ぼっちではありません、エリートです。   作:サンダーボルト

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やばい、八幡視点って結構書きやすいかも…。


やはり比企谷八幡はエリートである。

川崎さんと別れた私はエレベーターで一階まで降りて、ホールのソファに座っている由比ヶ浜さんと雪ノ下さんの元へと向かう。雪ノ下さんはもう持ち直した様子で、戻ってきた私を睨みつけて……ないようですね。こっちを見てはいますが、それほどキツイ視線は感じません。むしろ由比ヶ浜さんの方がキツイです。

 

 

「もう、終わったのかしら?」

 

「ええ、まあ…」

 

「ヒッキー、ちゃんと説明してよね!?」

 

 

ドレス姿に似合わぬ剣幕でまくし立てる由比ヶ浜さんをなだめながら、私は川崎さんとのやり取りを全て話しました。もちろん○○(ピー)も含めてです。その時だけ二人とも顔を朱に染めていましたが、川崎さんの行動がその可能性を否定できないと分かっていただけたようで、キモいだのなんだの罵倒は飛んできませんでした。

 

 

「……なら、川崎さんはご両親や弟さんと話をすると言ったのね?」

 

「ええ。これにて依頼は達成しました」

 

「よかった…」

 

 

ほっと息を吐く二人。しかし、由比ヶ浜さんがハッとして再び私を睨んできました。

 

 

「でも、あの言い方は無いと思う」

 

「……そうですね。雪ノ下さん、先程はすいませんでした」

 

 

追い出すために致し方無いとはいえ、彼女の突いてほしくない部分を抉ってしまったのは事実。言った私も気持ち良くはありません。けじめをつけるために彼女に頭を下げて謝罪しました。

 

 

「……いえ、さっきは私も冷静ではなかったわ。あのままだったら、川崎さんを説得できなかったと思う、から……その、私こそ、ごめんなさい」

 

 

思わず頭を下げたまま顔を上げると、なんとあの雪ノ下さんが私に頭を下げていました。由比ヶ浜さんもびっくりして目をぱちくりさせています。驚きました。驚きました。大事なことなので二回言いました。きっと好機とばかりに責めたててくるであろうと思っていましたから。

 

お互いに頭を下げたまま少したつと、ほぼ同時に頭を上げた。

 

 

「それでは、帰りましょうか」

 

「え、あ、うん、そうだね」

 

「送りますよ。夜中にドレス姿の女性だけというのは心配ですから」

 

「あ、ありがと…」

 

「……そうね、お願いするわ」

 

 

……うーむ、いつもの彼女ではない。いつもなら、『あなたと一緒に歩いていると誘拐と勘違いされるから結構よ。あらごめんなさい、夜中だけでなく日中でもそうだったわね』とか言いそうなんですが。持ち直したと思っていましたが、私の言葉が余程効いたのでしょうか。

 

雪ノ下さんの自宅は、ホテルからも見えるあの高層マンションの一室だそうです。由比ヶ浜さんが言っていたように一人暮らしらしいのですが、それにしても寮とかではなくマンションとはね…。確かあのマンション、前にテレビのコマーシャルに映ってましたね。詳しくは知りませんが、この辺りではかなりの高級物件のようです。流石、ブルジョワジーは違うと言わざるを得ませんね。

 

夜の冷たい風を肌に受けながら街灯に照らされた道を歩く。見慣れた街並みでも、夜ってだけで全く別の世界に見えるもんですね。川崎さんはいつもこの景色を見ながら帰宅していたのでしょう。いや、帰るのは朝方だからもっと明るいか…。

 

 

「……きょうだいって、ああいうものなのかしらね…」

 

 

不意にぽつりと、雪ノ下さんが呟いた。これって私に言ったんでしょうかね?

