手紙を覗いた。

 

「これって…まさか……」真姫は言った。

「……まさか………」そして穂乃果も…

 

「そう…あなたたちに行ってもらうのは……アメリカよ!」

「「「「「「「「「「アメリカ!?」」」」」」」」」」

みんなは驚いた。

だが、1番驚いていたのはナオキである。

 

(なんだよ……アメリカに行ってもらうって…こういう事か………)

 

「ナオキ…どうかしたの?」絵里は言った。

「いや……おれ実は明日おじさんに呼び出されてて…多分この事だろうな…」

「でも…アメリカですか……」海未は言った。

「不安か?」

「えぇ…少し……」

「まぁ…おれも海外に行くのは初めてだが、スクールアイドルの為だ…頑張ろう!」

 

そしてみんながコクリと頷いた。

 

「じゃ、出発は来週よ。それまでに準備とかしておきなさいね」

「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」

 

そして理事長は理事長室へと戻って行った。

 

「……みんな……」ナオキは言った。

「どうしたの?」ことりは言った。

 

 

「ラブライブ!が終わったらμ'sはおしまいにすると言った…だから抵抗があるのもわかる。

でもさ、最後にいっちょスクールアイドルの為に一肌脱ごうぜ!」

 

そしてみんなは顔を合わせて頷いた。

 

「よし、それじゃあ明日もここに集合な!おれは本部に行ってからこっちに来るから」

「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」

 

そしてみんなは解散するのだった。

 

 

 

 

 

ナオキと絵里はマンションの前まで来ていた。

絵里はさっき付けた誓いの石が付いた指輪を見ていた。

 

「またお父さんとかに挨拶しなきゃな…」

「えぇ…ナオキの方にもね」

「あぁ……まずは亜里沙ちゃんか……」

「そうね……ふふっ…きっと喜ぶわよ」

 

そして2人は絵里のマンションの部屋の前まで来た。

 

ガチャ…

「ただいまー」

「おじゃましまーす」

「あ、ナオキさんいらっしゃい!」

ドアを開けると亜里沙がリビングから出てきた。

「よぉ、亜里沙ちゃん」

「あれ?お姉ちゃん……指輪……」

「ふふっ…気づいた?」

「亜里沙ちゃん…おれな……絵里にプロポーズしたんだ……だからこれからは"お義兄さん"って呼んでもいいで」

「…ほんとうですか!?」

「あぁ……」

「ささ…上がってください!お義兄さん!」

 

 

そして3人はリビングへと向かった…

 

ガチャ……

 

「やぁ…絵里」

「卒業おめでとう…」

「パパ!?ママ!?」

「ハラショー……」

 

なんとそこには絵里のお父さんの秋良とお母さんの里美がいた。

 

「驚かせてすまなかったな」

「大事な娘の卒業の日なんだもの…ちょっとサプライズ…ね」

「ナオキくんもよく来たね…」

「はい、それで……少しお話があるんですが……」

「ん?なんだ?ま、座りなさい」

「はい」

 

そしてテーブルを挟んで秋良と里美とナオキと絵里が座った。

 

「お父さん、お母さん……実は……さっき絵里に……プロポーズしました……」

 

「「…………」」

 

絵里の両親は先程まで笑っていたがナオキがそう言うと真剣な表情をした。

「なので……おれと絵里の結婚を認めてください!

絵里を……娘さんを………

僕に下さい!!!!」

ナオキはそう言って頭を下げた。

「私からもお願いします!

