蒼紅の決意 Re:start   作:零っち

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「く…ぅ…あの…わざとやってますか…?」

ポヨン

 

そんな独特の音がスマホから発せられた。

 

画面を見てみれば、SSSのグループに、ゆりから『6時に校門に集合!』とメッセージが入っていた。

 

えぇ…折角の部活も休みという貴重な日なのに…

 

……見なかったことにするか。

 

ポヨン

 

またしても独特の音。

 

確認すると

 

『未読スルーは厳罰よ♥』

 

と書かれていた。

 

「怖い!」

 

何?!テレパシーでも持ってんの?!

 

そうこうしてる間に皆はどんどん了解という旨の返事を送っている。

 

「しょうがねぇなあ…」

 

ポヨン

 

諦めて了解と送ろうとした時に、今度は悠のメッセージが入った。

 

『ごめん、今日は彼女と用事があるんだ』

 

ポヨン

 

『あらそうなの。なら千里くんは欠席ね』

 

すぐさまゆりも反応を返す。

 

ふぅん、用事があったらいいのか…なら…

 

ポヨン

 

あ、デジャヴ。

 

『ちなみにここから用事が~とかいう理由での欠席は厳罰よ♥』

 

「………だから怖いって…」

 

しょうがないな…

 

とりあえず参加はするが、行くにしても、行き先くらい訊いてみようとメッセージを送る。

 

ポヨン

 

するとすぐさま返ってきた。

 

スマホに張り付いてんのかな…?

 

『今日は学校の近くで花火大会だから皆で参加よ!』

 

「そういやそんな時期だったな」

 

これも青春の一環ってわけね、と納得いったので了解と返事を送った。

 

 

 

 

 

 

 

 

当然いつも学校に行く時と同じように遊佐と一緒に向かうつもりだったのだが、何やら用事があるので先に言ってほしいとメッセージが来たので、一人で学校へ向かった。

 

待ち合わせの10分前に校門に着いたのだが、既にほとんど全員が揃っていた。

 

足りないのは遊佐だけだ。

 

「遅かったな」

 

「お前らが早いんだよ。見てみろ、まだ10分前だぞ」

 

からかうように声をかけてきた日向に腕時計を指差して反論する。

 

こいつらどうせ祭が楽しみで早く出ちまっただけだろう。

 

「つかさ、遊佐は?」

 

「用事があるってさ」

 

「こねえの?」

 

「後から来るんじゃね?知らんけど」

 

「適当だなぁ」

 

「俺は保護者じゃねえぞ」

 

まあ、なんだかんだ言って昔から祭とか好きなやつだったし、すぐ来るだろう。

 

「もう揃ったし行きましょうか」

 

「え、まだ遊佐来てねえけど」

 

「いいのいいの」

 

問答無用で前進し始めたので、渋々ついていく。

 

まあゆりにはちゃんと連絡してるだろう、と心の中で納得しておく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おおー、流石に人が多いなぁ」

 

花火大会に合わせて構えられた出店に集まっている人たちの群れを見て感嘆の声をあげる日向。

 

「枯れ木も山の賑わいってやつだなぁ」

 

それは多分今使う諺じゃあないな…

 

「とりあえず進みましょうか。買いたいものがあれば勝手に買っといてくれればいいわ」

 

買いたいものなぁ…

 

先導するゆりたちに付いていきながらキョロキョロと辺りを見渡す。

 

たこ焼きに焼きそば…フランクフルトにりんご飴…食べ物以外だと射的や輪投げにくじ引き等、出店の定番のものが並んでいる。

 

別に大して食べたいものも、やりたいものもないな…

 

こりゃ花火が始まるまで暇だな…と半ば退屈を受け入れようとしていた時に、人の群れの間に見慣れた金色の髪が見えた。

 

ふらふらと人の波に流されていて、自らの意思とは別に動かされているのが窺える。

 

「しょうがねえなぁ…」

 

見えてしまったものは見過ごせない。

 

人の波を多少強引に突破し、逆流していく。

 

「おい遊佐、何やってんだよ」

 

ふらふら漂っていた目的の人物の肩をがっと掴み引き寄せる。

 

「――――っ、柴崎さん」

 

思いの外簡単にこちらに身を預けてくるので、少し意外に思っていると、すぐにその疑問も晴れた。

 

とにかく髪色を目印にして向かっていたので気づかなかったが、遊佐は綺麗な藍色の浴衣を着ていたのだ。

 

更に足元は下駄を履いていて、慣れない格好をしていたために上手く抵抗出来なかったようだ。

 

「とりあえず人混みから離れるぞ」

 

俺の言葉に、首を縦に振ったのを確認して脇道を目指して手を引く。

 

遊佐を向かいにいく時のように流れに完全に逆らうわけでもないので、それほど苦労せずに人混みから脱出する。

 

