エクストラダンガンロンパZ 希望の蔓に絶望の華を   作:江藤えそら

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※この部分では、現時点における全生徒の詳細、新登場のキャラクターをまとめたものです。



 【Chapter4 (非)日常編③までのネタバレ】が含まれますので、そちらまでを読んでからお読みいただくよう、よろしくお願い申し上げます。


 情報は後ほど追加することがあります。


希望ヶ峰学園特別分校 生徒名簿(改)

 Caution!!

 Chapter4 (非)日常編③までのネタバレ注意!

 

 

 

 

 

 

 

《男子生徒》

 

 

 

 葛西幸彦(かさい ゆきひこ)

 ”超高校級の脚本家”

 【身長】164㎝

 【体重】51㎏

 【胸囲】79㎝

 【好きなもの】落ち着けるもの、漬け物、小清水(?)←NEW!

 【苦手なもの】周りが見えない人、トマト

 

 【現状】生存

 

 主人公。第一、第二の事件の全体、第三の事件の前半部において、裁判を主導し謎解きを進めた。別段頭の回転が早い方ではないが、地道にコトダマを見つけ出し事件の脚本を作り上げるという点で才能を十二分に生かしている。小清水彌生に淡い恋心を抱いていたが、第三の事件の際に裏切られ、絶望の淵に立たされ我を見失う。しかし最終的には自力で立ち直り、自らの言葉で彼女への思いを絶った。しかし今でも彼女のことを気にかけている節がある。

 

 「真実は、この世で一番残酷な脚本なのかもしれないね」

 

 

 

 前木常夏(まえぎ とこなつ)

 ”超高校級の幸運”

 【身長】170㎝

 【体重】58㎏

 【胸囲】83㎝

 【好きなもの】楽しいこと、ノリのいい人

 【苦手なもの】才能あふれる人、酸っぱいもの

 

 【現状】生存

 

 明るくて前向き、しかし情緒不安定になりがちな男子高校生。当初は幸運という才能に自信が持てず(自信があるフリをしていたが、実際は自己嫌悪していた)、自分を凡才だと決めつけていたが、コロシアイ生活を経て成長。自分にも自分なりにできることがあると理解し、黒幕打倒のため決意を新たにする。

 そして小清水彌生から自らの”幸運”が偶然ではなく確かな才能であり、さらに黒幕に打ち勝つために必要な才能であると知らされ、複雑な心境ながらも協力の申し出を受諾した。

 

 「俺は生きるぞ…! 生きて絶対お前らに勝つ!」

 

 

 

 リュウ/龍雅(りゅうが)・フォン・グラディウス

 ”超高校級の殺し屋”

 【身長】195㎝

 【体重】95㎏

 【胸囲】95㎝

 【好きなもの】推理小説、焼きイワシ、ニンニク、トレーニング

 【苦手なもの】傲慢な人、生魚、絶望←NEW!

 

 【現状】死亡(二章被害者/クロ)

 

 巨躯と黒いコートが特徴的な謎の男子高校生。冷静で温和な態度を見せるが、その正体は【絶望を喰らう殺し屋】グラディウス一族の末裔。独裁者や密輸グループのリーダーなど、法では裁ききれない絶望の根源を誅殺して回っていた。本性を見せると大仰な口調で話し、饒舌になる。

 第二の動機によって自らの正体と使命を思い出し、これ以上のコロシアイを防ぐため黒幕に対し戦いを挑む。襲い来るヌイグルミの群れやオシオキに耐え勝利し、絶望の手先であると判明した釜利谷三瓶を殺害。着実に使命を果たすかに見えたが、重傷が災いして御堂秋音の策に敗れ、死亡。いまわの際に、御堂、そして黒幕もすぐに死ぬことになるだろうと予言した。

 

 「ぐはははははっ!!! 絶望は闇に還れ!!!」

 

 

 

 釜利谷三瓶(かまりや さんぺい)

 ”超高校級の脳科学者”/”超高校級の絶望”

 【身長】176㎝

 【体重】67㎏

 【胸囲】86㎝

 【好きなもの】寝ること、楽しいこと、イカの塩辛、絶望←NEW!

