GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!   作:混沌の魔法使い

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その9

おいでませ京都、主従の絆

 

 

前回、忠夫がアリスからツタンカーメン眼魂を貰い、学校にてベートベン眼魂とグリム眼魂を手に入れた。

 

ただ、それで起こった被害で前回から少しして合流した所で美神の事務所はハラハラした空気に包まれていた。

 

ディケイドCF「さて、なぜ君が俺の前に立たされているのは分かるかな?」

 

ぐーちゃん「ぐ、ぐー;」

 

中央でじっとさせられたぐーちゃんを前にコンプリートフォームになったディケイドが怒気を纏いながらそう問うとぐーちゃんは分からないので首を横に振る。

 

ディケイドCF「まず1つ、人様の物や大切な情報類に人の髪を食べた事、最後のは俺がなんとかしたからまだよかったがもし良心のない奴だったらアリスちゃんに被害がかかっていたかもしれないんだぞ?むやみやたらに食べ物以外のを食べたらダメ」

 

ぐーちゃん「ぐー…」

 

指を立てて指摘されたぐーちゃんは顔を伏せる。

 

なお、タイガーの髪は先ほどディケイドCFが言った様に太極文殊で『増・毛』して元通りにして感謝された。

 

ディケイドCF「2つ目、楽しくなってはしゃいじゃったのは仕方がないけどちゃんと周りを見る。それで被害が出ちゃったらこれもまたアリスちゃんのせいになっちゃう。お前だってアリスちゃんを悲しませたくないだろ?」

 

ぐーちゃん「ぐー」

 

2つ目の指を立てて指摘するディケイドCFにぐーちゃんは頷く。

 

なお、これもまたディケイドCFがちゃんとタケルとルージのを『治』したので問題ない。

 

アランに関してはケガは特にしてないが弁当が台無しになったので落ち込んでいる。

 

ディケイドCF「んじゃあ、タケル達に謝ろうな」

 

ぐーちゃん「ぐー」

 

そう言われてぐーちゃんは見ていたタケル達やタイガーへと頭を下げる。

 

ぐーちゃん「ぐー…」

 

タイガー「あ、いやワッシはもう気にしてないから良いですジャー」

 

タケル「俺達もちゃんと治してもらったし…ね?」

 

ルージ「ですね」

 

アラン「弁当…(ぼそり)」

 

謝るぐーちゃんにそれぞれ許す言葉をタケル達は言う。

 

なお、アランは弁当は改めて作ると言うので立ち直った。

 

アリス「良かったねぐーちゃん♪」

 

ぐーちゃん「ぐー♪」

 

忠夫「許して貰ってホント良かったな」

 

ディケイドCF「ふいー」

 

抱き着くアリスと頭を撫でる忠夫にぐーちゃんは嬉しそうに顔を摺り寄せるのを横目にディケイドCFはベルトを外して変身を解く。

 

美神「別に変身しなくても良かったんじゃないの?」

 

門矢「甘いッス美神さん。同じ顔だから甘くしてくれると言う考えが出来たらいけないッス。ここは別人とちゃんと分からせてビシッと言わんとあの子、下手したら除霊対象になりかねなかったかもしれないんですよ?それじゃあアリスちゃんも悲しい思いをするじゃないッスか」

 

蛍「まぁ、確かにそうね(下手して門矢の言うようなのが起きたら赤助さんが大暴れしていたかもしれないし;)」

 

そんな門矢に話しかけてそう聞く美神に門矢はそう答えて蛍も同意しつつ内心アリスを泣かせたのはどいつだぁぁぁぁぁ!と暴れまくるベリアルを思い浮かべながら冷や汗を掻く。

 

美神も初めてモグラちゃんと出会った時のを思い出して確かに教えないとねと頷く。

 

ムサシ【大丈夫かベートベンにツタンカーメン?;】

 

ベートベン【良い音楽が~流れて来たので~出てきたら~まさか馬に蹴られるとは~思いもしなかったよ~;】

 

ツタンカーメン【ホントだよ。こっちも危うく食べられかけたんだよ;】

 

エジソン【oh、ソレハ珍シイ体験ヲシマシタネ】

 

ニュートン【嫌な体験だと思うぞ;】

 

ロビンフット【確かにな】

 

牛若丸【私は私でコロコロされたりするので;】

 

グリム【苦労してるね君も】

 

こっちはこっちで眼魂同士で会話しあっている。

 

美神「まぁ、これで残る眼魂は5個ね」

 

おキヌ【丁度、瑠璃さんがヒミコ眼魂を持っていました、けれど丁度持って出張に出てて4日後だそうです】

 

気を取り直してGS協会で得たのからそう言う美神におキヌが付け加える。

 

タケル「そっか…残りはベンケイ眼魂、ゴエモン眼魂、リョウマ眼魂にノブナガ眼魂」

 

アラン「そしてサンゾウ眼魂だな」

 