「大丈夫か?」

 

「はい、ありがとうございました」

 

「……………」

 

「…なんですか?」

 

お礼に対して言葉を発さない俺に、怪訝な雰囲気で首を傾げる遊佐。

 

「いや、素直にお礼が来たから驚いた」

 

「……………」

 

今度は遊佐が無言になるターンだったようだ。

 

「…デリカシーがないですね」

 

「うぐっ」

 

つい先日も同じことを散々言われたが、まさか遊佐にまで言われるとは…

 

「その内世界中の女子に言われますよ。10代の女子はもちろん、果ては100歳まで」

 

「おいおい、100歳は女子じゃないだろ」

 

「その台詞がもうデリカシーがありません」

 

「なっ…!」

 

なんて汚い誘導尋問だ…!

 

「いえ、単純に柴崎さんのデリカシー力が無さすぎるだけです」

 

「なんだよデリカシー力って…」

 

「デリカシー力たったの5…ゴミめ」

 

「戦闘力みたいに言ってんじゃねえよ」

 

魔貫光○砲撃つぞ。

 

「というか…何か言うことないんですか?」

 

「言うこと?」

 

「はい、分からないなら更にデリカシー力が下がります」

 

「この上まだ下がるのか?!」

 

俺のデリカシー力が無くなるのを阻止すべく頭を働かせる。

 

今、このシチュエーションで言うようなこと…

 

「戦闘力って途中から無くなったよな」

 

「マイナス4」

 

「あと1?!」

 

落ち着け俺…!

 

そもそもこの遊佐の雰囲気から察するに、ボケるのはもってのほかだ。

 

とりあえず変わったところがないか……

 

「あ」

 

変わったところしかなかったことを今思い出した。

 

「ようやく分かりました?」

 

「ああ、確かにこれはデリカシー無かったかもな…」

 

綺麗な藍色の浴衣。

 

靴ではなく下駄。

 

更に、いつものツインテールをほどいて下ろされたロングヘアー。

 

何故今まで指摘しなかったのか不思議になるほどの変化だ。

 

「いや、気づいてなかったんじゃないからな?見つけたときには浴衣に気づいてたんだ。けど、まず人混みから抜けるためにだな…」

 

「はいはい分かってます分かってます」

 

「ぐっ…いや本当に――「分かってますから」

 

つい意地になって食い下がろうとしたが、それは遮られる。

 

「なので…出来れば感想を頂けると嬉しいのですが」

 

しかしそれは怒っているわけでも、責めているわけでもなく、単に鈍い俺を急かすためだったようだ。

 

いや本当俺デリカシーないな…気をつけよ…いくら幼馴染みとはいえ、遊佐だって女子なんだからな。

 

「感想…な」

 

「はい」

 

今度はしくじらないよう、再度じっくりと遊佐の姿を確認する。

 

「似合ってる」

 

「は?」

 

「これで終わりじゃないから落ち着いてください」

 

そんな怖い目で見ないで!

 

「水着の時も思ったけど、やっぱ青系統の色似合うよ。髪もツインテより下ろした方が和服にも合うしな」

 

「…ありがとうございます」

 

「正直見違えた」

 

「…そのわりにはそんな反応なかったですけどね」

 

「いやぁ、はは…」

 

返す言葉もなくとりあえず笑って誤魔化す。

 

「ま、まあなんだ…昔から浴衣とか見たことなかったし新鮮だよな」

 

「今年は…気合いを入れたので」

 

「気合い?なんの?」

 

「なんでもいいですよね…?」

 

「あ、ああ…」

 

何が気に障ったのか分からないが、急に不機嫌になってしまった。

 

なんだかよく分からないが、とにかく機嫌を取らねば…

 

「でもほら、女らしくて良いじゃんか。他のやつらは浴衣とか着てなかったぜ?」

 

「そうなんですか?」

 

「おう、それこそ岩沢なんて飾り気な―――「岩沢さんの話はやめてください」

 

またしても俺の言葉は遮られた。

 

しかも今度は明確に怒っている。

 

…そういえば遊佐って岩沢のこと嫌いだったっけ…いや、直接聞いたわけじゃないけど…

 

「嫌い…とかそういうことじゃないです」

 

心の中を読まれたように遊佐が話始めるが、もう驚きはしない。

 

「むしろ人間的には好感が持てます。純粋で、真っ直ぐで」

 

「だったらなんだってそんな目の敵にするんだ?」

 

別段岩沢から遊佐に何かしたようなことはなかったはずだ。

 

もちろん俺の見てないところでそういうことがあった可能性もあるが、岩沢がそういうことをするようにも思えないし、何よりそんなことがあれば遊佐は俺や悠に言ってくるはずだ。

 

今度こそは、初めから頼ってくれるはずだ。

 

「純粋で真っ直ぐだからです」

 

