ハリー・ポッターと病魔の逆さ磔   作:三代目盲打ちテイク

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第24話 始動

 矢のように日々は過ぎていく。九月一日。ホグワーツ特急にて、ハリーはロンやハーマイオニーたちと一緒に誰もいないコンパートメントを探していた。

 話すことがあったのだ。魔法省の来るまで駅まで送ってもらえた真実。それがシリウス・ブラックについてのことであると話す為に。

 

 どのコンパートメントも一杯であったが、汽車の真ん中あたりのコンパートメントの一つに見知った少女がただ一人で乗っていた。

 

「サルビア!」

 

 サルビア・リラータ。ハリーの親友の一人だった。彼女にも聞いておいてほしいと思っていたので好都合だった。

 

「ここ良いかい?」

「ええ、――良いわよ」

 

 許可を取って中へ入る。引き戸を閉めて誰も中の話を聞けないようにした。そのどこかこそこそした様子に気が付いたのだろう。

 

「どうかしたの?」

 

 全員座ったところで、サルビアがそう聞いてくる。

 

「そうだよ、ハリー何の話なんだい?」

 

 ハリーはウィーズリー夫妻の言い合いの事や、先ほどホグワーツ特急に乗る前に聞かされた警告について全部三人に話した。

 聞き終わると、ロンは愕然として、ハーマイオニーは、両手で口を押えていた。唯一、サルビアだけが動じていない様子である。

 

 話の内容は単純で、シリウス・ブラックがハリーを狙っているということだ。それについて魔法省が警戒しているということ。

 また、ホグワーツ特急に乗る前に、絶対にシリウス・ブラックを探すなといわれたということだ。

 

「ああ、ハリー、シリウス・ブラックが脱獄したのは、あなたを狙うためですって? ほんとに、ほんとに気を付けなくちゃ。自分からわざわざトラブルに飛び込んで行ったりしないでね」

「そうね、トラブルの方から来るにしても、もうすこし思慮深く行動なさい」

 

 女子二人は、そうハリーに言う。反論したかったが、ハーマイオニーとサルビア二人で、反論する方向を全部潰している為反論することができなかった。

 飛び込んでいかないと言おうとしたら、それをサルビアに潰された。自分を心配してくれているのはわかるが、どうして、いつもトラブルに飛び込んで行っているように言われるのだろうか。

 

「ハリーを殺そうとしている狂人だぜ? 誰が探しに行くんだよ」

 

 味方はロンだけらしい。

 ただ、ハリーが想像したよりもみんなは強い反応を示した。サルビアはそうでもなさそうだが、ロンもハーマイオニーもブラックのことをハリーよりもずっと恐れているようだった。ロンなど震えている。

 

「ブラックがどうやってアズカバンから逃げたのか、誰にもわからない。これまで脱獄した奴は誰もいないんだよ」

 

 ロンが落ち着かない様子で言った。

 

「だけど、また掴まるでしょう? マグルまで総動員してブラックを追っているのよ。すぐに……」

「――まって? なんの音だろう?」

 

 ハーマイオニーの言葉が最後まで結ばれる前に、ロンが遮る。何かの音が聞こえた。そういう。小さく、口笛を吹くような音がハリーにも聞こえた。

 かすかで、どこから聞こえて来るかはわからないが、確かに響いてきている。ハリーたちはコンパートメントを見渡した。

 

「ハリー、君のトランクからだ」

 

 ポケットの中のスキャバーズが立てている音でないことを確認したロンが気が付いたように立ち上がり、荷物棚に手を伸ばして、ハリーのローブの間から携帯かくれん防止器(スニーコスコープ)を取り出した。

 ロンの掌の上でそれは激しく回転し、眩しいほどに輝いていた。

 

「それ、スニーコスコープ?」

 

 ハーマイオニーが興味津々で、もっと良く見ようと立ち上がった。

 

