ハリー・ポッターと紅白の2人   作:ヴァニフィア

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相変わらず動きのある描写が
とてつもなく違和感だったため
説明の文が多くなっています。
あと呪文を唱える時に、
「呪文名ー効果ー」というように
原作のような書き方をしてましたが
今回から一旦ルビを振ってみて
様子を見たいと思ってます。
多分こっちの方がわかりやすいかと…


本物、偽物

「ふわぁ…ううん…眠いや。」

 

ここ最近あんまり寝れてなかったしなぁ…

この前の休みの日は記憶ないし…

 

「むぅ、そんなことで大丈夫なのかの?

今日は大事な試合じゃというに…」

 

「まあ、目が覚めないようなら

無理矢理にでも起こしてやるから安心しろ。」

 

「その一言で目がさめたよ…

ついでに寒気もしてきた。」

 

アミリアがそう言う時って、冬だろうが

背中に氷水入れたりするからね…

 

「私は面倒が嫌いなんだ。

そっちの方が手っ取り早いだろ?」

 

「…心臓に悪いって、あれは…

大丈夫だよ。眠くても箒からは絶対に

手を離さないようにするからさ。」

 

「そうか。私の言いたいことがわかっていたなら

何も言わないが、本当に気をつけてな?」

 

「うん、わかってる。」

 

最初はわからなかった…

けど、ディメンターたちが近づいて来たときに

映るビジョンはきっと本当にあったこと…

私にとっては忘れたいことなのかもしれない。

でも、なんとなくはわかったから…

忘れてはいけないとも。明瞭には

思い出せてないからか、いくつか矛盾が

ある気はするけれどそこは些細なこと。

今気にするのは気を失わないかどうかだから

そこはいいんだ。でも、今度はきっと大丈夫。

イメージするんだ、私…

幸せな感情を奪われるならそれ以上に

幸せなことを思い浮かべればいいんだから。

希望を心に持てば大丈夫…なはず…

いや、そこは自信持ってないと…

 

「ラウラ、行くぞ?考え事もいいが、

今は次の試合で帰ってくる3人のために

少しでも点数を取って勝つぞ。」

 

「あっ、うん、わかった!」

 

考えるのは実際に来てからでいいか。

今はこの試合に集中しないと。

 

 

ラウラは大丈夫なのかの?

どことなく集中できておらんように見えるが…

あれは眠気によるものでもない…

となれば、ディメンターのことかの?

もしかしたら妾たちに話しておらんことが

あって悩んでおるのかもしれん。

そうでないとすればハグリッドのことか…

…アミリアもああ言ってはおったが、

ラウラがああなっておるのは

眠気のせいでないとはわかっておるじゃろう。

…というか逆にアミリアはラウラが

気になっておるような気もするが…

 

「試合開始!」

 

今は呆けておる二人の代わりに

クァッフルを確保せねばならぬな…!

これは貸しじゃぞ…まったく…

 

 

「「…あっ…⁉︎」」

 

「ラウラ!」

 

「う、うん!」

 

と、ここでようやく

我に返ったアミリアは、ラウラに声をかけて

追いつけないからゴール付近まで戻ってくれと

ハンドサインで伝えつつ、

クァッフルを取れたアイギスを追いかけた。

アイギスの方は、両側から相手のチェイサーに

寄られて逃げ場を失いつつあった。

 

(まずいな…こう言っては本人は怒るだろうが

アイギスは体格が小さい…挟まれては

クァッフルを確保したまま耐えることは

できないだろう…くっ…間に合うか…)

 