 【苦手なもの】めんどくさいこと、命を大切にしない人

 

 【現状】死亡(二章被害者)

 

 白衣を着たガサツな男子。有名な脳科学者の息子であるが、多くの人を助けたいあまり過労で倒れた父の姿を見たため、努力することに辟易している。しかし友情にはとてもあつく、親友に害をなすものには毅然と立ち向かう。

 その正体は江ノ島盾子などを筆頭とする”超高校級の絶望”の一人であり、”大好きな親友たちが絶望から這い上がる姿が見たい”という歪んだ友情のためにコロシアイ生活の主催に関わり、自分以外のメンバーの記憶を消去。自身もメンバーの一人としてコロシアイに参加するが、絶望であることが龍雅に露見してしまったため、首を砕かれて殺害された。

 絶望に転向した経緯など、未だに謎も多い。

 

 「俺と俺のダチのために………死ね」

 

 

 

 入間(いるま)ジョーンズ

 ”超高校級の翻訳者”

 【身長】180㎝

 【体重】64㎏

 【胸囲】85㎝

 【好きなもの】話しがいのある人、干し芋

 【苦手なもの】話を聞かない人、ホラー系全般

 

 【現状】生存

 

 スーツ姿に銀の長髪が特徴的なさわやかな男子。幾度ものコロシアイに巻き込まれながら、現状では辛くも生き残っている。男子メンツの中では夢郷と並んでずば抜けて頭の回転が早く、第三の事件の際には最後に謎解きを主導し、真のクロである安藤を見つけ出すことに貢献した。また夢郷の正体が異なる人物であることを突き止め、第四のエリア開放後、その正体を暴くことに成功。希望側の面々の中では葛西の次に事実究明を主導していると言っても過言ではない活躍を見せる。しかし要所要所で感情が優先してしまい詰めが甘くなってしまう面も持ち合わせている。自身の持つ対話の才能によってこれ以上のコロシアイを阻止しようと決心している。

 

 「絶望を希望に翻訳するのが、私の使命なのでしょう」

 

 

 

 夢郷郷夢(ゆめさと きょうむ)

 ”超高校級の哲学者”

 【身長】184㎝

 【体重】71㎏

 【胸囲】86㎝

 【好きなもの】静かな時間、女性

 【苦手なもの】硬派な人、むさくるしい男性

 

 【現状】生存 → 死亡(二章終了時に殺害されていたことが判明)

 

 卓越した頭脳と常人には理解しがたい思想を持つ天才哲学者。コロシアイでもその才覚を生かして活躍する一方、何を考えているか分からない不気味な印象も与えていた。

 実は第二の裁判が起きた後の夜、土門隆信によって殺害されていたことが判明した。遺体は植物園の地面に埋められ、後ほどモノパンダの手引きで小清水彌生が発見した。発見されたときには腐乱が激しく、外見の判別もつかぬほどであった。殺害時の詳細はいまだ不明である。殺害後は土門隆信が彼に成しすましてコロシアイ生活に潜入。自らが思い描くストーリーになるように暗躍していた。

 

 「全ては無常……。僕の存在も、また」

 

 

 

 土門隆信(どもん たかのぶ)

 ”超高校級の建築士”

 【身長】185㎝

 【体重】75㎏

 【胸囲】88㎝

 【好きなもの】運動全般(水泳除く)、家族、友人

 【苦手なもの】重い雰囲気、水

 

 【現状】死亡(一章クロ) → 生存

 

 建築士。気立てがよく包容力のある兄貴分であり、誰からも慕われていた。その優しさが災いし、津川梁の遺言に従おうとするも、手違いから生きたまま焼殺してしまう。罪悪感から自らが犯人であることを告白し、凄惨なオシオキを身に受けて死亡した。

 …と思われていたが、実は別空間に逃れてオシオキを回避し、二章終了後に夢郷郷夢と入れ替わりでコロシアイ生活に舞い戻っていたことが判明した。その正体は、このコロシアイ生活の主催者であるヌイグルミ・モノパンダ。自らが理想とするストーリーのために夢郷の姿を借りて暗躍し、コロシアイ生活を進めていた。自分の正体を看破した入間達に対し、最終裁判での戦いを布告。残された謎を解くことを条件に学園からの脱出を約束した。その後も夢郷の姿を借りたまま歪な共存を続けている。

 

 「ぎひゃひゃひゃひゃ!!! オイラを倒してみろよ、希望のみんな!!」

 

 

 

 丹沢駿河(たんざわ するが)

 ”超高校級のフィギュア製作者”

 【身長】155㎝

 【体重】43㎏

 【胸囲】74㎝

 【好きなもの】美しい造形、魅せられる女性、健康食品、安藤(?)←NEW!