蛍「ねぇ、本当に心当たりないの?」

 

そう言うタケルとアランに蛍は改めて聞く。

 

タケル「そうは言われても…俺達の方じゃあ眼魂は『英雄に関する物』と『その英雄への思いを持った人』、そして『目の紋章』の3つが揃ってだったからな…そっちの様にじゃないので…」

 

御成「ちなみに過程はこうですぞ」

 

頭を掻き、困った顔で答えるタケルの後に御成がさらさらと書いて見せる。

 

 

眼魂が出来上がる流れ

 

『英雄に関する物品』と『英雄への思いを持った人物』が揃う

その人物の英雄への思いが高まる

人物と物品の両方が光に包まれる

物品に目の紋章を描く

物品が消滅する

パーカーゴーストが誕生する

英雄・偉人の想いとシンクロする

パーカーゴーストをゴーストドライバーに吸収し、招き入れる

ゴーストドライバーからゴーストアイコンが生成される

入手成功!!!

 

 

忠夫「はぁ~なんかすっごい手間取るんだな」

 

タケル「眼魔達も狙っていた時は英雄への思いを持った人間をそそのかしてその思いを暴走させ、その人間の命と引き換えに英雄に関する物からゴーストを出現させようしてたんだ。俺の知る限りのは阻止はしたけどね」

 

ピート「それは怖いですね」

 

シルフィー「確かにそうだね」

 

タケル側の眼魂の誕生するまでの流れを見て感想を言う忠夫の後にそう言うタケルにピートとシルフィーは顔を顰める。

 

愛子「次の眼魂の当てはないんですか?」

 

美神「そうなのよね…」

 

???「それなら安心せい!」

 

聞く愛子に美神は困った顔で言うとその声と共にマリアとテレサを連れたカオスが現れる。

 

門矢「カオスのおっちゃん。その言葉からして眼魂を探すのを作ったのか?」

 

カオス「その通りだ!見よ!これが眼魂レーダーじゃ!」

 

そう言って取り出されたのは上に眼魂をセットすると思われるメガウルオウダーを元にした様な奴が付いたタブレットであった。

 

忠夫「んで、じーさん。どうやってそれで眼魂を探すんや?」

 

カオス「良い質問じゃ。この部分にタケル達の方の眼魂をセットするとその眼魂の次のナンバーの眼魂の場所を示すんじゃ」

 

美神「次の番号…そうなると丁度良かったわね。ドクターカオス。この眼魂でお願いするわ」

 

質問する忠夫にカオスはそう説明し、聞いた美神はベートベン眼魂を持ってカオスに手渡す。

 

カオス「心得た。では探すぞ」

 

そう言ってカオスはベートベン眼魂をセットして操作するとサーチしてるであろう音がピコーンピコーンと流れた後…

 

ブッブー!!

 

そんな音声が流れて、誰もが眼魂レーダーの画面を見ると反応なしと表示される。

 

忠夫「はぁ!?」

 

ルージ「反応がない?」

 

蛍「ちょっとドクターカオス!」

 

カオス「待て待てい!これは東京を指定していたから次の眼魂は東京都内にはないと言う事じゃ!」

 

ピート「つまり、次の眼魂は東京にはないって事になると?」

 

驚くメンバーに弁解するカオスのにピートがそう言った後にカオスは範囲を日本中へと変える。

 

ピコーン!

 

カオス「ビンゴじゃ!」

 

美神「場所は?」

 

急かすでないと返しながらカオスは反応があった場所へと拡大する。

 

愛子「眼魂がある場所って…京都?」

 

忠夫「なんで京都!?」

 

蛍「もしかすると落ちた場所が長距離トラックか何かで京都まで運ばれたのかしら;」

 

美神「ありえそうね;」

 

その場所を見て言う愛子の後に叫ぶ忠夫に蛍は推測を言い、美神も肯定する。

 

タケル「京都……もしかしたら、ベンケイ眼魂はあの場所かもしれない!」

 

ルージ「あの場所?」

 

牛若丸【あ、それなら私も分かります】

 

忠夫「えっ?分かるのか?」

 

京都と聞いてそう言うタケルに牛若丸も続くので忠夫は聞く。

 

門矢「そりゃあ牛若丸と弁慶で京都で一番関わりがある場所といやな…」

 

美神「五条大橋…そこにベンケイ眼魂があるかもしれないって訳ね」

 

これで予定は決まったわと手をパンとさせて美神はメンバーと共にベンケイ眼魂を探すスケジュールを組み立てる。

 

 

 

 

翌日、門矢達は京都へと向かった。

 

ちなみに…移動のでちょいとズルをした。

 

忠夫「すっげぇ…」

 

蛍「本当にあっという間に着いたわね」

 

目の前の京都の風景に忠夫は唖然としながら呟き、蛍も驚きながら後ろにある壁を見て呟く。

 