ナオキと結婚したいの!」

絵里も頭を下げた。

 

「「……………」」

 

絵里の両親は黙ったままだった……

沈黙の時間がしばらく続いた…

 

すると……

 

「ふっ……頭を上げなさい…2人とも……」秋良は言った。

「「えっ……」」

「……2人の結婚を認めよう…」

「私も同感よ…」里美も言った。

「パパ…ママ……」

「お父さん…お母さん……」

「ナオキくん…お義父さんとお義母さんと呼びなさい…」

「はい!お義母さん」

「ふふっ…それじゃあご飯にしましょうか」

「ママ、私も手伝うわ!ナオキも食べるでしょう?」

「あぁ!」

里美と絵里はご飯の準備を始めた。

 

 

 

「そうだナオキくん…」

「はい?」

「絵里との婚約に当たって条件がある」

「条件?」

「一つは…必ず絵里を幸せにすること、次に…絵里を一番に思うこと、

次に…絵里を大事にすること…そして……」

「そして?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前たちには同棲してもらう」

 

 

 

 

 

 

 

 

「「ど…同棲!?」」

 

秋良から出された最後の条件は…なんと絵里とナオキとの同棲だった。

 

「ちょっと待ってよパパ!///

マ…ママはいいの!?」

「えぇ…これは秋良くんと決めたことよ?」

「亜里沙はどうするのよ!?」

「一緒に住めばいいじゃない」

「ハラショー!お義兄さんとお姉ちゃんと3人で暮らすの!?」

「ナオキくん…どうする?」

 

「………喜んで!!!」

「もう…わかったわよ……いつから同棲すればいいの?」

「明後日からだ」

「「明後日!?」」

「あぁ…確かナオキくんのところは広かったよな?」

「はい…そこしか空いてなかったので」

「ならちょうどいいじゃないか!

明日、準備をしておきなさい…あと大家さんにも話とかしないといけないぞ」

「わかりました!今から行ってきます!」

そう言うとナオキは大家さんの元に行った。

「ちょっとナオキ〜!もう……」

「ふふっ…それだけ絵里と一緒にいたいのよ…」

「ははは…ナオキくんになら…絵里を任せても安心しそうだ」

「……うん…////」

 

 

 

そしてご飯の準備が終わった頃…

 

「はぁ…はぁ……OK出ました!」

「そうか…ならよかった……ささ、座りない」

「はい!」

 

そして5人はご飯を食べた。

 

「いやぁ〜ナオキくんに任せればおれたちも安心するよ」

「そうですか?」

「あぁ…絵里の夢も叶ったしな…」

「ちょっとパパ!/////」

「夢?」

「えぇ…昔絵里に大きくなったらなにになりたいって聞いたら、『私、大きくなったらナオキくんのお嫁さんになる!』って言ったのよ」

「そ…そうなのか?」

「う……うん……////」

「だからすぐにOKできたんだよ。

里美さんと決めてたんだ…もしナオキくんが絵里にプロポーズして挨拶に来たらOKしようって」

「そうだったんですか…」

「だから絵里をよろしく頼んだぞ…」

「はい!」

「私たちは明後日にはロシアに帰るからね。亜里沙は一緒に帰る?」

「ううん…私、スクールアイドルになって頑張らないといけないから、雪穂と練習するんだ!」

「そう…頑張りなさいよ」

「うん!」

「それでは…おれは帰りますね……

じゃ、また明日な」

「えぇ…また明日……」

 

そしてナオキは自分の部屋に帰っていった。

 

「さ、私も準備しなくちゃ!」

「食器とか少しはロシアに持って帰るわね」

「わかった…私は明日学校に行くからね」

「なんでだ?」

「あぁ…アメリカに行くことになったからその予定を決めるのよ」

「そうなのか!?ライブはするのか?」

「どうなのかまだわからないのよ」

「そうか…アメリカか……ま、楽しんでおいで」

「うん!さて、準備しなくちゃ!」

そして絵里と亜里沙は自室へと向かった。

 

 

「大きくなったな……」

「そうね……」

秋良と里美は今の絵里の姿を小さい頃の絵里の姿を重ねた。

 

 

 

 

そして翌日、ナオキの姿はラブライブ!運営委員会本部にあった……

 

 

 

 

次回へ続く……

 

 




ありがとうございました!
という事で映画の第1話目はまだ始まったばかりのところでしたーww
今回のメインは両親に挨拶をするところなので……
さて、ナオキはどんな話をされるのでしょうか!?
次回をお楽しみに!

そして、新しくお気に入りしてくださったポポイさん、ありがとうございます!
それでは、感想などお待ちしてます!

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