 【苦手なもの】偏見、運動全般、味の濃いもの

 

 【現状】死亡(三章被害者)

 

 おかっぱ頭のオタク少年。あまり頭がいい方ではないので謎解きでは受け身に回ることが多かったが、随所随所で的を射た発言もしている。また友人への心配りは誰よりも厚く、親友を立て続けに失った前木と遊んで心のケアをしたり、津川の遺言に書いてあった約束を果たすべく等身大フィギュアを徹夜で製作、完成させた。しかしそれだけ善良な人物であったにもかかわらず、安藤と小清水の殺意を一身に受け、嘔吐と吐血を繰り返して毒殺されるという悲惨な最期を遂げた。しかし死の直前にアルターエゴⅡを発見して有用性を確認、黒幕に見えないところに隠すことによって仲間たちに希望を託した。

 

 「拙者……皆様のお役に立てましたでしょうか?」

 

 

 

 

 《女子生徒》

 

 

 山村巴(やまむら ともえ)

 ”超高校級の空手家”

 【身長】166㎝

 【体重】57㎏

 【胸囲】83㎝

 【好きなもの】稽古、書道、スイーツ全般、龍雅←NEW!

 【苦手なもの】不真面目な人、ムカデ

 

 【現状】生存

 

 凶悪な他人格を持つ女子高生。身体の強さとは裏腹に精神的に脆いところがあり、一時はショックのあまり第三の人格が芽生えるなど情緒不安定に陥っていた。しかし慕っていた龍雅の死、そして自分を助けてくれた小清水の裏切りを乗り越えて成長。精神的ショックを自力で克服できるようになり、第二の人格も以前より大人しくなっている。極限状況での修業が幸いして空手家としての実力も大幅に増大し、今では龍雅と遜色ないほどの実力を身につけ、間もなく彼を超えると思われる。謎解きは得意ではないため任せがちになっていたが、最近はある程度自力で考えるようにもしている。入間ジョーンズの謎解きに同行したため、夢郷についての真実を知ることとなった。

 

 「「オレは(私は)…お前を倒す!!!」」

 

 

 

 亞桐莉緒(あぎり りお)

 ”超高校級のダンサー”

 【身長】167㎝

 【体重】54㎏

 【胸囲】86㎝

 【好きなもの】ダンス全般、おしゃべり、チョコレート、夢郷(?)←NEW!

【苦手なもの】協調性のないこと、楽しいこと

 

 【現状】生存

 

 楽しいことが大好きな女子高生ダンサー。頭がよくないので謎解きで前面に出ることはなく、かといって山村のように強靭な肉体があるわけでもない。しかし彼女の最も優れた活躍は、コロシアイで疲弊したメンバーを鼓舞し、明るい性格で場を盛り上げ続けたことであろう。前木や山村が精神を蝕まれたときも、安藤や小清水が皆を裏切った後も、絶えず明るくふるまい、コロシアイ生活の清涼剤であり続けた。謎解きは苦手でも、こういった分野に関しては彼女の右に出る者はいない。

 コロシアイを経て夢郷に心が傾きかけている(現に番外編でネタにされている)が、奇しくも夢郷の正体に気付くことなくコロシアイ生活を続けることとなってしまう。

 

 「みんなで楽しく生きれば、黒幕なんかに絶対負けねーから!」

 

 

 

 安藤未戝(あんどう みざい)

 ”超高校級の漫画家”

 【身長】152㎝

 【体重】43㎏

 【胸囲】78㎝

 【好きなもの】燃える展開、妄想、乳製品

 【苦手なもの】恋愛を連想させるもの、長文

 

 【現状】死亡(三章クロ)

 

