魔法少女リリカルなのは-リンカーコア科の医師-   作:融点

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まさかこの小説が、評価をいただくなんて……(((;°▽°))
本当に、本当にありがとうございます!
評価を頂いたのはこの作品が初めてです!
これからも頑張って行きますので温かい目で見守ってやってください!


今回はちょっと大げさかもしれませんが!病院であるかもしれないブラックなところを出していきます。リアルでこんなことあったら…想像しただけで嫌ですね。てかあるのか?ご都合主義過ぎてなんか…うん。反省はしよう。後悔はしない!
ちなみにこの話を作る間、橋本仁の「STAND PROUD」と富永TOMMY弘明の「ジョジョ~その血の運命~」をリピートしてました。ジョジョ、最近好きになったんですよね。

では、拙いですが本編です。

ちなみに今回まっくろくろすけは少ししか出ません。(¦3ꇤ[▓▓]スヤァ…


第4話 白い悪魔の治療④

病院の消灯時間は午後10時。

これは、入院している者に若い人もいるため、あまり体調に差し障りない程度に消灯時間を延ばした結果である。起床は午前6時のため、睡眠は十分取れる時間帯だ。

高町 なのはも例に漏れず消灯時間には明かりを消し、明日から始まる治療への期待と緊張を胸に眠りについた。

 

 

 

 

「くふふふふ…、これはまた…いい体してる子供が入ってきたねぇ…。」

 

 

 

扉を少しだけ開け、よだれを垂らしながらなのはの寝姿を見ている人影に気づくこともなく…。

 

 

 

 

翌朝、病院の食事にしては味もしっかりとしていて美味しい朝食を食べたなのはは、リンカーコア科へと訪れていた。診療室には珈琲の香ばしい香りが漂っている。

 

 

「いいんですか?病院の、しかも診療室で珈琲なんて…。」

「…昨日は徹夜だったんだよ、すまねぇが許しちゃくれねぇか?」

「…何してたんですか?」

 

 

湯気が立ち、明らかに熱そうな珈琲をシグレは一気に飲み干す。シグレの顔には少しながら疲れが見えていた。

 

 

「ん、いやぁ俺さ、学会とかの資料作る時にゃこうなってることがしばしばあるんだわ。今日はそれで寝不足なんだよ。ちなみにお題は『リンカーコアの起源についての考察』だ。」

「ふえぇ…すごいの。リンカーコアの起源なんて考えたこともないですよ…。」

「まぁ、それを導き出すのが仕事の一部だからな。ほら、ベッドにうつ伏せに寝な。治療を施すぞ。」

 

 

なのははシグレの指示に従いうつ伏せにベッドに寝そべった。中学生とは思えない女性特有の膨らみがいやらしく潰れるが、シグレは、男が誰もが凝視するであろうものに目もくれず、カートリッジの用意をしていた。

 

 

「さて、そんじゃあこれから壊れかけたリンカーコアの修復治療に入るな?魔力チューブにて魔力を少しずつ入れていくが、少しでも気分が悪くなったときゃすぐに声をかけてくれ。すぐに休憩を入れるから。」

「はい!わかりました!」

「うっし、じゃあやるぞ。

 

 

魔力チューブ構造、半径60μm、長さ1m、本数1、生成……開始。」

 

 

シグレの手から現れた魔法陣から、糸にしか見えないチューブがスルスルと出てきた。そのチューブの先はなのはの左胸辺り、左肩甲骨の真ん中らへんから入っていく。シグレは外に出てるチューブの先に5cmくらいの金属製カートリッジをつけた。すると、なのはの方に早速変化が…。

 

 

「な、なんだろう…胸の辺りから…ポカポカしてくるの…。」

「治療魔法の効果と魔力がリンカーコアに満たされ始めてる証だな。リンカーコアの疲れってのは昨日も言ったがお前の体にも悪影響を及ぼす。きっと相当疲れてたんだな。あ、もし眠かったら寝ててもいいぞ。意外とこの魔力充填は時間かかるから、その間に睡眠とっとけ。」

「うん、すごく気持ちいいから.眠くなってきちゃったの……すこし、お休みさせてもらうね?」

 

