GS芦蛍!絶対幸福大作戦!!!   作:混沌の魔法使い

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どうも混沌の魔法使いです。今回の話からは韋駄天編の話に入っていきます。正しほぼオリジナルの話になります、ブラドー編でも出てきた魔神の一派が関わるので全く違う展開になります。面白と思っていただけるように頑張りますので、どうかよろしくお願いします


リポート19 開眼!疾走する魂!
その1


 

 

 

リポート19 開眼!疾走する魂! その1

 

魔界の中でも更にその奥……魔神と呼ばれる存在でも限られた僅かな存在しか足を踏み入れることが出来ない魔界の最深部

 

「さて、上手く行ってくれたのなら良いのだが」

 

机の上に置かれた紅い石を見てそう呟く。これはブラドーにも埋め込み、そしてバイパーにも与えた物を更に調整し、純度を高めた物。私の予想では限りなく求めるレベルに近づいた物だと言える。それを韋駄天に埋め込み、神界へと放ったが、我の計画通りに動いてくれるか?それが僅かばかりの不安要素だった……

 

「良くその形に圧縮できる物だな」

 

のそりと我の研究室に入ってきたアスラは大分落ち着いたようで知性の色が見える。さっきまでの怒り狂った表情を知っている事もあるので冗談交じりに

 

「よほど韋駄天に馬鹿にされたのが据えかねたか?」

 

さっきまで暴れていたアスラにそう尋ねるとアスラは眉を顰め

 

「まぁな……それと久しぶりの外と言うのも関係しているのかもしれん」

 

アスラは魔神の中でも稀少な能力を持つ魔神だ。その稀少能力ゆえにデタント成立の際に幽閉された、しかし我の目的のためにはアスラの力が必要でありセーレの力を借りて救い出したのだ

 

「まぁ良いではないか、既にあの韋駄天は私達の操り人形。碌に喋ることも出来んさ、それもこれもお前のおかげだアスラ。この狂神石を作り上げることが出来たのはお前のおかげだよ」

 

アスラの能力は神族・魔族を狂わせる事が出来る特殊な神通力だ。その神通力を物質上に形成したのが、この狂神石。魔族に力を与え、神族を狂わせる。無論まだ改良の余地はあるが、今の段階では充分すぎる

 

「そうか、それならば良いが……1つ聞かせてくれガープ」

 

「ん?なんだ?今は気分が良いなんでも答えよう」

 

漸く完成の目処が立ったのだ、まだ研究は続けるがそれでも気分が良いのは事実。だからなんでも訪ねるが良いと言うとアスラは

 

「お前達の目的はなんだ?何の為に禁書をあの韋駄天に盗ませた?態々そんな事をしなくても盗み出すことも出来ただろうに」

 

ふむ、流石に気になるか……まぁ無理もない、アスラ自身もセーレの能力で幽閉から解放されたのだから、こんな回りくどい事をした理由が気になるのは仕方の無い話だ

 

「……ふふふ、ああ。それか、なに簡単な話だ」

 

韋駄天を操ったのは、神族の中に反乱分子が存在する可能性を示すため、そして韋駄天を選んだのはその能力を利用するため。そして盗ませたのはもっとも厳重に封印された書物だ

 

「神族・魔族の最高指導者達が封印した存在の事は知っているな?」

 

「ああ。魔人だろう?っまさか!?」

 

魔人。それは数千年前に現れた極少数の存在。神族・魔族の両方を相手取り騒乱を起こした者達。だがそれも最高指導者たちが動いたことで封印され、今では人界・魔界・神界の3界の狭間に封印されている

 

「そうその魔人を解放するのが1つ目の目的。無論御せる相手では無いのは重々承知しているが、勝手に暴れてくれればその分動きやすくなる」

 

過激派の弾圧が続いている以上隠れ蓑は必要だ。その面では魔人の存在はこれ以上ないほどに相応しい、神も悪魔も関係なく殺すやつらの存在は非常に役立つ。まだやらなければならないことがあるのだから、我達の動きを掴ませない為にも、好き勝手に暴れてもらわなくては困る

