デート・ア・ライブ  the blue fate   作:小坂井

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9話

「うーん。どこに行ったのかしらね…」

 

琴里は〈フラクシナス〉の艦長席で頭を悩ませていた。

その原因は精霊である〈ハーミット〉…四糸乃であった。

 

「まったく、どこにあるのかしらね…」

 

四糸乃の半身とも言える、大切なパペットの行方が分からなくなってしまったのだ。

士道が探す約束をしたので〈フラクシナス〉でも調べているのだが、まったく見つからない。

それが理由で悩んでいると、司令室のドアが開いた。

 

「おーす、司令官殿。元気?」

 

なんとも適当な返事をしながら入ってきたのは蓮だ。

 

「悪いけど、今は取り込み中なの。あんたと遊んでいる暇は無いの」

 

「時間は取らせねえよ、結果を聞きに来ただけだ。士道と十香は仲直り出来たか?」

 

「それは…むしろ面倒な事になったわ…」

 

「え? なんで?」

 

話を聞くと、また精霊と一緒にいる所を見られ十香は完全にヘソを曲げてしまったとのこと。しかも今度は食料を蓄えての籠城らしい。

 

「それだけでも厄介なのに、今は四糸乃の落し物を探索中で忙しいの」

 

「ん? 四糸乃? 誰それ?」

 

「そういえばあんたには言ってなかったわね。〈ハーミット〉の名前よ」

 

「へえ、今回出てきた精霊は〈ハーミット〉っていうのか」

 

「なんでASTに入っているあんたがそれを知らないのよ…」

 

ここまで来ると、もはや呆れるしか無い。なぜこの男はここまで精霊に無知なのか…

 

「で?その落し物ってなんなの?」

 

「あんたに言っても知らないに決まってるわよ」

 

「いいから教えてくれって」

 

言わないといつまでもしつこく聞いて来るだろう。琴里はそんなのは御免だった。

 

「白い生地のウサギのパペットよ。ほら、どこかに行きなさい」

 

琴里は手をシッシと振って蓮を追っ払う動作をした。

だが蓮はその言葉を聞いた途端、固まった。そのパペットはどこか(・・・)で見た事があった。

 

「…もしかして、それって右目を黒いボタンで隠して眼帯みたいになってた?」

 

心の中でどうか違ってほしいと思ったが…

 

「その通りよ。まさか知ってるの?」

 

残念ながら神は残酷であった。

 

「いや…まあ、ちょっとね」

 

視線を逸らしながら言う蓮に琴里は胸倉を掴み、脅すように聞いてきた。

 

「教えなさい! それはどこにあるの!?」

 

年下だと言うのにとてつもないプレッシャーを琴里から感じる…

知っていると言ってしまった以上、教えなかったら何をされるかわかったものではない。

 

「分かったよ!言うから落ち着けって!」

 

仕方なしに教える事にした。それしか選択肢は無いようだ。

 

「そのパペットは…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

週末が明けて、誰もが憂鬱な気分になる月曜日。

蓮は学校をサボって午前を自由に過ごした後、午後は駐屯地に来ていた。

しかし、そこには普段とは違う様子の人間がいた。

 

(あーあ、鳶一の奴、完全に浮かれちゃって)

 

普段から無表情で喜びを顔に出すタイプでは無い折紙が蓮に分かる程に浮かれていた。

もちろん、蓮は浮かれている理由が分かっている。

 

(士道が家に来るのがそんなに嬉しいのかね…)

 

折紙がパペットを持っている事を知った琴里はさっそく、奪取を試みた。

その結果、奪取は失敗して実行人の二人が病院の世話になるのだった。

 

(二人が病院行きって…家の中に何があるんだ?)

 

だが、今日、士道が『今度、家に行っていいか?』と聞いたらなんと即答でOKが出たらしい。

士道が家に来る。これが折紙が浮かれている理由だろう。

 

(士道が家に来るぐらいで大げさな…あ! 面白い事考えた…)

 

悪巧みを閃いて口元に笑みが浮かぶ。その笑みは悪魔の笑みであった…

 

 

「なあ、鳶一。今日はやけに機嫌が良いみたいじゃないか」

 

訓練が終わった後、折紙が一人で廊下を歩いている時、蓮はそう言って話しかけた。

 

「あなたには関係ない」

 

だが、折紙はいつも通り無愛想に蓮を無視して歩いていく。

 

「ズバリ当ててやろうか? 士道が関係してるな」

 

この言葉を聞いた途端、折紙の足が止まる。

 

「…なぜそう思うの?」

 

「お前の機嫌が良い時なんて、士道が関わっているとしか思えないからな」

 

本当は知っていたから当てられたのだが、それを知らない折紙は少なからず驚いているだろう。

 

「そして…自分の家に士道が来る事になっただろ?」

 