 

その言葉を最後に、なのはは気持ちよさげな顔を浮かべながら眠りについた。シグレは自身のデスクに向かい資料を作りつつ、棚から補充用のカートリッジを出し、自身の治癒魔法をカートリッジに取り込んでいくことで時間を有効に使っていた。

30分くらいたった頃、診療室に看護師が入ってきた。プラチナブロンドのロングヘアはポニーテールにまとめてあり、顔は整っておりかなりの美人。そして何より…出るところは出て、引っ込むところは引っ込んでいる、体型も美形である。

 

 

「ティファか。…検査の結果、出たんだな。」

「うふふ♡お届けに上がったわぁ♡…でも、確かになのはちゃん…あいつに狙われてるかもしれないわねぇ…。」

 

 

看護師、捕食者(ティファ)から封筒を受け取るシグレの顔は、悔しいのか、苦虫を噛み潰したような顔をしていた。

 

 

「人の患者に手ぇだそうたァ、いい度胸だな。ここらであいつをしょっぴいとくか。ティファ、おそらく今夜辺り危ねぇから、ちょっと看護師に根回ししてあいつの行動把握出来るようにしといてくれ。」

「分かったわぁ…。それにしても、誰も思いつかなかった方法よねぇ。よほど患者様を守ってやりたいのね♡」

「ったりめーだろ。ここは病院、病気や不調を治す癒しの空間だ。それをぶち壊そうとする奴を…俺は許しちゃおけねぇ。患者を病気や不調、そして…悪の手から守るのが医師としての勤めだ。

患者の平和を脅かしたらどうなっか…思い知らせてやんぞ、ティファ。」

「はぁい♡」

 

 

ティファは資料を纏めながらカートリッジを作っているシグレの横顔を見ている。シグレの目には、正義…とは言い難いが、使命を全うせんとする気合に満ちているのがわかった。それを見たティファは「あまり無茶しちゃだ・め・よ?♡」と言い、珈琲を新たに淹れて診療室を出ていった。

 

ちなみにこの魔力充填治療は1日2回、朝と夕方に2時間かけて行われる。理由としては、馴染ませるのに時間がかかることと少しでも魔力を満たしておき、吸収できる量を増やしておくことを意識しているためだ。

そして、なのはは無事2回の魔力充填治療を終え、病室へと戻った。

 

 

病室での生活も悪くはないと、最初は入院を渋っていたなのはは思い始めていた。治療の間、魔法を一切使えはしないが、看護師さんも優しく、気さくで、アットホームな感じで退屈はしない。さらには今までなかなか出来なかった読書も黙々と出来る。おかげで今まで読もう読もうと思っていた魔法関連の資料や、教導隊の教本、娯楽雑誌を読むことが出来た。

気づいた時には、既に時計は午後9時30分を示していた。

 

 

「うわぁ、すごく読み耽ってたの!でも、勉強も雑誌を読むのも時間がかかるからこうやって纏まった時間が出来たのは嬉しい、かな?それに…。」

 

 

なのはは思い出していた。シグレの治療の一切を。

患者を気遣うところもさることながら、2回目からは眠たくなくてずーっと仕事場での愚痴を零していたのだが嫌な顔せず、きちんと聞いてくれていた。治療の手も、不快感を与えないようにしっかり、手際良く行われていた。すごく、温かい心を持って医師の仕事をしているんだと思った。

 

 

「シグレ先生、私と5歳しか違わないのに…何だかしっかりしてるし……すこし、かっこいいかも。」

 

 

「ちょっと、いいかね?」

 

 

シグレのことを思い出していたら、突然ノックも無しに誰かが部屋に入ってきた。白衣の上からもわかるくらいぶっくりと太り、丸メガネから見える目はじっとりとなのはを見つめていた。

 

 

「な、何ですか?」

「いやぁ実はねぇ…君の血液から異常が見えてね?精密検査しなきゃまずいかもしれないくらいなんだよ…。だから今から検査するためについてきてくれるかな?」

「え?でも、もうそろそろ消灯の…」

「大丈夫、私はここの内科の医師のヤスール。私からなんとか言っておくよ。」

 

