憑依でチート特典付の大日本帝国だけど・・・。   作:konndou

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なんかこっちの方がはかどる。


第六号「植民地」

 

吉田  「白洲くぅぅぅぅぅ―――ん?」

 

永田  「英機くぅぅぅぅぅ―――ん?」

 

??? 「木原くぅぅぅぅぅ―――ん?」

 

 

あの事件(前話参照)が一応終わり、それなりにひと段落したので楽しい楽しい

査問会が始まった。因みにここに来るまで2人は祥鳳の営倉にぶち込まれていた。

そして上記でボケた陛下は内政組に睨まれておとなしくなった。

 

「弁解はありますか?」

 

「「いやいや、今回はマジで不可抗力です」」

 

吉田が2人に尋ねたが、めんどくさいので簡潔に南雲に尋ねた。

 

南雲「交渉行って、領主に会ったら領主が調子乗って陛下小馬鹿にしたので交渉団が領主斬殺しました。以上」

 

陛下「ならちかたない」

 

吉田「仕方なく無いです陛下、一応問題ですよコレ」

 

白洲「植民地ゲットですよ」

 

吉田「白洲少し黙れ」

 

山本「そもそも何で植民地化したし、この短時間で?」

 

南雲「その後速攻でとんずらしたんですが、流石に気が付いた領主の一人息子が騎士団率いて追撃して来たんですよ。1時間後くらいに」

 

永田「…おそ、ああ、戦車隊なり機関銃でオーバーキルしたと」

 

南雲「いえ。出番がなか…暇だったんで、祥鳳の航空隊と艦砲射撃で殲滅しました」

   (村の方を巻き込むのもあれだったんで艦隊の方へ逃げて行きました)

 

なお村にも兵を500ほど配置していた。

 

南雲「そんでちゃんと活躍した後…」

 

ちゃんと海軍が活躍した後、陸軍が兵力を率いて進軍して行ったが騎士団(笑)が全滅したのでまともな軍は居らず、領主の一族など男は全滅、残りも逃げた為に無血開城となった。

因みに領主と言っても領主=国王みたいなものだった為に実質、国が半日で滅亡した事になる。

そして領主についてだが、暴君ではないが愚者だった為に人望など有る筈も無く、抵抗など無いまま解放者大日本帝国として普通に受け入れられている。

 

尚、解放者としての顔が必要だったのだが、その時2人共祥鳳の営倉にぶち込まれて居たので使えず、南雲は流石に艦隊から離せなかったので丁度、富士演習場で演習中であった辻を急遽拉致して送り込み、解放者辻とした。

 

その時の一部始終。

 

梅津「やぁ辻君、少し解放者になる気は無いかい?」(後ろに憲兵サン)

 

辻 「え?」

 

その後 陸軍爆撃機 富嶽内

 

辻 「どうゆう事ですコレ?」

 

梅津「飛び降りる。パラシュート開く。解放者らしいこと言う。後任の人間来るまで

   陸軍纏めつつ軍政。おk?」

 

辻 「おkじゃないですよ!」

 

梅津「ハイ。ドーン」

 

辻 「梅津テメ―――――」

 

兵士「将軍よろしかったのですか?(パラシュートの高度足りませんよ)」

 

梅津「良いの良いの。当分本土戻す気無いし」

 

兵士「はぁ(違うんですが)」

 

梅津「大本営発表で赴任発表されるから問題も無い。アイツ口達者だから問題も無

   だろうと言う理由だがな」

 

兵士「辻中佐ご武運を…(まぁ辻中佐だしな)」

 

 

因みに、

一応、抵抗らいいモノはあったのだが、騎士団の残り面々が文句を言ってきただけだったので物理で黙らせた。

騎士団と言っても天下り先や御用商人の息子の箔付け用等々、ろくでなしの巣窟だった。むしろ殲滅した方が後々苦労せずに済むであろう。

 

 

そして

 

兵士「少佐、中々来ませんね? 後任の軍政なりやられる方」

 

少佐「だな。(東条の代わりに陸軍の指揮中)そろそろのはずだが」

 

兵士「教会の鐘が鳴りましたねー」

 

少佐「もう昼かー」

 

兵士「昼には来るとの事ですが」

 

少佐「そうなんだがな―……ん?」

 

何かに気が付く少佐。そして

 

誰だ、誰だ、誰だ――。

飛行機か?(富嶽)、鳥か?、いや辻政のb

 

『グオーーーーーン』

教会の鐘に激突した。そしてこの街に時計など無いので市民は皆教会の鐘や太陽等を使って時間を知る為、この音に反応して皆が教会の鐘の方を見ている。その上、今日帝国陸軍が解放者が来ると言っていたので市民の関心はいつもより高かったのも有った。

そして土煙の中から現れる人影。

 

「私が辻政信であーる」

 

奇妙なポーズ(ルルーシュポーズ)とこのインパクト、そして昼に解放者が現れると言う事も有り直ぐに市民は解放者コールが始まる。

 

因みに陸軍は

少佐(なぜ空?)

部下(なぜ空?)

部下(あの人今富士のはずじゃ?)

部下(あの鐘の修理代コッチ持ちか?)

兵士達 ( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚) …。

 

 

そして当の辻政信はぶつかった衝撃で脳震盪気味であった。

因みに降り方が分からずに30分ほどこのままであった。

無事、救出されたのであしからず。

 

 

この時、教会にはあまり人はいなかった。

何故なら鉄の馬の軍団と言う眉唾物の話を聞いた教会の人間が一応報告はした方が良いと教会本山の方へ日本軍との戦闘の翌日に向かったからである。

その人間が真面目で良かったのか、悪かったのであろうか。

 


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