 

 

「……あたしは一人っ子だからよくわかんないなぁ…」

 

 

由比ヶ浜さんが夜空を見上げながら、その呟きに言葉を返す。雪ノ下さんは隣を歩いている由比ヶ浜さんに一度目をやった後、答えを催促するかのように私を見た。

 

 

「きょうだい皆が皆、仲がいいとは限らないのではありませんかね。逆に人から見て険悪そうでも、そこまで仲が悪くなかったりすることもありますし」

 

 

沖田総悟さんとミツバさん、志村妙さんと新八君のように誰が見ても良好な関係を築いているきょうだいがいれば、神楽さんと神威さんのようにしょっちゅう喧嘩してても仲がいいきょうだいもいますから。幾松さんの義弟はただのゲス白白(パイパイ)でしたが。

 

 

「あなたと小町さんも仲が良さそうだものね。というよりも、あなたの一方的な溺愛に近いけれど」

 

「だね。ヒッキー、シスコンっぽいし」

 

「せめてシスコンエリートって言ってくれませんかね」

 

「せめての意味が分からないわ。……でも、仲がいいのは良い事だと思うわ。少し、羨ましい」

 

「ひょっとして、あなたにも妹が?」

 

「……いいえ、姉が一人よ」

 

「そうなんだ…」

 

 

それっきり誰も口を開こうとはしませんでした。雪ノ下さんの、姉について話したくなさそうな空気を由比ヶ浜さんも私も感じてしまいましたから。

 

マンションに着いて雪ノ下さんと別れ、着替えた由比ヶ浜さんを家まで送る。

 

 

「……ゆきのん、お姉さんと上手くいってないのかな?」

 

「さあ…あれだけでは判断しかねます」

 

 

由比ヶ浜さんは心配そうにマンションの方を振り返る。実際、本当に姉との確執があったとしても、私達がどうこう言うのは難しい。何かを言えるほど、彼女や彼女の家族の事を知らないのですから。

 

 

「まあ、それほど気にする事でもないでしょう。下手に気を遣うと変な空気になりますし」

 

「……そうだね」

 

 

空気を読むのに長けている由比ヶ浜さんは、私の言った言葉に大きく頷きました。きっと前にも同じような経験をしたのでしょう。

 

 

「……あ、うち、もうすぐそこだからここまででいいよ。送ってくれてありがとね。おやすみ」

 

「そうですか?では、おやすみなさい」

 

 

由比ヶ浜さんは手を振りながら走っていく。私はまだ見ぬ雪ノ下さんの姉がどんな人なのかを考えてみながら自宅へと帰った。

 

 

 

 

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翌日の朝、携帯を見るとメル友になったばかりのあの人からメールが来ていました。

 

 

 

 

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From さきさきさん

 

Sub 話したよ

 

 

 

おはよ。起きてる?

 

帰ったら珍しく親も太志も起きててさ、凄い怒られた。あんたが言ってた通り、凄い心配かけることしてたって実感したよ。

 

深夜バイトは止めることになったけど、あたしの学費の事とかはまだ話しあってる途中なんだ。だからさ、あんたの知恵も貸してほしいんだ。選択肢を増やしてくれるんでしょ、エリートさん?

 

朝、校門で待ってるから。期待してるよ。

 

 

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ふむ、どうやら仲直りはできたようですね。まだ川崎さんの学費という問題は残っていますが。なんか学校で待ち構えているようなんですが、いくらエリートでも昨日今日で完璧な解決策なんて思いつかないのですがね。やれやれ、期待されるエリートはつらいですね。

 

 

「お兄ちゃん起きてるー?もう信女さん来てるよー」

 

「さも当たり前のように言ってますが、私は来るなんて聞いてないんですけど」

 

「未来のお嫁さん待たせるなんてポイント低いよー。早くしてねー」

 

「…はいはい」

 

 

聞いてませんねこの妹は。その日の気分で来る信女さんも信女さんですけど。まあそれはいいか。今は川崎さんです。一応対策はありますけど、うまくいくかどうか…。

 

 

「……八幡、どこの女の事を考えてるの?」

 

