GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!   作:混沌の魔法使い

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その14

前回からしばらく時間が立ち、残りを龍騎、フォーゼ、ゴーストと残して、3人はまた新たなライダー眼魂を使う。

 

【カイガン!ガイム!オレンジ!バナナ!そんなバカな!】

 

【カイガン!オーズ!メダル奪った!タカ!トラ!バッタ!】

 

【テンガン!デンオウ!メガウルオウド!トラベルライナー!】

 

ゴーストGS「ここから俺達のステージだ!」

 

ウィスプOS「ライダーは助け合いでしょ!」

 

ネクロムDS「私、参上」

 

美神「いよいよラスト3人」

 

モグラ「うきゅうきゅ!」

 

チビ「みーみー!」

 

タマモ「コーン!」

 

キャット「わふわふ!!」

 

タマモ達も応援する中で龍騎、フォーゼ、Aゴーストは必殺技の体勢に入り、3人はそれぞれ必殺技の体勢に入る。

 

【ダイカイガン!ガイム!オメガドライブ!】

 

【ダイカイガン!オーズ!オメガドライブ!】

 

【ダイテンガン!デンオウ!オメガウルオウド!】

 

飛び上がると共にエネルギーを収束させたライダーキックが同時にぶつかり合う。

 

ドカーーーーン!!!

 

美神「くっ!」

 

おキヌ【きゃあ!?】

 

それと共に凄まじい爆風が起こり、誰もが吹き飛ばされない様に踏ん張り、タマモ達はブレイドが抱き抱える。

 

誰もが爆風が収まるのを待つと膝を付いたゴースト達とその傍に龍騎眼魂、フォーゼ眼魂、そしてゴーストのを示すオレンジ色の眼魂が転がっていた。

 

ゲンちゃん「はいそこまで!お疲れ様!!」

 

それを聞いたウィスプはお、終わった…と尻もちを付きながら変身を解除し、タケルとアランも息を荒げながら変身を解除する。

 

その後に3個の眼魂を拾い上げる。

 

ゲンちゃん「と言う訳でライダーによる修業お疲れ様!」

 

アラン「それで?サンゾウ眼魂は返して貰えるのだろうな?」

 

パンとさせて注目を集めてから言うゲンちゃんにアランは聞く。

 

ゲンちゃん「大丈夫大丈夫。ちゃんと返すけどそれは明日にして今はそろそろお昼だし今日はゆっくり休みなさい」

 

そう答えてからのゲンちゃんのにそう言えばそろそろお昼ね…と美神は時間を確認して呟く。

 

蛍「見ている間にそんなに経っていたんですね」

 

忠夫「お~皆食べに行こうか」

 

モグラちゃん「うきゅううきゅう!」

 

チビ「みむ~」

 

タマモ「コン!」

 

キャット「ワンワン!」

 

ゲンちゃん「あ、横島君は少し待って頂戴ね~そこの狐ちゃんの事で話あるから」

 

そう言って近寄って来たチビ達を抱き抱えた忠夫にゲンちゃんはそう言う。

 

美神「それには私たちもいた方が良いかしら?」

 

ゲンちゃん「んー…まぁ、いた方が良いかな?」

 

御成「どうして分離したとか知りたいですし拙僧たちも」

 

タケル「そうだね」

 

誰もがタマモとキャット分離の事が知りたかったのでゲンちゃんと共に移動し、丁度来た小竜姫と共に広場に座る。

 

小竜姫「さて、まずは九尾の狐のタマモさん以外にキャット…で良いんですよね?…が現れてなぜ増えてしまったのかについてですが…これは急激な霊力の増幅により魂が分離したのです」

 

忠夫「急激な霊力の増幅ッスか?」

 

全員がいる事を確認してからの小竜姫から告げられた事に忠夫は首を傾げる。

 

ゲンちゃん「そうそう。それでタマモちゃんからキャットちゃんが登場した訳。心当たりあるでしょ?」

 

美神「心当たり…」

 

おキヌ【あっ!?翔太郎さんですよ!!ほら、フィリップさんが言ってたじゃないですか!翔太朗さんにはおじいさんの一族に伝わる自分や他の人の力を増幅するって言う光渡しを持ってるって!】

 

引き継いで聞くゲンちゃんのに美神はもしかして…と思った所でおキヌが変わりに言う。

 

忠夫「けど、シズクはして貰ったけどタマモは…」

 

シズク「別に血でも良いのではないか?それだけでも発揮しちゃったりする時がある」

 

蛍「……ああ!?そうよ!シズクがいないあの時、タマモは翔太朗さんの左手を噛んでた!!その時に血が口に入って翔太郎さんの血が媒体となってタマモの霊力を急激に増幅させちゃったのね!」

