NARUTO―もしも双子の姉がいたら―   作:紅葉

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第二章 原作スタート
原作スタート


こんにちは、どーもセツナでーす

ついに来ちゃいましたよ、原作突入

 

その証拠にナルトが火影の顔岩に落書きしようとしてる所ですから。

 

親の顔に落書きする子供って……

なんかひどくね?

とタイミングを見計らって授業を抜け出してナルトを止めてるお←

 

てことでペンキを手にしてウハウハな今ナルトを止めよう

と私は思ってるが体が先に動いてます

 

 

「とりゃ!」

 

「いだっ!」

 

上からセツナ、ナルト

ちなみにセツナはナルトに向かって飛び蹴りをしたのだ

 

 

「ね…姉ちゃん!何するんだってばよぉ!」

 

とナルトはこぼれそうになったペンキを慌てて受け止める

 

 

「チャクラコントロールで岩に立ってるのはすごいけど、

 顔岩に落書きしたらダメだよ?

 ほら、イルカ先生も出てきたじゃん。」

 

と私は言う

 

「うげ!

 ホントだってばよ!」

 

とナルトはヤバいと焦った顔をする

するとすぐさまイルカ先生が怒鳴り散らす

 

 

「ナルト、セツナ―――――!

 何やってんだ授業中だぞ! 早く降りてこい!

 バカもの―――――――――――――!!!」

 

「ほらー、授業抜け出して顔岩に落書きなんてするからー」

「いや、姉ちゃんも授業抜け出してるってばよ…」

 

 

―――――――――――――――――――そして、場所は変わり

皆さんご存知の忍者アカデミーへ。

 

 

私とナルトは教壇の近くに、正座で座らされイルカ先生が怒った様子で

手を組んで仁王立ちする。

 

 

「明日は忍者学校の卒業試験だぞ!!

 お前らは前回もその前も試験に落ちてる!!

 

 外でいたずらしてる場合じゃないだろ

 バカヤロ―――――――!!」

 

「すいません」

ナルトはイルカ先生に殴られたたんこぶをすりすりとさすりながら言った。

 

「反省するならもうするな!」

イルカ先生は呆れた声でナルトに話しかけた。

「それでセツナもナルトを探しに行くからと言っていきなり授業を抜けないでくれ…」

「ごめんなさい…変なことしてないか心配になって…」

「姉ちゃんそれどういう意味だってばよ?」

 

「とにかく、一応抜け出した罰として今から変化の術でオレに化けろ」

イルカ先生が言うとナルトはすぐ立ち上がり術を発動した。

 

「うし! おいろけのじゅt」

言葉が途中に止まったのは私がナルトの横腹を肘で

思いっきり殴ったからだよ

 

 

「何女の子の前でそんなはしたない卑劣な術を

 発動させようとしてんの?

 

 ちゃんとやらないと私が殺るよ?」

 

とセツナはにっこり微笑んで言ったが、後ろには赤いハバネロの化身が

映っていたとかいなかったとか(by ナルト

 

 

「へ、変化の術!」

 

でナルトは完璧にイルカ先生に化けた。

え?原作と違うって?

 

ははは、当たり前じゃん!

基本の術すべてを10歳の頃マスターさせて、今は螺旋丸の修行中なんだから

 

 

「よし、ほら次はセツナ!」

 

とイルカ先生は言う

私はイルカ先生の通り変化する。これでこの件はおさまり、通常通り授業が再会された。ていうかヒナタ本当にナルトのこと好きだなー。授業中いつもちらちら見てるし…それに気づかないナルトもナルトだけど。

 

 

 

 

 

 

 

そして翌日。

誰だ、作者の手抜きパターン来たッ!とか思った奴。

 

 

ただいま、アカデミーで卒業試験のプチ連絡を受けてるよ。

イルカ先生がしゃっべてるなう。

 

「で……卒業試験は分身の術にする

 呼ばれた者は一人ずつ 隣の教室にくるように」

 

だってさ。

そういうとイルカ先生は教室から出て行くと同時にこう言った

 

「まず、うずまきセツナ!