そう、東京から京都まで来たのは海東が出した壁によってである。

 

本来は世界から世界へと移動する為のだが早く来る為に使用したのだ。

 

海東「やれやれ、僕を足に使うなんてホント君は人使いが荒いね」

 

門矢「じゃかましい。お前ほとんど出てないんだからこういう時位手伝え」

 

やれやれと肩を竦める海東に門矢はそう言う。

 

愛子「はわ~凄いわ!修学旅行醍醐味の京都に来れるなんて!」

 

シルフィー「凄いねお兄ちゃん」

 

ピート「確かにそうだね」

 

すぐさま帰れるので一緒に付いて来た愛子とシルフィーははしゃぎ、ピートも京都の風景に感嘆する。

 

ちなみにタイガーはエミの手伝いでいないのでお土産買っておくかと門矢はそう考える。

 

ルージ「それで五条大橋にすぐに向かうんですか?」

 

美神「そうね。それでその後は明日も含めて京都を観光して行きましょうか」

 

タケル「息抜きにですね。確かにそれ良いですね」

 

御成「京都は良い所がありますから良い気分展開になりますぞ~」

 

アラン「成程、京都も大阪と同じ様に名物があるのか」

 

確認するルージに美神はウィンクして答え、タケルと御成もワクワクしてアランはいつの間にか仕入れていた観光ブックを見ていた。

 

アリス「凄いねぐーちゃん♪」

 

ぐーちゃん「ぐー♪」

 

チビ「みーみー♪」

 

モグラちゃん「うきゅ♪」

 

タマモキャット「わんわん♪」

 

アリス達も楽しみにしていて、それを忠夫は微笑ましそうに見ながら行こうとする。

 

???「ちょっとお待ちどす~」

 

すると突然呼び止められて誰もが振り返ると舞妓さんがいた。

 

舞妓「あんさん等五条大橋に行くそうですな?」

 

美神「ええ、そうですけどそれがどうしました?」

 

確認する様に聞く舞妓に美神は頷いて呼び止めた理由を問う。

 

舞妓「最近になって、五条大橋で全身が黒い人型の妖怪が目撃されとるんよ。観光で行くんなら気を付けた方がええぜ」

 

タケル「!全身が黒い妖怪!」

 

カオス「どうやら此処にも出るみたいじゃな」

 

蛍「東京だけと思ってたのが勘違いだったんですね」

 

忠告された中にあったのにタケルは反応してカオスと蛍は顔を顰めて言う。

 

美神「安心してください。私はGSの美神令子です。それに関する依頼で来たので」

 

舞妓「GS…しかもあの有名な美神令子さんでしたか~それなら安心ですわ。だけど気を付けてくださいね」

 

そう言って名刺を渡す美神に舞妓さんはそう言って一礼した後に去って行く。

 

おキヌ【美神さん、あの時話していた依頼ってそう言う事だったんですか?】

 

美神「京都関連ので依頼あるか調べていたら丁度ね。と言うか最近ただ働きでやっていたから1回は依頼を入れないとね」

 

タケル&御成「なんかすいません;」

 

京都へ行く際のスケジュールを考えていた際に出ていた事で聞くおキヌに美神は困った顔でそう言ってタケルと御成は申し訳なく謝る。

 

美神「とにかく五条大橋へ行くわよ」

 

門矢&忠夫「うっす」

 

そうかわして一同は五条大橋へと向かう。

 

 

 

 

しばらくして一同は五条大橋へと着いた。

 

眼魔の事もあって人はおらず、これならこれでまだマシかしらと美神は呟く。

 

確かに人がいるよりいない時に片を付ける方が良いだろう。

 

カオス「ふうむ、ここにベンケイ眼魂は確かにあると反応は出てるが見えんな」

 

ピート「ベートベン眼魂の様に隠れてるんですかね?」

 

シルフィー「けどその場合どうするの?」

 

眼魂レーダーを見てそう言うカオスにピートは前回を思い出して言い、シルフィーは首を傾げる。

 

牛若丸【懐かしいですね…少し風景が変わってますがこの橋は変わってませんね】

 

忠夫「へぇ~そうなんか~懐かしさがそんだけ出てるんだな」

 

しみじみと眼魂の中でそう言う牛若丸に忠夫は橋から見える川を見ながらそう呟く。

 

あの後行く前に門矢とタケルから武蔵坊弁慶と牛若丸に関する事を教えて貰ったので大体は覚えた。

 

忠夫「(そういや牛若丸って今の恰好で弁慶と出会ってる事になるんだよな…弁慶はどういう反応したんやろうな)」

 

その後に牛若丸の恰好を思い出してそう考える中、眼魂レーダーから激しい音が出る。

 

美神「な、何!?」

 

カオス「これは!オマケで付けた眼魔センサーに反応じゃ!」

 

その言葉と共に橋の両側に眼魔コマンドが数体現れる。

 