 

うーんと唸る忠夫にそう言うシズクへ蛍は思い出して叫ぶ。

 

小竜姫「そうでしたか…しかしその左翔太郎さんと言うのはなかなかの霊能力者なんですね」

 

門矢「いや、ただの探偵ッス」

 

ルージ「そうですね」

 

海東「後、彼の前でそう言うのを言ったら怒鳴られるからね。彼は探偵に誇りを持っているからね」

 

そう言う小竜姫に門矢が訂正し、海東が注意する。

 

まさかの的外れだったのに小竜姫は顔を赤らめながらコホンと咳払いする。

 

小竜姫「まぁ、見るからに安定しておりますから消えるなどと言う事はないでしょうし、後は横島さんにも懐いていますから大丈夫でしょうからそのまま面倒を見てあげてください」

 

忠夫「了解ッス(人の姿になったらやっぱりタマモと変わらんのかな?)」

 

ゲンちゃん「んじゃま!ごはんを食べましょうか!(肩の子については別に良いか)」

 

小竜姫の言葉に了承しながらふと、忠夫はそう考えた後におー!と誰もが駆け出す。

 

待ってぇな!と忠夫も続く。

 

 

 

 

 

 

しばらく時間が経った夜、門矢は1人ある場所に歩いていた。

 

そして目的の場所に着くと斉天大聖がゲームをしていた。

 

斉天大聖「おお、待っておったぞ別の世界の横島よ」

 

門矢「やっぱりな…あんたも未来から来た1人か」

 

振り返って気軽に声をかける斉天大聖に門矢はふうとため息を吐く。

 

斉天大聖「その言葉だと何人か分かってるみたいじゃな」

 

門矢「ええ、ルシオラ…蛍もそうですがおキヌちゃんにカオスのおっちゃんとかマリア、さらに愛子もで、小竜姫様も同じ感じッスよね?」

 

確認する門矢に斉天大聖は正解じゃとゲームをしながらそう言う。

 

門矢「確認しますがアシュタロスは?」

 

斉天大聖「安心せい。あやつも味方じゃ…ただその代わりとして別の者達が動いてしまっておるがな」

 

聞く門矢に斉天大聖はホント困ったもんじゃわいと手を動かしつつそう返す。

 

門矢「後…あのゲンちゃん…この世界の三蔵様っしょ?」

 

斉天大聖「やっぱりバレたか~本人は正体隠してた方が面白そうと言う事でな」

 

なんというお茶目さんな人ですねと言う門矢にまあのうと斉天大聖は肩を竦める。

 

斉天大聖「さて、横島よ…少し質問しても良いじゃろうか?」

 

門矢「答えられる範囲ので頼んます」

 

その後にゲームを一時中断して向き直って聞く斉天大聖に門矢はそう言う。

 

斉天大聖「ワシには分かる。お主は自力で時間逆行を容易く出来る…逆行すると言う考えはしないのかのう?」

 

門矢「そうッスね…しないと言えばウソになりますけど…そんな事したら俺は俺の方のルシオラの思いを踏み躙る結果になりますから」

 

真剣な表情で聞く斉天大聖に門矢はそう返す。

 

斉天大聖「ほう?なぜそう言えるのじゃ?」

 

門矢「それは逆行なんてしたら…そこはもうあいつが俺を…俺として(横島忠夫)を愛した世界じゃないからです…今までの思い出を上書きする様な形で忘れたくないのと、これまで出会って出来た縁を否定したくないんッスよ」

 

真剣な顔で言う門矢に斉天大聖は目を優しく細める。

 

斉天大聖「そうかそうか…根本的な所が変わっておらず安心したぞ(まぁ、スケベな感じが抜けておるが)」

 

門矢「おいこら、今失礼なの考えたでしょ」

 

半目で睨む門矢にすまんすまんと斉天大聖は苦笑して謝る。

 

斉天大聖「じゃがまぁ、それならこちらの事情については深く追及せんでくれ」

 

門矢「追及はしませんよ。あくまで俺の個人的な考えですし、のっぴきならない理由だったんでしょう」

 

お願いする斉天大聖へと返したその言葉に斉天大聖は目を逸らしかけたが根性で留まった。

 

斉天大聖「ウム、ソウジャナー(言えん。まさか逆行する理由が美神がズルした事によってこっちの方の横島と結婚したのでフェアに横島と結婚する為に逆行したなんて事と今それで誰が横島と先に結婚するかでトトカルチョしてるなんて口が裂けてもこの横島に言えんわい;)」

 

門矢「?」

 