「なんで分かるんですかあなたは。別にやましいことではありませんよ。この間の川崎さんの事です」

 

「そう。ならいいや」

 

 

MAXコーヒーを飲みながら考え事をしていると、何故だか信女さんに考えていることを見抜かれました。以心伝心の関係だと喜ぶべきか、考えを読まれたことを怖がるべきか…。

 

信女さんと途中まで一緒に登校し、総武高へと着くとメール通り川崎さんが校門に背を預けてもたれかかっていました。

 

 

「おはよ、比企谷。待ってたよ」

 

「おはようございます、川崎さん」

 

 

私を視界に捉えると、片手を上げて気さくに挨拶をする川崎さん。周りに偶然いたクラスメイトが好奇の目を我々に向けてきますが、川崎さんの一睨みですたこらと退散していきました。やっぱりこの人、眼光に迫力ありますよね。

 

 

「それでさ、メール見た?」

 

「見ましたけど…今考えついてるのは確実とは言えないんですが…」

 

「気にしないで。考えてくれるってだけでありがたいから」

 

「そうですか。なら、スカラシップってご存知ですか?」

 

 

教室に向かいながら、私はスカラシップの説明を続ける。スカラシップとは端的に言えば、成績優秀な生徒の学費の一部、もしくは全部を免除できる制度の事です。奨学金とは厳密には違うものですが、奨学金と言ったほうがイメージしやすいかもしれません。このスカラシップ制度を実施している大学で好成績を納めることができれば、川崎さんの学費の問題は解決します。

 

しかし、さっきも言った通りこの方法は確実とは言えません。大学すべてにスカラシップ制度があるわけではありませんから、行きたい大学にスカラシップ制度がなかったならこの案は使えなくなります。まあ、スカラシップ制度は広まってきていますから、あまり危惧してはいませんが。

 

それにスカラシップを取るには好成績を常にキープする必要があります。たとえスカラシップを取れたとしても、その後の成績が落ち込めば途中で打ち切られる可能性もあります。倍率もそれなりに高いですから、狙うのはハードルが高いでしょう。

 

 

「……と、こんな具合ですかね。詳しい事は私より、先生に相談した方が良いと思いますよ」

 

「うん、分かったよ。……色々ありがとう」

 

 

今まで肩にのしかかっていたものが無くなったせいか、川崎さんの微笑みは優しく柔らかいものでした。さっきは眼光に迫力があるなんて思っていましたが、この人こんな風に笑えるんですね。……なんか教室に着いてから嫉妬の視線を感じましたが、エリートはそんなもの気にしませんとも、ええ。同時に嫉妬の念が遠くから飛んできたような気がしましたが、そっちは覚えておきましょう。

 

 

 