ただ、眼魔コマンド以外の眼魔も存在した。

 

タケル「あれは!?」

 

アラン「眼魔スペリオル。奴もいるのか!」

 

美神「あれも眼魔なの?」

 

左右に2体ずつ存在する眼魔スペリオルにタケルは目を見開き、アランは苦々しい顔で見る中で美神は聞く。

 

アラン「ああ、眼魔コマンドより上位の存在だ。お前達は手を出すな。足手まといになる」

 

シルフィー「何よその言い方!」

 

蛍「いえ、彼の言う通り。黒い眼魔に効き辛いのにその上位となると私たちじゃあ手も足も出ない可能性があるわ」

 

メガウルオウダーを装着しながらそう言うアランにシルフィーが噛み付くが蛍に言われて唸る。

 

タケルもオレ眼魂ではなく闘魂ブースト眼魂を取り出してセットし、ルージはゾイドブレスではなく懐から取り出したブレイバックルを装着する。

 

忠夫も今回は仕方ねえと最初からドライバーを出し、門矢もディケイドライバーを装着し、海東も自分の変身アイテムであるディエンドライバーを取り出し、カードをセットする。

 

【一発闘魂!!アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!】

 

【スタンバイ!イエッサー!ローディング!】

 

【【KAMENRIDE!】】

 

【アーイ!シッカリミロー!シッカリミロー!】

 

タケル&アラン&ルージ&門矢&忠夫&海東「変身!」

 

その言葉と共にそれぞれレバーを引いたり、トリガーを引いたりする。

 

【闘魂カイガン!ブーストッ!!オレがブースト!奮い立つゴースト!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!】

 

【テンガン!ネクロム! メガウルオウド!クラッシュザインベーダー!】

 

【ターンアップ】

 

【DECADE!】

 

【DE・END!】

 

【カイガン!ウィスプ!アーユーレデイ?OK!レッツゴーッ!イ・タ・ズ・ラ・ゴーストッ!】

 

音声と共にタケルが忠夫と間違って戦った際になったゴースト闘魂ブースト魂にアランがネクロムに、門矢がディケイド、忠夫がウィスプとなる中、ルージは目の前に現れたオリハルコンエレメントを通り抜けて仮面ライダーブレイドになり、海東はトリガーを引くことで現れた3色の幻影が何回も移動した後に重なると頭にカードの装甲が突き刺さる事でシアン色の仮面ライダーディエンドになる。

 

御成「おお!!」

 

蛍「あれが話に聞いていたルージ君の仮面ライダーとしての姿!」

 

シズク「んで、あれが海東の…」

 

アリス「うわぁ~カッコいいねぐーちゃん!」

 

ぐーちゃん「ぐー!」

 

ブレイドとディエンドを見て誰もが驚く中でディエンドは牽制の射撃をする。

 

ディエンド「さて、ここは京都、和の仮面ライダーで行こうじゃないか」

 

そう言ってディエンドは3枚のカードを取り出してセットする。

 

【KAMENRIDE!HIBIKI!IBUKI!TODOROKI!】

 

音声の後にトリガーを引くと幻影が射出された後にそれは3人の仮面ライダー、響鬼、威吹鬼、轟鬼へと変わる。

 

美神「鬼の仮面ライダー?」

 

おキヌ【あんな仮面ライダーさんもいるんですか!?】

 

ディエンド「行って来たまえ」

 

驚く美神達を後目にディエンドの言葉と共に呼び出された響鬼達は眼魔コマンド達へと向かっていき、己の持つ武器で倒して行く。

 

ブレイド「はっ!でやっ!!」

 

ディケイド「ふっ!はっ!」

 

別の方ではブレイドがブレイラウザーを眼魔コマンドを斬って行き、斬撃をかわした眼魔コマンドをディケイドがライドブッカーGMで撃ち抜いて行く。

 

ゴーストTS「はっ!」

 

ネクロム「ふっ!」

 

一方で左側の眼魔スペリオルにゴーストTSはサングラスラッシャーを使い戦い、ネクロムも格闘戦で戦う。

 

こちらは苦戦はしてないがウィスプは苦戦していた。

 

ウィスプ「どわ!!」

 

蛍「横島!」

 

2体の眼魔スペリオルの猛攻を受けて吹き飛ぶウィスプに蛍は叫ぶ。

 

眼魔スペリオルはゴーストと元の世界にいるスペクターに対して同時に相手にしても圧倒する程の戦闘力を持っている。

 

二度目にゴースト達が戦った際は相手が慢心していた事もあって有利に運べたが、次の戦いでは圧倒されてゴーストが闘魂ブースト魂になって初めて倒す事が出来たぐらいだ。

 

1人でしかも他のメンバーよりライダーの戦いが浅いウィスプにはきつい相手になりうる。

 

ディケイド「!ルージ、ちょいとくすぐったいぞ!」

 

