憑依でチート特典付の大日本帝国だけど・・・。 作:konndou
これからもアイディア、感想お願いいたします。
ホントはもう何話かのんびりさせようと思いましたがとっとと色々頂いた案のとクロスオーバーさせるべく進めます。
近藤が戦艦動かせ満足し、津島水軍の胃が甚大な被害を受け津島上層部が頭痛くなった観艦式から早一月。
スパーゴリ押しで八島生徒救済ルートに突入したりで奮闘した大本営であったがココで何やらキナ臭く成って来た。
津島皇国 皇都 大日本帝国大使館
「これ本国には伝えたか?」
「はい。新聞事送りましたし、無線でも」
「そうか」
新聞の内容
『津島沖にて水軍通報艦消息を絶つ。今月に入り同海域にて漁船も含め6隻目。』
―――――――――――――――――――――
大本営
吉田「で?原因なん?ココ別に某三角形の海域じゃないだろ?」
山本「ヴェラヤノーチ(ロシア)の海軍が好き勝手に嫌がらせ中」
吉田「・・・。其処まで解ってんの?」
山本「この時代の無線傍受なんか簡単だぞ?」
吉田「あー」
石原「最近なんかやたらと調子に乗っている」
吉田「原因は?」
石原「多分俺ら。原作だと南下政策的は同じだが軍事的には動いて無いこの時期」
永田「と言うか陸続きの清モデルの国に南下するより先に津島皇国と大日本帝国を獲物に選んだみたいだな、無線の内容的に」
吉田「そうなのか?」
永田「津島皇国を蹂躪して『つ・い・で・に』うちらも叩き潰すみたいだぞ」
陛下「調子のってんな」
吉田「乗ってますね」
山本「観艦式情報統制し過ぎましたな」
永田「調子乗ってるんでぶっ潰しましょう」
石原「策は考えて有ります」
陛下「ン。説明して」
石原「方法は簡単です。ここ最近津島皇国の船を嫌がらせで沈めまくってるんで俺らの船も沈めてもらいましょう。駄目なら潜水艦で自演すれば良いですし」
陛下「ココ大日本帝国。なにそのアメリカ」
山本「やるのは比較的簡単ですね。無線の傍受はしたい放題ですし、艦隊も観艦式からまだ日が経ってないので呼び寄せるのも簡単です」
陛下「オイ。対米開戦派の反対派筆頭格がアメリカの策での開戦推進するな」
山本「史実の話ですそれは。舐められっぱなしは性に有りませんし嫌でしょう?陛下も」
陛下「ウン」
吉田「では開戦の方向で陸海準備を。こっちから仕掛ける事なんか考えてない連中に一泡吹かせてやりましょう」
富永「てか首都に核攻撃とかは?」
小磯「アカン。ヴェラヤノーチのモデルはロシアぞ。一発で共産化しかねん」
富永「どうせこの戦いでするんじゃ」
小磯「首都にな。美少女いるの。この作品の数少ない女要素」
富永「それはアカンな」
小磯「そうだよ。皇帝の金髪小生意気ショタとかどうでも良いけどな、美少女居んの」
井上「てか、この時代で核攻撃しても天罰、天災扱いで大日本帝国強しにならんだろ、アホ」
―――――――――――――――――――――――――
後日 津島皇国 水軍志官寮
大日本帝国の海軍の影響で最近授業の質と量が大変な事に成り地獄な二号生
「なぁ、三笠。吉野教官遅くないか?」
「そうだな。もう授業始まってる時間だがココだよな?」
「ああ、今日は一号生と二号生の合同で日本海海戦と言うのを卓上演習でやるらしいって言ってたしな」
「ああ、そんな感じで俺ら1号生も聞いてる」
「初瀬。ちょっと教官室行って来てくれないか?」
「ああ。」
そして、初瀬が行こうとした瞬間に吉野教官が慌てて入って来た。そして人数を富士生徒、三笠に聞いた後に本日の授業は中止。全員学舎内にて待機との事。理由は
「大日本帝国が先ほどヴェラヤノーチに宣戦布告した」
( ゚Д゚)「・・・・」
そう言う事で教官たちも緊急の会議らしく、生徒たちは自習でもしていろとの事。情報は今渡した紙に書いて有るのが教官たちも知っている内容らしい。新しい情報が入り次第生徒たちにも知らせると言い教官室に向かっていった。
吉野教官の足音も聞こえなくなり・・・
「おい、どう言う事だ?」
そう言い皆で紙に集まったが邪魔なので代表して1号生の富士生徒が代表して読む。
因みに主席の八島生徒は嫁が日本に入院し、付き添いの許可が出たので嫁と一緒に今日本に居る。軽い手術が有るらしくそれが終わるまでは嫁の元に居るらしいがこれでは当分戻れないのではないだろうか?因みに嫁と言うのは周りが言っているだけで唯の僻みである。
「えーっと内容だが」
先日の我が海軍の輸送艦ヒラヌマ撃沈に対してのヴェラヤノーチ側の対応を不服とし宣戦布告。
そもそも何で津島皇国領海内に居るし。
津島皇国に対する工作の数々の証拠。
その結果の今回のヒラヌマ撃沈に対しての謝罪と賠償の拒否。
舐めとんのか?
