エクストラダンガンロンパZ 希望の蔓に絶望の華を 作:江藤えそら
作品の注意書きにも書きましたが、本作はアニメ「ダンガンロンパ3」やゲーム「ニューダンガンロンパV3」が発表される前に書き始めた作品なので、これらに登場するキャラクターと名前、才能が被るキャラクターがおります。予めご理解とご了承の上、閲覧していただくと幸いです。
なお、特記ない場合、挿絵は作者本人が描いたものです。
2020/9/26 追記 現在リメイク版立ち絵を作成中です。全員分の完成まで今少し時間をいただきますが、完成次第追加して参りますのでよろしくお願いいたします。
《男子生徒》
”超高校級の脚本家”
【身長】164cm
【体重】51kg
【胸囲】79cm
【好きなもの】落ち着けるもの(風鈴とか)、漬け物全般
【苦手なもの】周りが見えない人、トマト
【外見】一般的な制服のブレザー。ごく普通の男子学生といった見た目。
一人称は「俺」。男子には苗字+「君」、女子には苗字+「さん」で呼ぶ。
主人公。演劇から映画まで数々の作品を手がけた若手脚本家。彼の作品は近々ハリウッドにも採用される予定らしい。落ち着いた性格で、常に一歩引いたところから周りを見ている。謙虚で常識人。しかし、そのキャラのせいで存在感は薄い。
「俺の居場所はあるのだろうか……」
” 超高校級の幸運”
【身長】170cm
【体重】 58kg
【胸囲】 83cm
【好きなもの】楽しいこと、ノリのいい人
【苦手なもの】才能あふれる人、酸っぱいもの
【外見】髪は赤茶色で、ふんわりとした感じでところどころ跳ねている。上はパーカーを着ていて、その下に制服のシャツを着ている。
一人称は「俺」。男女共に苗字呼び捨て。仲のいい人は名前で呼ぶ。釜利谷は「三ちゃん」。
超高校級と言われる才能がなければ入れない希望ヶ峰学園に平凡な学生の中から選ばれた”超高校級の幸運”の一人。性格は至って能天気であっけらかんとしており、自分の才能に絶対の自信を持つ。いつもテンションが高いためうざがられることが多いが、その態度は内心のコンプレックスを隠すためでもある。
ちなみに抽選で選ばれた生徒だが、それ以外のことでは特に運がいい様子はなく、本当に”幸運”で入れただけの平凡な生徒である。
「だ・か・ら‼︎ 俺は凡人なんかじゃねえっつーの‼︎」
リュウ
”超高校級の???”
【身長】195cm
【体重】 95kg
【胸囲】 95cm
【好きなもの】推理小説、焼きイワシ、ニンニク、トレーニング
【苦手なもの】傲慢な人、生魚
【外見】白い短髪と茶色い色付き眼鏡、見上げるほどの長身に屈強な体躯が特徴的。上着には学ランではなく漆黒のコートを纏っている。
一人称は「俺」。男女共に苗字呼び捨て。
才能を含め、素性が全く知られていない生徒。必要なこと以外はほとんど喋らない寡黙な人物だが、人付き合いが苦手なわけではなく、話しかけられれば穏やかに応じる。人間という枠を超えた異常な戦闘力を有しており、生徒達の中で唯一黒幕に真っ向勝負を挑める存在。しかしその力は本当に必要と感じた時以外は絶対に使われることはなく、あくまでも平穏を望む。
「殺意を向けられるのには慣れている…」
”超高校級の脳科学者”
【身長】176cm
【体重】 67kg
【胸囲】 86cm
【好きなもの】寝ること、楽しいこと、イカの塩辛
【苦手なもの】めんどくさいこと、命を大切にしない人、リア充
【外見】グレー色のシャツの上に白衣を着ている。頭髪はボサボサの黒髪。
一人称は「俺」。男女共に苗字呼び捨て。
現役の高校生にして最先端の脳科学を研究する医療チームのメンバー。しかしその筋書きとは裏腹に極めて適当な性格で、興味のないことには一切口出しせず、様々なことを面倒がる性分。理系脳でサバサバした人物と思われがちだが、仲間と認めた相手は絶対に信じ、守ろうとする熱血漢な一面もある。
「メンドクセー…」