 

そういうやいなや、ヤスールはなのはの手を乱暴に掴み病室の外へと出た。なのはは医師の言うことだからと思いついて行ってたが、その検査が行われるであろう部屋に入ると病院の清々しい雰囲気とは違う、何やら異様な雰囲気を漂わせていた。そして…良く耳を澄ませてみたら…。

 

 

『いや、いやぁぁあ!?やめ、あ、やめてぇ!?』

「おらおら、黙って俺らの玩具になりやがれこのクソ雌め!!」

 

 

病院の施設内では聞こえてはいけない、悲鳴と罵声。ここでなのはは、このヤスールが検査する気がサラサラないことに気がついた。

手を振り解こうとしたが、おそらく魔法を使って身体を強化しているのだろう。振り解けない。

 

 

「ちょっと、離して!!」

「おやぁ?医師の言うことが聞けないのかなぁ?」

「検査するなんて嘘!いや、離して!!」

「ふん、今更気づいても遅い!ここまで来ればもう助けなど来ない!さぁて…くふふふふ…そのむっちりした綺麗な身体を、今すぐ私の虜に……くふふふふ、」

「い、いやぁぁあ!?」

 

 

ヤスールはなのはを押し倒し、上に覆いかぶさるように乗った。太っているからか、身体強化をしてるからか、やはりびくとも動かない。このままでは……未だに捧げたこともないファーストキスや処女も全て、この汚い似非医者に取られてしまう。女としての人生も…終わってしまう。

 

 

「だ、誰か……誰か助けて……。し、シグレ先生ーーーーーーーー!!!」

「ふん、あんなひょろひょろしたやつを連れてきたところで私をどうこう出来んよ。さて…ではでは…くふふふふ」

 

 

なのははなぜシグレの名前がとっさに出たかはわからない。でも、ぱっと出てきた頼りになる男性が…シグレだった。声の出る限り叫ぶ、シグレの名を。こうしてるあいだにも…ヤスールの手が、まだまだ発展途上であれど、たわわに実っている純潔の果実に触れようとしていた。

 

 

 

 

「てめぇ、人様の担当してる患者を主治医の了解なしで連れ出すたァ…どういう了見だ…ごらぁ!!!!」

「なっ…!?ぶえっ!?」

 

 

部屋の扉を蹴破ったのか、その扉を吹き飛ばしヤスールに当てることでなのはの上から引きはがした。涙を大量に流しながらなのはは扉の方を見ると…そこには、一生懸命名前を呼んだ、シグレがそこに立っていた。

シグレは優しい笑顔をなのはに向けながら、ティファの他何人か看護師を連れてなのはの元に歩いていく。

 

 

「シグレ……先生?」

「すまねぇな、高町…今夜とは思っちゃいたがまさかこんなに早い時間とは思えなくて行動が遅くなっちまった。…怖かったな。」

「っ!シグレ先生ぇ!!!」

 

 

なのはは我慢の限界だった。シグレに形振り構わず抱きつき、胸で盛大に泣いた。それほどまでに怖かったのだ。そして同時に、シグレの優しさが、なのはの心に染み込んでいった。

優しく背中を撫でながらなのはをなだめ、「ティファ、みんな、高町を頼む。」と言い残し、ヤスールに向かい合った。ヤスールの周りには、明らかに医療従事者ではない男が後ろで待機していた。

 

 

「医師ヤスール、なぜ高町なのはをこの部屋に引き入れた?」

「お、おぉこれはシグレ先生、いや、実は高町さんの血液から異常が出まして、それで検査をしようかと思いまして…。」

「…ほう?血液から異常が?ならどんな検査をしようと思ってたんだ?」

「え、えと、し、心電図検査を「馬鹿じゃねぇの、お前。」…は?はい?」

「内科の医師たるもの、血液の基本検査から異常が出た場合、検査科に問い合わせをし検体が残ってれば再検査、それでも異常ならそこから推定される病名を割り出し、精密検査としてその病名をはっきりとさせるために検査項目を増やすのがセオリーだろ。いきなり心電図とか頭膿んでんのか?」

「ぐ、ぐう…」

「それに血液から異常?寝言は寝て言え。高町には事前に血液を採血させてもらい、コネの検査科のやつに基本検査させてもらった。もちろんこれは俺の自己判断だから俺の自腹な。結果としては生理が来てたからかRBC(赤血球数)に少し低下が見られただけで他は正常だった。どこに異常があるんだ?そして、リンカーコア科でオーダーはしたが内科ではオーダーしてねぇから血液検査なんてやってないよなぁ?

