星の在り処   作:KEBIN

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漆黒の福音(ⅩⅠ)

「はーい、皆さん、こんばんは。ツァイスラジオ局DJのヘイゼルです。今夜も人には言えない恋の悩み相談を受け賜っちゃいまーす。本日はお葉書でなく、何故かボイスレターが届いているのでポチッと再生します。えっとー、ラベルに貼られたP.Nはロレントを旅する『二つの心を持つ女』さんね」

 

『突然、こんなお手紙をお出しして、すいません。先日、とても好きだった殿方と十年ぶりに運命の再開を果たしたのですが、その男性は善良な市民を困らせる悪者になっちゃったみたいなのです。いいえ、彼にも事情はあると思います。ここではお話できませんが過去にとても辛い悲劇がありまして。何とか彼を立ち直らせたいと願っているのですが、所詮は立寄港の現地妻に過ぎなかった私の言葉が彼の心に届くのか自信がありません。私はどうしたら良いので……………………』

 

………………(三十秒の空白の時間)………………。

 

『だあー、女々しい! 愛人の身分に甘んじて、充足しやがって。プライドねえのか、この泣き虫が! お前みたいなジゴロ野郎にとって都合の良い隷属女の存在が、チャラチャラした勘違い男をより一層つけ上がらせているんだよ。ましてや、イケメンだからって何時までも過去の男に後ろ髪引かれて、てめえの恥を公の場で赤の他人にまで晒してんじゃねえ! 悪事を働く社会のクズに情状酌量の余地があるか、悪・即・斬に決まっている! あの銀髪野郎、次に遭ったらキンタマ蹴りあげて、それでもそのスカしたニヒルクール面を維持できるのか試してや……………………』

 

………………(再び三十秒の空白の時間)………………。

 

『ご、ごめんなさい。私、何だか最近情緒不安定でして。またあの娘が出てきたら困るからこれで終わりますけど、私は本当にどうしたら良いのでしょうか?』

 

「…………何か色々お疲れみたいですけど大丈夫ですか? もしかして総合失調症とか? 私はその悪さをしている男性よりもあなたの健康の方が心配なのですが、お仕事なのでマジレスさせていただくと、御自身で既に結論が出ているようにまずは最寄りの王国軍かブレイサーにご相談した方が良いと思います。やっぱり、犯罪を犯したのなら法に則った処罰を受けさせて、罪を償わせるのが先決。色恋沙汰や心の救済はその後の話でしょう。相手がチンピラならあなたの身も危険なので、くれぐれも『私の愛で、あの人の冷えついた心を溶かしてあげるの』とか早まった陶酔行動には出ないようにしてくださいね。それでは、悩めるあなたのハートを癒す為に今回こそ『空の軌跡』を贈り…………あれっ? 局内の照明や機材が次々に落ちていっているけど、一体何事?」

 

(※導力停止現象によりツァイスラジオ局の機能が全面麻痺したので、この夜の演奏はまた延期になりました)

 

        ◇        

 

 整備用具一式など身支度を整えてトラット平原道に乗り出したティータは、彼を守護する遊撃士兄妹に挟まれ中央に陣取りながらエルモ温泉を目指す。

 ティータは見知った地元だし、エステルも例の履き潰しマラソンで市全域の地理に明るくなったので、ヨシュアは道案内を手慣れた二人に任せることにする。

「にても、意外だったよな。まさかカリンさんがヨシュアだったとはな」

 てっきり温泉に滞在しているものと見做してエルモ村には立ち寄らなかったが、エステル達が常連化した飲食店で汗水流して働いていたとは努々思わなんだ。

 当人は先輩遊撃士を騙くらかし五十万ミラをせしめたとか憎まれ口を叩いていたが、照れ隠しに悪女ぶるとか結構可愛い所もあるみたいだ。

「それよりも、ラッセル博士はどうやって黒の動力器の正体を掴む気かしら?」

 ツンデレの素養を抱えたヨシュアが匿名の寄付行為が発覚した悪徳高利貸しのような居心地の悪そうな表情で、エステルのニヤニヤ顔から視線を背けながら話題を転換する。

 ヨシュアにしては不器用な誤魔化し方だが、科学方面のネタに敏感なティータは早速食らいつき、「内燃機関を利用するつもりだと言ってたです」と博士の腹案をリークする。

 昨晩の実験でオーブメント機器を作動させると導力停止現象を誘発するのが立証されたので、導力以外の別エネルギーを用い工作機械を動かせば良いというアイデアに落ち着いた。

