憑依でチート特典付の大日本帝国だけど・・・。   作:konndou

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連続投稿2つ目です。


第五十五号「戦場のヴァルキュリア・設定」

戦場のヴァルキュリア設定

 

時系列では2が終了し現在ガッセナール政権に移行し国家再建中の所です。

 

『ガリア公国』

2の時期での内乱で勝利しバルドレンを首班とした新政権が樹立。

なお、旧政権は投獄、幽閉もしくは死亡である。

現在は先の帝国戦と内乱で荒廃した国土の復興が最優先事項として進んでいるが、軌道に乗った為に好景気に入りつつある。

 

なお、現在日本の所為で帝国は皇族間で帝位継承の内乱で事実上分裂。その上に連邦戦線は瓦解、征服地では内乱独立運動が活発、政府機能ごと首都が核で消滅と、とてもでは無いがガリアにちょっかい出す余裕はない。

 

対しての連邦も帝国戦線は帝国が勝手に瓦解したのだが連邦も連邦首都ごと各国首脳が核で消滅した為に統一性を欠き、既に連合としての体を成していない。連邦も事実上各国間での同盟や派閥で分裂している。

その上帝国戦線もやれる国は帝国を叩きのめしているが、逆に攻め込まれて連邦の援護が無く滅亡した国も出ているは、帝国の一陣営に寝返った国もいるわ、この混乱で革命だわ分裂だわ内乱だわで、帝国が皇位継承権持ちである程度まとまった複数に分かれたのに対して、完全に戦国時代に突入している。

 

なお、ガリア周辺諸国からの難民ダルクス人で現在国力の増大が図られている。

 

 

国情だが本来の首都ランドグリーズが戦火で被害甚大な為に国家機能はガッセナール首都に移行している。現在はガッセナールが首都とされ、それに相応しい再開発が行われる予定であるが、そもそも南部は戦火が少なく被害も北部中部と比べると段違いな為、最低限の開発で現在は他を優先している。

 

なお、この数年の動乱で色々ありすぎた上に政権交代な為に地盤が一見不安定そうに見えるが、間抜けや馬鹿は対帝国戦で我らがダモン将軍を筆頭にお亡くなりになり、それでもしぶとく残っていた者も内戦で皆殺しにされ、未だ国家が戦火からの復興途中である事の不安が有るが地盤は安定している。

 

因みに純粋な国力はここ数年の動乱での消耗が著しく、現在好景気に突入しつつあるが、現在は対帝国開戦時よりも低い。

ただ、アホ貴族等が居ない為にすべての予算が効率的に好きに使える上に好景気ブースト、ラグナイト輸出等で実質開戦前とそこまで変わらない。

 

軍だが空軍はそもそも存在しないし飛行機自体がまだ珍しいこの世界ではまだ輸入しての技術取得の段階なので除外。

陸はこの数年来の動乱で南部を除き実質的に壊滅。現在は国境警備、国内治安維持が主な仕事と成っている。なお、主力部隊は南部軍を分散させ形とだけさせており、従来の状態だと南部軍こそほぼ万全の状態だが中部北部は中部が4割、グレゴール将軍や馬鹿貴族の反乱で消耗著しい北部に至っては2割行っているか怪しい稼働率である。

そして陸軍北部軍より悲惨なのが帝国海軍と敵対したせいでラグナロック作戦発動時のどこぞのフリープラネットの宇宙艦隊より悲惨な状態のガリア海軍である。

どれ程悲惨かと言うとそもそも船が無い。

比喩表現でなく。

当初はガッセナール側に付いた艦艇のみで海防していたのだがいい加減限界なのでどうにかしたいのだが、日本等から購入しようにもそもそも機関等が違いすぎる為に不可。フリゲート艦レベルでも戦後のこの状態で大量量産は厳しいしそもそも建設して数日で出来るものでは無い。そこでガリア海軍が考えたのが

「この混乱に乗じて他から分捕って来る」であった。

そう、連邦に帝国が混乱している隙に分捕って来ようと考えたのであった。

なお、帝国の艦艇は中にはこの混乱で港ごとソ連崩壊後の原子力潜水艦状態に成っているものも多々あり、連邦は分裂しても国家単位でまだ所属していたので帝国の様な状態は稀だったので小型艦で接舷し人造ヴァルキュリアで強制制圧等した。

今では戦前を大きく上回る規模にまで回復した。

 

 