並行世界の師の様子に門矢は首を傾げたが良いかと考えて他愛のない世間話に移るのであった。

 

 

 

 

海東「やあ、この世界の横島」

 

忠夫「あ、海東さん」

 

一方でチビ達とワイワイしていた忠夫の所に海東が来る。

 

忠夫「なんか俺に用事ッスか?」

 

海東「ああ、君に特別プレゼントをね」

 

特別プレゼント?と首を傾げる忠夫を前に海東はディエンドになると4枚のカードを取り出してセットする。

 

【KAMENRIDE!BIRTH!BEAST!MACH!CHASER!】

 

音声の後にトリガーを引くと4人の仮面ライダーが現れる。

 

忠夫「な、何ッスか!?見た目ガチャポンにライオンに白と紫!?」

 

モグラちゃん「うきゅう!?」

 

チビ「みむう!?」

 

キャット「ワンワン!」

 

タマモ「くぅぅ!!」

 

現れた4人の仮面ライダーに忠夫達は驚く中でそれぞれいう。

 

バース「仮面ライダーバース、さあて、お仕事と行きますか」

 

ビースト「仮面ライダービースト、ランチタイムだ…っていないな」

 

マッハ「追跡、撲滅、いずれも~~~マッハ!仮面ライダー~~~マッハ!!」

 

チェイサー「仮面ライダーチェイサー………」

 

忠夫「って最後の名乗るだけかい!?」

 

ディエンド「何してるんだい。早く眼魂を投げたまえ」

 

思わずビシッとツッコミを入れる忠夫はディエンドのになんかあるゲームを思い出すな…と考えながら4つのブランク眼魂をライダー達へと投げ、吸い込まれて4つのライダー眼魂となったのを拾う。

 

ディエンド「有効に活用したまえ。そのライダー達もまた力となるだろう」

 

忠夫「あ、ありがとうございます」

 

そう言うディエンドに忠夫は礼を言う。

 

ディエンド「では、僕はお暇させて貰うよ」

 

忠夫「え?別の世界に行くって事っスか!?」

 

出て来た言葉に忠夫は驚いている間にディエンドはさっさと出て来た壁を通り抜ける。

 

ディエンド『もう一通り終えたからね。ここからは君達だけで頑張りたまえ』

 

そう言ってディエンドは消える。

 

忠夫「……ホント自由な人やな…」

 

見送りながらぽつりと呟いた後に忠夫は寝る事にした。

 

 

 

 

一方、ガープ達の方では…

 

ガープ「調子はどうだノーフェイス?調整もしておいたが」

 

ノーフェイス「はっ、前よりも良い感じになりました」

 

セーレ「確かに前より聞き取りやすくなったね」

 

自分の前で跪くノーフェイスへとガープは聞き、そう返すノーフェイスのにセーレはそう言う。

 

ガープ「さて、どうやら奴らは最後の眼魂がある妙神山にいるそうだ」

 

セーレ「えー、あそこにあるの」

 

そう言うガープにセーレは心底めんどくさそうにぼやく。

 

ガープ「ノーフェイス。そこを襲撃し、眼魂を手に入れるのだ」

 

ノーフェイス「はっ!」

 

セーレ「流石に送るにしても手前までだからそこまで自力で行ってよ」

 

妥協するセーレのにそれで構わんと言ってから歩き出す2人を見送りガープは笑う。

 

ガープ「さて…結果はどうあれ…楽しみにしてるぞノーフェイス」

 

そうノーフェイスの背を見て呟きながら…

 

 

 

 

翌日、朝食を食べた後にタケル達はゲンちゃんから英雄の眼魂を返して貰おうとしていた。

 

ゲンちゃん「お疲れ様!これから眼魂を返すわね」

 

アラン「これで残りはあの眼魔が持つ2つのみ」

 

忠夫「けどよ。どこにいるのか分からねえしな…」

 

門矢「いや、きっと奴らの事だからな…」

 

そう言うゲンちゃんにアランは呟く中で忠夫のに門矢が言う前に小竜姫が慌てた様子で来る。

 

小竜姫「た、大変です!今、眼魔が襲撃してきました!」

 

美神「なんですって!?」

 

ルージ「やはり狙いは眼魂!」

 

門矢「やっぱ来るか…けど居場所が分かる奴がいるのかあっちには?」

 

告げられた事に誰もが驚く中でタケル達は飛び出す。

 

入口の門を越えると八兵衛と九兵衛が眼魔コマンドと眼魔スペリオルを相手にしていて、それをノーフェイスが見ていた。

 

タケル「ノーフェイス!」

 

ノーフェイス「………来たな」

 

