何か可笑しい幻相郷   作:reira

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しょっちゅうナイフを頭に刺されているあの御方。


Zzz...Zzz...Zzz...

現在、いっしょにいくことになったレティさんにおんぶされて飛んでおります。

 

普通は美しいお姉さんにおんぶされるとかヨッシャアとか叫ぶ所だ、、、

 

叫んでた数分前の俺を怨みたい。

 

、、、やべぇ、たけぇ。落ちたら終わる、、、

 

早く紅魔館へついてくれ、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅魔館・正門

 

美鈴「Zzz...」

 

うん、寝てる。あんまり変わってないな。

よし、通ろう。

ガチャ「危ない!」バシィ

 

へ?

 

後ろではレティが寝てるはずの門番と格闘していた。

 

、、、いや、寝てる。目つぶったまんま格闘してやがる!これは、、、睡拳ってやつか?

 

美鈴「Zzz...Zzz...」

 

レティ「くぅっ!!」

 

ヤバい、寝首をかいてるはずのレティがおされてる!何か、、、そうだ!

 

時夜「凍れぇ!」

 

これが俺の能力「四季を操る程度の能力」の一部だ。冬の力で物体を凍らせる。あと、雪降らせることもできる。

 

美鈴「Zzz...Zzz...」

 

まだ寝てやがる。でも凍りつくまではいってなくても動きが鈍くなってる。

 

レティ「そこだぁー!」

 

ドーン

 

レティさんの渾身のパンチが当たった。それにしても痛そう。レティさんは怒らせちゃダメな部類の人だ。

 

レティ「ふう、、、先へ進みましょう。」

 

時夜「おう!」

 

俺は期待に震える胸をワクワクさせて館に入った。

、、、それにしても美鈴起きなかったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レティ「どっちいく?」

 

上と下に別れる階段。下は恐らくEX...進む道は...

 

時夜「よし、下にドゴォ!?なんだ!」

 

レティ「今の、、、下からだね。いきましょう!」

 

時夜「レティ!?」

 

不味い!下はEXだ!今の音からしても!

 

時夜「…いくっきゃない!」

 

覚悟を決めて暗い階段をかけ下りた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レティ「すごい、、、」

 

時夜「本がいっぱいだな。」

 

階段の先には図書館。ヴワルって名前だったっけ?

本がところ狭しと並んでいる。、、、あれ?誰かいる?震えてるし、話を聞いて見よう。

 

時夜「すみませーん!」

 

?「ひゃあ!?」

 

時夜「あ、すまん。時夜だ。よろー。」

 

こぁ「え?と、こぁです。よろー?」

 

小悪魔!?そういえば、四面の中ボスにいたけど、、、

あー!覚えてねー!まぁ、どっか可笑しいんだろうけど

 

時夜「そう、よろー!そうそう、さっきすごい音がしたけど、何が?」

 

こぁ「えーと、、、それが、、、あの人が本の呪文唱えて失敗しちゃって、爆発して、、、」

 

魔理沙「オンパッキャラマド…」

 

なんか謎な呪文唱えてるー!でもどこかで、、、

あ、妖々夢で言ってた気が、、、

 

時夜「何やってんだー!」

 

魔理沙「ひえぇぇぇ!?と、とととと時夜ぁ!?ななな何でこんなとこにいぃぃぃ!?」

 

アカン、魔理沙元々面倒だったけどキャラ変わってもめんどい。

 

時夜「紅い霧を見てな。」

 

レティ「知り合い?」

 

時夜「白黒魔法使いさ。」

 

魔理沙「ま、まま魔理沙だぜぇぇぇ!」

 

レティ「レティよ。よろしく。」

 

魔理沙「お、おう!」

 

こぁ「名前がないのでこぁと呼んでください!」

 

レティ「名前無いの?」

 

こぁ「ええ、、、」

 

?「こぁー!誰よ!あと誰か知らないけど、図書館では静かになさい!」

 

話をしていると奥から二人の人影が。

 

一人は紫色の服を来た少女。この図書館の主だ。

そしてもう一人は、今ここに居るはずのない紅い服を来た幼い吸血鬼だった。

 

、、、レティ、下選んで正解だわ。感謝する。

 




次回、知識と日陰の少女と悪魔の妹!お楽しみに!

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