 仙人のような話し方が特徴的な女性漫画家。謎解きはできないがいわゆる”ネタ枠”としてコロシアイ生活を盛り上げる役を担った。特に夢郷とのドタバタ漫才が印象的。

 しかし実際は創作者として自分を高められる経験とストーリーを心の底から欲しており、第三の事件に目をつけて”恋と憎悪”の物語を描き出そうと凶行に及んだ。その目的のためなら自信が瀕死になることも全くいとわず、挙句管制室を乗っ取ってわざと全員にヒントを与えるなど、全てが狂気に満ちていた。最後は自らの悲願が達成されたことに満足してオシオキを受けたが、結局死への恐怖と苦痛から心変わりし、泣き叫びながら死亡。

 理想の物語のために凶行に及んだという点は土門と類似しているが、黒幕側との接点はない模様。

 

 「みー様は…みんなのことが大好きだぞよ♡」

 

 

 

 

 伊丹(いたみ)ゆきみ

 ”超高校級の薬剤師”

 【身長】158㎝

 【体重】50㎏

 【胸囲】80㎝

 【好きなもの】ぼーっとすること、化学書、剣道

 【苦手なもの】うるさい人、嘘、偏見

 

 【現状】生存

 

 黒ずくめの恰好をした大人びた女子高生。嘘を嫌っており物事をはっきり言う。当初はその思考が強かったため毒舌気味だったが、津川梁を傷つけてしまった罪悪感から毒舌はめっきりと影をひそめるようになり、その後はむしろ傷ついた仲間のケアに力を尽くすようになる。利発で頭の回転が早く、入間や葛西などと並んで”謎解き勢”に数えられる。また第三の事件後にモノパンダに頼んで毒殺の可能性を事実上排除する、化学室が解放された際にいち早く薬の効能を調べるなど捜査や裁判以外の点でも活躍が見られる。幾度も精神を蝕まれながらも生存し、黒幕との最終裁判に挑むべく調査を進めている。

 

 「私を……一人にしないで……」

 

 

 

 津川梁(つがわ りゃん)

 ”超高校級のコスプレイヤー”

 【身長】139㎝

 【体重】38㎏

 【胸囲】74㎝

 【好きなもの】ファン、おばあちゃん、甘いもの

 【苦手なもの】大きい人、両親、しょっぱいもの

 

 【現状】死亡(一章被害者)

 

 小学生のように小さい身ながら誰よりも強い希望を抱いていた少女。みんなに可愛がられるマスコットキャラかと思いきや母親のような包容力もあり、伊丹より早い段階で傷ついた仲間のケアを行い、亞桐より早く盛り上げ役を行っていた(というより、彼女の死後、亞桐や伊丹がその使命を引き継いだという方が正しい)。

 メンバーの中で誰よりも早く全員が脱出するために動き出し、バレないように自らを殺すよう土門に依頼する(これは、学級裁判のルールが説明される前に事件が起きてしまったことに起因する勘違いであり、クロ一人しか生きて出られないことを彼女は知らなかった。十分な説明を早期に行わなかった黒幕側の過失でもある)。しかし手違いから死ぬ前に焼却炉に入れられてしまい、生きたまま全身を焼却されて死亡。彼女の死は多くのメンバーにトラウマと影響を与え、自身の敵が大いなる絶望であることを認識させた。

 

 「みんなは、生きてここを脱出するなりよ! リャン様との約束!」

 

 

 

 小清水彌生(こしみず やよい)

 ”超高校級の昆虫学者”

 【身長】168㎝

 【体重】57㎏

 【胸囲】89㎝

 【好きなもの】虫系全般、触手、葛西(?)←NEW!

 【苦手なもの】小動物、犬猫、人間←NEW!

 

 【現状】生存

 

 昆虫に異常なまでの情熱を注ぐ天才昆虫学者。博識で落ち着いており、常に冷静で客観的な発言で謎解きに貢献した。コロシアイ生活の中で葛西と仲を深めていった。

 しかし第二の動機によって自らの目的が”地球を支配したつもりになっている忌まわしき人類の絶滅”であることを思い出し、それを果たすべく第三の事件にて行動を開始する。モノウイルスを仕込んだコーヒーによって丹沢駿河を事実上殺害したが、それすら看破していた安藤未戝に邪魔され、とどめを刺すことはできず、クロにはならなかった。その後の投票でもオシオキは否決され、屈辱を胸に生き残ることとなる。人間への憎悪はそのままだが、黒幕打倒のために前木に協力を持ちかけるなど、その胸中は読み取れない。また葛西のことは利用していたにすぎなかったはずだが、想いを絶たれたときには落涙していた。