「それは良いとこなんじゃねえの?」

 

「自分の持ってないものを持っている人は羨ましくなるでしょ?」

 

「お前…ひねくれてるな」

 

「ひねくれすぎて捻り潰されそうです」

 

いやそれはよく分からんが…

 

「まあでも、言いたいことはわかる」

 

「柴崎さんもひねくれてますもんね」

 

「そりゃあな。でも一番ひねくれてるのは」

 

「千里さんですね」

「悠だよな」

 

お互いに口を揃えてもう一人の幼馴染みの名前をあげ、思わずにやりと笑みがもれる。

 

「やっぱそうなるよな」

 

「あれだけひねくれた人は見たことありません。あと出来れば2度と見たくないです」

 

「まあまあ…あそこまでいくのは問題だけど、ずっと真っ直ぐで、どこまでも純粋なやつばっかだと疲れるじゃん?」

 

「確かに柴崎さんは時々疲れきった顔をしている時がありますね」

 

なんとなく口に出しただけの言葉だったのだが、まさか本当に自分がそんな風になっていたとは…

 

「ま、まあとにかくだ。多少ひねくれてるくらいが俺にとっては丁度いいよ」

 

「そ…そうですか…」

 

「おう」

 

「「……………」」

 

あっれーーー?

 

今良いこと言ったはずなのに反応があまりにも悪すぎる…

 

でもクサすぎて引いたって感じでもないし…

 

「遊佐…」

 

ピリリリリ!

 

とにかく何か話しかけようとしたところを今度は着信音が遮ってきやがった。

 

画面には仲村ゆり、と書かれていた。

 

くそ!遮られすぎだぞ俺!

 

心の中で自分にツッコミを入れながら応答ボタンを押す。

 

「もしも―『もしもし?!どこにいるの?!ていうか団体行動くらいちゃんとしなさいよね!!』

 

ツッコんだそばからまたしても遮られてしまう。

 

ていうか、耳元でうるせえ!

 

「連絡しなかったのは悪いけど、こっちも遊佐を見つけたから捕まえにいってたんだよ!」

 

『あらそうなの?』

 

「ああそうだよ」

 

「すみませんちょっと代わってもらえますか?」

 

「そりゃいいけど」

 

遊佐に代わるから、とゆりに告げてから携帯を渡す。

 

すると遊佐は少し俺から距離を取ってこそこそと話始めた。

 

会話は聴こえないが、まあ報告しているだけだろうと思い、しばらく人混みを見物しながら時間を潰す。

 

やっぱカップルとか多いよなぁ。

 

独り身なのが悲しくなってくるぜ…

 

「柴崎さん、ありがとうございました」

 

話が終わったようで、既に通話終了になっている携帯を渡される。

 

「ん、ゆりはなんて?」

 

「今日はもう二人で行動していていいと言っていましたが……」

 

「が…なんだ?」

 

「いつの間にゆりっぺさんを下の名前で?」

 

そうか、そういえば遊佐の前でゆりの名前を呼ぶ機会はあれから無かったな。

 

「合宿の時にちょっとな」

 

何から何まで説明するわけにもいかないから軽く流しておく。

 

「ていうかよく気づいたな。日向なんかはなんとも思ってなかったみたいなのに」

 

「それだけ自然に呼んでいれば違和感も少なかったのでしょう」

 

「そうか?でも確かに妙にしっくり来るんだよな」

 

初めは少し戸惑ったけど、呼び慣れてくるもんだ。

 

「私は遊佐と笑美どっちがしっくりきます?」

 

「え?そりゃ…うーん…難しいしな…」

 

遊佐のことも初めこそ抵抗があったけど、最近はめっきり慣れちまったしなぁ。

 

とはいえ、出会ったときから下の名前で呼んでいたんだから、笑美が呼びにくいわけでもないし…

 

「どっちも同じようなもんかな?」

 

「そうですか」

 

「ていうか今さらなんだよその質問?」

 

「いえ、なんとなく訊きたくなっただけです」

 

「まあそれなら別に良いんだけどよ」

 

何かまた地雷でも踏み抜いたのかと焦るじゃねえか…

 

「そろそろ花火も始まりますし、場所を移しませんか?」

 

「良いけど、もうどこもいっぱいなんじゃないか?」

 

こういうのは大抵随分前から場所取りをしているグループばかりのイメージがある。

 

ゆりだって恐らく自分の家の使用人たちに場所取りをさせているはずだ。

 

「こういうこともあろうかと穴場を調べてきました」

 

「随分用意がいいな」

 

「私の好きな言葉は“備えあって憂いなし”と“下調べ”です」

 

昔の遊佐からは考えられない発言だな、そりゃ。

 

「まあいいや、で、どこなんだ?」

 

「しばらくこの人混みに沿って進んで、途中で路地に入った先に小さな公園があります。そこなら人も少なくて見晴らしもいいです」

 

「ふうん、じゃあ行くか。ほれ」

 

「あの柴崎さん…?これは…?」

 

さっと差し出した手を何故か凝視して固まる遊佐。

 

「はぐれたら困るから手を引いてやろうと思って。歩きづらいんだろ?それ」

 

ていうかそんな不思議なことか?