「なぜ分かったの?この事は誰にも言ってない」

 

「まあまあ、そんな事、どうでもいいだろ。それより…もしかしたら力になれるかもな…」

 

後ろを向いていた折紙には分からなかったが、この時の蓮の顔は笑っていた。

 

 

 

「先に言っておく。あなたの助けは必要ない」

 

廊下から誰もいない部屋に移動した後、折紙はこう言って来た。

こう言えるという事は相当秘策があるのだろう。なにかとは言わないが…

 

「私は彼の好みをしっかり理解している。後は彼を部屋に連れて来て襲うだけで大丈夫」

 

どうやら折紙は最初から士道を襲うつもりらしい。

 

「別にそれは構わないが…その後の事を考えてるのか?」

 

「それはどういう意味?」

 

「士道がもし無理矢理(・・・・)襲われたって言ったら、少し面倒な事になるんじゃないか?」

 

その事を聞いて折紙は眉をピクリと動かした。どうやら目の前のことに目が眩んで後の事を考えていなかったようだ。

それほど士道の事を襲いたいのか…

 

「なら、どうすれば良いの?」

 

「逆に考えるんだ。襲うんじゃない…襲わせる(・・・・)とな…」

 

この言葉に流石の折紙も驚きを隠せない。

 

「それは…どういう意味?」

 

「お前が襲ったらアウトだが、もし士道が襲って来たら後はお前の好きに出来るって事だよ」

 

その事を想像した折紙はペロリと唇を舐める。しかも、その顔は無表情なのでとても不気味だった。

 

「そうするにはどうすればいい?」

 

「それは…」

 

周りに誰もいないのに、蓮は折紙の耳に両手を当てて声が漏れないようにして秘策(・・)を折紙に吹き込んだ。

 

「…それで本当に彼は私を襲ってくれるの?」

 

「もちろん、お前は顔は良いからな、最後に必要なのはシチュエーションだよ」

 

すると折紙は「ありがとう」と言うと部屋を出て行った。蓮の教えた作戦に必要な物を買いに行ったのだろう。

 

折紙が完全に出て行ったのを確認すると蓮は…

 

「ふう、嘘をつくのは気分がいい」

 

笑顔でそう言った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

それから数日後、蓮は五河家に来ていた。来た理由は十香に会うためだ。

ちなみに家の鍵は冷音に『十香に会いたい』と言ったらすんなりと貸してくれた。

 

(はぁ…なんでこうなるんだろうな…)

 

誰も答えてくれない問いを心の中で言うと、十香の部屋をノックした。

 

「十香、いるか? 蓮(ry」

 

そう言い終わる前に十香の部屋の扉が開いた。

 

「レン!レン!」

 

十香が部屋から飛び出して来て、蓮に勢いよく抱きついた。

 

 

「う、うううううう! シドーめ!」

 

十香は蓮に抱きついて大きな声で泣きはじめる。

今、2人は部屋のベッドに座っていた。

 

「よしよし、落ち着けって」

 

とりあえず、目標を下げて『士道と仲直り』より先に『十香を落ち着かせる』を実行した。

 

「くぅぅぅぅっ! レン!レン!」

 

十香は普段から士道と蓮にベッタリだが、今日はいつもよりも重傷のようだ。

おそらく、士道に会えない寂しさを蓮に当てているのだろう。

 

(士道…頼むから早く仲直りしてくれ…)

 

だが、この状態はあまり良くない。もし、蓮が離れたら十香は何をするか分かったものではない。

それこそ、下手をすれば冷音から聞いたような『霊力の逆流』という現象も発生しかねない。

 

(そういえば、今日だったな…士道が鳶一の家に行くのは…)

 

今頃、士道は折紙の家に着いているだろう。そして折紙は秘策(・・)を実行してるだろうか。

 

(あいつ…まさか本気でやってないよな…?)

 

あれはちょっとしたイタズラ心で言っただけなので本気で信じてるとは思えないのだが…

 

(ま、いっか。あいつ(士道)がどうなろうと関係ないし)

 

そんな自分勝手な事を考えていると、部屋が静かになっている事に気が付いた。

十香を見ていると蓮の体に抱きついたまま眠っている。どうやら泣き疲れて眠ってしまったのだろう。

 

(まったく、しっかり…しろ…よ…)

 

抱きつかれている状態なので、十香の肌の温かさが服越しに伝わって来て心地よい。

 

(俺も…少し…寝ようかな…)

 

蓮は十香の頭を抱き枕のように腕に抱えて、重くなってきた瞼を閉じた。

 

 

白い空間、動けない自分、またあの夢(・・・)を蓮は見ていた。

 

(くそ! またこれかよ)

 

動こうとしても動けず、『バスター』か『レッドクイーン』を出そうとしても、夢だからか、まったく出てこない。

 

(なんなんだ!この夢は!)