アミリアが焦りながら

アイギスの背中を見ていると、

突然急降下を始めた。小柄であるが故の

キレのある急激な曲がり方を

したために、追い詰めようとしていた二人の

チェイサーは一瞬アイギスの姿を見失った。

アイギスは自分にとっての下方向に

箒の先を向け、次第に体が逆向きになり、

それでもそのまま曲がり続ける。

時間にして二、三秒ほど、

横から見たとき丸に見えるその軌道の

4分の3ほどを曲がり、真上を向く

アイギスが元の体勢に戻りつつあった時、

虚をつかれていた相手のチェイサーは、

片方がアイギスを直接追いかけ、

もう一人はアイギスが通るであろう進路上で

待ち伏せをしようとしている。

 

(だが、その動きはもう遅い。

アイギスもよくやってくれた…)

 

アミリアはこの短期間にそれだけの

動きができるようになったアイギスに

感心していた。その時、そのアイギスの横に

ブラッジャーが迫っていた。しかし、

それは彼女に当たらず、双子のどちらかが

はじき返していた。

 

「ブラッジャーは俺たちに任せとけよ!」

 

横からそういう声が聞こえてきた。

はじき返されたブラッジャーは

後ろに控えるもう一人のチェイサーに向かった。

 

「アイギス!」

 

「任せるのじゃ!」

 

実際には互いの声はほとんど聞こえていないが、

二人の間には確かにその言葉が交わされていた。

 

(アイギスが私たちの失敗をカバーしてくれた

このクァッフルだけは決めないとな。

…予定外だが私が目立つし逆に好都合か。)

 

トップスピードのままクァッフルを

キャッチしたアミリアには、

一瞬とはいえスピードを抑えた

二人のチェイサーはもう追いつけない。

ブラッジャーに怯まされていた

残る一人もかわしてそのままゴール前へ向かう。

キーパーは、三つのゴールの前で旋回していた。

アミリアはその様子を見つめ、キーパーの

視線、呼吸、手の力の入り方、その後ろにある

三つのゴール、風向き、そして自分の背後、

全選手の位置…いつも意識していることを

さらに意識し、得られた様々な情報から

瞬時に狙うべきゴールを決める。

ゴールまであと十数メートル…

キーパーはアミリアが投げたクァッフルに、

入れさせまい、と食らいつく。

なんとか弾くことには成功したが、

その先にはアミリアがすでに回り込んでいた。

 

「押し…通る!」

 

アミリアはクァッフルを箒で弾くと、

程なくして競技場に歓声が起こった。

アミリアはそのキーパーを一度見たあと、

自陣の方に戻った。

 

「ありがとう、アイギス!

私たち、少しボーッとしてたみたいで…」

 

「気にせんでいい。なに、後は

アミリアの計画通りにすれば大丈夫じゃろう。」

 

「ああ、そうして欲しい。期せずして

私が余計に目立てたからな。

…だが、あのキーパーは強いぞ?」

 

「そうなの?」

 

「何があっても諦めないタチだろう。

ある意味レイブンクロー生らしくないとも言える。

だが、スポーツの試合などにおいては、

そういう者が一番手強いと私は思っている。」

 

「ふむ…油断など愚の骨頂というわけじゃな。」

 

「ああ。だが、正々堂々、正面からでも

アイギスとラウラは勝てると信じている。」

 

「そうかな…そうだといいけど…」

 

「 ずいぶん過大評価ではないかの?」

 

「私は私が思ったことを言っているだけだ。

私はこれから自由に動けなくなるだろうから、

後は任せるぞ?大丈夫だ、二人なら。

ほら、頑張ってきてくれ。」

 

アミリアはそうして二人を送り出し、

自分は少し上空の方に待機した。

相手の選手のうち、一人も近くに寄ってきていた。

 

(まあ、前の試合含めて目立ったからな。

マークがつくのも仕方ないだろう。だがこれは

狙い通り。今は周りを確認しなければ…)

 

アミリアはそれから競技場全体を

見渡すようになった。すぐそこにいる

相手の選手は、コートの中だけでなく

観客席や空などもみているアミリアに

怪訝そうな顔を向けているが、

マークを外すわけにもいかないと、

アミリアからの距離は変えないまま待機し、

それから少しの間時間が過ぎて行った。

 

 

『ジョーダン!あなたはいつから

ファイアボルトのセールスになったのですか!