【FINAL FOAMRIDE!】

 

ブレイド「え!?もしかしてあれですか!?」

 

それを見てディケイドはすぐさまあるカードを取り出してセットしつつそう言いながらブレイドの後ろに移動してブレイドは次の行動がなんなのか予想がついて驚く。

 

【B・B・B・BLADE!!】

 

ディケイド「よいしょ!」

 

ブレイド「うわ!?」

 

掛け声とともにディケイドは両手を突き出すとブレイドは宙に浮かび上がると共にその体を超絶変形させてブレイドブレードへと変わる。

 

おキヌ【えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?】

 

御成「ルージ殿が巨大な剣になりましたぞぉぉぉぉぉぉ!?」

 

美神「あんな事出来るの!?」

 

カオス「ふむ、人体を無視させる程のか、興味深いのう」

 

テレサ「いや、あれはマネしちゃダメでしょ;」

 

それに美神達が驚く中でディケイドはブレイドブレードを何回か振り回した後にブレイドのライダーマークが描かれたカードを装填する。

 

【FINAL ATTACKRIDE!B・B・B・BLADE!!】

 

ディケイド「おりゃあぁぁぁぁぁぁ!」

 

気合の咆哮と共に電撃を纏ったブレイドブレードによる必殺技、ディケイドエッジで両断して行く。

 

あらかた減った後にブレイドブレードを放すと元のブレイドに戻る。

 

ディケイド「ルージ、俺はウィスプを援護しに行くから雑魚退治頼む!」

 

ブレイド「分かりました!」

 

そう言ってウィスプへ駆け出すディケイドを背にブレイドは眼魔コマンドを切り裂く。

 

ディケイド「大丈夫か!」

 

ウィスプ「お、おう」

 

眼魔スペリオルを蹴り飛ばして距離を取らせた後に安否を聞くディケイドにウィスプは頷く。

 

そして並ぶとディケイドの左腰にあったライドブッカーからカードが1枚飛び出して自分を使えと光る。

 

ディケイド「せっかくだ。やってみるか!」

 

そう言ってカードを装填する。

 

【KAMENRIDE!FOURZE!!】

 

音声と共に上下に現れた円から噴き出した煙にディケイドが包まれ、それが収まるとディケイドはディケイドフォーゼになっていた。

 

美神「姿が変わった!?海東のは召喚で門矢君のは別のライダーに変身するって事?」

 

蛍「と言うかあれ、頭の形なんですか?大根?」

 

おキヌ「おむすびでしょうか?」

 

シルフィー「屋根?」

 

カオス「いやあれはロケットではないか?」

 

愛子「確かに見た目も宇宙服っぽい?」

 

Dフォーゼに驚く美神の後にそう言う蛍やおキヌ達にカオスがそう言い愛子も体の所を見てそう言う。

 

Dフォーゼ「宇宙ぅぅぅぅぅぅぅキターーーーーーーーー!!!!!」

 

ウィスプ「うお!?いきなり叫んでどうした!?」

 

シズク「と言うか宇宙じゃない」

 

その間にしゃがみこんだ後にバッと伸びて腕を上に突き出して叫ぶDフォーゼにウィスプは驚き、シズクは冷静にツッコミを入れる。

 

あ、ロケットなのか仮面の形…と美神達は思った。

 

Dフォーゼ「いやなんかこれに変身すると自然に…とにかく行くぞ!」

 

【ATTACKRIDE!LOCKET!】

 

そう言いながらカードを装填すると右腕にオレンジ色のロケットが装着されると火を噴出させてDフォーゼは勢い良く眼魔スペリオルへ突進する。

 

Dフォーゼ「ライダーロケットパンチ!!」

 

勢い良く振るわれたロケットパンチに眼魔スペリオルは吹き飛んで転がる中でもう1体の眼魔スペリオルが攻撃しようと向かって来る。

 

【ATTACKRIDE!WATER!!】

 

だが、それよりも前に装填されたカードで左脚に現れた蛇口から噴き出した水流に押されて地面に倒れる。

 

そのままDフォーゼは圧倒していく。

 

蛍「な、なんか凄いシュールですね」

 

美神「だけど戦い方は熟しているわね…普通の時もそうだけど私でもギリギリに近いわね…」

 

ウィスプ「っ…」

 

眼魔スペリオル2体や襲い掛かる眼魔コマンドをを両手両足に様々なのを出現させて戦うDフォーゼのに蛍がそう述べる隣で美神が真剣な顔で言った事にウィスプは仮面の中で顔を顰める。

 

ウィスプ「強いなディケイドは」

 

ディケイド「あ?」

 

距離を取ってから元に戻るディケイドに思わずそう言うウィスプにディケイドは顔を向ける。

 

ウィスプ「だってよ同じなのに俺より霊力の扱い長けてて、しかも知識もある。さらには一人前のGSだから俺は…「あほか」あいた!?」

 