  

 「この世界を、虫さん達の楽園に………」

 

 

 

 御堂秋音(みどう あきね)

 ”超高校級のエンジニア”

 【身長】155㎝

 【体重】45㎏

 【胸囲】79㎝

 【好きなもの】機械いじり、謎解き、母親

 【苦手なもの】周囲の人間、英語

 

 【現状】死亡(二章クロ)

 

 数理の知識では誰も敵わないほどの頭脳を持つ天才少女。他者を平気で罵倒する高慢な性格であり共存するには相当困難があったが、伊丹などの人間関係を経て少しばかりは打ち解けていた。

 しかし本当の目的は、死んだ家族をアンドロイドとして蘇らせることであった。母親に虐待され、弟を餓死させる(意図的ではない)という壮絶な半生を送っており、それにもかかわらず強烈に母親を慕っていた。他人に対しても「普通に母親と仲良くできて羨ましい」という羨望をいだいており、高慢な性格もそれが原因であった。

 最後はモノクマに自らの感情を弄ばれ、子供のように母親に助けを求めながらオシオキによりミイラ化して死亡。絶望だけを残して果てたかに見えたが、彼女の発明品は思わぬところで役に立つこととなった。

 

 「私を愛して、お母さま……」

 

 

 

 

NEW!!吹屋喜咲(ふきや きさき)

 ”超高校級の噺家”

 【身長】166㎝

 【体重】55㎏

 【胸囲】87㎝

 【好きなもの】おしゃべり、マッチョな人、和食

 【苦手なもの】ビリビリ系、暗い雰囲気

 【外見】和服を着てかんざしで髪を留めた清楚な美人。いつもニコニコしている。扇子を持っている。

 

 一人称は「あちき」もしくは「あっし」、二人称は自分が決めた独特の呼び名を使う。語尾に「ありんす」がつく。いわゆる廓詞(くるわことば)。噺をするときは語尾が消え、一人称も「私」になる。

 

 

 管制室の隣の監獄部屋に幽閉されていた少女。噺家の才能を持ち、落語から怪談まで様々な噺を大舞台で話し続けてきた。実は葛西たちの同級生であったらしく、記憶も消されていないため学園生活の頃の彼らのことも覚えている(ただしコロシアイ生活の直前の記憶は制御されている模様)。未だに謎が多い少女だが本人はあまり気にしておらず、マイペースなノリで周囲を盛り上げたり困惑させたりしている。長らく幽閉されていたせいかコロシアイ生活ですら彼女の目には新鮮で楽しく映っているようである。

 

 「うっひょ~!! なんか楽しくなってきたでありんす!!」

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

NEW!!アルターエゴⅡ

 ”御堂秋音が開発した電脳データ”

 【身長】ノートパソコンくらい

 【体重】ノートパソコンくらい

 【胸囲】なし

 【好きなもの】母親(御堂秋音)、話が面白い人

 【苦手なもの】頭が悪い人、コンピュータウイルス

 【外見】ノートパソコンの中に入っている。アバターは津川梁であり、彼女が眼鏡をかけてスーツ姿になったもの。

 

 一人称は「私」。二人称は「~様」。語尾に「なり」がつくが、オフに設定することもできる。

 

 御堂秋音が学園生活時代に生み出した電脳データ。元は【超高校級のプログラマー】と呼ばれる生徒が開発したものだが、御堂がそれにハッキング耐性を付け加えて発展させた。耐性だけでなく、自ら他の機器にハッキングすることもできる。人間と変わらぬ知性と感情を持ち、謎解きから話し相手に至るまで、あらゆる面で希望の面々をサポートしてくれる。ノートパソコンにインストールされているが、本体は小さなメモリーである。

 元々は技術室に置いてあったものを安藤が発見、管制室の入り口を見つける際に利用されると、用済みとして丹沢に譲渡される。彼女が黒幕に打ち勝つ戦力になると期待した判断した丹沢により黒幕から秘匿され、第三の事件後に発見、葛西たちと合流を果たす。

 津川梁の姿を借りており、声や語尾も真似ているが、一時的に違う人物になることも可能。

 

 「私の力、存分に使ってくださいなり」

 

 

 

 


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