結構誤字が多いかもしれないのでもし見かけたら感想などに報告してくれると嬉しいです!自分でも確認はしてるんですが見落としてしまうことがありますので(笑)
で、第4話までで一応高町なのはの治療編は終わりましたので、次に新しい話を一つ。なのはさんはまだこの時期は「悪魔」止まりでしたが……この小説では原作キャラを魔改造していく方向で勧めていきますのでよろしくお願いいたします!
では本編です。
今回はやっとあのフェレットが出てきますよ!しかも…………
管理局の隣に設計された病院、その診療科の一つに次元世界唯一の診療科『リンカーコア科』が存在する。
次元世界では稀にリンカーコアに異常をきたし、危篤となる者がいる。割合としては先天的異常:後天的異常=6:4くらいだ。そのリンカーコアの異常を治療し、その後のアフターケアを施すため、厳しい次元世界レベルの審査をくぐり抜けた唯一の医師…それが史上最年少医師のシグレ・シュヴェーアトである。そんな、完璧そうな人でも……
「やっべー……行き詰った。」
資料作成の際に行き詰まることはある。むしろ多いくらいだ。
リンカーコアについての研究が進んだのはつい最近のこと。つまり、シグレ自身も多くのことを研究、考察、予想しながら手探りで学ばなければならない。そうすると…極端に参考文献が少ないのだ。
「しゃあねぇ、今日は予約も入ってねぇしカルテ整理は終わっちまったし、やることなくなっちまったからな。……あそこ行って資料漁ってくるか。おーい、ティファ?」
「はぁい♡何かしら?とうとう私とセッ「言わせねぇよ!?」もう、いけずっ♡」
こちらのプラチナブロンドの美人はティファ。このリンカーコア科の看護師であるが、そのオトコ殺しの美貌でこのリンカーコア科の患者や病院の男性従業員を食べて(意味深)いることから『
「ふざけるのも大概にな…。でだ、俺これからあそこ行ってくるからあと頼んでもいいか?学会の資料が行き詰っちまってよ。」
「了解〜♡もし定時にも来なかったらここを閉めててもいいかしら?」
「ん、よろしくな。じゃあちょっと行ってくる。」
「行ってらっしゃ〜い♡」
シグレは白衣を脱ぎ、黒のコートを身にまとい病院から出た。向かう先は…時空管理局の図書館、通称『無限書庫』である。
○○○○○○○○
時空管理局図書館、通称『無限書庫』。
そこには、ミッドチルダの歴史や文化から秘匿情報まで様々な情報が本として所狭しと詰まっている次元世界最大の図書館だ。しかし、その全貌はまだまだ発掘途中で、未だに解析途中な、まさに無限に広がっている書庫である。
「司書長!ユーノ司書長!」
「ん?どうしたんだい?ニコラスさん。」
「先日発見されたエリアのことなんですが………」
ここで史上最年少の司書長として働いている彼の名前はユーノ・スクライア。スクライア一族は発掘で有名な部族で、ユーノはとある事件がきっかけで時空管理局に身を置くことになり、その発掘に長けたスキルを認められ司書長に任命された少年である。その容姿はどこか女の子に見えなくはないくらいに華奢で、黄金色の髪は後ろで束ねてあり、メガネをかけている。
「…リンカーコアに関する資料が?」
「はい、年代からすると古代ベルカ終期から始まったものと思われます。」
「なるほど…これは、彼に解析を頼もうかな?」
どうやら新しく発見したエリアから、リンカーコアに関する資料があるらしい。ユーノは、自身の中でこの分野に詳しい人物に連絡を入れた。
『はい、こちらシュヴェーアト。』
「やぁシグレ、元気そうだね!」
『おー、ユーノじゃねぇか!なかなか連絡くれねぇから過労でぶっ倒れてんのかと思ったぞ!』
「……本当にありそうで怖いなぁ…………あのまっくろくろすけのおかげで過去に胃に穴が開いたよ。次は過労かな?ハハハ…。」
『…笑えるようで笑えねぇなその話…。』
「ハハハ…あ、そうだ。シグレさ…古代ベルカ終期から始まったものとされる…リンカーコアの研究資料に『今すぐにそっちに行くからその資料とやらを手当たり次第積み重ねておいてくれねぇか?それをとりあえず読破して俺のものにしてから論文にまとめて学会に突き出すからよ?てかマジで?本当に?really?そんな夢のような資料あったのかユーノマジで良くやった!』…アハハ…、相変わらず熱が入るとすごいねシグレは。」
『いやぁ、ちょうど資料行き詰ってたんだよ!マジで助かるわ!とりあえず後少しで着くから用意しといてもらえるか?』