美神「!口調が!」

 

蛍「分かり易くなっているって事は改良されている!」

 

気づいたノーフェイスの口調の変化に美神達が驚く中でノーフェイスは殺気を放つ。

 

ノーフェイス「今度こそ貴様達から英雄の眼魂を奪わせて貰うぞ。我が主の目的の為に」

 

タケル「誰が渡すか!それに彼らはそれぞれが未来を、明日を切り拓く為に己の命を燃やした英雄だ!お前たちが悪用しようとするならそんな事はさせない!」

 

アラン「…最初来た時、私は早く元の世界に戻ろうと考えていた。だが、貴様の様なのをほっておく訳には行かん!貴様を倒し、私は元の世界に戻る!」

 

忠夫「元々アランやタケル達の世界の眼魂だ。返して貰うぜ!信長と卑弥呼の眼魂を!」

 

是非もないね!

 

門矢「(ん?今なんか声が…他の皆の反応から空耳か?)」

 

ノーフェイスのに3人が返した際、門矢の耳に別の声が聞こえたが考えてる暇はないのでディケイドライバーを装着する。

 

忠夫「あっ!?」

 

その時だった!

 

忠夫の懐から17個のライダー眼魂が飛び出してノーフェイスへと体当たりを仕掛けて吹き飛ばした後に1つの光となって忠夫の右手に戻る。

 

忠夫「な、なんだ!?」

 

いきなりの現象に美神達も驚いていると光が収まり、1つの眼魂が現れる。

 

美神「ライダー眼魂が…」

 

くえす「1つになった!?」

 

タケル「これは!平成ライダー達の魂が籠った眼魂!」

 

蛍「つまり、平成ライダー眼魂!?」

 

誰もが驚く中で忠夫の脳裏にゴーストを含めた17人の平成ライダー達の闘いの記録が一瞬で過ぎて行く。

 

その後に忠夫は導かれるまま、腕を太極拳の様に円を反時計回りに描いて動かした後に身体を右に捻った後にすぐさま体を前に戻して眼魂を持った右手を突き出し…

 

忠夫「変身!」

 

叫ぶと共に眼魂の左側のスイッチを押してゴーストドライバーに装填し…

 

【アーイ!】

 

すぐさまレバーを引いた!

 

【カイガン!平成ライダー!新たな個性!これが平成!】

 

トランジェントの姿になった忠夫の前にゴーストを含んだ17人の平成ライダー達のライダーズクレストが出現し、ライダークレストは忠夫の体へと赤と白のアーマーとして装着されて行き、最後に顔にゴーストと同じ1本角と平を象ったフロントブレードが追加されると共に赤い複眼が輝く。

 

御成「おお!?」

 

小竜姫「体の各所に変わった紋章が…」

 

蛍「新たな…個性…」

 

その姿に誰もが驚く中でタケル達も変身の体勢に入る。

 

【一発闘魂!!アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!】

 

【スタンバイ!イエッサー!ローディング!】

 

【KAMENRIDE!】

 

タケル&アラン&ルージ&門矢「変身!」

 

【闘魂カイガン!ブーストッ!!オレがブースト!奮い立つゴースト!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!】

 

【テンガン!ネクロム! メガウルオウド!クラッシュザインベーダー!】

 

【ターンアップ】

 

【DECADE!】

 

それぞれが変身完了するとディケイドのライドブッカーから3枚のカードが飛び出す。

 

飛び出したカードをディケイドはキャッチすると絵柄が入る。

 

ディケイド「な、なんだこのライダー?」

 

現れた絵柄のライダーに思わずディケイドは困惑する。

 

描かれたライダーは今までのライダーを一線を画す様な顔で複眼が目の様な感じになっているのだ。

 

そのライダーこそゴーストの次に誕生するライダー、仮面ライダーエグゼイドなのだがディケイドはすぐさま別のカードに驚いた。

 

描かれたライダーズクレストは違うがそれは間違いなく、コンプリートカードであった。

 

ディケイド「これは…試してみるか」

 

そう呟いた後にケータッチを取り出し、出て来たコンプリートカードを装填してライダーズクレストをタッチして行く。

 

【W!OOO!FOURZE!WIZARD!GAIM!DRIVE!GHOST!EX-AID!FINALKAMENRIDE!DECADE!】

 

音声の後にカードが出現してディケイドの額に張り付くとディケイドの姿が変わる。

 

その姿はくーちゃんを説教した際になったコンプリートフォームと変わらないが胸のライダーカードが変わっていた。

 

中央がWで向かって左からオーズ、フォーゼ、ウィザードとなり、Wの右側は先ほど出たエグゼイド、ゴースト、ドライブ、鎧武となっていた。

 