人物

ウェルキン・ギュンター

旧第7小隊の面々は基本的に原作と同じか似たような戦後である。

なお、ウェルキンは原作では2の時期南部で教師をしていたがこの世界では南部がキナ臭かった為に居ない。その為2の面々とは面識が無い。

 

アリシア・ギュンター

原作では2の時期に既に身ごもっていましたが本作では内乱終了後に変更で。

なお、娘の名前は原作と変わらずイサラですがその理由が

母「パパに似ませんように」

叔母「兄さんなんかに似たら嫁の貰い手が居なく成りかねませんから」

と散々な物であった。

なおこのヴァルキュリアの世界、何故かパン職人が国家資格に成っているのですが(なお、コレの取得がアリシアの夢です)戦後日本へ観光と言う名の逃亡を果たしたガッセナール前当主からバルドレン充てに色々送られてくるのですが、その中に日本のパンもありそれに衝撃を受けたバルドレンがこの国家資格制度を消滅させ、自由にパン屋を起業できるようになりました。

(チート影響で日本のパン文化も平成レベルになっており、どう考えても1940年代のガリアパンでは太刀打ちできない。そしてガリアは主食が当然パン。コレにバルドレンが「家の国のパン遅れてね?」と思った上にこの明らかな差から色々感じる事が有り廃止しました)

なお、アリシアは無事開業出来ているので悪しからず。

 

イサラ・ギュンター

この世界の孫権枠。

内乱の対立などまるで関係ないとバルドレンが技術者を集め出したら速攻で行った。

なお、バルドレンの元で飛行機関係のガリア公国で数少ない技術持ちの人間な為にかなり重宝されておりギュンター家内で一番稼ぎが良い。

なお、アリシアベーカリーは原作でも繁盛するためにヤバいぞウェルキン。

そしてバルドレンに手土産がてら、ウェルキンを献上している。なお、意味的に本人の知らないところで勝手に妹が軍籍復帰にサインし、バルドレンが勝手に正規軍にした為に本人の知らないところで勝手に強制徴兵される運命が確定した。

 

ネームレス一行

以前に説明したのと同じく大部分が正規軍にまっとうな形で復帰。

一部戦い向きではない人間は別の道を進みだした。

 

ランシール一行

ココも以前と同じ。

なお、レオン等も同じく変わりなく、ユリアナ等は正式に正規軍入りしている。

 

ギルベルト・ガッセナール

バルドレン父、原作での革命軍総統。

この世界ではただのおっさん。(日本在住)

 

オドレイ・ガッセナール

エイリアス親衛隊隊長。

なお、エイリアスの保護者(正規)

なお、仕事しないのにいい加減バルドレンが切れた為に現在エイリアス離れを強制実行中。

 

バルドレン・ガッセナール

本作のガリア公国の新大公。(正式に即位はしていないが実質同じような物)

一応軍は妹の方に任せたのだがアノ様である。(なお、軍としては問題は無いのだが、人間としてアノ様)

日本との接触の所為で原作よりは穏やかでダルクス人排斥とかも無い。

現在は国家・国土再建中の為に書類と戦争中。

ただ、原作では実はコーデリアの告白以前は周りのクズ共を始末してコーデリア大公をしっかり補佐するべきと、この時点で最早かなりの忠臣であるがコーデリアの告白でまさかの裏切りを喰らう。(国家元首がまさかの自国人でなく被差別民族でしたで、しかもヴァルキュリアの血統も嘘ですとかなら正直反乱されても仕方ないと思う)

そしてwikiに『強い愛国心の持ち主で、真剣にガリア公国の未来を憂えているのだが、独自の文化を持つダルクス人を国を乱す害悪と決め付けて激しく憎悪したり、自分の理念に理解を示さない民間人を巻き込む事を変革のためのやむをえない犠牲として顧みないなど、その意思は独善的で傲慢である。』

とあるが作者的に国内に世界的な独自文化持ちの被差別民族が大勢いたら普通統治者なら問題にして当たり前。(実例が最近ヨーロッパで有りますし)ましてガリア公国なのに大公がダルクス人とか普通ならキレる。

民間人は敵対すればまぁ仕方ないでしょうし、独善的で傲慢は正直原作で其処まで酷かったか?作者的には軍人として優秀なとこや、忠臣してたトコのインパクトの所為か其処まで思い出せない。

まぁ本作ではココ無くしてるんで問題は無いですけど。

 





ウェルキン「ヒャッハーー、生物観察のお時間だー」

次の章「残念ながらそんな時間は無い。ヨーロッパが君を待っている」
(若干の次の章のヒント)

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