てめぇは前々から噂があったから対策させてもらったぜ?若い子や美人の入院患者に散々性的暴行を加え、記憶操作系の魔法で記憶を消す。そんな噂が立てば警戒されてもおかしくないわなぁ?え?ヤスールさんよぉ?」

 

 

[side なのは]

「なのはちゃん、大丈夫ぅ?」

「あなたは…確かティファさん?ど、どうしてシグレ先生はここが?」

 

 

あと少し遅ければ、私は私の大事なものを失うところだった。でも、シグレ先生が助けに来てくれた。でも安心は出来ない。ヤスールと言う似非医者の後ろには男の人がたくさんいる。それに…魔力も結構高い。

 

 

「ヤスールさんには色々噂があったのよ。婦女暴行に記憶操作、金の横領…。で、ターゲットにされることが多かったのが若くて可愛い女の子だったから、シグレ先生は初めから警戒してたのよ。入院させざるを得なかった症状だったから渋々入院させたけど、悪気はないのよ?全てはあなたを救いたい一心だってことを覚えておいてね。」

「最初…から?」

「でもヤスールが動くのはもう少し遅い時間かと思ったら、意外と早く行動を起こしてね?対応するのに少し遅れちゃった。ごめんなさい、怖い思いさせて。」

「い、いえ!そんな!」

 

 

助けに来てくれただけでもすごく嬉しかったし…シグレ先生に抱きついたとき、すごく心が落ち着いて、いつまでもいたくなっちゃった。でも、まだ解決はしてない。きっと、あの男の人達は…シグレ先生を…。

と考えてたらティファさんが私の肩に手を乗せた。

 

 

「大丈夫よ。あぁ見えて、シグレ先生は強いから。クロノさん、知ってるでしょ?あの人も彼の実力を認めてるしね。」

「クロノくんが?」

「えぇ、それにクロノさん、こうも言っていたわ。『シグレに勝てる人は管理局にはいないかもしれない』ってね♡」

 

[side out]

 

「くくく………」

「あ?」

「ハーハッハッハッハッハ!!いやぁ見事見事。シグレ先生見事ですよ!」

 

 

いきなり高笑いをしたかと思うと、顔をシグレに向けた。そこには先ほどの慌てた様子はなく、むしろ余裕すら感じられるほどだ。しかもその目は欲望に染まり切っている。

 

 

「ここまで対策されてたとは!いやぁ上手くことは運ばないねぇ!!」

「あっそ、なら観念してお縄に「だが?」…あ?」

「君は理解していない…。ここで有利なのは、私だということを!!!」

 

 

 

そういうやいなや、周りの男達が次々とデバイスをセットアップし、切っ先を向けながらヤスールを守るように立ちふさがった。デバイスには剣や銃、杖と様々なバリエーションがある。

 

 

「この人数差…医師である貴様のようなひょろひょろしたやつにどうこう出来るわけない!さぁ貴様ら、やってしまえ!!」

「さっさとその女を…ついでに看護師も置いていきやがれぇ!!!」

「はぁ……理解していないのはてめぇらだってのに…

 

 

 

--------------。」

 

 

男たちが一斉に魔力弾を作り、シグレを照準に一斉掃射した。

それは迷うことなくシグレにまっすぐ向かい、当たったのかアスファルトをえぐり粉塵を巻き起こす。

 

 

「シグレ先生ー!!!」

「くくくくく…変なことを起こさず、その子を差し出せば死なずに済んだものを「……"光閃"二十蓮華」…は?」

 

 

キンッ!という、剣を鞘に収めたときに出る独特の音が空間に木霊した。それとともに、今までデバイスを構えていた男達が次々と倒れていった。

 

