仮面ライダーハイセ   作:黒兎可

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変身中に攻撃を仕掛けるのは、タイヘンシツレイ!


#053 特点/刺削/境目

 

 

 

 霧に包まれた視界の中、何処かから現れた喰種。

 身の丈は大きく、見覚えのあるような赤い、剣のような赫子。しかしどこか、俺の記憶にあるそれよりも、形が歪んでいるように見えた。

 

 例えるなら、スクリューのような。ねじれた刃とでも言うべきそれは、洗練されてない荒々しさを感じさせる。

 

 全身にはローブ。前傾姿勢で降り立ったその顔面には――隻眼の、白い面のようなもの

 

 

「隻眼の……ッ」

 

 

 現れた喰種は、まごうことなく隻眼の梟だった。

 

 アキラの歯軋りの音が聞こえる。バレットを構えているが、篠原さんの指示は入らない。

 腕の力だけで動いて彼の方を見ると、気絶しているようだった。……あの最後のハイセの一撃が、致命傷に入ったのか? すぐにでも確認しなければならない。が、しかしこの状況ではそれも難しい。

 

 磯山上等たちも、隻眼の梟の出現に思考が停止しているのか。

 梟は自分の足元のハイセと、奥のラビットを一瞥する。

 

 ……まさか、逃げるのか?

 

 いや、そうではない。梟はハイセを持ち上げると、そのまま自分の口に近づけ――。

 

「く……、おおおおおおおおおおッ!」

 

 叫びながら、俺は立ち上がる。

 クラを握り、そして突貫。かなり無茶が続いているが、それでもアラタは俺に応え続けている。 

 

 両手のクラを受け止める梟。恐ろしいことに、アラタの腕力を持ってしても微動だにしない。

 

 だが片手で受け止めるには相手も無理があるのか、状態は拮抗していた。

 

「……眼帯を、連れて行かれる訳にはいかない。そいつは『コクリア送り』だ」

『……?』

「俺を、あの場で見逃したこいつには、聞きたい事が沢山ある――はぁッ!」

 

 力任せに振り下ろすと、梟の手からハイセが落ちる。

 止むを得ない、とばかりに俺はハイセの胴体をクラの側面で「打った」。

 

 ごろごろと何処かへ飛ぶハイセ。

 

「おおおお――ッ!」

『――リコンストラクション!

 クラ・デュアルチョップ!』

 

 制御装置を操作して、俺は梟に斬りかかる。

 だがそれに対して、右の振り下ろしを軽く受け流し、梟は、内側から伸びた「包帯の巻かれた手」で俺の顔面を掴んだ。

 

 

『――逃がしちゃうんだ。へぇ。

 亜門鋼太朗だっけ? 良い目してるねぇ』

 

 

「――ッ?」

 

 梟が、しゃべった?

 いや、何故俺の名前を?

 

 その声や言葉に、俺は違和感を感じた。だがそれが何なのか判断するより先に、梟の膝蹴りが俺を弾き飛ばす。背後でアキラの叫びが聞こえる。

 

 そのまま梟はラビットを掴み、天井近く目掛けて飛び上がる。そこにはパイプのように分岐した道筋があり、梟はその中を通っていった。そのパイプのような部分に入る際、一瞬体格が小さくなったように見えたのは、おそらく錯覚じゃないだろう。

 

 梟を前に怒りをあらわにしただろう、振るえた手で俺を抱き起こすアキラ。 

 

「……亜門、上等――」

「アキラ、篠原さんの方に行くぞ。

 誰か、医療班を――!」

 

 梟が消えた事で、全体が正気を取り戻す。

 

 アキラに肩を借りながら、俺は篠原さんの方へ向かう。俺が何かする前に、アキラがさっとマスクオフのスイッチを押した。

 

「……済まない、冷静じゃなかった」

「あの場で狙撃しなかっただけ、大したものだ。敵の行動を前線に集中させるのが、下級捜査官と上級捜査官が居る場合の――」

「違う、そうじゃない。……とにかく済まない」

 

 謝りながら、アキラは俺と何故か顔を合わせようとしなかった。

 

 

 篠原さんは、声をかけてしばらくで意識を取り戻した。

 

「肉はいくらかやられたけど、主にこりゃアラタを齧られた、って感じだな」

「アラタを? ……」

 

 あの暴走とでも呼べるような状態において、しかしやはり奴は奴だったということか?