真面目に実況放送をなさい!』

 

実況のリーが何度もマグゴナガルに

怒られている声を背景に試合は進んでいく。

グリフィンドールがリードを保ったままだ。

チェイサーによる攻防は、おおよそ

二対ニの様相で進んでいる。アミリアは

マークが付いている間は動こうとはせず、

外れれば動き出そうという素振りを見せるからだ。

しかし、相手の二人のチェイサーとキーパーは

なかなかラウラとアイギスを止められない。

もちろん、レイブンクローの選手が

下手なわけではない。寮内で最もベストだと

思われるメンバーなのだから。

確かに、アミリアが頭一つ抜けていたのは

本人たちも認めるところだ。

しかし、ラウラとアイギス相手であれば

得意なところでは勝て、苦手なところでも

いい勝負だろうというぐらいの実力はある。

だが、二人の抜群のコンビネーション、

そして前回の試合で二人がほとんど動きを

見せていなかったことによる情報不足が、

思い通りにいかない大きな原因になっている。

レイブンクローの選手も攻撃するものの、

パスはアイギスにかなり潰されてしまい、

すり抜けたとしても、異様に気合が入っている

キーパーのウッドに止められてしまう。

それならばシーカーの勝負はどうかと聞かれれば、

こちらもレイブンクロー側の旗色が悪い。

なにせ、相手は最年少でシーカーになった

天才、ハリー・ポッターと、

世界最高級の箒、ファイアボルトのコンビだ。

レイブンクローのシーカー、チョウ・チャンも

ついていってはいるものの、ほとんど

後手に回ってしまっている。そんな試合運びで、

点差は90対0まで膨らんでいる。

まだ逆転できるとは言え、レイブンクロー側は

このままでは敗戦が濃厚だ。

何人かは焦りが顔に出ている。

そこまで不利でないにも関わらず、

ウッドが早く勝ってしまいたいのか

ハリーにチョウを叩き落とせと

檄を飛ばしていたが、そこで

アミリアは下の方に黒い影を3つ見た。

 

(…っ!ディメンター…!

…いや、様子がおかしい…か?数が少ない上、

何故下から現れた?現れるなら

空からのはず…でなければ

そもそも競技場の入り口の時点で大騒ぎに…

いや、考えている暇はない!

本物だったら大ごとになる…!)

 

アミリアは一目散にそちらへ向かった。

ちょうどその時、ハリーとチョウが

スニッチを追いかけていたので、

ほとんどの観衆はそちらを見ていて

アミリアの動きは見ていなかった。

ただ一人、マークしていたチェイサーだけは

それを見ていたが、試合には全く

関係のない方向に飛んでいるので、

程なくして視線を外し、他のチェイサーたちの

ところへ向かった。

 

エクスペリアームス(武器よ去れ)!」

 

ディメンターと思われる者の一人に

向かって、ひとまず確認として

武装解除術を唱えて吹き飛ばすと、

黒い布が外れて中からプラチナブロンドの

髪をした少年が出てきた。

 

「…拍子抜けな…ドラコ!そこで何をしてる!」

 

「ぐっ…フ、フラム…!」

 

そこにいたのはドラコ・マルフォイで、

彼は忌々しげにアミリアを見ていた。

 

「こりずにまたハリーに嫌がらせか?