”超高校級の翻訳者”
【身長】180cm
【体重】64kg
【胸囲】85cm
【好きなもの】話しがいのある人、干し芋
【苦手なもの】話を聞かない人、ホラー系全般
【外見】スーツ姿。長い銀髪を後ろで一つ結びにしていて、銀縁の眼鏡をかけている。笑顔が絶えない。
一人称は「わたくし」。男子は苗字+「さん」、夢郷は「くん」。女子は苗字+「様」。
イギリス人とのハーフで、28ヶ国語を自在に操る天才翻訳者。各国の重要人物と太いパイプをもち、アメリカ大統領との対話経験もあるという。”トークは人間を切り開く”と語り、巧みな話術で相手を自分の世界に引き込んでしまう。各国首脳との関係もそのようにして築いたという。美青年だが、非常にキザな性格が全てを台無しにしている。夢郷とは旧知の仲。
「はっはっは、皆様わたくしがそんなに痛々しくお見えですか?」
”超高校級の哲学者”
【身長】184cm
【体重】 71kg
【胸囲】 86cm
【好きなもの】静かな時間、女性
【苦手なもの】硬派な人、むさくるしい男性
【外見】ジーンズを履き、タンクトップの上に古代ローマ人を思わせる布切れを羽織っている。顔はかなりの美形で外国人のように背も高いため実は人気が高いが、常に意味深な笑みや儚げな表情を浮かべている。
一人称は「僕」。男女共に苗字+「くん」
この世に存在するありとあらゆる哲学に精通する思想家で、”現代のソクラテス”の異名を持つ。高校生ながらに各国の大学などに招かれて講義を行っており、世界の哲学者達の注目を集めている。外見はかなりの美形で外国人のように背も高いが、常に目つきは悲しげであり、滅多に笑うことがない。現在は、究極の問いである「我々は何故在るのか」の探求に勤しんでいるという。実は強烈なむっつりスケベ。
「全ては無常だと……思わないかい?」
”超高校級の建築士”
【身長】185cm
【体重】75kg
【胸囲】88cm
【好きなもの】運動全般(水泳除く)、家族、友人
【苦手なもの】重い雰囲気、水
【外見】薄汚れた大きめのズボンに作業着を着て生活しており、頭にはタオルを巻いている。笑う時は大口を開ける。
一人称は「俺」、男女共に苗字呼び捨て。釜利谷は「三ちゃん」、前木は「まえなつ」。
都会の高層ビルなど、大型の建物を数多く手がけてきた一流の建築士。設計だけでなく、自らも大工として働いており、「大工ほど楽しいスポーツはない」と語る。大工仕事で鍛えられた肉体はアスリートのように立派である。かなり規則正しい生活を送っている。気さくで誰とでも打ち解けやすい。テンションの高さなどは前木と似ており仲もよいが、彼よりも面倒見がよく、保護者的な性格が強い。スポーツは得意だが、実はカナヅチ。
「っしゃああ‼︎ 力仕事は俺に任しとけぇーー‼︎」
”超高校級のフィギュア製作者”
【身長】155cm
【体重】43kg
【胸囲】74cm
【好きなもの】美しい造形、魅せられる女性(次元問わず)、健康食品
【苦手なもの】偏見、運動全般、味の濃いもの
【外見】出っ歯で痩せ細った体をした男子生徒。刈り上げたおかっぱと丸眼鏡が特徴的。
一人称は「私」、「拙者」、「某」など定まらない。男女共に苗字+「殿」。
幼い頃に手掛けた戦隊ヒーローをモチーフとした粘土細工が造形の細かさで注目を浴び、現在はオタク界で名を知らぬ者はいないと言われるフィギュア製作者。超高校級の同人作家とも交流が深く、コラボ作品を手がけることも。絡みづらそうな見た目とは裏腹に真面目でしっかりした性格である。『清く、正しいオタク』をモットーに生きていおり、自分が正しいオタク像を見せつけることで世間一般でのオタクへの差別や偏見を無くそうと試みている。
「モラルある存在でありさえすれば、オタクも社会に認められるはずなのです!」
《女子生徒》
”超高校級の空手家”
【身長】166cm
【体重】 57kg
【胸囲】 83cm