 

~~~~~~~~

 

 

 

 

川崎太志君からの依頼を解決してからは、いつも通り暇な放課後を過ごす我々奉仕部。暇なのがいつも通りっておかしいですよね。あれから川崎さんは本格的にスカラシップを狙うらしく、勉強に一層力を入れています。授業の合間や昼休みに私のところに来ては、分からなかった部分を教えたり普通に話したり昼食を食べたりしています。……アレ?半分以上勉強と関係なかった。

 

どうやら川崎さんは予備校にも通っていたらしく、そちらでもスカラシップを狙うみたいです。貪欲なのは良い事ですね。それで私も予備校に通わないかと誘われましたが、エリートには必要ありませんと断りました。そもそも通うとしたら私もスカラシップを取ることになりますから、川崎さんのライバルになってしまいます。私が薦めたのに私が邪魔になっては元も子もありません。なのに残念そうにしていたのは何ででしょうかね?

 

考え事に集中していたら、突然ガラッと扉が開かれる。まさか前の材木座君のような不審者が本当に押し入ってきたのかと、偶然持ってきていたエアソフトガンを抜きそうになりましたが、それが我が部の顧問の平塚先生だと顔を見て分かったところで抑えることができました。

 

 

「邪魔するぞ」

 

「……はぁ」

 

 

もう雪ノ下さんは先生に注意するのを諦めたようです。由比ヶ浜さんは溜息を吐く雪ノ下さんを見て苦笑を浮かべています。

 

 

「先生、入るときはノックをしてください。不審者かと思って危うく一発お見舞いするところでしたよ」

 

「ん?それは雪ノ下の台詞……じゃないな。もう発砲騒ぎは勘弁してくれよ?」

 

「ケースバイケース、ですよ」

 

 

やれやれ、と肩を竦めながら椅子を引いて座る平塚先生28歳独身様。いや、平塚先生の年齢なんて知りませんけど。どこかの蛍の従者は真正面から堂々とこんな呼び方してましたが、この人の前で言ったらハエ叩きで潰されますよね。虫に人間の気持ちを分かれというのも無茶な話ですが。

 

 

「何か、御用ですか?」

 

「ああ。あの勝負の中間発表をしてやろうと思ってな」

 

「しょうぶ?」

 

 

私と雪ノ下さんは理解しましたが、由比ヶ浜さんは分かっていない様子。そういえば、その時はまだいませんでしたね。平塚先生が由比ヶ浜さんに勝負の事を説明すると、由比ヶ浜さんは雪ノ下さんを見てうんうんと頷いた。恐らく雪ノ下さんが上手く挑発に乗せられたことを理解したのでしょう。流石は友達、良く分かってらっしゃる。

 

 

「それで現在の戦績だが、今のところは雪ノ下がリードしている。由比ヶ浜については、二人の勝負とは別にポイントを追加していく。もし二人よりも多くポイントを稼げたなら、それ相応のメリットを用意しよう」

 

「え?は、はい…?」

 

 

おや…私が雪ノ下さんに負けていましたか。独断と偏見ならそれもあり得ますが、私の方が雪ノ下さんよりも働いていると思うんですがね。

 

 

「リードしているといっても、これからの巻き返しは十分可能だ。うむ、接戦はバトルマンガの華だ。……個人的には比企谷の死を乗り越えて雪ノ下が覚醒、という流れを期待していたんだが」

 

 

そういう言い方されると、私を雪ノ下さんの踏み台にするために入部させようとしてた風に聞こえるんですけどね。何にせよ、その展開は私にとって気に入らない考え方ですけど。

 

 

「……平塚先生、何故私が比企谷君よりも高い評価を受けているのか教えていただけますか?」

 

「というと?」

 

「認めたくはありませんが、今までの奉仕活動において一番貢献しているのは比企谷君です。なのにどうして、私よりも評価が低いのですか?」

 

 

……まさか、雪ノ下さんが異議を申し立てるとは。自分が勝っている事は喜ばしい事であるはずなのに、彼女はこれを良しとしない。本当に呆れるほど真っ直ぐな人ですね。平塚先生も意外そうな顔をした後、しばし押し黙って考え込む。

 

 

「確かに結果だけを見れば比企谷は雪ノ下よりも優っている。しかし、比企谷のやり方はなんというか……非道だ。話は聞いたが、戸塚の依頼では葉山達を利用したり、川崎の説得の際には雪ノ下に辛辣な言葉を吐いて無理矢理退席させたそうじゃないか」

 

 

ここで平塚先生は私を睨む。だってしょうがないでしょ、邪魔だったんだから。大人しく引いてくれたんなら、私だってあそこまでしませんでしたよ。

 

 

