それでは本文をどうぞご覧ください。
sideアカリ
「あ、おかえりケイト。」
「あぁ、ただいま。」
ケイトが家に帰ってきた。今日もギルドの人たちと攻略の話をしていたのかな?
私と、ケイトは同じ家に住んでいる。別に結婚はしていないけど、ケイトが心配だからって言ってた。
はあ、
私はケイトのギルドには入っていない。一度入らせてもらえるように頼んだけど、危ないからって断られた。
夕食を私は用意し机に並べる。今日の夕食はカレーだ。
「あ、嬉しいな、俺カレー好きなんだよね。」
「良かった。」
いつもと同じように夕食を食べ、風呂に入り、少し話をし、私は寝室に入る。
「じゃあおやすみ、また明日。」
私はケイトが作業をしているから先に寝ることにした。
寝室にはベットが2つある。右が私で左がケイトのベットだ。
今日はハチマンにも会えたしいつもより有意義だったきがする。
また、ハチマンにあえるかな?
そんなことを考えなていると、徐々に瞼が重くなってきて、私は意識を離す。
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うぅ、嫌な夢のせいで目が覚めちゃった。今は何時だろう?ケイトはもう寝ているのかな?
私はケイトのベットの方を見るとケイトはもう横になっていた。
手にはメモのようなものが握ってある。これを見ている途中で寝てしまったのだろうか?
私は罪悪感もあったがそのメモの内容を見ようとベットを立ち上がる。
なんて書いてあるんだろう。
PKリスト.................?
PKってプレイヤーキルだったよね。
どういうこと?
視線を下に下げ他に書かれている内容を見る。
ハチマン、、、4人......................?
ハチマンを4人がかりで殺すってこと?
これって、まさか!?そのリストってこと?
私はそのメモを覚えて再びベットに入る。
ど、どうしよう。
起きたらケイトにバレないようにハチマンに送っておいた方がいいかな?
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sideハチマン
ふぁ〜〜
あー眠れなかたった。3時ぐらいまで
色々と考えていたら3時まで眠れなかった。結局そのせいで起きたのは正午だ。
今日はもうこのまま部屋に閉じこもっとこっかなぁ。
俺はそこでメッセージが来ていることに気がつく。
アカリから?なんでまた。
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fromアカリ
どうもおはようございます。アカリです。
今日、お話したいことがあります。
12:30に1層の始まりの町に来てもらっていいですか?
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やけに他人行儀だな。別に知らない仲なのに。
えっと12時30分だったな。今は12時10分。
おぅ、やばいじゃん。
俺はアカリに了解と送り急いで転送門を目指して走り出す。
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〜1層 始まりの町〜
ギリギリ間に合った俺を待っていたのは、やけに真剣な顔をしているアカリの姿だった。
「悪い、待たしたな。で、なんの用だ?」
「うん、実は昨日私の友達のケイトが持っていたメモがあるんだけど、その内容がね。」
その内容は簡単に言えば、攻略組を崩壊させる計画だ。
今や攻略組の核と言えるキリト、それにまあ俺、ユキノ、アスナ、ヒースクリフ。そして攻略組に有力な情報を教えてくれるアルゴ。この計画は俺、キリト、ユキノ、アルゴの4人をPKするというものだ。
「なるほどな、ありがとなアカリ。この情報がなかったら俺らはまんまと死ぬところだったよ。まあ、人数も少ないし護衛とかつけたら大丈夫だろ。」
「うん、、、死なないでね。でも、ケイトのことも殺さないで、、ください。きっと今回のことも訳があると思うの。だってケイトは優しくて本当に優しく・・て。」
そう言いながらアカリは泣き出す。
「あぁ、決して殺さない。お前の友達だろ。まあ、あんまり期待しすぎないようにしとけよ。俺も敵の強さとかわからんしな。」
「うん。」
「あと、お前はいつもどうりそのケイトってやつと接しろよ、間違ってもこの計画を知ったことを言うんじゃない。わかったか?」
もしそれでアカリが殺されてもしたら大事なことこの上ない。
だが、ケイト。お前の考えていることは分かっている。
お前はアカリをリアルに返すことを恐れているんだろ。お前の考えが間違っていることを俺が直接教えてやる。
