仮面ライダーハイセ   作:黒兎可

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新章、というより無印後半突入
ちょこちょこ変更点が増えて行く予定ですが、どうぞヨロシクです・・・


仮面ライダーハイセ √B
#037 前兆/隠密/昇任


 

 

 

 

 

「はぁ……、はぁ……ッ!?」

「さぁ、食事の時間だよ。二人とも」

 

 ――薄暗い、広大なホールのような場所。

 

 どこか実験室めいたその場所で、白衣の男は言う。

 

 

 おびえるのは、身体が不自然に膨れ上がった男。腹部には、特徴的なベルトのような装置。広がった赤い帯が腰を締めており、そのせいなのか、男は正気をわずかながらでも保てていた。

 

 

 だが、それがここでは災いした。

  

 

「さあ行くよ、シロ」

「うん、行こうクロ」

 

 

 人間らしからぬ名でお互いを呼び合う少女たち。黒と、白の好対照な色合いに、そっくりの顔立ち。 

 だが、色以外にも違う点はあった。

 

 彼女達は――それぞれ、片目が赤く、黒く染まっていた。

 

 一人は右。一人は左。

 その違う輝きがきらめくと同時に、二人の背中から赤い、触手のような何かが出た。筋肉のようでもあり、どこか魚類の鱗も連想させる。

 

 背部から出現したそれもまた、二対。双方ともに左に二本と右に二本。双子であろうことを含めても、どこか作為的でさえあると言えた。

 

 彼女達は、走る。膨れた男目掛けて、その触手のようなモノを振るう。

 

 男は、わずかながらにでも残った意識を振り絞り、立ち上がり、逃げようとした。少しでも気を抜けば、まるで脳みそが溶けだして知能がまるで抜け落ちてしまう、そんな予感を抱きながら。薄れていく視界の中で、身の危険から逃れるために、必死に。

 

 彼女達の触手が振り下ろされる瞬間、背後に飛び退き、走る。瀬を向けながらも、音のみを警戒して。

 

 

 

 だが、そんな抵抗も長くは続かなかった。

 

 

 

「――あああああああああああッ!!!」

 

 

 

 胴体目掛けての攻撃ではなく、足を狙った攻撃。二人がかりでの連携攻撃。片方の攻撃をよけた瞬間、もう片方が待ち構えていた。

 切断された足を、毛まで丁寧に永久脱毛されたそれを持ち上げ、黒髪の少女は口に運ぶ。ぎりり、と引きちぎったそれを、複雑そうな目で見ていた。

 

 倒れた男の腹に、白い少女のモノが突き刺さる。と同時に、男の腹部から、中に入っていたモノが静かに、そして大量に抜き取られるような、えぐられるような。そんな感覚が、痛みが走り、彼は絶叫した。

 

 

 二人の少女は、男の悲鳴を聞いてどこか寂しそうな表情を浮かべ――。

 

 しかし、数秒でそれを無表情に戻した。

 

 

「私達は、喰種なんだから」

「人間なんて、捨てたから」

 

 

 彼女達は、背部のそれで男の解体を続ける。解体と、捕食を続ける。

 

「そうだ。食べなさい。それこそが生きる証――籠を打ち破り、大空へと羽ばたく大いなる翼だ」

 

 それを見下ろし、白衣の男はどこか満足そうに微笑んで――。

 

 

 

「――センセーも酷いことするよなぁ。ま、こっちは別に良いんだけど。

 でも、まあ哀れだねぇ。欲しいモノは絶対に手に入らないんだから」

 

  

 そんな様子を、どこか離れた場所で、ピエロマスクをしたスーツ姿の青年が見ていた。

 

 

 

 

 

   ※

 

 

 

 

 

 食物連鎖の頂点とされるヒトを……、”食料”として狩る者達が存在する。

 人間の死肉をあさる化け物として、彼らはこう呼ばれた――。

 

 