「内燃機関というのは火を燃やしてエネルギーを生成する仕組みのことです。主に石油という採掘資源から精製したガソリンをエネルギー源にするですよ」

 この世界にはセプチウムマネーという成金用語がある。

 豊富な天然資源を抱える国々が七耀石の輸出で築き上げた莫大な富を示し、少なくない数の億万長者(セプチウムダラー)を世に生み出した。

 だが、エプスタイン博士が七耀石から導力を産み出す術を見出さなければ、石油が生活エネルギーの主役になっていた可能性もある。その場合、オイルマネーが席巻し貧乏な大陸中東の産油国が世界経済を牛耳っていたかもしれず、まさに導力革命は歴史の曲がり角だった。

「無限エネルギーに等しい導力と違って有限資源の石油は枯渇したらそれまでですし、世界中に散らばるアーティファクトの存在もありますから、どういう経緯を辿ってもいずれは七耀石に取って代わられたと僕は思うですけど、二酸化炭素を撒き散らす効率悪い内燃機関が今回の実験では役に立つですよ」

 セプチウムからクオーツを作り出すメカニズムすらさっぱりのエステルには、別資源の石油の蘊蓄などチンプンカンプンだが、とりあえずラッセル一家が単なるマッド家系でなく天才に連なる一族であるのは良く分かった。

「なるほど、中央工房には研究用の内燃機関のユニットが存在する訳ね。そういうことならエルモ温泉から戻った頃には、フレームの切断に成功し内部構造が明るみになっていそうね」

 この高尚な会話についていける我が腹黒義妹も相当なものであるが、ティータの顔色に何か不安の種のようなものを嗅ぎ取ったヨシュアは、やはり研究チームに残れなかったのが残念か尋ねると首を横に振られる。

「未練がないと言えば嘘になりますけど、僕も工房の技術者の端くれですから与えられた仕事を脇見せずに全力で取り組むつもりです。僕が気になったのは今回話に出た石油そのものでして」

 ティータは少し迷った後、インターネットのネット取引で小遣い稼ぎに株の売買をしているのをカミングアウト。エステルは仰天したが、直ぐに老婆心から翻意を促す。

「おい、ティータ。絶対に止めとけ。俺たちの知り合いにも、先物やらで失敗して一億ミラの借金をこさえて、放火事件まで引き起こした財界人がいたから」

「僕がしているのは株のデイトレードで、先物とは少し違うです。先物取引のノウハウは専門外ですけど、欲掻いて実体よりも大きなミラを扱うと大概失敗するですよ」

 選択する取引方法にもよるが、株の場合は下がっても直ぐに売って手離してしまえば、そこまで痛手にはならない。

 これが先物の信用取引だと追い証がかかり、払えなくなると取引そのものがパアになるので、ダルモア市長のように地獄の釜まで引きずり込まれるらしいのだが。

「この地点で俺にはお前が何の説明をしているのかさっぱり分からないが、何で大損するリスクを覚悟してまで投資に手を染める必要があるんだ?」

 親切心から忠言しても別の意味不明な専門用語が返ってくるだけなので、株や先物のシステムを吹っ飛ばして根源的な問題点だけを問い掛けてみた。

「はうっ、よくぞ聞いてくれました、エステルお兄さん。おじいちゃんはああ見えて結構ケチでして、「自力で研究資金を調達するのも、科学者に必要な資質の一つだ」とか偉そうなことを抜かして全然お小遣いをくれないですよ」

「自分は王家という金蔓(スポンサー)を捕まえたものだから、いい気なもんです」

 ティータはやさぐれた態度で、「けっ」と舌打ちする。

 特に酒が入ると「ワシが若いころはゴミ山を漁って、汚物に塗れながら資材を自活したものじゃが、最新鋭の設備が整った工房が用意されたお前らの世代は恵まれとるな」と昔語りの苦労自慢が始まるので、仕方なしに独自に開発費用を賄う方法を模索したそうで、ラッセル博士も無制限に孫を甘やかしてはいないようだ。

「なるほど。株式取引なら、この子には向いているかもしれないわね」

 ここまで黙って話を聞いていたヨシュアが、初めて口を挟む。

 証券取引の世界は単純化すれば、上がるか下がるかの丁半博打に思えるだろうが、実際は九割の負け組が一割の勝ち組を支えているのが実情。

 何故、これほど勝率が偏るかといえば、もちろんハードラックに見込まれた憐れな敗北者もいるが、大抵は目先の欲望をコントロール出来ずに先のティータの金言通りに自滅するからだ。

 真っ当なら数カ月間、真面目に働いてやっと得られる大金がほんの数分の間に上下する異常な空間の中で自制するのは常人には難しいが、このお子様には知的探求心はあっても金欲がない。

 ツァイスの最新設備をフル活用した念入りな事前調査で購入した有望銘柄の株価が、自分が定めた研究に必要な資金額に達したらさっさと売り払って利益を確定してしまうし、見込みと違って下がった株も躊躇なく損切りして被害を最小限に食い止めている。この方針を貫いている間は大勝ちはしなくても元本が底を突くこともない。

「遣り方に是非はあるだろうけど、自分できちんと稼ごうとしているだけ立派だと私は思うわ。ティータならその気になれば、いくらでも金持ちの奥方のパトロンとか見つけられただろうしね」

 貢がせのプロが少年のクローゼに匹敵するホスト適正に太鼓判を押す。

 身分証IDを偽造して年齢を詐称し、大人の証券取引の世界に首を突っ込んでいる違法行為は置いておくにして、その心意気の気高さは評価すべきだろうが。ここまでのマル秘内職話と最初の石油云々がどう結びつくのだろうか?