 周囲を確認すれば、眼帯はもうこの場には居なかった。梟が消えたのと同時に視界が回復したため、全体がよく見渡せる。

 

 そして、篠原さんは思い出した。

 

 

「……そういえば、什造は?」

「……? そういえば、先行したままでした」

「向かってくれるか? こっちに帰って来ないって事は、ひょっとすると苦戦してるのかもしれない」

「わかりました。俺が――」

「私も行きます」

 

 きっと声を張って、アキラが俺の肩を叩いた。篠原さんは苦笑し「頼むぜアッキーラ」と笑った。

 

 

 

   ※

 

 

 

『――サソリ・レギオン!』

 

 そんなクインケの起動音と一緒に、私の左の視界は消えた。

 遅れて走る痛みに、私は玲の武器がこちらの目を潰しただろうことを察知した。

 

「クロナッ!?」

「大丈夫、再生する――」

 

 すぐに引き抜いて、玲を睨む。刃を足元に転がして玲を見れば、まるでジャグリングでもするみたいにナイフ状のクインケを大量に取り出して、遊んでいた。

 

「間に合いますか? ――えいっ」

「――ッ」

 

 投げられたクインケを赫子で防御するけど、なんだか妙に反応が鈍い。ひょっとしたら相性の悪い赫子がベースになってるのかもしれない。

 でも、現状だと明らかに玲の攻撃に間に合わない。

 玲の投げが停止した瞬間を見計らって、とっさにドライバーを腰に装着し――。

 

「――出る出る出るですよ~♪」

 

 シャツを開いたその下には、大量の、さっきのナイフ状のクインケが――。左腰にホルスターみたいなのが付いてて、そこに制御装置が取り付けられていた。

 

『――リコンストラクション!

 サソリ・フルエンド!』

「ッ」

 

 レバーを回すのが、間に合わな――。

 

 

 走ってきた玲の投げたクインケが腕に刺さる。刺さった内側で、まるで爆発でもしてるんじゃないかって風に傷が爆裂する。

 ぎりぎりでレバーを回せたけど、赫子が身体を覆う前でも玲はお構いナシに、ナイフを、ナイフを――ッ!

 

爆発(バースト)! 急にぃ!? 荒ぶ~る!!!」

 

 投げて、切り裂いて。服みたいになりつつあった赫子の裏側に潜り込んだクインケが爆裂して、

 対応しきれなくても、形成された竹刀みたいな赫子を、玲の腹目掛けて伸ばして――。でもそれさえものともせず、玲は煙の上がるクインケを突き刺した。

 

 シロの攻撃も、まるでそよ風でも受けるみたいに流して。

 

 赫子を通して感じる痛みは、人間の頃では決して感じなかった、体内の血管が沸騰するような痛みだ。

 膝も、腹も、胸も、正面から目に付くところは滅多刺しにして、でも玲は余裕そうだった。

 

「喰種相手(ヽヽ)も慣れたですから、大体どこ壊せばイケるかわかるですよ。

 死んじゃったらお墓くらい作るですよ~」

 

 口調は軽い。容赦とか、そんなものも欠片もない。ただただ玲はあの日のように、いつものように振舞ってるだけって感じで。

 きっとお前にとって、あの時殺していた生き物とか虫とか、その程度なんだろうと思えて――。 

 

「――玲ッッ!!」

 

 ナシロが飛びかかるのを見て、玲は楽しそうにあの鎌みたいなクインケを手に取って。 

 

「待ってるですよ~」

 

 手元にあった制御装置を操作して――。

 

「シロ、駄目――ッ!」

『――リビルド!

 ジェ・イ・ソ・ン・13! ハンガード!』

 

 鎌の刃から伸びた、ウロコ模様の赫子が。カネキケン(お兄ちゃん)の赫子に一瞬見えたあの色を帯びたそれが伸びて、シロの胴体に突き刺さり。

 

「――逝ってイいですよ~」

『――リコンストラクション!

 ジェ・イ・ソ・ン・13! フルスクラップ!』

 

 そのままクインケを振り下ろす玲。

 ナシロの胴体が、胸から腹が、縦に、縦に――。

 

 真っ二つにこそならなかったものの、かなり大きく、ざっくり切られたナシロ。

 その顔と足と、露出していた腕に、赤い脈みたいなものが走る。

 

「結構長めですね。

 ……? どうしたです、病気です?」

「あ……っ、ああ……ッ」

 

 呼吸さえままならないシロ。なんで、なんでこんなタイミングで赫子との拒絶反応(リジェクション)が――。

 

「ナシロッッ!!!!!!」

 

 再生させなきゃいけないのに、どうして今、それを止めなきゃいけないんだッ!