 ……喰種(グール)、と。

 

 

 

 

 

   ※

 

 

 

 

 

 インスタントの珈琲を淹れながら、僕は椅子に座る。

 

 薄暗闇、廃墟のような場所。口部分のマスクを外して部屋の中を見渡し、足元を見下ろす。

 こちらを見上げる視線には、怒りと、痛みと、屈辱が浮かんでいた。

 

「お前が……、ッ」

「痛むなら、無理しない方が良いですよ。身体に悪いですし」

 

 にこりと微笑んでも、目の前の相手は敵意を隠さない。僕も決して友好的な立場ではないので、それについては何も言わないことにした。

 

 

 まぁ、どちらにしろ好意的な感情は向けられないだろう。

 

 自分たちを一気呵成にボコボコにして――あまつさえ赫子を齧られるのだから。

 複数、赫胞を持つ相手は容赦なく一つは奪っていた。

 

 目の前の彼も、その一人。

 

 

 周囲には、粉々に砕け散ったマスクの破片。ドクロを連想させるそれは――喰種組織「アオギリの樹」のものだった。

 

 

 部屋に倒れる喰種は、ゆうに二十人を超える。

 僕は、倒れる彼らを一瞥して、足元の彼の前にもカップを置いた。

 

 

「話してくれますよね? ――何故『アオギリの樹』は、彼女(ヽヽ)を探していたのかを」

「し、知らない。それは事実だ……ッ」

 

 この解答は予測済み。でも安心してもらう訳にもいかず、僕は彼の指に手をかけた。何をされるか、さっきまでの僕の暴力を見て連想したのだろう。実際にするしないに関わらず、彼の悲鳴は大きくなった。

 

「――知らないなら、知らないなりに教えてもらいます。

 彼女は、どこから18区に来ましたか?」

「ひ……ッ!? わ、わかった、話す! 話すから! 俺が知ってること全部――」

 

 

 震えながら語る彼の言葉を踏まえて、僕はある程度の目処を付けた。

 激痛で震える彼の腹部から、拘束具たる「クインケドライバー」のレバーを落とし、解除する。

 

 外された彼は、安堵のせいか乾いた笑いをしていた。

 

 

 

「うわ、これ一人でッスかー? 相変わらず半殺しッスねー……」

「……カネキ」

 

 ドライバーを仕舞うと、ちょうど部屋の中にジロさんとバンジョーさんが入ってきた。「骨は折ってないですよ」と彼女に答えてから、僕はバンジョーさんを見上げる。

 マスクを外しながら、彼は僕に苦笑いを浮かべた。

 

「向こうもあらかた済んだみてぇだ」

「ちゃんと殺さないように言いつけ守ってくれてますよね」

「た、たぶんな……」

 

 そうですか、とだけ言ってから、僕は腕の傷の具合を確認した。

 

 ……後で食べるなり手当てするなり何なりしないと、トーカちゃんあたりにバレちゃいそうだ。あのことがあって以降、彼女も彼女で僕の方をよく観ている気がする。

 あくまで、ある程度不殺に拘った戦い方をしている以上、僕自身にもダメージが残るのは仕方のないことだった。

 

「カネキ……、いや、何でもねぇ」

 

 僕の腕を見て何かを言おうとして、でもバンジョーさんはそれを止めた。

 

 今のところ、これにトーカちゃん達を巻き込むつもりはない。 

 個人的な問題の延長でしかないし何より、下手をすれば――。

 

「が……、眼帯の、”赫子食い”――」

「あ、珈琲は飲んで大丈夫ですよ。インスタントの袋、残ってる分は差し上げます」

 

 緊張感をそがれるだろう僕の物言いを前にしても、意識のあった彼はにらむ事を止めなかった。

 

「――ルン♪ カネキくん、どうだったそっちは?」

 

