最近SAO見てないからなんて書けばいいのか分からなくて...
それでは圏内事件編です
どうぞ!
最前線五十九層
現在、攻略組は五十九層のフィールドボスの攻略会議をしていた。
「フィールドボスを村に追い込む!」
その一言で周囲がざわついた。
村にはNPCとはいえ人がいる。さすがにデータとはいえ人の形をしている物を囮には使えない。
だが
「と言いたい所だけど、何人か、主にキリトとキリハが納得しないだろうし、俺ボコられるのやだしな」
「「さすがに分かって(るな/ますね)」」
そんな理由でやめるんかい!?という言葉を言った者はいなかった。
なぜなら前回それを言った奴がボコボコにされたからだ。誰だって自分の命は惜しい。
ちなみに何人かのプレーヤーはホッとしていた。
「さて、どうするか。
安全なのはさっきの案だけど、それだと俺がボコられるから、それ以外で何か案がある者はいるか?」
プレーヤーは考え込む。なかなかいい案が出てこないみたいだ。
すると
「もういつもどうりでいいんじゃねぇか?」
クラインが発言した。その案に反論する者はいなかったが皆が渋い顔をした。(一部の者は賛成のようだ。)
クラインの言ったいつもどうりとは、
この案は被害は絶対出さないのだが、この案だと他のプレーヤーがラストアタックボーナスを手に入れられない。
それが渋い顔をした理由だ。
「んー、まぁフィールドボス攻略はまだだから、それまでに他に案が出なかったらそれで行くか。
それじゃあ今日は解散!」
会議が解散したあと、キリハ達は木の陰で昼寝をしていた。
そこにアスカが来て
「お前らはまたこんなとこで寝てんな」
「ん?明日香か。
今日はアインクラッド一の昼寝日和だからな。
明日香も寝るか?」
「そうするか」
即答である。
バカップルめっ...!!
「それじゃあ、僕が見張っておくので二人は寝ていいですよ」
キリハは苦笑しながら言った。
「お、まじで?サンキュー」
「その前に僕と佳奈は着替えましょうか。
変な誤解を生みたくないので」
「そうするか。
明日香、周りを見張っといてくれ」
「了解」
二人は周りにアスカしかいないからということで普通に着替え始めた。
着替え終わった姿は誰が見てもキリハとキリトとは分からないだろう。
「これでいいだろ。
んじゃ寝るか」
「OK、和葉見張りよろしく」
「了解です」
そのまま
余談だが、偶然通りかかったプレーヤー達(攻略組含む)はキリハに許可を取り二人の寝顔を撮ったらしい。(キリハには「ばらまいたら特定して相応の罰を受けていただきます」と恐い笑顔で言われた。)
キリトとアスカは夕暮れ時に起きた。
「おはようございます。
よく寝てましたね」
「ん~、おはよう、姉さん、明日香」
「おはよう、なぁ今からレストラン行かね?
たまには外食でいいだろ」
ということで三人は街のレストランに行くことになった。
三人はレストランで食事をしながら会話を弾ませていると
「きゃああああああああ!!」
外から悲鳴が聞こえた。
三人はすぐさま外に飛び出し悲鳴が聞こえた所に向かった。
そこには信じられない光景があった。
青いプレートアーマーを着た男が建物─教会だろうか?─の二階からロープで吊られている。さらに男の胸には鎧ごと貫通している剣があった。
胸からは赤いエフェクトが出ていた。ダメージを受けている証拠だ。
ここは圏内、ダメージを負うことはあり得ない。
一瞬呆気にとられた三人だがすぐに我を取り戻し
「何してんだ!!早く剣を抜け!!」
アスカが叫んだのが聞こえたのか男は剣を抜こうとしたが恐怖のあまりに力が入らないのか抜けない。
「二人とも!!僕がロープを切るので受け止めてください!!」
「「了解!!」」
キリハは走りながらストレージを操作し、短剣を取り出した。
そのまま建物の壁を走り男の目の前まで行った。
男は目を見開いたがすぐに違うところに目を向けた。
おそらく自分のHPバーを見ているのだろう。
そして男は何かを口にし、爆散した。
その場にいたプレーヤー全員が呆気にとられていたが
「皆!winner表示を探してくれ!」
圏内で死ぬことはあり得ない。死んだ理由を取ればデュエルしかない。だからアスカはこの場にいるプレーヤー全員に指示をした。
だが
「winner表示が、ない...?」
「姉さん!上からは見えるか!?」
キリトは上からなら見えるだろうと思いキリハに聞いたが
「駄目です!こちらからも見えません!」
「なっ!くっ!」
「おい!佳奈!」
キリトは建物の中に走っていった。
だが中には誰もいなかった。
「駄目だ...三十秒たった...」
winner表示が移されるのはデュエルが終わってから三十秒のみ、つまりそれを超えたら探せない。
キリハ達はこの場にいたプレーヤー達に先ほどの騒動を最初から見ていた人はいないかと聞けば、一人の女性プレーヤーが出てきた。
「さっき悲鳴を上げた人は君か?」
「は、はい...私の名前はヨルコと言います」
「さっきの人と知りあいなのか?」
「はい...彼、カインズって名前何ですけど、元々同じギルドメンバーで、だからたまに一緒に出かけるんですけど、今日も一緒に食事に来て、そしたら...まさか、こんなっ、ことになるなんて...」
途中までは平静を保っていたがカインズが死んだことを思い出して泣き出してしまった。
「...」
そんな中、キリハは一人何かを考えていた。
変なところで切ってしまいました
おかしい所があれば教えて下さい、できるだけ訂正します