「はい、さっき先物は門外漢と謳ったけど、市場データを採取する為に様々な投資物件に毎日目を光らせているですが、ここ数カ月、石油の取引値が異常に上昇しているのですよ」

 先物では、米、大豆、トウモロコシなどの様々な農産物とレアメタルや七耀石に石油製品などの工業品が取引されているが、基本的に人気薄のガソリンに大口の買い注文が立て続いてジリジリと値上がり中。

「好奇心からカペラの力を借りて、買い元を辿ってみたですけど、どうやら帝国のダミー会社に分散されているみたいでして。投機対象として仕手筋から狙われた訳ではなく、純粋にガソリンそのものを大量に必要としているみたいですよ」

 昨晩、枕元でラッセル博士と四方山話としてこの話題をあげてみると、「帝国科学省のホースキングの奴が何か企んでいるのじゃろう」という推論に達した。

「帝国科学省?」

「エレボニア帝国の科学分野を仕切っている行政機関でして、その部署の最高責任者ホースキング長官はかつてエプスタイン博士に師事した三人の教え子の一人でおじいちゃんの兄弟子だそうですよ」

 そのホースキング長官が、どういう理由で導力文明万世の今のご時世に環境汚染の原因となる不完全資源を買い漁っているのかは、判断材料が不足し過ぎていてラッセル博士にも皆目見当がつかない。

 まさか帝国全土に張り巡らされた鉄道網の動力源を今更非効率的な有限資源のガソリンに切り換えるとも思えないが、どのような思惑が隠されているのやら。

「もしかするとティータはまた戦争の前準備じゃないかと心配しているわけね?」

「そこまで先走った訳ではないですけど、遊びで注ぎ込める額じゃないですので、その意図が気になりまして」

 これほど莫大なミラが市場に投入された以上、各省の予算を司る鉄血宰相オズボーンの指示であるのは間違いない。リベール侵攻以来武力を抑止したとはいえ、かつての大陸有数の軍事国家のやることなので予断を許さない。

「科学の進化が軍事的欲求に促される側面があるのは歴史的に否定できない事実ですし、おじいちゃんも警備飛行艇などの導力兵器の開発に携わったのも確かですが」

 あくまでも専守防衛故。アリシア女王が即位している御世では、リベールが他国を侵略することはないと陛下は博士に明言した。もし、その誓約が違えられたら、例え投獄されたとしても博士は二度と王国の技術支援に力を貸さないだろう。

「なるほど、ラッセル博士にはマッドサイエンティストの片鱗があるけど、あくまで人々の生活を豊かにする為に真理を追求しているのであって、戦乱による科学技術の飛躍を望んでいる訳じゃないのね」

「なら、帝国の出方次第だろう。案外、そのガソリンで動く戦車を大量に生産したりして………………って俺なんか変なこと言ったか?」

 ヨシュアとティータが揃って、意味深な目つきでエステルを見上げる。何か場違いの馬鹿発言をしたのかとうろたえたが、茶化すことなく先を催促される。

「エステル、あなたはどうしてそう思ったの?」

「いや、特に深い意味はないんだけど。今回みたいな導力停止現象が大陸中に広まったら別エネルギーで動く兵器が役立つんじゃないかと素人考えで思いついただけだけど、やっぱり変かな?」

 エステルは自虐したが、二人の知恵者は目から鱗の表情で互いの顔を見合わせる。一般常識に縛られた彼女らでは百年話し合っても思い浮かばなかったユニークなアイデアが目の前に齎されたからだ。

「やっぱり集団発想法(ブレインストーミング)ではエステルみたいなフリーダムな人間の存在が必要不可欠よね。私やティータだと良識が邪魔をして、導力停止現象が大陸全土を覆うという無茶苦茶な思考自体を無意識化で消去してしまうからね」

「はいです。『無知は究極の知恵に通じる』という古代の哲学がありますけど、それはきっとエステルお兄さんのことを指すですよ」

「お前ら、貶しているのか褒めているのか、どっちなんだ?」

「もちろん、絶賛しているのよ。中途半端に小知恵が回るインテリよりもエステルぐらい突き抜けた大馬鹿の方が役立つことが多そうだけど、真面目な話、導力停止現象時に稼働する兵器を開発できたらどうなるのかしら、ティータ?」