 いつもの様に陽気に現れる彼に「ちゃんと手加減はしましたよね」と確認をとった。

 無論だ、とドイツ語で答える彼に、一度ジト目を向けてから。僕は彼らに、聞き出した情報を言った。 

 

「次の訪問先が決まりました」

 

 口元にマスクを再度装着しながら、僕は部屋を出る。

 

 

「――6区の”神代”です」

 

 

 

 

 

   ※

 

 

 

 

 

 11区を根城としていた”喰種”組織「アオギリの樹」。俺たちCCGと奴らの戦いから、半年が過ぎた。

 

 拠点への大規模攻撃作戦のため編成された特別班。俺もそこに所属し喰種と戦った。アジトに残された喰種の数、実に204体。11区での戦いは、その全てを殺したことによりCCG側の勝利に思われた。

 

 ――だが奴らの狙いは異なった。 陽動作戦だったのだ。

 

 アオギリの樹の真の目的は、23区の「喰種収容所」の襲撃。

 首領、精鋭と思われる一団の襲撃により、攻撃の手はSSレート収容部まで及んだ。

 

 結果として多くの危険な喰種が野に放たれることとなった。奴らはそれ以降、身を潜めてはいるが……戦力増強を図っているのは間違いあるまい。

 

 

 CCGは未だ、緊張感に包まれていた――。

 

 

 

 昇任式が終わった後の会食。相変わらず慣れない場所だが、俺は出来る限り肩の力を抜いていた。

 

 篠原さんが来るまで、俺は鈴屋什造のお守をしている。……二重の意味で。

 

「ビッグイーターの方、進展あったか?」

「しらないです」

「おい……」

「最近は図書館に行ってますですねー。去年の新聞引っ張り出してたです。十月とか。

 ただよく『うるさい』って怒られました」

「……図書館では静かにな」

「リンタローもそうだったですかね」

「……誰だ? それ」

 

 俺の言葉を聞いているのか聞いていないのか、什造は骨付きのフライドチキンに齧りついた。

 

 俺は俺で、一口サイズのショートケーキを頬張る。……クリームが油っぽいな。バイキング形式だから仕方ないのかもしれないが、ここはメーカーによってまちまちだ。

 

「亜門! ジューゾー!」

「噂をすればなんとやら」

「影が来る、だな。篠原さん」

「や」

 

 篠原さんは、俺たちを見て手を軽く振った。顔色はまだ若干良くないが、ギプスの類は先日全て外れたらしい。

 

「いやー、さっきいわっちょと話したんだけどさぁ? 俺は一月くらいトイレも一人じゃこなせなかったっていうのに、2週間で現場戻ったってもう何なんだろうねぇ」

 

 俺の脳裏に、頭に包帯を巻いたまま「うむ」とだけ言う黒磐特等の顔が浮かんだ。

 

「しっかし感慨深いなぁ。教官たちのしごきでベソかいていたあの亜門が、今じゃ上等捜査官だもん」

 

 篠原さんの言葉に、俺は頭を下げた。

 

 アオギリの樹への侵攻の際の功績が認められ、俺は本日付で一等捜査官から上等捜査官になった。

 おそらく彼の口添えもあったことだろう。感謝の言葉を送ると、彼は「いやいや」と肩をすくめた。

 

「イワとチノムツも昇任推薦に協力してたから、後で礼言ってきな。後は――真戸にも」

 

「――その言い回しだと私が死んでいるように聞こえるのだがなぁ、縁起でもない」

 

 からからと音を立て、真戸さんは車椅子を動かして現れた。足と腕とを片方ずつ欠損し、残った左手もわずかにしか握力が残らない身体でありながら、リハビリを続ける真戸さん。今日は電子車椅子だが、これは娘さんからツッコまれたせいだろう。

 

「やぁ、昇進おめでとう。これでバレンタインデーのチョコレートも倍々ゲームだろうねぇ」

「ま、真戸さん……」

 