「ウン、だけど、安物だよ。エロールの脚にハリーへの手紙をくくりつけようとしたら、メッチャ回ってたもの」

「その時、怪しげなことしてなかった?」

「してない! でも……エロールを使っちゃいけなかったんだ。じいさん、長旅には向かないしね……だけど、ハリーにプレゼントを届けるのに、他はどうすりゃよかったんだい?」

「それはそうと、早くトランクに戻してくれないかしら。うるさいのだけれど?」

「あ、うん」

 

 スニーコスコープが耳をつんざくような音を出し始めたので、サルビアがうるさいので戻してくれと注意した。ロンは、スニーコスコープをバーノンおじさんのとびきりオンボロ靴下の中に押し込んで、音を殺してその上からトランクの蓋を閉めた。

 ロンが席に座り直しながら、

 

「ホグズミードでそれをチェックしてもらえるかもしれない」

 

 そう言った。

 

「ダービシュ・アンド・バングズの店で魔法の機械とかいろいろ売ってるって、フレッドっとジョージが教えてくれた」

「ホグズミードの事、良く知ってるの? イギリスで唯一の完全にマグルなしの村だって本で読んだけど――」

「ああ、そうだと思うよ」

 

 ロンはそんなことに関心がなさそうだった。

 

「どうサルビアは知ってる?」

 

 ハーマイオニーはロンに聞くのを諦めたようだ。

 

「……そうね、その認識で間違いないわ」

 

 いつの間にか取り出していた本を読んでいた彼女が一度だけ顔をあげて、それだけ言ってまた本に目を戻した。

 

「そうなんだ! 凄いわ!」

「魔法のお菓子屋もあるだよ。なーんでもあるんだ。激辛ペッパー――食べると、口から煙が出るんだ――それにイチゴムースやクリームがいっぱい詰まっている大粒のふっくらチョコレート――それから砂糖羽根ペン、授業中にこれを舐めていたって、つぎに何を書こうか考えているみたいに見えるんだ――」

「ホグズミードってとっても面白いところね。魔法の史跡を読むと、そこの旅籠は一六一二年の小鬼の反乱で本部になったところだし、叫びの屋敷はイギリスで一番恐ろしい呪われた幽霊屋敷だって書いてあるし――」

「――それにおっきな炭酸入りキャンディ。舐めている間、地上から数センチ浮き上がるんだ」

 

 ロンはハーマイオニーの言ったことを聞いていないし、ハーマイオニーもしつこく聞いた。ハーマイオニーはハリーとサルビアの方に向き直った。

 

「ちょっと、学校を離れてホグズミードを探検するのも素敵じゃない?」

「だろうね」

 

 ハリーは沈んだ声で言った。

 

「見てきたら、僕に教えてくれなきゃ」

「どういうこと?」

 

 ハリーはホグズミードに行けないことを話した。ダーズリーおじさんは許可証にサインしてくれないし、ファッジ大臣もサインしてくれなかったことを言う。

 

「そりゃないぜ! マクゴナガルか誰かが許可してくれないかな」

 

 それは無理だろとハリーは思う。グリフィンドールの寮監であるマクゴナガル先生はとても厳しい先生だ。許可を申し出たらシリウス・ブラックがいるから無理ですと言うに決まっている。

 もとより、保護者でも両親でもない先生は許可証にサインしても意味がない。それで魔法省大臣のファッジ大臣にも断られたのだ。

 

「そうだ! フレッドとジョージに聞いてみなよ。あの二人なら、城から抜け出す秘密の道を全部知っている――」

「ロン! ダメよ! ブラックが捕まってないのに、ハリーは学校を抜け出すべきじゃないわ」

 

 ハーマイオニーの厳しい声が飛ぶ。正論だけれど、恨めしい。

 

「でも、僕たちが一緒にいれば」

 

 ロンはそれに反論するが、

 

「まあ、ロン、馬鹿な事言わないで。ブラックは雑踏の真ん中であんなに大勢殺したのよ。私たちがハリーのそばにいればブラックが尻込みすると思ってるの?」

「そ、それは……」

 