 試験を始めるぞー!」

 

 

嘘やん、トップバッターとか緊張もん…ヤバい私プレッシャーに弱いやばいやばh

 

 

 

「姉ちゃん、ファイトだってばよ!」

 

とナルトは私に満面の笑みで右手をGJポーズする。

アンタそれさ、ヒナタに見せてやんなさいよ(え

でも何とか落ち着いたから感謝の言葉。

 

 

「ありがとー。

 ナルトも頑張ってねー。」

 

私なりに笑って言った

アレ?棒読みチックになったけど…ま、いいや。

 

え?いいのかって?

後ろは振り向かないタイプなんで(ドヤァ

 

 

「あ、あと」

 

私はそういうとナルトだけに聞こえる声のボリュームで言う

 

「…ミズキ先生には気をつけて」

 

私は言い終わると、ナルトは真剣な顔をして頷いた

ま、私も真顔で言ったしね。

 

と、話は戻して。

私はイルカ先生と一緒に隣の教室に行く

 

ナルト、一応ミズキ先生には気を付けるよう忠告したから

大丈夫かな?

 

てか、原作見て思ったけどミズキ先生アレただの逆恨みじゃね?

つーか戦争編とかだったらどーしてるんだろ?

 

ま、興味ねーからいいや。

 

 

「じゃあ、今から試験をうんたらなんたらかんたら…」

 

とミズキ先生はクソ長い説明をたらたらしてくれた。

知ってるつーの…。

 

 

とりあえずアホみたいに長い説明を聞き終えた後、分身の術で

5人に化けた。

 

理由は3より5が好きだから。

 

「合格!

 ほら額当てだ!」

 

とイルカ先生はにかっと笑って、私に額当てを差し出して来た。

 

 

「ありがとうございます」

 

と私はお礼をして教室を出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――数十分後

 

 

私はアカデミーの外へ出て、ナルトを待っていた

その間合格してもらった子供がアカデミーから出てきて外で待っていた

親に褒めてもらったりと、何とも微笑ましい風景だった

 

 

…なんとなくナルトの気持ちが分かった気がした。

原作のナルトは一人でここのブランコでこの風景を見ていて

しかも、大人たちに蔑んだ目で見られたり小声で陰口を叩かれたりして…。

 

そうとうつらかったんだなぁと一人シリアスになった。

 

 

 

「姉ちゃん!」

 

シリアスな私を現実に連れ戻したのは弟のナルト

元気よく手を振ってその手には額当てがあった。

 

 

「あ、無事合格できたんだ。

 よかった♪」

 

と私はホッと胸をなでおろした

 

 

「あのさ、今日さ二人とも合格できたから久々にさ!」

 

とナルトはそわそわして言う

そして私はクスッと笑って

 

「ん、今日の夕飯は一楽だってばね!」

 

と言った

あ、やっぱ”ってばね”てたまに出てしまう…

コレもクシナ…じゃなくて母さんの血が引き継いでるってことでいいのかな?

 

 

私とナルトはアカデミーを無事卒業し、一楽に向かった

 

 

 

 

「おっちゃん!味噌ラーメン一つ!」

 

「あいよ!セツナはどうする!?」

 

と一楽のおっちゃんは聞いてくる

 

 

「あ、じゃあ豚骨ラーメンを」

 

「あいよ!」

 

 

と見て分かる通り今は一楽に来てます

お金は7年間暗部で仕事してたらもう働らなくても

一生過ごせるんじゃないの?てくらい貯めたから大丈夫さ。

 

 

そしてラーメンを食べて一楽を後にすると

ミズキ先生が私達を追跡していた。

 

ナルトも視線&気配に気づいたみたいで言う

 

 

「…ミズキ先生か」

 

とナルトは小声で言った

 

 

「ここで戦ったら迷惑にもなるから森に行くよ?」

 

と私も小声で話す

 

 

 

するとナルトは頷いて私達は移動した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして私達の思惑通りミズキ先生は森まで追跡してきた

 

 

 

「姉ちゃん、この辺りでいいんじゃねーか?」

 

とナルトは私に聞く

 

「ん、そうだね。

 おーいミズキ先生ー

 女子生徒と男子生徒をいつまでストーカーしてるつもりですかー?」

 

 

と大声で私は言った

 

 

するとミズキがいた辺りからガサガサと音がすると、私達の目の前に

姿を現した

 

 

「ふんっ、バケ狐と緋蛾か…」

 

って、ミズキこの野郎私が緋蛾ってこと知ってんのかよ!