そう言うウィスプにディケイドは強めにデコピンすると顔を抑えるウィスプにディケイドは体も含めて向き直る。

 

(BGM:パラレルワールド)

 

ディケイド「言っておくぞ。お前の時期に当て嵌めると俺はそん時より前はすっごい足手纏いだったんだぜ。陰陽術も出来ないし怖がって逃げまくったり、しかも美神さんの所でアルバイトをしたのは美神さんの美貌につられてだ。さらに言うなら本格的に修業したり独立してGSになったのもルージを助手にしたのもディケイドになったのは凄く先だ」

 

ウィスプ「ええ!?」

 

美神&シルフィー&ピート「うそ!?」

 

告白された事に驚くウィスプと美神達だったがその時のを聞いていた蛍とおキヌ、カオスにマリアと愛子などの逆行組は内心うんうんと頷いており、ゴーストTSと御成もそう言えばと思い出す。

 

門矢こそ横島は初期の頃から霊力のれの字も知らない煩悩のたっぷりな少年で美神の美貌などで突っ込んだ後に基準違反な程の安月給でアルバイトになりGSの世界へと入った。

 

その後も結構囮にされたり、災難にあったりなど色々とあったが様々な出会いを果たして今へと繋がる。

 

ディケイド「住んでたとこだってそうだ。ほとんどボロアパートで飯はコンビニの弁当やカップヌードルとかで豪勢じゃなかったんだぜ。それに比べたらお前は恵まれてるんだ。断言してやる。その時の俺だったら確実にお前に負ける」

 

ウィスプ「マジか…んじゃあどうやって今に繋がったんだ?」

 

断言された事に驚くウィスプは思わず聞く。

 

ディケイド「色んな人と出会って、大切な人や目標が出来てだな…それが俺の心に火を付けさせて…変わらせてくれた」

 

懐かしむ様に言うディケイドのにウィスプが言葉が出なかったがおキヌ達はディケイドの言葉に含まれてるのに顔を悲しませる。

 

ディケイド「だからこそお前は今皆を守れる姿に変身出来てるんだ。しっかり修業して、守ってやれ!大切な人達を!」

 

ウィスプ「ディケイド…」

 

???【その男の言う通りだな】

 

肩を掴んでそう言うディケイドにウィスプは押される中で隣からの声に顔を向けると眼魂が浮かんでいた。

 

その直後に眼魂が輝くとウィスプは眼魂へと吸い込まれる。

 

 

 

 

ウィスプ「こ、ここは…?」

 

五条大橋とは違う太鼓橋の上に立っている事に戸惑うウィスプの前に白色のパーカーを纏った黒一色の人間が現れ、ウィスプは眼魔!?と慌てて構える。

 

牛若丸【ま、待ってください主殿!】

 

ウィスプ「牛若丸?」

 

それに牛若丸眼魂が飛び出して制止した後に眼魂が輝いて光ると牛若丸は本来の姿で立っていた。

 

牛若丸に眼魔?は膝を付いて首を垂れる。

 

眼魔?「姿と世界ちがえど…お久しぶりです。よし…いえ、牛若丸様」

 

牛若丸「やはりあなたは弁慶なのですね」

 

ウィスプ「マジか!?」

 

懐かしむ様に言う眼魔?いや弁慶に牛若丸はそう言うとウィスプは驚く。

 

弁慶「こうやって性別も世界も違うとはいえ、あなた様にもう1度会えた事、この弁慶、うれしゅうございます」

 

牛若丸「私は、どう言葉にすればいいか分からないけど…ありがとう」

 

そう言う弁慶に牛若丸は複雑な顔でそう返す。

 

弁慶「勿体なきお言葉…そこのお主、名前は?」

 

ウィスプ「横島、横島忠夫だ」

 

牛若丸からウィスプへと向いて聞く弁慶にウィスプは名乗る。

 

弁慶「忠夫よ。お前には貫きたい信念はあるか?」

 

ウィスプ「貫きたい信念……ある」

 

問いにウィスプは右手を自分の胸に当てて静かに頷く。

 

蛍との出会いからのGSになる為の修業。

 

タマモとの出会いに美神達との出会い。

 

苦しい時もあったが楽しい時もあった。

 

ウィスプ「俺は…今まで俺を支えてくれて歩んできた皆を守りたい」

 

弁慶「それがお前の信念にして決意か……何と言われようと、己の信じる道を進め。それは尊い決意だ」

 

そう言うウィスプに弁慶はそう言ってからただし…と続ける。

 

弁慶「自分の視野を広げ、周りの意見にも耳を傾けろ。それもまた道を切り開く大切な事だ」

 

ウィスプ「……ああ、ありがとう」

 

忠告にウィスプは受け止めて礼を言う。

 

弁慶「さて、では外へと送る。そして俺を使え」

 