 

「さて、では始まるぞアスラ、最高のショーが……お前も楽しめ。全ての終焉の幕開けだ!」

 

指を鳴らし空中に画像を映し出す、そこには狂神石によって魔族に落ちた韋駄天が神界へと突っ込んでいく姿が映されていた……さぁ始まりだ。韋駄天よ全てを荒らすが良い、その力を使ってな……無数の天使達を薙ぎ払い、奥へと駆けていく韋駄天の姿を見て、我は深く笑みを浮かべるのだった……

 

 

 

 

 

荒れ果てた神界の書庫を映した写真を見て深く溜息を吐く、この惨劇を起こしたのが九兵衛と聞いて某(それがし)は正規の討伐部隊が組まれる前にこうして人間界に降りてきた

 

(何か事情があるはずだ)

 

九兵衛は何かを運ぶ依頼を受けた、しかしそこは神族・魔族の失踪事件が多発している場所。そこで何かあったに違いない……

 

(某も付き添えば……)

 

あの時某もまた依頼を受けていた、竜神王様より人界の竜族に対する会議の為の親書を届けよと指名があった。九兵衛に少し待つようにと言ったのに、あいつは大丈夫だと言って1人で出かけ何かに巻き込まれたのだ……

 

(殺させるわけにはいかん)

 

デタントに向けて動いている今。こんな罪を犯した九兵衛が無罪放免で済むとは思えない、ならば正規軍が召集される前に九兵衛を捕え、正気に戻す。それだけを考えてここまで来た

 

「どこだ、どこにいる九兵衛」

 

禁書を強奪した九兵衛は人界へ逃亡した聞く。誰かに操られているのなら既に禁書は九兵衛が所有してはいないだろう……

この街のどこかに九兵衛は居る!そう確信し高い塔の上に立ち九兵衛の気配を探していると

 

「見つけた……!」

 

九兵衛の神力の若干の魔力が混じって淀んでいるが、間違えるはずが無い。この気配は九兵衛の物だ

 

「今行くぞ!九兵衛」

 

塔の上から飛び降り、地面に着地すると同時に地面を蹴り最高加速に入り九兵衛の元へと走るのだった……なんとしても某がお前を元に戻すぞ!九兵衛!友として宿敵としてお互いに切磋琢磨しここまで来た。それはこんな所で終わって良いものでは無い!なんとしても某が元に戻すと決意を新たに九兵衛の姿を探して走り出すのだった……

 

凄まじい速度で走り去っていく八兵衛を見つめる若い青年……に化けたビュレトは欠伸をしながら

 

「やれやれ……アシュの野郎も人使いが荒い。韋駄天を探せとはな……まぁ見つけたから良いが……」

 

俺に人界での活動を黙認する代わりに手伝えと言うアシュタロスの要求は、韋駄天を見つけると言うことだった

 

「もしもし?俺だ。ビュレトだ。韋駄天を補足した、これから俺はどうすれば良い?」

 

『早いな、流石ビュレト。そのまま韋駄天を追走してくれ、何か起きる筈だ。そこに私の娘も居るはずだ、娘の話を聞いて行動してくれ頼んだぞ』

 

娘?ああ、あの写真で見た黒髪の女か……判ったと返事を返し

 

「不自由だと思うが頼むぞ?」

 

バイクの姿に姿を変えている愛馬の背を撫で、俺はバイクに跨り韋駄天の後を追って走り出したのだった……

 

 

 

 

 

赤黒い光を放って走る何かを見つける。おキヌさんの話ならあれは韋駄天のはずだ……だけど前回とは決定的に違う者がある、それは……過激派魔族による神魔族の誘拐事件。お父さんに聞いただけだが、あの韋駄天もまたその被害者……

 

「美神さん。首都高荒しを補足、高速道路を疾走中です」

 

バイクのヘルメットを小脇に抱えながら、双眼鏡で韋駄天の進行方向を確認して舌打ちする

 

『どうかした?』

 