 頭を下げようとした俺を手で制し、彼はからかうようにそんなことを言った。

 こういった部分は、以前よりもアカデミーで教鞭をとるようになってから見られるようになった一面だ。

 

「後で娘とも話すと良い」

「いらっしゃってるんですか?」

「まぁな。『何かあると面倒だ、父よ』と言って運転してきたのはアイツだ。

 それに……、いや、まぁ良いだろう。これからも先達として、よろしく頼む」

「?」

 

 首を傾げる俺に、真戸さんは頷きながら腕を叩いた。

 

 俺たちの背後で、篠原さんが什造に「クインケ完成したから月曜日取りに行くぞ」と聞いたのに対して大はしゃぎしていた。「遅いですよ!」「ワクワクです!」と、見た目以上に子供らしい反応だった。

 

「じゃ、私たちはもう行くぜ。今日はオフだから亜門も羽根伸ばせよー」

「では、また後日」

 

 真戸さんと篠原さんがその場を去る。向かう先では、丸手特等がアルコールに顔を赤らめていた。……何をやろうというのだろうか、二人とも。

 

「名前どうしよっかなー。カックイイのが良いですよねー」

「……まぁ、呼びやすいのが良いんじゃないか? 

 それはともかく、少し食べすぎじゃないか?」

「だってだって、聞いてくださいよジョウトー! 僕、ここ一週間缶詰生活だったんですよー!」

 

 おそらく図書館にこもりっぱなしだったせいだろうか。

 

 ほどほどにな、と言って、俺はフォンダンショコラのカットケーキを口に入れ、白ぶどうジュースで流した(バイクで来ているのでアルコールは厳禁だった)。

 

 と、そうしていると。

 

 

 

「――亜門、鈴屋。

 しばらくぶり」

「!?」

 

 有馬特等が、平子上等を伴ってやって来た。

 見たこともないほど、爽やかな笑みを浮かべて。

 

 慌てて頭を下げる俺。什造の頭を抑えて、無理に下げさせた。

 

「気を使う必要はないよ。無礼講って言ってたしね。

 亜門は、ずいぶん活躍したみたいだね。タケ」

「はい。彼のお陰で効率は上昇しました」

「タケも”梟”の腕、一つもぎってきたら良かったのに。もぎもぎ」

「……で、すかね」

 

 明らかに、平子上等が冷や汗をかいていた。

 

「(有馬さんって天然です? 虫殺すくらいの感覚じゃないです?)」

 

 そして什造の耳打ちが、ある意味的確にこの場を表していた。

 そして、有馬特等は什造に手を差し伸べた。

 

「鈴屋も噂は聞いてるよ。次は一等だ。頑張って」

「どうもです有馬サン」

 

 じゃあまた、と言いながら、有馬さんたちもこの場を離れる。……最中、突然早足で富良上等に向かって行った。

 

「ひょっとして酔ってるです?」

「……さぁな。というより、あそこまでフランクな有馬さんも初めて見る、気がする。

 それよりも什造、特等と面識があるのか?」

「はいです。篠原さんとモグラ叩きの時に、少し」

「……そうか」

 

 有馬さんの担当の一つは24区――東京の地下にあると言われている、大量の喰種が済んでると言われている場所。かつての東京喰種がこさえた地下の大迷宮の彼方だ。

 一定の深さのルートになると喰種も多く出没するため、あながち眉唾ではないと言われている。

 しかし喰種の総数も、迷宮の構造もあまりに膨大で未だ解明には至らず。ルートを記したマップのみが資料室にたまるのみ。

 

 モグラ叩きとは、その地下拠点を探しながら喰種を駆逐することを言う。強大な喰種も数多く存在し危険が伴う。

 だが同時に、優秀な新人をさらに強化する目的で組み込まれることも少なくない。

 

 什造はそれに生き残ったのだ――張間と違って。 

 

