クロスオーバーネタ 予告集   作:玄武Σ

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軌跡×アカメの二次がまだ半端なところですが、東ザナの二次を思いついてしまうという。
ちなみに、元はまどマギで考えたですが「まほいく」アニメでムシャクシャして路線変更することに。
ちなみに、キャラ名は東ザナ基準でセリフ内だとカタカナ、地の文だと感じで表記しています。

※当分書く予定はないので、あしからず。


東亰ザナドゥ×魔法少女育成計画

「ねぇ、魔法少女育成計画って知ってる?」

「あの、ケータイゲームの?」

「そう。あれって、なんか何万人に一人の割合で本当の魔法少女になれるって噂があるらしいよ」

「うっそぉ~!? ないない、中学高校にもなって魔法少女ってないわ~!」

「だよねぇ、ウケる~!」

 

「なんか、また出たらしいぞ?」

「またって、例の魔法少女?」

「そう。今度はヤクザの事務所が潰れたって新聞で言ってて、しかも魔法少女らしいシルエットが写真の端の方に」

「それ、絶対魔法少女の仕事じゃないよな?」

「だな。何で魔法少女がヤクザと戦うんだよ? 戦うとしたら人外の何かだしな」

「しっかし、最近は戦う魔法少女が多くなったよな。昔やってた人助けとか主人公自身の成長物的な魔法少女、最近いないんだよなぁ」

「っていうと、アレみたいなや? おジャ魔……」

 

「そういえば、魔法少女とは別に変な神隠し事件が多くなったよね」

「なんか、ネットで見たんだけど東亰の方でそれっぽいのが続出したとかどうとか」

「確か、杜宮市だったっけ? 郊外なのに結構栄えてるとか聞くけど」

「そういえば、何かそういう神隠し的なことが多い場所に限って、魔法少女の目撃例がないってまとめサイトで聞いたような……」

「偶然でしょ、偶然。でも、そういうのの元凶を何とかするのが本来の魔法少女の仕事じゃないかな?」

 

「名深ザナドゥ」

 

名深市

新潟県の南西部に位置し、魔法少女の出没が確認される都市。そこのとある高校にある若者たちがやってきた。

 

「東亰の私立杜宮学園から来た、時坂コウです。よろしくお願いします」

「同じく柊アスカといいます。二年時にアメリカから転校してきた身なので、英語はとりあえず出来ます」

「同じく玖我山リオン、SPiKAのメンバーでーす!」

 

時坂洸を始めとしたXRCメンバー。彼らは、巷で噂の魔法少女の詳細を知るべく、ネメシスやゾディアックからの要請で名深市の交流学生として送り込まれた。

 

「おいおい。早速、遭遇しちまったよ」

「コウ君って、事件にでも遭いやすい体質とかだったりする?」

「冗談言ってないで、加勢するわよ」

 

コウ達が出合った、異界化現象に巻き込まれた二人の魔法少女、くノ一姿のリップルと魔女のトップスピード。

 

「チッ。魔法少女でもない、わけわかんない力の連中がいたとわね」

「まあまあ、落ち着きなって……あ、ごめん。この子、ツンデレだからさ」

 

そして後日、魔法少女が16人になったことで数を半分に減らすという通告が、運営から告げられるのだが……

 

 

 

「魔法少女の資格をはく奪されたら、人間としても死ぬぽん」

 

それは、生死のかかったデスゲームであった。

そして、それと並行するかのように名深市に異界化現象が多発、新人魔法少女スノーホワイトと教育係のラ・ピュセルが巻き込まれてしまう。

 

(このままじゃ、颯ちゃんが……私、このまま何もできないの!?)