その言葉と共にウィスプの目の前は真っ白になる。

 

 

 

 

ディケイド「うお!?」

 

一方、ウィスプがベンケイ眼魂に吸い込まれた直後、ディケイドのライドブッカーから数枚のカードが飛び出して驚くディケイドの手に収まる。

 

何も描かれてなかったカードが光りを発すると絵柄が浮かび上がる。

 

それは3人の仮面ライダーで、ディケイドが見た事もない仮面ライダーであった。

 

だが、カードに浮かび上がりし彼らもまた、フォーゼの後に生まれ、ゴーストより前に戦った仮面ライダー…

 

己に迫りし絶望を希望へと変えて人々を絶望より守りし指輪の魔法使い、仮面ライダーウィザード。

 

様々な出来事で振り回されたが自分の本当の強さと優しさを貫き変身した武者、仮面ライダー鎧武。

 

一度心のエンジンが止まったが人々を守るために再びイグニッションキーを差し込んだ刑事、仮面ライダードライブ。

 

ディケイド「これは…」

 

それにディケイドは驚く間にベンケイ眼魂が光り、そこから出て来た光りからウィスプが現れる。

 

蛍「横島!大丈夫!?」

 

ウィスプ「ああ!大丈夫だ!タケル!借りるぜ!」

 

安否を聞く蛍にウィスプはそう返した後にベンケイ眼魂を掴み、ゴーストドライバーにセットする。

 

【アーイ!シッカリミロー!シッカリミロー!】

 

音声の後にベンケイゴーストが現れて眼魔スペリオル達を攻撃した後にウィスプはレバーを引く。

 

【カイガン!ベンケイ!!アニキ!ムキムキ!仁王立ち!!】

 

音声の後にトライジェントとなったウィスプにベンケイゴーストが装着するとウィスプはベンケイ魂となり、出現したガンガンブレードの先端にカオスのマントから飛び出したムササビが合体する。

 

ウィスプBS「なんだこれ?」

 

カオス「そいつはクモランタンを元にしたムササビランタンじゃ!!ハンマーで殴り飛ばせ!!」

 

合体したムササビを見て呟くウィスプBSにカオスがそう言う。

 

ゴーストTS「良し俺も!ガリレオ!力を貸してくれ!」

 

ネクロム「ならばこちらも」

 

それにゴーストTSとネクロムは冥華から渡されたガリレオ眼魂とカメハメハ眼魂を取り出してセットする。

 

【アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!】

 

【イエッサー!ローディング!】

 

その後にパーカーゴーストが現れた後にそれぞれレバーとスイッチを押す。

 

【カイガン!ガリレオ!天体知りたい!星いっぱい!!】

 

【テンガン!カメハメハ!メガウルオウド!サウスアイランドキング!!】

 

音声と共にそれぞれ、仮面ライダーゴースト闘魂ガリレオ魂、仮面ライダーネクロムカメハメハ魂になる。

 

ゴーストTGS「はっ!」

 

【ダイカイガン!ガリレオ!オメガドライブ!!】

 

音声と共に両手にエネルギーを纏わせた後に上へ突き出すとエネルギーは放たれて五条大橋を包む様に周囲を囲むと宇宙空間の様な感じに変わる。

 

おキヌ【ま、周りが宇宙空間の様になっちゃいました!?】

 

美神「ガリレオは物理学者や哲学者以外に天文学者だった。自身が開発した高性能望遠鏡で月のクレーターや木星の衛星をも発見してさらに宇宙に関する事を発見しているからそれでなのかしら?」

 

蛍「だから無重力になってるんですか!?」

 

それに驚くおキヌの後に美神は推察する中で蛍は浮かびあがろうとする自分のスカートを抑えて叫ぶ。

 

その間にゴーストTGSはガンガンセイバーガンモードで攻撃し、ネクロムKSは手からエネルギー弾を放って眼魔スペリオルを攻撃する。

 

【ダイカイガン!ガンガンミナー!ガンガンミナー!】

 

【ダイテンガン!カメハメハ!オメガウルオウド!!】

 

音声の後にゴーストTGSはエネルギーを収束したガンガンセイバーGMの銃口を向けて、ネクロムKSは両手を後ろに引くと手の間にエネルギーを収束させていく。

 

ゴーストTGS&ネクロムKS「はっ!」

 

【オメガシュート!!】

 

同時に放たれたゴーストTGSの木星の四大衛星を模したエネルギー弾とネクロムKSの気功波が眼魔スペリオルに向かっていき、眼魔スペリオルはマトモに受けた後に爆発四散する。

 

一方のブレイドとディエンドも背中合わせになって眼魔コマンドへと必殺技を放つ体制に入る。

 

ディエンドは自分のエンブレムが描かれたカードをディエンドライバーに装填、ブレイドはブレイラウザーの持ち手部分の所にあるカードケースを展開し、そこから2枚のカードを取り出してブレイラウザーの持ち手の近くにあるスリットにその2枚のカードをラウズする。