箒でも勝てないとなるとこうして嫌がらせを

しようとするとは、全く、呆れたやつだ…」

 

「お前には何もしてないし関係ないはずだろう!」

 

「本当に無関係ならこうして

文句を言いに来たりしていない。」

 

「なんだって?」

 

ドラコはその言葉に軽く目を見開いた。

 

「上から目線で言うが、私はお前のことを

ある程度は評価している。

高慢に振舞っていても、成績を見てれば

勉強も呪文も陰では努力しているのはわかる。

それを認めない方がおかしい。

それと、今のところ人としては底辺だが、

人が集まるのはお前の人望故だろう。

たとえ家柄で集まったとしても、根っからの

嫌なやつなら集まりもしないだろうし。

それを関係のない人たちにも…」

 

アミリアは両隣に立つ

クラップとゴイルを見ながら言った。

 

「…いや。とにかく思っていたことを話したが

どう思うかはお前の勝手だよ。

これは私の自己満足、お節介だからな。さて、

とっとと帰れ。今は大事にはなってないから

いいが、このイタズラが先生に見つかって

減点されても知らんぞ?もうハリーが

スニッチを取って試合は終わっているしな。

すぐにでもここに人が来るだろう。」

 

上の方を見ると、ハリーがスニッチを掲げている。

 

「…行くぞ、クラップ、ゴイル。」

 

ドラコはどことなく難しい顔をしながら

そうして競技場の外へ向かった。

取り巻き二人は若干困惑しながらついていく。

 

「アミリアー!」

 

と、三人がいなくなって数秒ほど経った頃、

ラウラがアミリアのほうに飛んできた。

 

「こんな低いところでどうしたの?」

 

「ん、いや、何でもないさ。

それで、試合はどうなった?」

 

「あれ?見てなかったの?

大丈夫、ちゃんと勝ってるよ。

ほら、ハリーがスニッチを取ってるしね。

アミリアの予想通りになんとかなったよ。

次の試合で取らないといけない点差は

まだ残ってるけど…」

 

「いや、それは仕方ない。

元々かなりの点数が必要だからな。

だが、優勝の可能性が残ったら問題ないさ。

後は、みんなに任せよう。優勝カップを

掴むのに相応しいのは私たちじゃない。

私たちは偽物のようなものだ。

やはり、本物のチームに取って欲しいからな。」

 

「うん、みんな元気になったからね。

前の練習の時には、もう箒に乗っても

震えたりしないで、全快してたし。」

 

「そういうことだ。後は任せよう。」

 

アミリアとラウラがそんな話をしていると、

少し上から声をかけられた。

 

「だーれが偽物だよ。」

 

「ああ、その通り。」

 

フレッドとジョージだ。

二人でそれぞれアミリア、ラウラと肩を

組みながら話を続ける。

 

「アイギスと二人がいないと

ここまで来れなかったからな。

もう三人ともチームの一員だ!

本物だ、偽物だなんて、どうでもいいんだよ!」

 

「三人が仮にチームを手伝ってるのは

知ってても、それをアンジェリーナたちの

手柄を取ったとかいう奴はいないぜ。

ほら見ろよ。ウッドだってあの通り!

手放しで喜んでるだろ?」

 

ジョージが指差す方を見ると、

ウッドが嬉しさのあまり、試合が終わって

しばらく経つというのにまだ

ハリーの肩をバンバンと叩いている。

 

「ほら、みんなの所に行こうぜ。

アイギスだって待ってる。」

 

「もちろん、我が愚弟をはじめとした

俺たちの寮の仲間たちもな。」

 