 

「な、何だ?一体、何が「周りの心配より自分を心配したらどうだ?」っひっ!!」

 

 

目の前で魔力弾に当てられていたはずのシグレが、いつの間にかヤスールの背後をとり、首筋に剣を当てていた。ヤスールは何が何だかわからず、ただ、剣を突きつけられているという恐怖心な募っていった。

 

 

「てめぇらみたいな医者を馬鹿にしたような犯罪者相手じゃ、俺と『虎徹』の練習相手にもなりゃしねぇか。さて、大人しくお縄についてもらおうか?ヤスール。」

 

 

背後をとったシグレの手に握られた一振りの剣…否、刀は深まる夜の月明かりに照らされ、淡く光り輝いていた。それを見たなのはは、その刀の綺麗さと、シグレの強さ格好良さに見惚れてしまっていた。

結果として、ヤスールはそこから犯行する気力を失い、シグレが穏便に(おどしをかけて)連れてきたクロノに犯罪者含め全員連行されていった。

 

 

 

 

「僕の出番はこれだけか!?」

 

 

 

 

あれからは特に何事もなく、1日2回の魔力充填治療をそつなくこなしていき、あっという間に一週間が経った。なのはの表情には清々しさと今までにはなかった強さが現れていた。

 

 

「さてと、それじゃリハビリとして軽いトレーニングと魔力操作をやりながら、砲撃が少し楽になる魔力運用を教えていくな。」

「うん!よろしくね、シーくん(・・・・)!」

「お前ね、一応俺の方が年は上だし治療を施した医者なんだぞ?そのあだ名はどうかと……………。はぁ、もういい好きにしな。」

 

 

言葉で説得しようとしたが、目から「私がそう呼びたいのぉぉぉお…!!」という、呪詛にも似た何かが伝わり、渋々諦めた。将来のエースの貫禄はすでにここから始まっていたのだ。

 

 

「うし、それじゃあとりあえずこのグラウンドを軽くジョギングな。その後のことはティファに伝えてあるから、指示に従ってくれ。」

「ふえ?シーくん教えてくれないの?」

「…誠に不本意ながら、あのヤスール(クズ)の後釜を任されてんだ。しかも患者が多い内科のな。だからちょっと忙しいんだよ。…終わった頃にまた来るな。」

 

 

ヤスールも医師なのには変わりなかったため、内科を診察する医師が不足している。その為、どんな分野もオールマイティに出来るシグレに白羽の矢がたったのだ。少し気だるそうにしながらポケットから栄養ドリンク(翼を授ける飲み物)を飲み干し、病院の中に歩いていった。

 

 

「行っちゃった…。シーくん…。」

 

 

なのはは正直寂しかった。あの一件以来、なのははシグレをかなり意識していた。本人としても自覚があるくらいに、シグレに、恋をしているのだ。トレーニングをして、シグレに褒めてもらいたい、自分の頑張ってる姿を見せたい…。その想いがふつふつと心に火を灯した。

 

 

「よーし!頑張るぞー!!」

 

 

将来を担う管理局のエースオブエース、高町なのはの体調は昔より凄まじく良くなった。リハビリを終えここを出るとき、前よりさらに強くなったなのはを見て、周りの人達は驚くことだろう

 

シグレ・シュヴェーアトは、またひとつ大きな翼を救い、世に解き放った。




結構急展開ですが、うちの小説はIDGなので許してやってください!
IDG(いつでもどこでもご都合主義)!

今回はティファさんがちゃんと姿を出しましたね!ああいう大人な女性は素敵ですよね!そんな人にあーんなことやこーんなことをされたクロノは滅べばいいと思うよ(ゲス顔)

ご感想ご指摘よろしくお願いいたします!
※ご都合主義には突っ込まんといて(´・ω・`)


☆おまけ☆













「あると思った?そして可愛い女の子だと思った?残念だったな!クロノでした…ってシグレ頼む刀を鞘に戻していぎゃぁぁぉぉぁぉぁ!?またヴォルフがぁ!?あーーーーーーーーーーー!!!!」

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