 有馬さんも言っていたが、什造もまた昇任した。篠原さんのお陰か筆記、面接共にパスした。おそらくクインケのために、必死に勉強したのだろう。

 三等捜査官のクインケ持ちには制限が多い。だが捜査官になって以降、その駆逐数、レートは一等捜査官にも迫る勢いだ。

 

 この異例の大出世は、有馬さんを置いて他には居なかった。

 

 それに立ち会った身としては、妙な胸騒ぎを覚える。……有馬さんを見たときの、真戸さんや篠原さんもこういった感覚だったのだろうか。

 

「あ、セイドーです」

 

 俺の後輩で什造からすれば先輩にあたる、滝沢政道。ぐらり、ぐらりと足取りがおかしい。

 いつもなら几帳面な印象を受ける立ち姿が、今日は明らかにくたびれていた。

 

「亜門さぁん、聞いてくださいよおおおおぉぉ……」

「……ッ、お前、大丈夫か? かなり臭うぞ」

 

 俺自身、別に弱いわけではないが、バイクを運転する関係で思わず一歩後退した。

 政道は項垂れながら、俺の什造に愚痴る。

 

「いやですねぇ? さっきそこでぇ、嫌な奴に会ったんですよぉ」

「嫌な奴?」

「それはそうなんですが、法寺さんが――」

「や、止めてくれ絡むな。帰りに運転出来なくなる――」

 

 俺の言葉を受けて、しょげたように肩を落とす政道。その視線が什造へと移った。

 

「什造は良いよなぁ、しがらみ少なくって……」

「別にそうでもないですよー。セイドー、お疲れですかぁ?」

 

 意外すぎたことに、什造が政道を気遣っていた。

 

 少しそとの空気を浴びに、俺はその場を任せて一旦、室外に出た。

 

「やはり得意にはなれないな……」

 

 こういったイベントは、真戸さんの元に配属直前の懇親会が最後だったか。

 草場さん達のこともあり、最近でこそ以前よりコミュニケーションを多くとろうと努力はしているが、内心ではやはり苦手意識があった。

 やはり真戸さんの飄々とした態度は、羨ましくも思う。

 

 会場を出る直前、ちらりと丸手特等と楽しそうに言い合っていたのが印象的だった(もっとも相手は酔った勢いもあって大声で怒鳴っていたが)。

 

 それにしても、だ。

 

「上等捜査官になったが、やることは多いな……。”大食い”は雲隠れ。”美食家”はおそらく生存。

 状況証拠からして、梟と眼帯の……、ハイセ。それにラビットは、関わりがある可能性が高い」

 

 果たして、俺はなれるのだろうか。かつての真戸さんのように。

 

 ふと、脳裏をよぎる育ての親の顔。それに思わず渋面を浮かべる。

 

 

 会場の出入りする人間の中。

 ふと俺は、最近見知った顔を見た。

 

 

「中々貫禄がないぞ、その表情は。亜門上等」

「……今はプライベートではない。一応敬語を使え――アキラ」

 

 真戸アキラ。ここ最近見慣れた白衣を脱ぎ、今日はスーツ姿でこの場に来ていた。

 真戸さんの娘であり、俺からすれば後輩にあたり、現在は……。

 

「一応、二等捜査官だ。まぁアカデミー付きでラボラトリに出向していたがな」

「そうなのか」

「実践からは少々離れていて、なまってしまうところだ。

 まあ正式な辞令が出たから、父ともしばしお別れになるな」

「辞令?」

 

 聞いていないのか? と彼女は不思議そうにした後、得意げに鼻を鳴らして微笑んだ。

 

「来週から君の部下になる。”(アラタ)-G3”のメンテナンスも兼ねてだ。

 よろしく頼む――亜門上等捜査官」

 

 彼女のその言葉に、俺は少なからず衝撃を受けた。

 

 

 

 

 

 




そろそろいちゃいちゃさせたいですが、トーカちゃんはまだ温存;

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