 

【SLASH!】

 

【FINAL ATTACKRIDE!】

 

【THUNDER!】

 

【DE・DE・DE・DE・END!】

 

【LIGHTNING SLASH!】

 

音声の後にディエンドの前に何層ものカードの渦が、展開され、召喚されていた響鬼、威吹鬼、轟鬼はそのカードの渦に吸い込まれ、ブレイドは後ろにラウズした2枚のカードの幻影が現れた後にブレイラウザーに吸収されて稲妻が迸る。

 

ディエンド「はっ!」

 

ブレイド「ライトニングスラッシュ!!」

 

ディエンドライバーから放たれた強烈な光弾が眼魔コマンドを包み込み、ブレイドも飛び出して向かって来る眼魔コマンドを両断して行く。

 

爆発を背にするブレイドをチビは目を輝かせてみていた。

 

ディケイド「せっかくだ!使ってみるか!」

 

【KAMENRIDE!GAIM!!】

 

その間にディケイドは新たに出たライダーカードで和風な鎧武のカードをセットするとほら貝の音と共に上から巨大なオレンジがディケイドに覆いかぶさる。

 

その後に巨大なオレンジが展開すると鎧となってディケイドは姿が変わったディケイド鎧武になる。

 

シルフィー「何、さっきの…?」

 

おキヌ【大きい蜜柑…ですか?】

 

美神「蜜柑ね」

 

D鎧武「いやびびっと来た情報だとこれの名称オレンジアームズッス!」

 

【ATTACKRIDE!DAIDAIMARU!MUSOUSABER!!】

 

外野のに答えた後にカードをセットして音声の後に現れた無双セイバーと大橙丸を握ってD鎧武はウィスプBSと駆け出す。

 

ウィスプBS「おりゃあ!」

 

D鎧武「はっ!」

 

ガンガンブレードHMの打撃と無双セイバー&大橙丸の二刀流による攻撃に与えて行く。

 

D鎧武「これで決めるぜ!」

 

【FINALATTACKRIDE!】

 

ウィスプBS「おう!」

 

【ダイカイガン!ガンガンミテロー!ガンガンミテロー!】

 

【Ga・GA・GA・GAIM!!】

 

音声の後にまずD鎧武が無双セイバーと大橙丸を合体させて無双セイバー長刀モードにした後に勢いよく振るい、その勢いで飛んだエネルギー波が変化して残りの眼魔スペリオル2体を拘束するオレンジの檻へとなる。

 

その間にウィスプBSはガンガンブレードHMを地面に叩き付けて紋章を発生させる。

 

ウィスプBS「いっけぇぇぇぇぇぇ!!」

 

D鎧武「せいはー!!!!」

 

【オメガボンバー!!】

 

勢い良く振るわれた無双セイバーNMからの斬撃と出現した紋章から発射された弁慶の七つ道具を模したエネルギー弾が眼魔スペリオル達に炸裂して爆発四散する。

 

それと共に発生していた空間は消えて元の五条大橋に戻る。

 

【オヤスミー】

 

ルージ「やりましたね横島さん!」

 

忠夫「おー…あいたた…」

 

門矢「ホント、難儀だな」

 

変身を解いて駆け寄ったルージに忠夫は返事をしてから体を抑えて、門矢はそう呟く。

 

カオス「とにかくベンケイ眼魂回収完了じゃな」

 

タケル「そうですね」

 

忠夫「ほい。ベンケイ眼魂」

 

そう締め括るカオスにタケルも頷いた後に忠夫からベンケイ眼魂を確かに受け取る。

 

美神「まぁ、これで依頼は解決。私も久々にお金が来たわ」

 

御成「そこなのですな;」

 

蛍「まぁ、美神さんだし」

 

んーーーーと背伸びして言う美神に御成は冷や汗を掻き、蛍は苦笑する。

 

美神「まぁ、とにかく京都を堪能しましょうか」

 

愛子「良いですね!一足早めの青春よ!」

 

忠夫「おいおい」

 

海東「まぁ、僕も京都を満喫するからすぐに戻りたいなら探してくれたまえ」

 

門矢「ちゃんと出て来いよな」

 

そう言う美神に愛子は賛同して忠夫は呆れる中でそう言う海東に門矢は注意する。

 

アリス「ようし!お兄ちゃん早速行こう♪」

 

ぐーちゃん「ぐー♪」

 

チビ「みーみーみみみ♪」

 

タマモ「コン!」

 

モグラ「うきゅう!」

 

タマモキャット「ワンワン!!」

 

忠夫「はいはい、そんなに急かさんでも逃げないぞ」

 

その後にアリスにせがまれて歩き出す忠夫に慌てて追いかける蛍達にカオスとピートはやれやれと肩を竦めるのであった。

 

 


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