「先生、葉山君達の件はあちらに非があるのは明らかですし、川崎さんの時も、あの時の私は冷静ではありませんでした」

 

「だとしても、だ。葉山達の件はまだしも、同じ部員の雪ノ下を邪魔者にして追い出すなど、到底褒められたことではない。比企谷をここに置いたのは、あの捻くれた性格の更生もある。なのにこれでは悪化しているようなものだ」

 

 

雪ノ下さんが更に食い下がるが、平塚先生は聞き入れる気はないようです。

 

 

「やり方に問題があるから、この二件に関しての比企谷のポイントはプラマイゼロとなった。君はもっと人を傷つけないやり方を学べ」

 

 

私は内心、失笑していた。

 

傷つけないやり方?依頼人と邪魔者、どちらを優先するかなんて言うまでもないでしょうに。この人は本気で全ての問題に誰も傷つかない解決方法があるなんて思っているのでしょうか?エリートにすら覆せないものだってあるというのに。

 

 

「……申し訳ありませんが、今日は早めに帰らせてもらいますよ。少し考えたいこともありますから」

 

「……ふむ。まあ今日ぐらい良いだろう」

 

 

私がショックを受けているとでも思っているのか、案外快く応じた平塚先生。私は荷物を持ってさっさと部室を出ていきました。

 

帰り道、私はこれまでの依頼について腕を組みながら考える。恐らく由比ヶ浜さんと材木座君の依頼の時はまだ同点だったのでしょう。私と雪ノ下さんは同じことをしていましたから。

 

問題はその後。先生が言っていた葉山君や三浦さんの乱入について、もっと他に良い方法が無かったか考えてみますが……まず無理でしょうね。見たところ、三浦さんは自己中心的な性格のようでした。雪ノ下さんとは違うタイプの女王様です。由比ヶ浜さんくらい親密なら説得もできたかもしれませんが、戸塚君や私では無理でしょう。そもそも説明したのに、意味わかんない、キモい、で済ませて人の話を聞きませんでしたから。唯一、意見できそうな葉山君も争いや不和を嫌う性格。三浦さんの機嫌を損ねないようにこちらに妥協を求めるくらいですから、間違っても三浦さんを抑えこもうとはしません。はた迷惑な人たちです。そんな連中の顔を立てる必要があるのでしょうか。私は無いと思うんですがね。

 

川崎さんの説得の時も、雪ノ下さんは彼女の都合を考えていたとは思えませんでした。ただ彼女の行為を責めたてていただけ。あのまま言い争わせても碌な結果にはならなかったでしょう。しかしそれを本人に言ったところで聞こうとはしない。だから強引に黙らせて帰らせました。確かに褒められた行為ではありませんが、そもそもの問題点は雪ノ下さんが話を聞こうとしない事なんですが。それに関してのポイントって引かれているのでしょうか?

 

 

結局のところ、更生というよりあの人が好む解決方法か否かでポイントが割り振られているようにしか思えませんね。まあ、独断と偏見ですから当然と言えば当然ですけど。

 

 

結論、人の話は聞くべきです。そして考えるべき。

 

 

私は常に、最善の結果を出すべく行動してきました。そのためなら邪魔者を切り捨て、メル友に協力を求める事だってためらいません。何故なら私がエリートだから。凡人が救えぬものも、エリートなら救う事が出来る。何も見ようとしない、人を理解しようとしない人間などに任せられない事を私はする。成長?自立?馬鹿馬鹿しい。無能な人間は失敗を良い経験と言う。愚かな学生は犯罪を若気の至りと言う。そういう連中は決まって、自分のせいで損をしたり傷ついた人間の事を見ようとしない。彼らの言う青春の一ページなど、無価値なただの紙切れに過ぎないのに。

 

 

申し訳ありませんが、平塚先生。私は自分のやり方を変える気はありません。奉仕部は自己変革を促し、悩みを解決する手助けをする場所でしたが、逆に言えば悩みが解決できるかの責任を放棄している。私はそんなのは認めない。他人の悩みを踏み台にして、成長するなんてことはあってはならない。だからこそ、最善を尽くしました。やった事には責任を持つべきです。

 

 

……果たしてこの奉仕部、いつまで続けることができるんでしょうかね?




次回は番外編挿みます。銀魂メインの話になります。非公認カップルとかあります。

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