デレマス二次   作:(^q^)!

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次の投稿までに小説のタイトル変えます

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別に僕がエロ画像を検索しててこの小説が出て萎えたからとかじゃないです

でも次の投稿までにタイトル変えます


七話

 今日も学校疲れたといつも通りに思い、駅構内を歩きながらスマホをポチポチして音楽を流す。木曜日はいつもなんだか疲れている。そのかわり明日からは休みなので月曜日までに余裕でリフレッシュされてまた一週間が始まるのである。日付が進んでいるから時間が過ぎていることは認識できるけど、そうでなきゃ同じループをずっと繰り返しているって言われても納得できそうなほどに決まったルーチンで行動している。

世界が変わったとしても変わらないものがあるんだ……なんて思ったけどこのセリフはもっと感動的な場面で使うべきなんじゃないだろうか。無味乾燥に過ぎていく時に対して使うのはおかしい。もっとほら、なんかあるじゃないか。

 

 下らない思考に時間を割いていると電車が来て、それに乗っている内に駅に着いた。駅から出ると、もう日は落ちているというのにあまり肌寒さを感じなくなっていた。冷蔵庫に食物が無い事を思い出してスーパーによってから帰る事を決意する。

 

 歩いているとやはり視線が突き刺さる。とは言え、この状況になってからもう一か月が経過した。人は適応の生き物とはよく言ったものでもうあまり気にすることは無くなっていた。それに、遠巻きに見てくるだけで特に何かがあるというわけでも無いので気を張ることも無い。軽く鼻歌でも歌いながら食材を買い、軽やかに帰路につく。

その最中の出来事は結構な人に見られているわけだが、別に揶揄されるわけでも文句言われるわけでも無いので気にすることはない。慣れてしまえばこんなものなんだなあとしみじみ思いながら帰宅した。

 

 料理は適当に済ませて腹もいっぱいになり、風呂も入ったので気兼ねなくだらっとしている。明日は休みなので夜更かししてもいいのだが、あまりに昼夜逆転しすぎると月曜が辛くなる。まあそこそこにしようと考えつつゲームをやり、眠ったのは次の日になってからだった。

 

 朝。ラインの着信音で目が覚めてしまった。送り主を見るとのあさんだった。なんでも、土曜の夜にサークルの飲み会があるので参加するかどうかということだった。なお、その際に重要な話があるらしく、参加をしてほしいという旨が追記として書いてあった。

 

 のあさんが直接そういう頼み方をしてくるということは、本当に重要なことなのだろう。この一か月の付き合いでその程度ならなんとなくわかる。とすると参加しないという選択肢は無い。しかし重要な話とはいったいなんだろう。のあさん自身の重要な話だろうか。もしくはサークルの話だろうか。

 

 のあさんに参加する旨を連絡し、ついでに重要な話について聞くと、その時に話すといわれてしまった。

何かもったいぶらなくてはいけない理由でもあるのか? いや、今考えても仕方ないことはわかっているのだが考えずにはいられない。なんだろう。

 

 結局午前中ずっとうだうだと考えていたが思い当たるはずもなく、新しく曲を録音しに行く気分でもなくなったのでゲームをして過ごした。

 

 そして土曜日。飲み会の集合時間は午後五時。ボーリングをした後に飲み屋に行くという学生の飲み会のテンプレみたいな予定が組まれていた。時間になるまでのんびりゲームをしてから準備をして集合場所に向かった。

 

 集合場所には人がたむろしていた。土曜の午後四時四十五分という時間を考えれば当然のことである。きょろきょろしていると、遠目にのあさんを発見した。のあさんもこちらを発見したようで、人をかき分けて向ってくるのがわかる。

 

「土曜日はやっぱり人が多いですね」

 

「そうね。ひとまずほかの人の場所に向かいましょうか」

 

 そういってのあさんは来た道を引き返した。その時にのあさんに握られた手は、夏も間近だというのに少しひんやりしていた。

 

「この前の新歓で先輩方には会ったことがあると思うけど、今日はほかにもメンバーがいるわ」

 

「新しく入った人でもいるんですか?」

 

「いえ、そういうわけではないわ」

 

 じゃあどういうわけなんだろうか。

 

 連れられた先には三人の女性がいた。そのうちの一人は中学生か高校生といった風貌をしていた。

 

「こちら、うちの大学の付属高校から来てもらった荒木比奈さん」

 

「よろしくっス」

 

 なぜ高校生が一緒にいるんだ飲み会じゃないのか? という疑問を飲み込んで無難に挨拶を返す。

 

「よし! 全員そろったみたいね。ほいじゃ、しゅっぱーつ!」

 

 そうして右手を高らかにあげた女性にのあさんもついて行ったので自分もはぐれないようについていく。

同じようについて来たのは先程自己紹介した荒木比奈さん、のあさん、髪の毛を三つ編みにした女性である。あれ? サークルの飲み会……人数少なくない?