 

 放置しておけば、血中のRc細胞値が上昇して、赫胞から漏れだした赫子が「内臓を内側から」食い尽くしていく、そういう凄惨な状況になりかねない。

 でも赫子に頼らないと間違いなくあの傷じゃ――。

 

 ナシロの口が動く。お姉ちゃんと。クロナお姉ちゃんと。私を呼ぶ。

 

 私は走る。いつかのように。腰のドライバーを外し、ナシロの手をとろうと――。

 

 

 でも、手と手が重なった瞬間、それもすっぱりと切り落とされる。

 どさりと、ナシロが私に倒れ掛かる。ドライバーを持っていた左手側だったこともあって、それだけでシロの体内から、勢い良く赫子が巻き付いて。

 

「病院行くですか~? って、喰種のお医者さんなんて知らないですけど」

 

 終わったら殺すですが、と。

 飄々としている玲は、何一つ態度が変わらない。

 

 立ち向かう? 勝てるの? ――勝ったってどうなるっ。

 

 このままじゃナシロが死んじゃう。ずっと、ずっと一緒って約束したのに――。

 

「クロナ……、置いて逃げて……っ」 

「……ッ」

 

 そんなの、そんなの出来っこない――ッ、シロを、ナシロを、たった一人の(半身)を置いて、この場から逃げられる訳なんてない!

 

 早く逃げないと。ここにはパパだって居る。

 パパならきっと何とかしてくれる。なんとか、きっと――。

 

 

 ――代替品は所詮代替品でしかないからね。 

 

 

 不意に、あの小さいのの言葉が頭の中でフラッシュバックする。

 それでも、関係ない。私たちにはもう、パパしかいないんだから――。

 

 振り下ろされる玲の一撃を交して、私達は扉の奥へ走る。

 

「大丈夫だから、ナシロ……、私が助けてあげるから、ね?

 ちゃんとしっかりして……ッ! ずっと、ずっと一緒だから……」

「お姉、ちゃん……」

 

 

 走る、走る。記憶にある中で、最短ルートを。パイプみたいな道の入り口に入れれば、後は一本道に行ける。

 行けるっていうのに、足腰に力が入らない。立ち上がれない。

 

 シロを抱きしめながら、私は深呼吸する。

 

 もう少し、もう少し――。

 

 

 そんな時、私達を見つめる二人が居た。

 きっと捜査官だと、私は思わず睨み――。そして、「再会していしまった」。

 

 男女の捜査官、一人ずつ。そのうちの男の方、鎧みたいなのを着込んだ方に、私は、私とナシロは見覚えがあった。髪は伸びて、なんか前よりイケメンになってたけど、間違いない。向こうも私たちを見て、目を見開いていた。

 

「安、久……?」

「……ッ」

 

 ――ねぇ、人間を辞めた感想は? 何人殺してきたの?

 

 小さいの言葉が、また。

 フードを被り、私は無理やり走り出す。転びそうになりながらも、無理やり、無理やり。

 

 追い討ちをかけるかのように、女の捜査官の「……喰種」という言葉が耳を打つ。

  

『……本当は義理ないんだけど、昔のよしみだしね』

 

 どこかから聞こえたそんな声に耳を傾ける事さえできず、ただただがむしゃらに、私はパパの元を目指す。ナシロのため――私のため。

 

 幸いなことに、移動中に私にリジェクションは来なかった。

 

 ――パパの前には、あの小さいのが居た。

 

 足元には、ウサギみたいな黒い仮面を付けたのが転がっていた。

 

『ようこそ、アオギリの樹へ。歓迎するね。リゼちゃんは惜しいけど、王様もきっと喜んでくれるよ』

「そう言って貰えると、私も心強いね。

 ……私はヒトの身だが、目的は君達とそう違いはないと思っている。お互い有効活用していこう」

『うんうん。CCG入ってくるから、今までの分の録画はバックあるし破棄しといてねー』

「嗚呼、無論だ。

 ――クロ!」

 

 パパは私達を見て、まず私を見て驚いたように言った。

 すぐに食事をとって、活性剤を注入しようと――。

 

「パパ、私はいいから、シロを!」

「……、うん」

 

 シロの腹部をめくって、直接内臓の状態を見て。

 パパは、私達に言った。

 

 にっこりと。

 

「――手遅れだ。置いていきなさい」

 

 ……へ?

 

 続く説明が、頭に入ってこない。赫胞の損壊が、7割を超えている。純正の喰種ならば赫胞も再生するが、私達ではもうどうすることも出来ない、と。

 

 それは、まだ分かる。だけれど――。

 

「大丈夫、すぐに友達が沢山できる。

 数年以内には、もっと家族も多くなるはずだ――百人単位でね」

 

 そんなことを笑いながら言って、部屋を出て行くパパたち。ぎらり、とあの大きい、ヒゲの喰種が、こちらを見て。

 

 ――うん、でも気づいてはいるんだよねー。殴りかかって来たって事はさ。

 

 そんな、そんなことは。

 

 ――嘉納は君達を、決して子供のように愛してるわけではないってことくらい。

 

 そんなこと、そんなこと――。

 

「ほら、早く行こう。クロ」

 