 

何も出来ないこの状況に苛立ちばかり募る。

そしていつもと同じ、白衣を着た人間が部屋に入ってくる。

ここまではいつもと同じだがここからいつも(・・・)と違った。

 

(…? いつもと様子が違う…どうしたんだ?)

 

普段は注射器を取り出すのだが、今回は様子が違った。

顔が見えないので表情が分からないが体の動きから見て、相手は狼狽(・・)したような様子であった。

 

(お、俺は何を忘れて(・・・)いるんだ…)

 

自分でそう思った瞬間、蓮はハッと気が付いた。

 

(忘れている(・・・・・)…なぜ俺は何かを忘れている(・・・・・)と思ったんだ…)

 

自分で言いながら、自分は理解していない…そんな不思議な感覚を感じた。

 

(グッ…頭が…)

 

すると突然、頭痛が蓮の頭を襲った。だが、同時に何かが頭にボンヤリと浮かんできた。。

 

(あと少しで…思い出せそうなんだが…)

 

あと少しでで思い出せる…その時…

 

ドカァァァァァン

 

突然、聞こえた爆発音で蓮は目を覚ました。

それと同時にあの感覚が蓮を襲う。

 

(まさか…)

 

ガラガラッと窓を開けると、冷たい風が蓮を襲った。

外を見てみると景色一面が銀世界へと成り果てていた。

一瞬、雪が降ったのかと思ったがよく見てみると建物が…いや、街が凍っていたのだ。

 

「ん…レン…さっきの音はなんなのだ…?」

 

さっきの爆発音で十香も目が覚めたらしい。しかしまだ寝ぼけている様子だ。

 

「十香、しっかりしろ。非常事態だ」

 

そう言って十香をしっかりと立たせた直後、蓮は窓の外に弾かれるように視線を向けた。

その瞬間、窓の外をウサギみたいな形をした三メートルほどの人形のような物とその背に乗った、緑色のコートを着た少女が通り過ぎて行った。

 

「あれは…あの時の…」

 

「十香。知っているのか?」

 

だが、そう聞くと十香は顔を俯けてしまった。

 

(もしかして、さっきのが司令官殿が言っていた〈ハーミット〉で四糸乃とか言う名前の精霊か…)

 

四糸乃と士道が一緒にいた所を十香が見てしまい、このような状況になったことは琴里から聞いている。おそらく十香も複雑な心境なのだろう。

 

「十香、どうする?俺と一緒に士道を探しに行くか? それとも避難するか?」

 

その問いに十香は…

 

「私も行くぞ。シドーに…シドーに謝りたい」

 

その答えに蓮は満足したように笑うと、

 

「そうか…じゃあ行くぞ」

 

十香の手を掴み、窓の外へ飛び出して行った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

十香と共に街へ出た蓮は凍った道路を走っていた。しばらく走っていると開けた道路に、士道、四糸乃、そしてASTが確認できた。

 

(チィ…ASTも一緒か…)

 

心で舌打ちをすると、四糸乃の人形が大気を吸い込むように人形が仰け反った。それを見た瞬間、十香が手を強く握った。

 

「十香、どうした?」

 

「あれは…危ない感じがする…」

 

十香も精霊だ。その事が直感的に理解出来たのだろう。しかし今、ここで飛び出して行く事は出来ない。

 

(クソッ! どうすれば…)

 

そう考え始めた時、十香が地面に踵を突き立てた。

十香の天使、〈鏖殺公(サンダルフォン)〉を使用しようとしているが何も起きない。士道に霊力を封印された今、十香はただの少女なのだ。

 

その瞬間、人形の頭が元の位置に戻った。

 

(くっ…! こうなったら…)

 

後のことを考えず、飛び出そうとしたその時…

 

士道の目の前に巨大な玉座が現れて、人形の口から出た冷気から士道を守った。

 

(あれは…まさか!?)

 

十香を見てみると、制服の上に紫色の膜が揺れていた。霊装を発現したのだ。

 

(そうか…十香の精神状態が不安定になったから…)

 

四糸乃は突然現れた玉座に驚きながらも、すぐに人形を操り逃げて行った。周りにいたASTも四糸乃を追って飛んでいく。

蓮はASTがいなくなったのを確認して士道に近づいた。

 

「士道!大丈夫か?」

 

「蓮! どこにいたんだよ! 心配したぞ」

 

「十香の部屋で寝て…て…」

 

そこまで言って蓮は気が付いた。

 

(あれ…どんな夢(・・・・)だったっけ…?)