アミリアとラウラは双子に連れられ、

観客席から出て来たグリフィンドール生による

胴上げが始まりかけている

ハリーのところに向かった。




「はーい、こんにちわー。みんな元気かな〜?」

「また脈絡もなく…いえ、あなたにそう
言っても仕方ないのだけど…聞かないから…」

「まあ、仕方ないな。
私がいてもどうにかなるものでもない。」

「はい、と言うことで今日はエミリーに
私、アリシアと、夫のダールトで、
後書きでの雑談をしたいと思います。」

「前回は大変だったらしいな。」

「ええ、エミリーが話を聞いてくれなくて…
まあ、私も悪かったといえば悪かったけれど…」

「アリシアが悪いよアリシアが〜。」

「あ?」

「ダメだろう、エミリー。
悪いことをしたなら謝らないと。」

「ごめんなさーい。」

「…子供かあんたは…あ、いえ…コホン…
と、とにかく、何かしらのお話を始めないと。」

「そうだな。それなら、アミリアと
ラウラはともかく、アイギスがどうして
なんとか試合についていけるぐらいに
箒に乗るのが上手いのかの説明はどうだろう?」

「そうね…説明も何もなければ
ホグワーツのクィディッチチームを
舐めてないかとか言われそうだし…」

「アリシアよりは下手だけど〜?」

「比較対象にならないだろう。
アリシアは全国レベルの選手だったのだからな。」

「私はあんまり思い出したくないのよね。
気性が荒かった時というか…
まあ、エミリーと話してる時なんかは
学生の時の感じで戻っちゃう時があるけど…」

「あと、箒に乗った時もな。
思い出したくないのなら箒に乗らなければ
いいとは思うが、箒に乗ること自体は
好きなんだったか…」

「ええ、人に見られていると
少し恥ずかしいのだけどね。あの状態は。
それで、アイギスのことね?」

「元専門家の目線からすれば
アイギスはどういう選手なんだ?」

「そうね。まず一つは、視野が広いのが強みね。
相手がいつ、どのタイミングで
パスが欲しいのか、パスを投げるなら
どの方向に投げるのかが読めてるわ。
味方へのパスを出すのが苦手なようだけれど。
まあ、これだけなら普通に視野が広い、
というだけ。そこに、アイギスの場合は
それに加えて各々をとても細かく見れているわ。
それと、もう1つ。これが他のみんなに
ついていけている大きな理由、学習能力の高さね。」

「ふむ、そういえばアミリアが手紙で、
アイギスは物覚えが良くて勉強の
教え甲斐があったと言っていたな。」

「ええ、あの子はとても物覚えがいいわ。
あなたの言う通り勉強でもね。
そして、それを活かすだけの知恵もある。
まあ、千年近く生きていたらしいし
知恵があるのは当たり前かもしれないけれど。
ただ、その吸収スピードが本当にすごいわね。
試合で見たことをその試合中に
使えるようになるぐらいの早さよ。」

「さすが私の子供だわ〜。」

「確かにあなたは天才だけど…いえ、天災ね…
いや、まあとにかく、アイギスは
あなたの本当の子供ではないでしょう?」

「えー?そうだったかしら〜?」

「相変わらず素なのかわざとなのかわからんな。」

「エミリーは本当に真剣な時でもないと
いつもこうよ…気にするだけ無駄だと思うわ。」

「まあ、それもそうだなぁ。
…というか、エミリーの暴走を止めたいなら
ランディが適任なんじゃないのか?
どうして私が呼ばれたんだ?」

「逆なのよ…ランディがいると
止めてくれるからって自重しなくなるから…」

「…あいつも苦労してるな。
…っと、そろそろ時間になるか。」

「そうね。…あー、最後に一つ。
私から伝えるのもおかしいけれど、
作者さんからの謝罪文ね。前書きでは、
注意書きがあって、あれ以上長々と
事務連絡を入れるのは少しまずいと
思ったからここで改めて、ということで…
投稿が遅くなってごめんなさい、
12月は師走というけれど、実感するぐらい
本当に忙しかった、らしいわ。人気のない
二番手、三番手な作品でも、待ってくれている
人はいるのだから、なんとかしたいのは
山々だけれど、どうしても忙しいと
更新も厳しい、ということだそうよ。」

「忙しければ遅れてもいいわけないわよね?」

「エミリーがまともになった、だと…⁉︎」

「あら珍しい…では、今日はここまでで
また次回。ありがとうございました。」

「…私は必要だったかな?」

「エミリーじゃなく私の制止に
なってくれていたと思うわ。
危うくまた怒りそうになっちゃって…」

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