 パパの言葉に、私は膝を付く。小さいのが「お別れくらいさせてあげなよ」と言う。そのまま立ち去るパパたち。

 私は、考えがまとまらない。ただただ左の目からは、涙の代わりとばかりに血が流れる。

 ナシロの呼吸が、段々と弱くなっていく――鼓動が弱くなっていく。

 

 呆然としてる中、モニターの一つに映し出される映像。

 

 変身も維持できなくなってる金木研(お兄ちゃん)が、壁に背を預けていて。

 

 

 そして、私は続く映像で思い知ることになった。――「誰なら本当に愛してくれるのか」なんて、考えもしなかったことについて。

 

 

 

 

 

   ※

  

 

 

 

 

 リゼさんは四方さんが連れて逃げて行った。

 少なくともリゼさんは無事だ。……でも嘉納は、きっとアオギリの手に渡った。

 

 僕は、ドライバーを見る。既に身体に巻き付いた赫子は、分解されかかっている。所々から服の繊維とのほつれが起きて、かなり無残な状態になっていた。

 それでもカツラは背中のあたりにでもあるのか、落ちたりはしていないらしい。

 

 ……ヤモリの声が聞こえた。

 

 壊れかけたドライバーの奥から。リゼさんの声の代わりとばかりに、ヤモリの声が聞こえた。

 

 力を求めろと。自分の求める先を邪魔する全てを摘み取れと。

 それでもきっと、結局そうならなかったのは、どこかでそれに意味がないからと思っていたからかもしれない。

 

 トーカちゃんは言った。ただの自己満足だろうと。一人だけで頑張ったところで、それに意味はないのだと。

 

 それでも――一番率先して変わらなきゃならないのは、強くならなきゃいけないのは、きっと自分なんだろうという認識が僕の中にはある。

 

 だって……、そうじゃなかったら僕に、僕事態に意味なんて――。

 

 

「カネキ……!」

「……バン、ジョーさん?」

 

 腹を押さえながら、近寄ってくるバンジョーさん。彼に僕は、来るなと手を出して制した。

 

「駄目です……今は、ドライバーが――」

 

 赤いこのユニット。リオくんのドライバーに付いていたものと同じそれのお陰で、なんとか自分を取り戻せはしてるけど。少しでも気を抜いたら、また混乱しかねない。……あのヤモリの声に、僕の中のあの声に耳を傾けてしまうかもしれない。

 

 少なくとも僕は、仲間を、守りたいヒト達を傷つけたくないのだ。

 

 実際に僕が、それをどう口に出したかまではわからない。

 

 

 足を止めるイチミさん達。月山さんが咳払いしてこちらに一歩踏み出そうとする中――それでも、バンジョーさんは走って来た。

 

 瞬間、気が付けば背中から出た赫子が一つ、彼の腹を貫いて――。

 

 

「ぬ、抜いて下さいイチミさん、ジロさ――!」

「万丈さん!?」

 

 背中から反射的に出る赫子が、彼ら彼女らを弾く。月山さんはそれでも地の強度で相性さえ無視して、バンジョーさんの腹に刺さった僕の赫子を「無理やり」引き抜いた。

 

 ドライバーを押さえる僕と。

 貫通した腹を押さえるバンジョーさん。

 

「痛っ……、悪い、まだそっちに行けそうにねぇな、カネキ」

「バンジョイくん……?」

 

 バンジョーさんは、そんな状態でも僕に笑いかける。

 

「何て顔してんだよカネキ」

「バンジョー、さん、僕……」

 

「一緒に強くなろうって、言ったのはお前じゃないか」

 

 どぷりと音が鳴り、バンジョーさんの背中から、肩のあたりから赫子が漏れる。

 初めて見るバンジョーさんのそれは、赫子の中でも小さい方で。

 

 でも、それが出た瞬間、バンジョーさんの腹部の傷が、消えた。

 

「え? バンジョーさんの赫子?」「マジで?」「めっちゃ傷治ったッスね」

「即効性の治癒のようだね。……肉体の状態に応じて赫胞が反応したか」

 

 月山さんの肩を借りながら、バンジョーさんは一歩、一歩こちらに歩み寄ってくる。

 

「だから、そう一人で突っ張るな。俺は、大丈夫だから」

「……」

「そういうの、辛ェだろ? だから――一人だけで、辛いところに行こうとしなくて良いんだ」

 

 僕の顔から、赫子で形成された仮面が落ちる。

 もう、変身を維持することさえ出来ない。

 

 それでも緊張が途切れる瞬間――僕は、なんだか久々に、肩の力が抜けた気がした。

 

 

 

 

 

 




クロナ「……」 モニターで映像を見ている
 
 
サソリの必殺技は本作中のクインケでも最大火力の一つですが、その代わりナイフ一本ずつ必ず使い捨てとなります。
なおコメントされてませんが、きっちりバンジョーさんのお腹はエトしゃんによってオペ( )されております。

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