「色々と有り得ないという前提条件を取っ払った上で考察するなら、武力による世界征服が狙えるですよ。今度、それとなく与太話としておじいちゃんに伝えてみるです」

 またぞろ話が専門的な分野に偏ったが、何だか幼少時の『僕の将来の夢』という黒歴史を肴に晒し者にされているような気恥ずかしさをエステルは覚えてしまい、この話題を打ち切る為に別テーマを投げ掛ける。

「俺としてはブルマニストに落魄れた帝国連中のやる事よりも、導力技術を引き継いだ三人の弟子とやらの方が気になったな。お前の爺さんとホースキング長官の他にももう一人いるんだろ?」

 エステルがどこか微妙にずれた所感ながらも強引に思考停止を促したので、二人は遊戯討論に一時歯止めを掛けることにするが、ティータは最後の博士の姓名を記憶に留めていない。幼い頃に一度聞いただけで、ノバとかエバで始まる名前だったが忘れてしまった。

「そのノバなんとか博士とは今では完全に袂を分かち、親交が途絶えてしまったです。「奴は科学者以前に人として決して踏み越えてはならない領域を侵してしまった」とか、おじいちゃん、えらい剣幕で憤慨していたですよ」

「あのラッセル博士にそこまで謂わしめるなんて、相当な悪魔の弟子なのね、そのマッドサイエンティストは。人が触れてはいけないタブーって人体実験にでも手を染めたの……」

 

「ふえーん! やだやだ、助けてー!」

 三者が話に夢中になっている間に何時の間にかエルモ村の近辺までトラット平原道を走破してきたようだが、街道から外れた脇の方角からうら若い女性の悲鳴が聞こえてきた。

「何だ、魔獣に襲われた民間人か?」

 エステルは物干し竿を展開しながらも、軽く安堵する。本当はさして興味のなかった博士の件を態々持ち出すまでもなく、先の馬鹿発言を有耶無耶にできると踏んだのだが。

「エイドスさまぁ。お父さん、お母さん。ナイアル先輩、助けてくださいー!」

「…………これって………………っておい?」

 被害者の真名に心当たりがあり過ぎたエステルは脱力しながら義妹の方角を振り向いたが、ヨシュアはティータとお手手を繋いだまま素知らぬ顔で通り過ぎようとしている。

「それで話を戻すけど、ティータはどういう研究をしているのかしら?」

「はいです。出張前のおじいちゃんが設計図のラフ書きだけを書き残した『生体関知器無効化オーブメント』の開発に取り組んでいるですよ」

「まあ、凄そうね。流石は天才科学者のお孫さんね」

「いえいえ、基礎理論はおじいちゃんがほとんど誂えましたから、僕は細部を付け足して単に実用化しようとしているだけ…………」

「こら、お前ら。和みながら、さり気なく見て見ぬ振りしようとしているんじゃねえ!」

 エステルが大声で二人を呼び止めて、ヨシュアは面倒臭そうに振り返った。

「私は何も聴こえていなし、見てもいない。ドロシーさんが例の犬型魔獣(アタックドーベン)に取り囲まれている光景なんて知らない」

「しっかり魔眼で覗いているし、地獄耳にも届いているじゃねえかよ。ティータが襲われていた時と反応が全然違うし同性に対して冷たすぎやしないか?」

「エステルだって、救出対象が可愛い女の子とむさ苦しいおっさんとではモチベーションに違いがでるでしょう? まあ、私の場合は異性云々よりも、彼女みたいな天然タイプが苦手なのよね。今回のケースのように悪意なくトラブルを持参して同行者の苦労を増やすから」

 少女の言にも一理あるが、さりとて遊撃士が民間人を見捨てて良い道理はない。仕方なしにやる気のない義妹抜きで独力救助を試みようとしたが。

「僕もお手伝いするですよ。『紅葉亭』にはガトリングガンの弾倉(マガジン)の予備がたくさん積んでありますから、直ぐに補充できますし」

 ティータが、黒光りするゴツイ銃器を楽しそうに翳しながら、助太刀を買って出る。

 馴染みの温泉宿を武器の補給基地の一つに利用する神経はどうかと思うが、頼もしい助っ人の参戦であるのは間違いなく、やはりティータに護衛など初めから必要なかった。

 

 あれから一応、ドロシー(NPC)のガード役を引き受けてくれたヨシュアも含めて、三人は魔獣の襲撃地点に飛び込み、アタックドーベンの群を瞬く間に蹴散らしてドロシーと久方ぶりの再開を果した。

 天然天才カメラマンを一行に加えたエステル達は、再び一路エルモ村を目指すことになる(本当に目と鼻の先の距離だけど)

 


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