なら死ね。・・・・的な内容。
「・・・・。」
身近に起きた大国同士の本物の戦争だが、同時にここ最近の船の件はやっぱりお前らかの声も上がり同時にこの件で津島皇国も対ヴェラヤノーチの参戦するのではないかと言う声も上がる。数年前は内乱であったが今回は大国。しかも列強である。戦火の足音は確実に近づいて来ていた。
なお、同時
刻の津島皇国政府も御前会議を召集した。
内容は本来なら近隣の大国同士が戦争突入したので自国の安全保障上どうするかと言うものであるが、最近の自国籍の船の一連の騒動の相手が証拠付きで分かってしまった為に事態をややこしくした。
国民感情は日本と同盟を結びヴェラヤノーチ打つべし一色である。
現に日本からは軍事同盟締結の打診が来ている。
が、政府、軍としてはややこしい事この上ない。陸水両軍ともヴェラヤノーチの方が遙かに格上である。判断を間違えればその瞬間に亡国である。
会議は困窮するが結局は日本との軍事同盟締結並び対ヴェラヤノーチ参戦が決定した。やはり国民感情が大きかったが、軍・政府両方とも日頃からヴェラヤノーチの圧力は鬱陶しかったので、ココでどうにかしたいと言う思惑もあった。
そして津島皇国の方針だが水軍の大規模強化が同日決定した。
これは最悪でもヴェラヤノーチ海軍を撃滅して置けば本土進攻は阻止可能と言う思惑である。と言うか、津島皇国の基本方針は帝国海軍がヴェラヤノーチの海軍を叩きのめしてくれそうなので、その上で一隻でも多く沈める事である。
聞くからに情けないが貧乏海軍な上に相手は格上な為に仕方ない事であるが、実際始まると帝国海軍の方針はヴェラヤノーチ海軍は全艦漁礁、海底海軍化が方針な為に基本サーチアンドデストロイであった。
その上大日本帝国海軍からすればヴェラヤノーチ海軍の艦艇なんか欲しくも無ければ価値も大してあった物では無い。(まぁ核の関係この時代の鉄はある意味価値は出ているが)
その為、津島皇国水軍は大破艦艇や漂流艦艇、拿捕艦艇は全て貰った。他国の海軍が戦って大破、漂流、拿捕した艦艇をタダでゲットするのは戦力強化、財政上美味しいが泣けてくる。
ある乙級戦艦はこの戦争でやった事は敵艦のえい航のみと言う泣けるものであった。
―――――――――――――――――――――
そして、当のヴェラヤノーチは今回の件で津島皇国も日本とついでに叩きのめしてしまえと言うものであった。なお、今回の件でラスプーチンモドキと海軍総督オスラビアと少々揉めたが皇帝の勅命で海軍を津島皇国方面に集めるよう命じた。
なお、揉めた理由だが
ラスプーチンモドキが今回の件で海軍の統率もできないのかと言い。海軍を集めて一気に叩きのめしてしまえば良いと皇帝に言ったが、オスラビア海軍総督は反対であったが皇帝が命じた為に渋々である。
なお、ヴェラヤノーチは日本海軍の編成や艦の情報は名前くらいしか持っていません。現在東の第一大洋艦隊、第一北洋艦隊を西に回航しています。その為現在の津島皇国近海の戦力第二大洋艦隊、その北部の第二北洋艦隊が主力として津島皇国、大日本帝国撃滅に当たります。
そしてオスラビア海軍総督の嫌な直感などつゆ知らず、ラスプーチンモドキは早くも津島皇国に復讐出来ると屋敷で狂い笑い、間抜けな(笑)巻き込まれた日本を笑っていた。
そして、同時刻横須賀に聯合艦隊が集結を開始。
今回は大和も居るよ(笑)
戦艦大和
満載排水量96000トン
全長287メートル
最大船速29ノット
60口径51cm3連装砲塔:4基
60口径15.5cm3連装砲塔:4基(右舷左舷に2基ずつ)
40口径12.7cm単装高角砲:18基(実質の速射砲)
40mm3連装機銃:100基
25mm連装機銃:70基
なお、近代化済み
補足 ヴェラヤノーチ
皇帝キリル3世
:未だ10才前後の幼い皇帝。ただ親の急死で幼く帝位についたが無能では無い。寧ろ自ら考えている。ラスプーチンモドキを近くに置いているのはココの血統が近親婚しまくりで血友病な為。なんかラスプーチンモドキが謎パワーで病状を和らげれるから。
オスラビア海軍総督
:ごついハゲたお髭が立派なおじさん。美少女父。原作の発言からして忠誠心は高く、恐らくは有能であろう男。息子が海軍の士官学校に入っているらしいが、これ確実に原作で主人公と戦うパターンだよね?
ラスプーチンモドキ
:本名コロトコフ。何時もなんか妖術師みたいな格好している。(実際言われている)
なんか津島皇国に恨みありな人間。原作からして恐らくネコミミ。周りからは怪しまれている。原作ではヴェラヤノーチを津島皇国にぶつけようと画策している。この世界では不気味オーラよりも小物オーラが際立つ。