【好きなもの】稽古、書道、スイーツ全般
【苦手なもの】不真面目な人、ムカデ
【外見】制服をきちんと着こなし、濃い茶髪をピンクのリボンで一つ結びにした生真面目な女子生徒。スカートはちゃんと膝下まで下ろしている。
一人称は「私」、逆鱗モードでは「オレ」。男子は苗字+「くん」、女子は苗字+「さん」。逆鱗モードでは男女共に苗字呼び捨て。
小学校時代から世界レベルの大会に出場し続け、優勝歴を残している空手の申し子。普段は冷静で優等生らしい言動をするが、予想外の事態には弱く、混乱しがち。頭もさほど良くなく、力ずくで物事を解決することがしばしば。しかし真面目さとひた向きさは本物で、いかなる状況下でも自分の心身を鍛錬しようと試みている。しかしながら多重人格者でもあり、感情が限界まで高ぶると突然逆鱗モードに豹変し、罵詈雑言を撒き散らしながらあたり構わず破壊行動を取るようになる。
「頑張ってここから脱出しましょうね、皆さん‼︎」
”超高校級のダンサー”
【身長】167cm
【体重】 54kg
【胸囲】 86cm
【好きなもの】ダンス全般、おしゃべり、チョコレート
【苦手なもの】協調性のない人、悲しいこと
【外見】青っぽい色の髪を肩ぐらいまで伸ばしており、頭には帽子を被っている。上にはパーカー、下は短いデニムパンツで、首からは十字架のついたネックレスを下げている。整った顔立ちでスタイルもいい。
一人称は「ウチ」。男女共に苗字呼び捨て。
中学時代に路上で披露したストリートダンスが動画サイトで大人気を博し、以来一流ダンサーとして活躍する女子高生。hiphopを主ジャンルとしているが、他ジャンルも踊りこなすことができる超人ダンサー。ギャルっぽくサバサバしているように見えるが、実際は何事にも真面目かつ感情の起伏が激しい一途な女性である。女性陣の中では割と常識人であるため、誰とでも打ち解けやすく、みんなの仲を取り持つことも多い。
「アンタも試しに踊ってみなよ! 絶対ハマるから!」
”超高校級の漫画家”
【身長】152cm
【体重】 43kg
【胸囲】 78cm
【好きなもの】燃える展開、妄想、乳製品
【苦手なもの】恋愛を連想させるもの全般、長文
【外見】赤っぽい髪を三つ編みのお下げにしている。ベレー帽をかぶっていて、服装はシンプル。しかし隠れ美人であり、髪をほどいて化粧をすれば女子で最も美しく化ける可能性がある。
一人称は「私」もしくは「我輩」。男女共に苗字+「殿」。
女流漫画家として高名な小柄な女性。バトル漫画を専門としており、恋愛をモチーフにした漫画は描けないとのこと。中学時代に描いた作品が同人界で注目を博し、後に彼女に目をつけた有名な編集社に誘われ、現在はそこの所属で活動している。タブレットを用いたデジタル作画と原稿を用いたアナログ作画の双方を使うことができる。常にテンション高めで、いろいろなことを漫画のシチュエーションに例える癖がある。丹沢、津川とよくつるんでいる。「萌え」より「燃え」が好きらしい。
普段の態度こそふざけているようだが、漫画への向き合い方は立派なプロフェッショナルである。
「むははははっ‼ 我輩のことは気軽に『みー様』とか『みー閣下』とか呼ぶとよいぞ‼︎」
”超高校級の薬剤師”
【身長】158cm
【体重】50kg
【胸囲】80cm
【好きなもの】ぼーっとすること、化学書、剣道(三段)
【苦手なもの】うるさい人、嘘、偏見
【外見】黒髪ショートで黒の白衣、黒のタイトスカートと黒ずくめの格好をした女性。その端麗な姿に魅了されるファンもいるらしい。
一人称は「私」。男子は苗字+「君」、女子は苗字+「さん」だが、仲良くなった女子は名前呼び捨て。