『力が欲しいかい? 力なら、最初から君の中にある……』

 

そして、スノーホワイトに魂の力が顕現する。

 

「喰らえ、フリージング・スマッシャー!」

 

魔法少女の中から、適格者として発言する者たちが現れ始める。

 

「へ?」

「この光、適格者の!?」

「すでに力があるのに、ソウルデヴァイスが……」

 

 

魂の形にして力、ソウルデヴァイス。怪異を滅する力は、人を捨てようと強い意志とともにあり続けた。

 

「駆け抜けろ。ラピッドスタッフ!」

「切り裂け。シャイニングセイバー!」

 

ソラ&たま

「頑張ろう!」

「わかりました!」

 

シオ&ラ・ピュセル

「気張っていくか」

「言わずもがな!」

 

リオン&ハードゴア・アリス

「レッツラゴー!」

「う、うん……」

 

ユウキ&マジカロイド44

「とっとと、終わらせよっか」

「同意するわ」

 

ミツキ&トップスピード

「始めましょうか」

「了解だぜ!」

 

アスカ&リップル

「付いて来れるかしら?」

「そっちこそ、足引っ張んなよ」

 

コウ&スノーホワイト

「やるぞ」

「はい」

 

七人の適格者と魔法少女たち。タッグを組んで異界を攻略せよ。

 

その過程で、バトルロワイヤルや魔法少女の活動は激化する。

 

「あんたが、カラミティ・メアリか。鷹羽組の支部を強襲したらしい、魔法少女なんだってな」

「ああ。奴さんには恨みはないけど、敵対組織に雇われてね」

 

「シスター・ナナさん、でいいかな? 私も同意したいかな、その案」

「まぁ! 魔法少女じゃないトワさんを巻き込んでおいてあれですけど、やっぱりそうですよね!!」

 

「部外者の分際で、なんで魔法少女の問題に口出しするんだぽん?」

『勘違いしないでほしいな。僕は、君たちの安全のために手を引いてほしいと言ったんだ』

 

しかし、そんな中でも日常は進んでいく。

 

「なんなら、ダチにヌルオタが一人いるけど紹介してやろうか?」

「ってことは、年上ですよね? なんか、悪い気がするんですけど……」

 

「もう……ユウキ君もマコトちゃんも、コンビニ弁当ばっかりじゃ体壊すよ?」

「郁島、だから名前呼びするなって何度も……」

「鬱陶しいわよ。ちゃんと野菜だって食べてるから、問題ないし」

 

『ちゃんとこれから先も彼女たちが生きて日常を謳歌できるか……それを実現するためにも、時坂たちが頑張らないとな』

「ゴロウ先生……あざっす」

 

 

そして、その果てに潜む強大な悪意

 

『死ニタクナイヨネ? ダカラ、生カシテアゲヨウト思ッタンダ』

(本当に? 本当に死なないでいいの、私??)

『ウン。デモソノ代ワリニ……』

 

「なるほど。確かに、面白くなってきたわね」

 

果たして、XRCはこの事件の果てに何を見るのか?

 

「まず一曲目はハードなので飛ばすよ。みんな、思いっきり楽しんでいってね!」

 

主題歌:Seize The Day

 

柊明日香

「人の強さっていうのは、意志の強さが直結すると思うの。時坂君たちと一緒に戦って、それに気づけたわ」

 

玖我山璃音

「だったら見せてあげるわ。魔法少女の力にだって負けない、アイドルの想いの強さをね!」

 

郁島空

「押忍! 絶対、生きて帰りましょう!!」

 

四宮祐樹

「はぁ……ボスラッシュか、勘弁してよ」

 

高幡志緒

「BLAZEの魂は、そんなもんじゃ消せねぇぜ」

 

北都美月

「白の巫女の名にかけ、貴方たちを救います!」

 

「コウさん、行きます!」

「わかった、スノーホワイト!」

「「クロスドライブ!!」」

 

「コユキぃいいいいいいいいいい!!」

「ソウちゃああああああああああん!!」

 

今、日常を取り戻すべく若者たちの戦いが始まる。

 

時坂洸

「俺は、もう誰からも日常を奪わせはしねぇ!!」

 

ナレーション;銀河万丈

『名深ザナドゥ!』




タッグは殆ど第一印象で決めたので、仮に連載するとしたらどこか変更があるかもしれません。原作だとアリスがマジカロイドを始末したので、ストーリーもだいぶ変更になってる予定だったり。

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