何か可笑しい幻相郷   作:reira

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やっと、、、
終わらせられる、、、

終わらせ方思い付くまでに時間がかかってしまいました、、、
半ば失踪してましたが、まだまだつづけていくので、よろしくお願いします。


ゴヨウだゴヨウだーーー!!

結婚式は終わったが、何一つ手がかりはみつからなかった。…俺は寝てたけど。

結婚式が終わって、緑色の幼女に叩き起こされた後、部屋に戻ったら、書き置きが置いてあった。

 

『面白いものを見つけたのですよー。

竹林にある、月が映る湖に来てくださいねー。

                リリーより』

 

「面白いもの?」

「……おそらく異変の犯人ね。勘だけど」

「「「はあ!?」」」

 

緑髪の少女が断言する。コイツの勘はまじで侮れない。

 

「とにかく、竹林の湖の元へ行こう!」

「……ちょっと待って。私達も行きます。」

 

誰かに呼ばれて振り返ると、そこには長いうさ耳の少女…先程の花嫁と花婿がいた。

 

「今回の犯人の行いは月読命様(ツクヨミ)のご好意を踏みにじりました。許しはしません。」

「なるほど…それでだいたい読めたわ。ついて来ればいいんじゃない?」

「ちょ、おいまて、なにがなんだか、、、」

 

みんなは竹林の中をスタスタと歩いていった、、、

 

そして、遅れてしまったすぐに見失ってしまい、竹林の中、一人迷子になる。

 

 

 

 

 

 

 

そこで、俺は感じたんだ。。。

 

春を。

 

それを追いかけていると、湖と小屋があった。

 

「おーい、、、って、うわっ!?」

 

近づこうとすると小屋は爆発して、黒い影がこちらに向かって飛んできた。慌てて受け止めると、それは俺の恩人だった。

 

「霊夢!しっかりしろ!」

 

そう、霊夢だった。服も体もボロボロに傷つき、目を開ける気配はない

 

?「全く、この程度で私達に挑むか、、、身の程知らずが、、、」

「だれだ!」

 

小屋の爆発で巻き起こった粉塵から、三つの影が姿をあらわしたそれは、結婚式場で見覚えがあった。

 

「我が名は月の民の長、依姫!」

「月の民の副長、豊姫!」

「そして、可愛い可愛いてゐちゃんウサ!」

 

「……はー!?」

 

こいつら、主人公とスカーレット姉妹をボコボコにした化け物染みたやつらじゃねーか!!

…てゐはちがうがな。

 

……どうする?

 

迷っている間にも、こちらに近づいてくる。

俺は両手を広げて間に割って入る。

 

「……死にたいのか?」

 

「違う!俺は、コイツを助けたいんだ!俺がコイツに助けられたから!」

 

「そうか、なら一緒に死ぬがよい!」

 

依姫が刀を真上から思いっきり切り下ろしてくる。

俺は、思わず目をつぶった。

 

 

「ぐあっ!?」

 

 

しかし、依姫の刀が俺に届くことはなかった。

これは俺の声ではない。依姫の声だ。

 

突然割り込んできた二人の少女のパンチが、依姫を吹き飛ばしたのだ。

一人は金髪で栗みたいな口してやがる。

そして、もう一人は、ここに俺を呼び寄せた原因であろう、リリーだった。

吹き飛ばされた依り姫の懐には筒状の紙、、、

 

「お主らの悪行は、ずばっとまるっとお見通しじゃ!」

「観念するですよ~」

 

「はっ、これは、、、何、斬奸状(ざんかんじょう)だと!?お主ら、一体何奴!」

 

な、なんなんだよ、この時代劇みたいなノリは、、、

 

「我が名は、ルナチャイルド!月を統べるものなり!」

「我が名はリリーホワイト、お友だちですよ~」

 

「お主ら、月読命が今日のために準備した月の指輪の製法を盗み、大量につくったな?」

 

『ギクッ』

 

「指輪、、、あ!」

 

結婚式の、、、結婚指輪!

ってか、結婚式が異変じゃねえのか!

 

「あれは作るのに月の力を使うんじゃ。作れば作るほど月の力は弱くなり、あの月のようにかけていく、、、

今回の異変の原因はお主らじゃ。」

 

「くっ、、、あっ」

 

扇子を振るおうとした依姫の扇子は座薬、、、違った。銃弾によって弾かれた。

 

「ルナ様、ご無事ですか!?」

 

「あぁ、お陰様でな。では、鈴仙よ、あやつらを引っ捕らえよ!」

 

「おっしゃるとおりに!」

 

こうして犯人達は捕らえられ、異変は幕を閉じたのだった。


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