 そう言われればそれ以上反論ができない。だから、ロンは反論できそうなサルビアに助けを求める。

 

「サルビアもなんか言ってやってくれよ。このままじゃハリーが可哀想だ」

「……私も別に許可証にサインなんてもらってないのだけれど?」

「ほんと?」

 

 それはサルビアもホグズミードに行けないということだ。

 

「両親が死んで一人で暮らしてるから。保護者なんていないのよ」

「そ、そうなんだ」

 

 初めてハリーはサルビアの両親の話を聞いた。まさか、自分と同じように亡くなっているだなんて。彼女にシンパシーを感じるハリーであった。

 

「そ、その、あの、私、ごめんなさい」

「良いわ。別に気にしてないから」

 

 そう言って彼女は再び本に視線を戻す。

 

「…………」

「…………」

「…………」

 

 嫌な沈黙がコンパートメントを支配した。

 

「あ、あの、えっと、あ、そうそうサルビア、見てほしいんだけど」

 

 空気を変えようと、ハーマイオニーはダイアゴン横丁で買ったペットの猫であるクルックシャンクスを見せようと籠の紐を解こうとしていた。

 

「そいつを出しちゃダメ!」

 

 ロンが叫んだが遅かった。クルックシャンクスがヒラリと籠から飛び出し、伸びに続いて欠伸をしたかと思うとロンの膝に跳び乗った。

 ロンのポケットの中にいるスキャバーズがブルブル震えたのがハリーにはわかった。ロンは怒ってクルックシャンクスを払いのける。

 

「どけよ!」

「ロン、やめて!」

 

 二人が言い合いを始める。その間にサルビアに向かって何やら毛を逆立てているクルックシャンクスを捕まえて籠に戻そうとしたがハリーを嘲笑うかのようにぺちゃんこの顔に笑みを浮かべて跳んで逃げて、結局荷台の上に落ち着いた。

 その黄色い目はロンのシャツのポケットに向いている。鼠を狙うのは本能だけれど、これはこれで困ったものだった。

 

 空気は変わったが、もっと嫌な方向に変わってしまった。そんな空気を払拭してくれたのは一時にやって来た、食べ物を積んだカートを押している丸っこい魔女だった。

 

「あの、魔女鍋スポンジケーキを一山下さい」

「はいよ」

 

 そう言って、魔女はハリーに大きな魔女鍋スポンジケーキを渡す。

 

「はい、みんなで食べよう」

 

 それを食べる頃には、普段通りの空気に戻っていた。

 

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 汽車が更に北に進む。振り始めた雨は激しさを増し、窓の外は雨足が微かに光るだけの灰色一色になっていた。いや、今やその色は墨色に変わっている。

 通路と荷物棚にポッとランプが灯った。汽車はガタゴトと揺れる。塵屑(ロン)が窓の外を見て、

 

「もうすぐ着く頃だ」

 

 そんな塵屑の言葉が終わるか終わらないうちに、汽車は速度を落とし始めてた。サルビアは訝しげにする。まだ着く時間ではない。

 汽車はますます速度を落とす。ピストンの音が弱くなり、窓を打つ雨音が一層激しく聞こえるようになる。そして、汽車が止まる。

 

 一番ドアに近いところにいた囮に使う予定の塵屑(ハリー)が立ち上がって通路の様子をうかがう。それと同時に何の前触れもなく、明かりが一斉に消えた。

 

「いったい何が起こったんだ!」

 

 ロンがハリーの後ろで叫ぶ。

 

「痛い!」

 

 ロンの足がサルビアの足を踏みつけた。痛みはそうでもないが、踏まれたことに怒りを感じる。殺す。絶対殺す、塵屑が。

 

「大丈夫?」

 

 ハリーが手探りで戻りながら心配してくる。余計な御世話だ。

 

「故障しちゃったのかな?」

「さあ……」

「暗すぎるわ。ルーモス」

 

 何も見えないのでしびれを切らしたサルビアが魔法を使う。明かりがコンパートメントを淡く照らす。その時、ドアが開いて、塵屑デブ(ネビル)が入ってきた。

 