「わかった、他とない君の珍しい頼みだからね。希望に添えるように用意しとくよ。もし良かったらコピーしておこうか?申請は僕からしておくよ。」
『何から何まですまねぇ!お礼に今日仕事終わりに奢ってやるよ!無限書庫のみんなにもそう伝えてくれ、今日は俺の奢りだってな!』
「わかったよ、じゃあ気をつけてね。」
通信端末を切ったユーノの顔は無駄にキラキラしていた。何を喜んでいるというと、"シグレが奢ってくれる"という部分だ。しかも"無限書庫の職員全員"に。
「みんなーーー!!」
「「「「?」」」」
「今日、シグレが先日発見されたリンカーコアの研究資料を見に来る!それが満足行けば…あのシグレの"オススメのお店で"全員奢ってくれるんだって!!」
「「「「!!!!!!!」」」」
「だからみんな辛いだろうけど……楽しみのために頑張っていこう!まっくろくろすけの依頼はとりあえず横に置いといて!そんなの優先する意味が無いから!今の優先するものは?」
「「「「シグレさんの資料です!!!」」」」
「よし、みんな頑張ってこー!!!」
「「「「おーーーー!!!!!!」」」」
シグレは仕事の関係上、よく食事に誘われることが多い。故に安く、しかし料理の質が高いといった美味しいお店をたまに紹介してくれる。そんな彼がみんなに美味しいご飯を奢ってくれる、自分たちのやる仕事に対して明らかにぶっ飛んだ報酬が入ってくるのだ。頑張らない訳が無い。ちなみにクロノの依頼は仕事の割に報酬がしょっぱく、たまに
その後の無限書庫はまさに光の如くシグレの資料を纏めていった。ユーノも上層部にマッハのごとく申請を通し、用意されたものをコピーしていった。その上層部の受付をした秘書曰く「何か殺気というか…覇気を感じた」らしい。
「よ、ユーノ!すまねぇな急に用意してもらって!」
「いいよ別に、これくらいどうってことないよ!」
無限書庫にシグレが到着し、ユーノがそれを出迎えた。ユーノの隣には紫のショートボブでスレンダー美人な女性が立っている。それを見たシグレは面白いものを見つけたかのような悪い笑みを浮かべた。
「んあ?…おいおいユーノ、もしかして彼女か?」
「え、ええと……うん、そうだよ。彼女の名前はリーン・グリッツェン、僕の…彼女だよ。副司書長をしてもらってるんだ。」
「リーン・グリッツェンよ、よろしくねシグレ先生。噂はユーノから聞いたわ。」
「お、おおうよろしく。…ユーノの奴、結構おっちょこちょいでドジだけど、いい奴だから仲良くしてやってな。」
「ええ、分かってるわ。そのおっちょこちょいなところが可愛いのよね!」
「あ、あぁもう!ほらシグレは早く資料の方に!!」
本音を言えば茶化すつもりが本当に彼女だったので少し面食らってしまった。しかし、すぐに意識のベクトルを変え「照れやがってこのこの~」とユーノの脇腹を肘でつつきつつ、夢と浪漫が詰まった(シグレ談)資料の宝の山に向かおうとした矢先………
『シグレ、いきなりで済まない。クロノ・ハラオウンだ。依頼をしたいのだが……。』
「「「「「「こんの………まっくろくろすけがぁぁぁぁあ!!!!!」」」」」」
ユーノには彼女ができている設定です!この小説ではユーノとリーンの愛の模様も描いていこうと思います。ちなみにユーノ君はおそらく原作よりはるかに魔改造してあると思いますよ(笑)
そして安定の空気の読めないまっくろくろすけさん(。・ω・。)ぶわっ
相変わらずのIDGですが、もしよければご感想ご指摘よろしくお願いいたします!ちなみにI(いつでも)D(何処でも)G(ご都合主義)です、多分流行りません。
☆おまけ☆
なのはの退院前日……
シグレ「んじゃ、今までのことを踏まえてこの仮装敵を倒してみてくれ。お前の得意とするバスターの問題点であった魔力過放出は結構改善されたと思うぞ。」
なのは「うん!じゃあ、やってみるよ!!シーくん、ぜーったい見ててね!私、頑張るっ!
ディバイーーーン…………
バスターーーーーーーーー!!」どごぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!
シグレ「」←唖然
ティファ「あらあら♡仮装敵だけじゃなくて…
シュミレーターとそれを設置してる廃工場5棟消し飛ばしちゃったわね♡しかも…跡形もなく♡」
なのは「シーくーーーん!私、頑張ったよぉぉお!!」
シグレ「……………結界張ってて良かったぁぁぁぁぁぁあ!!!!てか頑張るにも程があるだろうがこのダアホ!!!!!」
なのは、ディバインバスターでスターライトブレイカー並の威力を実現。