 

 

 

「おい、コラそれはどういう意味だってばよ?」

 

とナルトは聞く

 

 

 

「あぁ、そうだったな

 お前らは知らないのだったな…

 

 聞いたことあるだろ?

 木ノ葉隠れにて腕の確かな暗部の一人

 どんなランクの高い任務でも無傷で帰ってきたことで有名な

 緋蛾。

 

 その正体がその横にいるお前の姉だ!

 はははは!お前の姉は殺人鬼なんだよ!

 どんなに人を殺してもどんなに血を見ても年も幼いのに

 表情ひとつも崩さない!」

 

 

ナルトは嘘だろいう顔で私を見る

ゴメン。

 

ナルト私そんなに自分のこと高く評価されて噂になってたの

知らなかったわ…。

 

 

 

「そして12年前…バケ狐を封印した事件は知っているな?

 あの事件以来…里では徹底したある掟が作られた

 

 それは、ナルトの正体がバケ狐だと口にしない掟だ!」

 

とミズキはドヤ顔をして私達に言う

 

 

 

しかし、ナルトは

 

 

「いや、知ってるから。

 そんなん普通に過ごしたり修行してたら気づいたし。」

 

と冷めた目でミズキを見る

 

 

「…そうなの?」

 

と私はナルトに聞いてみた

 

 

「おう、でも姉ちゃんがあの緋蛾だったとは…

 ビックリしたってばよ!」

 

と少し焦って言った

 

 

 

「うん、その話はあとでね。

 とりあえず…ミズキを捕まえるよ」

 

と私は言い終わると表情をなくした

そして瞬身の術でミズキの背後に移動して背中を思いっきり蹴った

 

するとナルトの所にミズキはすっ飛んでいき、地面にミズキは埋まった

 

 

…つまんないの。

さすが影分身も避けられないミズキだけあるわ。

 

 

ナルトは地面に埋まったミズキを掘り起こして

どこから取り出したのか縄を用意してミズキが動けないように

手を拘束した

 

 

 

「くそ! このオレがお前らごときに捕まるだと!?」

 

とミズキは自分のことを買い被る発言をした

あれか?

 

周りにちやほやされたら、「オレってすごいわー」て思う方程式か?

 

 

するとナルトはうざかったのかミズキの首筋を思いっきり手ではらった

で当然だがミズキは意識を失った

 

 

「姉ちゃん、何で暗部に入ったんだってばよ?」

 

とナルトは私に聞く

 

 

「いや、小さい頃ね。

 アンタといたときに後ろから聞こえたの

 

 ”ほら見てバケ狐よ…”て。

 意味が分からなかったから三代目に直接聞いたの

 すると本当のことを話すって言ってくれてアンタのことを教えてくれてさ…。

 

 それで三代目にこれ以上ナルトに九尾がいるってことを

 里の皆に知らせない、絶対に口外しないって約束するかわりに

 私が暗部に入ったってわけ!」

 

 

まぁ、コレも事実だけど。

 

するとナルトは口を開いた

 

 

 

「そっか…

 あんがとな、姉ちゃん

 

 で次はオレだな…。

 オレは姉ちゃんに修行をしてもらって時に頭の中から声がして

 寝る時に集中してみたらなんかオレは檻の前にいて

 檻の中にはでかい狐がいたんだ

 

 でも最初はオレの質問には全然聞いてくれなくてさ

 『ここから出せ』だの『四代目火影はどこだああああああああ!』だの

 最近になって、九尾の名前が九喇嘛だとか

 12年前の事件の真相とかオレらの両親のこと教えてくれて…

 

 あと最近九尾化モードとか九喇嘛を呼び出す口寄せを練習してんだってばよ!」

 

 

…結構知識豊富&仲良くなってんな。

 

 

「それはいつのこと?」

 

と私がにっこり笑って聞くとナルトは

 

 

「うーんと…2年前!」

 

とにっこり笑って答えた

 

 

 

 

…随分前やな、おいいいいいいいいいいいいいいいい!

 

 

 

 

とセツナは心の中でシャットアウトしたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いつもご愛読いただきありがとうございます!



いつになるかわかりませんが、ピクシブで
またセツナの絵と多分いけたらナルトの絵を投稿したいと思います!

期待せずに待っててください!


それでは。

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