「なにがどうなってるかわかる?」

「やあ、ネビル。わからないよ」

「何かが乗り込んでくるのが見えたよ」

 

 ロンがそう言う。時にはまともなことを言うのか。塵屑は塵屑だが。

 

「私、運転手の所に行って聞いてこようかしら」

 

 役に立つ塵屑(ハーマイオニー)が立ち上がって出て行こうとした時、ドアが開き塵屑妹(ジニー)が入ってきた。

 

「ロン、大丈夫?」

「ああ、大丈夫さジニー。とりあえずこっち来て座れよ」

「もう満員なんだけど?」

 

 その時だ、入口に気配を感じてサルビアがそちらに光を向けた。皆もそれに倣って入り口を見る。そこには、マントを着た天井までも届きそうな黒い影だった。

 顔はすっぽりと頭巾で覆われている。その手は、灰白色に冷たく光、汚らわしいかさぶたに覆われ、水中で腐敗したような死骸のような手をしていた。

 

 サルビアは人知れず笑みを作った。吸魂鬼(ディメンター)だ。それは、ゆっくりとがらがらと音を立てながら長く息を吸い込む。周囲から幸福や歓喜などの感情を吸いこもうとしているのだ。

 冷気が全員を襲う。隣でハリーが突然倒れ、引きつけでも起こしたかのように痙攣し出す。他の連中も気分悪そうにしていた。

 

 その中で、サルビアは笑みを浮かべていた。これだ、これだ、これだ!! 幸福、歓喜。これが、形のないものを吸われていく感覚か! 

 実に、ああ、こうか、こうなのか。奪われていく感覚を体感すればするほど、サルビアの中で理論が、理屈が、ありとあらゆる全てが組みあがって行く。

 

 今、サルビアの中で全てのパズルが完成し、研ぎ澄まされていく。鋭く、どこまでも強く燃え盛る。

 

――このままいつまでもこの感覚を味わっていたいものだが、丁度良い。実地練習と行こう。

 

「エクスペクト・パトローナム!」

 

 ただ一度感じただけの小さくも最上の歓喜、最大の幸福(希望)。吸魂鬼が周囲にいるだけで人間は活力を失ってしまうが、サルビアにとって活力など充足していたことなど一度もない。もとより、渡すものかよ。

 圧倒的な意思で、全てをねじ伏せて彼女は吸魂鬼を前に立っている。その背に燃え盛る逆さ磔を浮かべて、笑みのままに彼女は呪文を唱えた。

 

 銀の咢が吸魂鬼を喰らう。ただの守護霊が、吸魂鬼を滅する。それほどまでに強大な守護霊。もはや、絶望の中でこそ幸福(希望)は輝く。

 だからこそ、彼女が放つ守護霊は、守護霊という枠すらはみ出して、吸魂鬼を滅する。禍々しい守護霊(廃神)と共に、サルビアはコンパートメントを出ていく。

 

 吸魂鬼のお仲間がそこにはいた。それにも守護霊を嗾ける。吸魂鬼の声ならぬ絶叫が響いた。

 

「痛みを感じるんだァ。あははは! もっと叫びなさい。この私を餌にしようとしたたんでしょ? ほら、もっと悲鳴をあげなさいよ!」

 

 吸魂鬼にも感情というものはあるらしい。本当にわずかであり、ないも同然だが、それで十分。それが、サルビアに向けられているのを彼女は感じていた。

 それで十分。彼らもまた生物であれば、感情を持たないということはない。痛めつけられれば感情は向く。ゆえに、向いた感情は負。

 

 もとより負の生物が正の感情など抱けるはずもない。そして、サルビアは、そんな奴らをも羨ましいと思う。生きている全てがサルビアは羨ましいのだ。

 

「この私に感情を向けたな? コンキタント・クルーシフィクシオ」

 