 

普段は夢の内容を覚えているのだが、なぜか今回はまったく思い出せなかった。

まるで記憶がスッポリ抜けているかのように…

 

「どうしたんだ?」

 

「い、いや…なんでもない」

 

だが、今はそんな事より、重大な事がある。即座に気分を切り替えた。

 

「シドー!」

 

十香も士道の事が心配で近づいて来る。 だが、士道は十香の姿を見て驚いた。

 

「十香、それは…?」

 

「ぬ? おお!? なんだこれは! 霊装ではないか!?」

 

十香も士道に言われて、初めて気が付いたらしく、自分の姿を見て驚いた。

 

「そんな事より…シドー、怪我はないか?」

 

「あ…ああ、おかげさまで」

 

目の前にある玉座を見上げながら言うと、十香はばつが悪そうな顔になり、声を震わせながら後を続けた。

 

「その…なんだ、わ、悪かった…いろいろと」

 

「え…?」

 

「お前に謝ってんだよ。あの事で」

 

士道はキョトンと返したので、蓮がコッソリ補足説明をした。そのおかげでなぜ謝っているか分かったらしい。

 

「い、いや…あれは俺が悪いんだし…」

 

丁重に謝りたい所だが、今は時間がない。士道はその場で膝を突くと頭を下げた。

 

「二人とも…俺に力を貸してくれ…俺はどうしても四糸乃を救ってやらなきゃならないんだ…っ!」

 

「俺は始めから手を貸すつもりだ。それが仕事だからな、十香はどうする?」

 

十香は少し無言になった後、小さな声で話し出した。

 

「レンとシドーはあの娘の方が大切なのだな…」

 

「それは…「それは違うぞ、十香」

 

士道が言おうとした所を割り込んできたのは蓮だ。

 

「あの子もお前と同じだ。自分の意思とは関係なしに人を傷つける、そんな力を持っている。」

 

「俺は四糸乃を救うって約束した! だから、十香! 力を貸してくれ!」

 

2人の言葉に十香は無言になった後、小さく笑い出した。

 

「ふふ…そうだな…お前はそういう奴だったな…あの娘を追えばいいのだな?」

 

「…ッ! 十香!」

 

「それ以上は言うな。時間が惜しい」

 

十香はその場にあった〈鏖殺公(サンダルフォン)〉をガン!と蹴った。

すると、形を変えて行き玉座から、不格好な舟のような形になった。

 

「2人とも乗れ。急ぐのだろう?」

 

その言葉を聞いて、蓮と士道は戸惑いながらも上に乗る。

 

「速度を抑えては見失う。しっかり摑まっていろ」

 

その瞬間、〈鏖殺公(サンダルフォン)〉は猛スピードで地面の上を滑り始めた。

士道は咄嗟に背もたれにしがみついたが、十香と蓮はこのスピードの中で悠然と立っていた。

 

 

 

移動する〈鏖殺公(サンダルフォン)〉に乗って移動し始めて少し経った頃、奇妙な光景が見えた。

 

地面に吹雪が渦巻き、綺麗な半球形をしていてその周囲にASTが確認できた。

 

「あれはなんだ!? シドー!」

 

十香が驚きの声を上げた直後、猛スピードで移動する〈鏖殺公(サンダルフォン)〉の前に巨大な氷の壁が出現した。

周りに何か変化があったわけではない。こちらの移動先のピンポイントの位置に現れたのだ。

 

(やっぱり、こっち()の事に気づいているか…!)

 

蓮も分かるように四糸乃も蓮の事が分かっているのだ。

正体が分からなく、ただ近づいてくる事だけが理解出来る事は、今の四糸乃にとってどれだけの恐怖か予想出来る。

 

「くっ…!」

 

仕方なしに進路を変更しようとする十香だが、

 

「そのまま進め! スピードを緩めるな!」

 

「だが目の前に…」

 

「俺を信じろ! このまま進め!」

 

今から道を変えている時間はない。蓮は〈鏖殺公(サンダルフォン)〉の先頭に行くと、〈レッドクイーン〉を出しグリップを捻り、パワーを溜め始めた。

 

「蓮…何を…」

 

「怖かったら、目を閉じてな、士道」

 

そして氷の壁にどんどん近づいて行き、当たる瞬間、

 

「ふんっ!!」

 

最大までパワーを溜めた〈レッドクイーン〉で氷の壁に思いっきりぶつけた。

鏖殺公(サンダルフォン)〉の推進力を乗せた〈レッドクイーン〉のパワーに壁は耐え切れず…

 

バリィィィィィィィン!!!!!!!

 

バズーカでも撃ち込んだような音を立てて壁は壊れた。崩れてバラバラになった氷の破片が空気中に綺麗に飛び散る。

 

「フゥ… ん?どうしたんだ? 士道」

 

「お前…本当に何者なんだ…?」

 

「ただの…お前の同級生だよ」

 

軽く放心気味な士道にそんな軽い言葉を蓮は言うのだった。

 

 

 




十香の時もそうだったんですけど、クライマックスに近くなると区切るタイミングが難しい…

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