ガンダムビルドファイターズ ドライヴレッド   作:亀川ダイブ

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Gunpla.22 【デビルフィッシュ・セイバー】

 ガンプラ紹介第二十二弾は、最終話を前にしてようやくバトルを始めそうな雰囲気の引きこもり魔王、アカサカ・トウカのガンプラ【デビルフィッシュ・セイバー】です!

 トウカが制作した超高性能ガンプラ【デュランダル・セイバー】に、イブスキがオーバードーズ・システムを組み込んだ【デビルフィッシュ・バインダー】を装着した状態がこの【デビルフィッシュ・セイバー】です。

 ラスボスにふさわしいボリューム感と禍々しさを目指して作成しました。

 ではではどうぞ、ご覧ください!!

 

 

 

◆◆◆◇◆◆◆

 

 

 

【デビルフィッシュ・セイバー】

武装:ソード・デュランダル ×1

   ビームサーベル ×4

   イーゲルシュテルン ×2

   黒色粒子応用型パルマフィオキーナ ×4

   ガルガンタ・カノン ×4

   黒色粒子応用型メガスキュラ砲 ×1

   粒子推進式ミサイル ×12

   高周波振動刃クロー ×8

特殊:オーバードーズ・システム

   デビルフィッシュ・バインダー

 

①正面

 

【挿絵表示】

 

 身の丈を超える大剣に、背中から突き出した禍々しいサブアームとクロー。クロスエイトが正統派主人公を目指したものなら、このデビルフィッシュ・セイバーは王道の大魔王系を目指したものとでも言っておきましょうか。ソード・デュランダルが大きすぎて引き気味の写真になってしまいましたので、画像拡大などして見ていただけるとありがたいかもです。

 セイバーと名はついていますが、実はセイバーガンダムのパーツは頭部と脚部ぐらいで、ボディのほとんどはインパルスです。おかげで、関節可動域も広く、現代的でスタイリッシュなシルエットに仕上がりました。バカでかいソード・デュランダルを手に持ってちゃんと自立するなんて、すごいなあ……やっぱりガンプラは時代とともに進化し続けているんだなあ、と実感しました。大ボリュームのバインダー部については後程述べます。

 カラーリングは、これもクロスエイトの真逆を狙いました。白赤金のクロスエイトに対して、黒と紫、シルバーの三色を基本としていますが、ラスボスとはいえガンダムですので、白い部分も残しています。

 ……ここで一言。紫色の部分が、写真ではほぼ青のように写ってしまっています。ガンキャノン紫電改のときなどにも思ったのですが、ちゃんと色が出ないですねえ……どうしたものか……

 

②背面

 

【挿絵表示】

 

 後ろから見ると、ほぼすべてデビルフィッシュ・バインダーに覆い尽くされてしまいますね。バインダーは、イージスガンダムのパーツをほぼほぼ二機分使っています。手足が二セットずつで計八本。大型バーニアユニットはイージスの背中部分を二個分使用しています。本体よりもバインダーの方が圧倒的に重量がある形になりますね。

 バインダーのクロ―アームは、上の四本はイージスの腕だったパーツ。掌部だけバルバトス用の表情付き掌にしています。IBOの武器セットについていたやつですが、手の表情って大事なんだな、と思わされます。この掌は黒色粒子仕様のパルマフィオキーナを撃てるようになっている、という設定です。第44話でナノカのレッドイェーガーの四肢を引き千切ったのはこの武装ですね。

 少し見にくいですが、下の四本はイージスの足だったパーツで、ガルガンタ・カノンを装備している設定です。つまりデビルフィッシュ・セイバーは、バインダーに四門、ソード・デュランダルに一門、計五門ものガルガンタ・カノンを搭載していることになります。

 さらに、もともとがイージスガンダムだったということはボディ中央には大型ビーム砲・スキュラが隠されているわけですが、デビルフィッシュ・バインダーのスキュラは黒色粒子を使用することによりより一層の破壊力を得て、「メガスキュラ砲」となっています。

 大型のバーニアコーンが付いているスラスターユニットは、下に伸びたテール部分が黒色粒子の貯蔵タンクの役割も果たしています。スラスターコーン上部の三角形のパーツには、GNミサイルのような黒色粒子推進式のミサイルが片側六発、計十二発内蔵されています。粒子ビーム兵器中心のこの機体の、ほぼ唯一といっていい遠距離実弾兵器です。

 そして実はこのバインダー、秘密がありまして……

 

③ネタばれ必死? バインダー第二形態

 

【挿絵表示】

 

 ……このように、デイルフィッシュ・バインダー単体でMS形態に変形することができます。ちなみに、余剰パーツもパーツ交換も一切なく、完全変形仕様でございます。といっても、ほぼイージスの変形機構の流用なのですが。

この状態でも十分に強力なMSとして運用が可能で、第49話でエイトを連れ去っていったのはこの機能を使った奇襲だったのですね。そして、「イブスキが作ったバインダーが、トウカから離れて単独行動可能」という事実……今後のネタバレになりかねないので、このあたりにしておきましょう。(笑)

 

 

【挿絵表示】

 

 バインダーを外したついでに、デュランダル・セイバー状態の写真です。

 トウカがこの機体を制作した当初は、このぐらいすっきりしたシルエットのガンプラでした。クローズド・ベータ時代のトウカは、このデュランダル・セイバーに別のバックパックを装備して使用していました。例の事件の後、イブスキと接触してGBOJランキング不動の一位と呼ばれ始めた頃に、デビルフィッシュ・バインダーを使い始めています。

 クローズド・ベータですっかり根性ねじ曲がっちゃったのがよくわかります。そしてそこに付け込むイブスキのゲスさたるや。ひっどいなー、誰だよそんなゲスいシナリオ設定した作者は(笑)

 

④最終決戦イメージ

 

【挿絵表示】

 

 最後に、最終決戦のイメージでクロスエイト・フルブレイズVSデビルフィッシュ・セイバー。カラーリングやデザインなど、主人公VSラスボスのイメージを狙って作っていることが伝われば嬉しいです。

 

 

 

◆◆◆◇◆◆◆

 

 

 

 半年以上の休止を経てようやく再開した拙作ですが、第五十話、最終決戦をただいま執筆中でございます。どうか最後までお付き合いください。

 ガンプラ製作の方も継続中です。次はヘルグレイズをお見せできるかな……ここにきて怒涛の敵側ガンプララッシュです(笑)

……ともかく。GBFドライヴレッドは、今後も「実際にオレ(作者)が作れるガンプラ」をテーマの一つにして書いていきます。感想・批評等いただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!

 

 

 


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