ディケイドCF「セカンドコンプリートフォームってか?フォーストに比べると1人すくねえけど」

 

自身の姿にディケイドCFがそう呟いた後にノーフェイスがやれ!と号令をかけて眼魔コマンドや眼魔スペリオルを差し向ける。

 

ウィスプ平成魂「!」

 

【カブト!ファイズ!ドライブ!】

 

それにウィスプは3つのライダーズクレストを輝かせた後に超高速スピードで駆け出し、眼魔達を次々と攻撃した後にノーフェイスへと接近する。

 

ノーフェイス「なっ!?」

 

【響鬼!電王!鎧武!オーズ!!】

 

ウィスプ平成魂「どりゃあ!」

 

続けざまに驚くノーフェイスへとガンガンブレードの連続斬撃を浴びせてから蹴り飛ばす。

 

ノーフェイス「ぐああ!?」

 

全く動けなかったので吹き飛んだノーフェイスからヒミコと信長の眼魂が転がり落ちて、すぐさま拾い上げ…

 

ウィスプ平成魂「タケル!眼魂だ!!」

 

ゴーストTS「!ヒミコさん!信長さん!」

 

ゴーストTSへと投げ渡し、ゴーストTSはすぐさまキャッチする。

 

ヒミコ【いやはや、やっと解放されたぞよ】

 

信長【うむ、感謝するぞこの世界のライダーよ】

 

それぞれ言葉を発した後にパーカーゴーストの姿となると飛んで行き、ゴーストTSが目で追いかけるとそこにはムサシ達13体の英雄のパーカーゴーストが浮かんでいた。

 

ゴーストTS「武蔵さんに皆!」

 

おキヌ【いつの間に!?】

 

ムサシ【タケル!今一度其方に問おう。お主が今成し遂げたいのは何だ?】

 

問われたゴーストTSはネクロムを見た後に英雄たちへと目を向ける。

 

ゴーストTS「俺が今成し遂げたい事!それはアカリやマコト兄ちゃん達とまた会う為、アランや横島さん達と一緒にこいつを倒して帰る!」

 

その言葉にムサシや他のパーカーゴースト達は満足そうに頷いた後に言う。

 

ムサシ【お主の決意!確かに聞き届けた!行くぞ皆の物!『合・体』だ!】

 

蛍「え!?」

 

出て来た言葉に蛍が驚いている間にムサシが取り出した太極文殊に『合・体』と浮かび上がり、輝くと15の英雄達は1つの光の球となってゴーストTSの元へと向かう。

 

それを向かって来た眼魔コマンドを追い払ったゴーストTSのキャッチすると手の中でゴーストドライバーと同じサイズの大型の金色の眼魂に変わる。

 

ゴーストTS「これは…そうか!」

 

それを見てゴーストTSはすぐさま理解すると変身を解き、ゴーストドライバーを仕舞うと代わりに大型の眼魂を腰に当てる。

 

すると大型の眼魂からベルトが出て来て、タケルの腰に装着される。

 

八兵衛「おお!?」

 

美神「眼魂がベルトに!?」

 

誰もが驚く中でタケルは右側面のトリガーを押してから左側面のボタンを押す。

 

【ガッチリミーナー!コッチニキナー!ガッチリミーナー!コッチニキナー!】

 

音声が鳴り響く中で一定の動作を取った後に右腕を静かに降ろし…

 

タケル「変身!」

 

気合の声と共に左側面のボタンを押す。

 

【ゼンカイガン!】

 

その後にドライバーから15体のパーカーゴーストが召喚されると共にタケルの全身が黒と金の鎧の様なのを装着したトライジェントの姿となる。

 

【ケンゴウハッケンキョショウニオウサマサムライボウズニスナイパー!ダ~イヘンゲ~~!!】

 

その後にパーカーゴースト達が装甲の様々な各所に宿って行き、最期にムサシが胸のアーマーへと宿るとパーカーゴーストのフード部分に付いた装飾が融合したような形状の装飾が頭部に出現すると共に金の複眼が輝く。

 

御成「おお…」

 

美神「さっき横島君が変身した姿に似てる…!?」

 

くえす「ですがこっちは歴史に名を遺す英雄達の姿…」

 

誰もがその姿に驚く中でウィスプ平成魂はゴーストGFSと並ぶ。

 

ウィスプ平成魂「行こうぜタケル!」

 

ゴーストGFS「ああ!」

 

起き上がるノーフェイスを見据えて、2人のライダーは叫ぶ。

 

ウィスプ平成魂&ゴーストGFS「命、燃やすぜ!」

 

 


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