 

察しのいい遊佐ならすぐに分かりそうなもんなのに。

 

「そう…ですね。なんらおかしなことではないですよね。分かっていますよ。今のは柴崎さんを試したのです。ここでまたデリカシーのないことでも言ったら…」

 

固まったかと思えば今度はやけに饒舌に話し出す。

 

本当訳のわからんやつだ…

 

「俺は何を試されてんだよ…ほら、いいからさっさといくぞ」

 

「―――っ!は、はい…」

 

一向に繋ごうとしない手を強引に手にとってようやく俺たちは歩き始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぇ、これは確かに穴場だ」

 

遊佐に行き道をナビされながらたどり着いたのは、遊佐の言う通り人気のない小さな公園だった。

 

周りに大きな建物も少なく、特に花火が上がる方角にそういった建物が一切ない。

 

そして外灯も少なく、花火の明かりがよく見えそうだ。

 

しかし、ここに来るまで出店も多かったからてっきり、フランクフルトとチョコバナナが食べたいです、とか言うかと思ってたんだけど、借りてきた猫みたいに大人しかったな…

 

「き…きちんと、下調べしてきましたので。それより…」

 

「ん?」

 

「いつまで手を繋いでいるんでしょうか…?」

 

「あ、悪い」

 

気づかずにずっと繋いだままだった手を離す。

 

「いえ別に嫌だとかそういう意味ではなく、柴崎さんが繋いでいたいのならやぶさかでは…」

 

「いや別に繋いでおきたいわけではないけど」

 

「わ…私もそうですけどね…」

 

「お、おう」

 

まあそりゃそうだろう。今さら何を言ってるんだ…?

 

「……その…」

 

「なんだ?」

 

「……蒼ちゃんってば手をにぎにぎしすぎぃ~!もう、エッチー!」

 

「……は?」

 

唐突な昔の笑美の再現(のはず)に戸惑いを隠せない。

 

「ど、どうした?」

 

「どうしたもこうしたもないもん!プンプン!」

 

いやいくら昔でもプンプンとかにぎにぎなんて言ってなかったはずなんだが…

 

どんどん遊佐の中で中学時代が黒歴史になっていってるよな…

 

「はいはい、どうなさったんですか?」

 

「怒ってるんだよ!プンプンなんだよ!」

 

いやだから理由を教えてほしいんだが…

 

「分かった分かった…落ち着いてくれ。どーどー」

 

ぽんぽん、と宥めるために頭を数度叩く。

 

「く…ぅ…あの…わざとやってますか…?」

 

ここでようやくいつもの口調に戻った。

 

表情はいつもより崩れているけど。

 

「いや、だから何から何までさっぱり分かってないんだけど」

 

なんで怒ったのかも、何がわざとやってるのか疑われてるのかも全部理解できていない。

 

「いえ、天然ならいいんですけど…良くはなかったですね」

 

いやごめん本当になに言ってるのか分かんない。

 

その後もやけにブツブツと独り言を続けていた。

 

こういう時どうするべきなんだ…?

 

ヒュー………

 

「ん?」

 

ドーン!!

 

頭を悩ませていると、妙に甲高い音が聴こえたと思えば、それがすぐに爆音へと変わり、空に大きな光の花が浮かび上がった。

 

「おお…」

 

思わず感嘆の声がもれる。

 

それを皮切りに次々と花火は打ち上げられ、さっきまで一人でブツブツ言っていた遊佐もいつの間にか視線が空に釘付けになっていた。

 

「綺麗ですね…」

 

「だな」

 

元々ボキャブラリーの乏しい俺はともかく、いつも口だけは達者な遊佐でさえこんな陳腐な言葉しか出てこなかった。

 

でも、それでいい。

 

こういうものには、普通のありふれた言葉で十分なんだ。

 

「あの、柴崎さん」

 

「ん?なんだ?」

 

お互い空を見上げながら会話をする。

 

「来年も…見たいですね」

 

「…そうだな。今日はたまたまこんな形になったけどさ、悪くなかったし…」

 

人混みなんて苦手だし、外は暑いし、寝ていたくもなるけど、こんな綺麗なものが見れるならそれも悪くない。

 

それに、出来れば…

 

「今度は皆一緒に見たいよな」

 

二人でこれだけ楽しいんだ。皆でいればもっと楽しいだろうな。

 

「……………デリカシー力マイナス5万です」

 

「な、なんで?!」

 

 




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