俺はキリト、アスナ、アルゴ、ユキノに連絡をいれ。このあと、会う約束を入れる。
「じゃあな、アカリ、このあと用があるから。またな。」
「うん。」
まずは、他のメンバーにも教えて対策を考えるしかないか。
俺は集合場所の喫茶店に向かう。
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俺は来てもらったメンバーに今回のことを全て話す。
「ハチマン、その話が本当なら今すぐにでも対策を立てるべきだ。」
「そうね、敵の強さがわからない以上、護衛の数も惜しまない方がいいと思うは。」
「あぁ、だが数を増やしすぎたら、計画を延期にされるだけだ。また、護衛がいなくなったらやられるだけだ。」
「じゃあそれぞれに二人ぐないノ護衛をつけるのデどうダ?その護衛も強いやつを用意しておいて、返り討ちにするんダ。」
「まあ、そうだな、俺らをPKしようとしてる連中は俺ら以外のことは調べてないだろう。腕利きの護衛を少なめで用意していたら、まんまと引っかかるかもしれんしな。」
「でもハチくん。証拠がない話だし、忙しいギルドとかは手伝ってくれないんじゃないかな?」
そこが問題の一つでもある。強い人を護衛にするということはそのギルドの攻略を遅らせることにもなる。悪名の高い俺やキリトの護衛をしてくれるやつなんて少ないに決まっている。
「んじゃ、俺はクラインに頼んでみるよ。」
キリトはそう発言する。まあクラインなら一役かってくれそうだな。
「それでは私は血盟騎士団から腕利きの護衛を選ぶわ。」
ユキノは血盟騎士団に入っているからな、きっとちゃんとした護衛がつくだろう。
「じゃあ俺は、、、、俺は、、ど、どうしよ」
まさかこんなところでもぼっちの不憫さが出るとは思わなかった。
しかも、聞くところによると俺とキリトには4人も割り当てられてるらしい。
「じゃあハチくんの護衛は私がしようか?」
「だめだ。お前を危険にあわすわけにはいかない。」
当然である。運良く実力者でありながらターゲットにされなかったのだ。ここはお家にこもってるべきだ。
「俺はエギルに頼むことにするわ。」
エギルは一応攻略組の一員だからきっと大丈夫のはずだ。
「オレッチはそうだな、うーん。」
「いや、お前は一人でもなんとかなるだろ。」
「あれー、ハチなんか厳しくないカ?」
こいつは普段情報屋だから強そうに感じない奴が多いと思う。そのおかげで割り当てが2人ということになったのだが。
こいつの強さは攻略組レベルだということを俺とキリト以外は知らない。
「そうだよハチくん。厳しいよ。アルゴさん。私がその護衛をします。」
「え!?、ん、まあ、アルゴがいるなら安心か。敵2人だし。」
「じゃあしばらくは護衛をつけて行動することだ。全員生きてクリアするためにもな。」
こうして、各自護衛をつけ行動する。
ここだけの話なのだが、この後エギルに護衛を頼んだのだが、店が忙しいらしく断られた。
俺はアスナに心配をかけないようにちゃんと護衛してくれる人見つけたよと言っておいた。
大丈夫だ、アスナを残して、俺が死ぬ訳がない。
たとえ、4人相手でもやってやる。
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sideケイト
計画はだいぶ固まり再び俺はギルドに召集をかける。
「みんな今日はここいる12人が誰をPKするかを提示する。ちゃんと覚えて始末するんだ。」
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ハチマン : ダリ、ケンイチ、トーダム、ナイク
キリト : サコン、アムロ、アサ、ミスト
ユキノ : ケイト、チナミ
アルゴ : マナカ、タダクニ
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「あれ?ケイトはハチマンかキリトにいかないっすか?」
「あぁ、4人いれば流石に勝てると思ってのことだ。逆にユキノは2人では足りない思う。だがこのギルドの人数上仕方がない故に、俺がユキノを直接始末することにした。」
別に焦ることなんてない。俺以外にも強い奴はこのギルドにはいくらでもいる。いくら敵がユニークスキル持ちでも、4人がかりで勝てる訳がない。
くくく、くはははは
あぁ、アカリ。
もうすぐで、お前のための世界ができる。
「決行は二日後だ。」
お前の理解者は俺だけだ。
ケイトのギルドととの決戦も近くなってきております。
さて、ケイトのユニークスキルとは!?
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