 

 純粋なサークルメンバーを数えると自分含め四人しかいないことになる。のあさんにもの言いたげな視線を向けると答えは別の方から帰ってきた。

 

「あ、もしかして人数少ないって考えてます? でもしょうがないんですよね。わざわざコミケ参加しようって人は少ないですし、逆にやる気ある人はサークルのほうじゃなくて個人で出しますし」

 

 三つ編みの女性がそういった。コミケ?

 

「のあさん?」

 

「……重要な話とは、そのことね」

 

 騙して悪いが、仕事なんでなとでも言いたげな表情ののあさんは逃がさないとばかりに手をがっしりと掴んで離さない。

 

「まあ、落ち着いて。……話を聞けばあなたもきっとその勘違いが解けるわ」

 

「勘違いも何も重要な話があるって言って呼び出されたらそうでもない話だっただけなんですけど」

 

「それが勘違いよ……大丈夫、話を聞いたらあなたは来てよかったと思うはずよ」

 

 のあさんは心なしかドヤ顔をしている気がしたが、この人の言ってることって実はかなり適当だったりするんじゃないかとこの一か月の付き合いでおぼろげに感じていたことが現実味を帯びてきた。

まあ、最悪何か本当に実のない話だったとしても、夕食を外でとったら偶然のあさんやサークルの先輩がいたと考えよう。

 

 ボーリング場ではサークルを率いていた先輩が場所を抑えてくれていたようで、待つこともなくスムーズに始めることができた。

その時に先輩方とも改めて自己紹介をした。

三つ編みの女性は三年の先輩で、コミケでは売り子やコスプレをするらしい千川さん。サークルを率いていた人は四年の先輩で、衣装を作ったりする佐藤さん。二人ともニコニコとして明るい人である。

 

 荒木さんは漫画や絵を描く担当で、のあさんはプログラミング担当らしい。

 

「……そんなわけで、あなたには話を作ってほしい」

 

 そんなことをいうのあさんに何言ってんのこの人という感想が浮かぶが口を開く前に荒木さんが話し始める。

 

「夏コミが八月中旬だから二か月あるわけっスね」

 

「業者に発注したりする関係上七月終盤までには仕上げてもらわないと。それにギリギリになると余計にお金かかっちゃって赤字が増しますよ」

 

「赤字が増す?」

 

 千川さんが荒木さんに言ったことに疑問が生じ、つい口をはさんでしまった。

 

「ええ、うちは結構長いサークルですからOGや定期的に買ってくれる人もいますけどそれでも別に大手ってわけじゃないですし、そうそう黒字なんて出ませんね」

 

「それでも、コミケにサークルとして参加するのは伝統だから不参加ってのは難しいのよねぇ……ま、OGにとやかく言われたくなかったらやんなさいよってこと」

 

 なんだその文化部の悪しき風習。今まで話を聞いてのあさんが言うところの勘違いが解けたり感謝したりということはないんだが。

 

「……さて、本題なのだけど」

 

 微妙な顔をしているのを察してか、のあさんが口を開く。その眼はこちらを見つめていて、その真剣さは嫌というほど伝わった。

 

「この経験はあなたの夢に役立つわ」

 

「詳しくお願いします」




前回の投稿後のガチャがクッソかわいい輝子
イベントはままゆ
次のイベントがきらりん
そして今のガチャが南条君

ヒャッハーデレマスは地獄だぜー!

輝子ときらりと南条君は手に入れました
ままゆは10%ガチャチケが外れたので持ってません

頑張っても2000位に入れなきゃ意味ないし、2000位じゃもう一枚ゲットしないと意味ないの
……デレマスは地獄だぜ……(ヽ´ω`)

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