高校生にして数々の薬を独自に開発したことで知られ、いくつもの製品を世に出している。最高のプロテインと称される”プロドルメンX"は彼女の作品。大人しくてあまり話さないが、冷静な立ち振る舞いからは想像しがたいほど直情的な面を持ち、たとえ悪いことでも思ったことはズバズバと正直に話す性格。しかしその性格ゆえに第一印象で損をすることが多く、人付き合いをとても苦手としている。本当の意味での友達を欲する寂しがり屋の少女である。
インドア派に見えるが実は運動は得意で、かつて習っていた剣道では三段の腕前を持つ実力者。
「……嘘は嫌い…」
”超高校級のコスプレイヤー”
【身長】139cm
【体重】38kg
【胸囲】74cm
【好きなもの】ファン、おばあちゃん、甘いもの
【苦手なもの】大きい人、両親、しょっぱいもの
【外見】小学生のように背が低い。金髪をツインテールにしている。表情豊かで、思っていることがすぐ顔に現れる。特注のミニサイズの制服を着ているが、コスプレのためにかなりの頻度で着替える。
一人称は「アタシ」、「リャン様」。男子は苗字+「きゅん」、女子は名前+「ちゃん」または「たん」。語尾に「なり」がつく。
戦隊ヒーローに魔法少女、老婆に巨漢と多種多様な姿に楽々と化ける超人級のコスプレイヤー。『外道天使☆もちもちプリンセスぶー子』のコスプレがお気に入り。様々なキャラを演じることもあって普段は意気揚々としているが、本来はとても大人しくて自分に自信が持てない気弱な少女であり、そんな自分を乗り越えるためにコスプレイヤーになったという。しかし捜査や学級裁判のようなシリアスな場面ではいつもの能天気な性格でみんなを元気づける。おばあちゃんっ子。
「トリャー‼︎ リャン様参上なりーーっ‼︎」
”超高校級の昆虫学者”
【身長】168cm
【体重】57kg
【胸囲】89cm
【好きなもの】虫系全般、触手
【苦手なもの】小動物、犬猫
【外見】白衣をまとい、赤毛の長髪を腰まで下ろした大人びた女性。赤縁の眼鏡をかけている。真面目そうな見た目とは裏腹に物腰は柔らかく、常に笑顔を絶やさずに他人と接する。
一人称は「私」、男子は苗字+「君」、女子は名前+「ちゃん」。
特異な情熱と頭脳を持つ女性科学者。”ファーブルの生まれ変わり”と称されるほど昆虫に対する愛情と知識が深く、高校生ながら昆虫学をテーマにした論文を多数世に出しており、生物学の界隈では重要な研究として重宝されている。その見た目や性格から人から頼られることが多く、あらゆる場面で葛西に寄り添い、補助してくれる。自宅に数百種類の虫を飼っているらしい。
「しぶとく生きましょう! ゴキブリさんのように!!」
”超高校級のエンジニア”
【身長】155cm
【体重】45kg
【胸囲】79cm
【好きなもの】機械いじり、謎解き、母親
【苦手なもの】周囲の人間、英語
【外見】ベージュの髪を肩ほどまで伸ばし、右側を編み込んだ物静かな少女。ヘアバンドも装着。オレンジのセーターに膝丈より少し短いスカートを着用。常に誰かを睨んでいるような敵意のこもった目つきをしている。
一人称は「私」。男性も女性もフルネームで呼ぶ。
携帯電話のような精密機械から自動車のエンジン、ロボットに至るまでありとあらゆる製品を考案、改良を重ねてきた若手技術者。取得した特許は百に迫るほどで、エジソンの再来とも言われる。小さい頃から数々の数式を理解し、証明してきた天才児でもあり、数学・物理・工学の知識では右に出るものはいない。その天啓ともいえる才を本人が一番理解しており、周囲の人間を見下す傲慢な態度をとる。その歪んだ性格は自身の壮絶な半生に由来するという。
「消えろ、雑魚が」
《希望ヶ峰学園特別分校職員》
モノパンダ
【身長】70cm
【好きなもの】絶望
【苦手なもの】希望
【外見】基本的なつくりはモノクマと同じ。ただし身体の左半分がパンダカラー、右半分がそれを白黒逆にしたカラーリング。
希望ヶ峰学園特別分校の教頭を名乗る謎のヌイグルミ。饒舌で生意気な話し方をする。生徒たちの”絶望”が目的と語るが……。
「ぎひゃひゃひゃひゃ!! 絶望パーラダーイス!!」