 呪文とともに漆黒が放たれる。ホグワーツでの人体実験を繰り返したあと、この夏に改良を加えて完成した呪文。足りなかった経験が今、この瞬間にも満たされていく。吸魂鬼は実に役に立った。その瞬間、立ち上がって行く逆さ磔。

 

「あははははははは!!」

 

 くべられる吸魂鬼。奪っていく。呪文は絶大な効果を発揮していた。生命力を奪い、押し付けるは、(ヤミ)

 抵抗できるのは、サルビアと同等の強力な魔法使い。あるいは感情を鍵にしていることから閉心術の使い手だろう。

 

 更に、サルビアは新たな可能性を感じ取った。寿命を奪うだけの呪文のはずだった。だが、今この瞬間に気が付いたのだ。このままこの呪文を研ぎ澄ませればありとあらゆるものを略奪する呪文になると。そう相手の大事なもの(輝き)を奪えるのだ。

 サルビアは笑みを深めた。見下している塵屑共から、全てを奪い尽くす。ああ、実に、実に気分が良い。これこそが己であると、ぴらと最後の欠片が嵌ったかのように。

 

「あはっ、あはははははははははははははは――――!!!」

 

 サルビアは、嗤う。

 

「寄越せェ!! 生きている者全て、寄越せ、全てを! それ以外にお前たちに価値なんてあるわけないだろうがァ!!」

 

 直撃した呪文は、弾けるように周囲に影響を及ぼしていく。さながら病が感染していくかのように。

 重篤な病に侵されてた吸魂鬼どもは逃げ出そうとする。

 

「逃がすものかよ。パック」

 

 吸魂鬼の一体を持ってきていた何も入っていない箱に詰めてしまう。そして、ドビーに秘密の部屋に持っていかせた。

 

「オブリビエイト」

 

 見ていた全ての者の記憶を修正したと同時に、継ぎ接ぎだらけのローブを纏っている見慣れない男がやって来た。顔は青白く病人のようにやつれ、鳶色の髪には白髪が交じっている。

 

「君が追い払ったのかい?」

 

 即座に、サルビアは優等生の皮を被る。

 

「ええそうです」

「若いのに君は素晴らしい魔女のようだね」

「どうも。あなたは?」

「私かい? 私は、リーマス・ルーピン。今年からホグワーツで闇の魔術に対する防衛術を教えることになっているんだ」

「そうですか。サルビア・リラータです」

「リラータ…………そうか、よろしく」

 

 なるほど、役に立った糞塵屑(ロックハート)よりはまともそうだ。だが、使えそうにない。むしろ、厄介かもしれない。

 リラータの名に反応したということは、敵になる可能性がある。この善良そうな男は確実に糞塵屑(ダンブルドア)側だ。

 

「さあ、戻って。君のコンパートメントのお友達の様子を見よう。どうやら大変なようだ」

 

 そう言われてルーピンと共にサルビアはコンパートメントに戻る。確かにハリーが倒れている。面倒くさい。いや、ある意味で好都合か。

 

――逆さ磔が駆動する。

――全てを磔にして、屍の山の上で笑う逆十字の完成だ。

 




逆さ磔の完成でございます。ここから先はこの呪文の精度を上げていくことになるでしょう。

新呪文は閃光を当てなければなりませんが、何かに当たった瞬間一定範囲に呪文の効果が広がる仕様になりました。
壁があろうが直撃すればその向こう側にまで効果を及ぼすという鬼畜性能。
防ぐには強大な魔法力、あるいは閉心術を使う必要があります。
本家とちがって協力強制のおかげで発動できないというのがない。感情を向けてなくても病を押し付けることは出来るというのが本家玻璃爛宮と違う点。

次回は、ハリー視点で休憩回です。
では、また次回。

Fate/GOですかようやく再臨素材があつまりヴラドを再臨。これで、星5二人を無事に再臨させることができました。
レベルあげしたいですが、レベルあげよりまずは次の再臨素材集め。長い旅の始まりだ(白目)。
本当、まだまだ先は長い。とりあえず三章実装が楽しみです。

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