「最悪です。通行禁止を無視したと思うんですが、首都高荒しの進行方向にポルシェに乗った一般人を見つけました」

 

今回の依頼は首都高荒しの逮捕。ポルシェ5台とフェラーリ8台。それとパトカー3台を大破させた、だが殺しはしていない、それはまだあの韋駄天の意識が少しでも残っている可能性があるからだ

 

『自業自得で諦めてもらうわ。じゃ、蛍ちゃん打ち合わせ通りにお願い』

 

「了解です、では先行します」

 

トランシーバーの電源を切り、ヘルメットを被り深く溜息を吐く。おキヌさんの話ではここで横島が死に掛けて韋駄天と融合する事で霊力の覚醒が始まると聞いている。本当なら横島に危険な目に会わせたくない、だけど前よりも激しい戦いになる可能性がある以上そうも言ってられない……

 

(ごめんね、横島)

 

横島が危険な目に合うと知っているのに、助けることが出来ない私を許して……私は心の中で横島に謝り。韋駄天を捕縛結界に追い込むためにバイクを走らせるのだった……

 

作戦では美神さんが後ろから追いかけて、私が高速道路の入り口付近から走り出して韋駄天を工事中の道路へと追い込み、そこに仕込んだ精霊石を利用した結界とシズクの水の檻で捕縛する……計画自体は完璧だが失敗することが判り切っている分若干複雑な気持ちになる

 

(そもそもパイパーにしてもそう、判らないことが多すぎる)

 

まだ近づいてくる気配が無いので、パイパーの事。韋駄天の事を考える。お父さんの話では別のソロモンの魔神が動いている可能性があると、しかも1人ではなくもっと複数の魔神が動いていると聞く。だからこそ横島の霊力の強化が必要だと説明された……でもそれでも……私は横島には文殊なんて覚醒して欲しくないと思っている

 

(あんな思いを横島にはさせたくない)

 

ルシオラとしての私は横島を救う為に命を捨てた。そして横島は世界を救ったが、その対価に心に深い傷を残した……お父さんが神魔大戦を起こさないのならば、横島がそんな傷を負う事は無いと思っていた。だけど……前よりも激しい神魔大戦が起きるかもしれないと聞いた時私は決めた……

 

(今度は私も横島も絶対生き残る。皆で笑って終われる世界を目指す)

 

決意を新たにしていると遠くに赤黒い光が走るのが見える。どうやら来たようだ、私はバイクのエンジンを掛けると同時にいきなりフルスロットルに入れて韋駄天を追いかけて走り出すのだった……

 

 

 

 

早いわね……コブラのハンドルに汗が滲むのが判る。赤黒い光を放つ高密度の霊体を追い続ける

 

「み、美神さん!滑ってます!タイヤ!滑ってます!!!」

 

助手席で涙目で叫ぶ横島君。今回は蛍ちゃんが側面から襲撃する手筈になっている。では何故横島君を助手席に乗せているかと言うと、賭けに近いが横島君の陰陽術に期待をしていたからだ。首都高荒しが破壊した車に僅かに残っていた神通力から、神族の可能性があった。そうなると普通の結界では捕縛できないかもしれないからだ

 

「大丈夫だから掴まってなさい!後喋らないこと!舌を噛むわよ!」

 

「うっ!うっす!」

 

シートベルトを掴んで返事を返す横島君に正直感心する。今のコブラのスピードメーターは270キロを指している

 

(普通なら気絶してもおかしく無いのにね)

 

私は慣れているけど、普通の高校生ならこのGに耐えかねて気絶している筈なのに、泣きながらもしっかりと意識を保っている横島君。これも成長の証なのかも知れないと思っていると蛍ちゃんとの合流ポイントが見えてくる。

 

「このおッ!!」

 

バイクの前輪を跳ね上げて蛍ちゃんが高速道路の入り口から飛び出してくる

 

『!!!』

 

「蛍ちゃん!ナイスッ!!!」

 

一直線に加速していた霊体が蛇行して減速する。赤黒い加速の光が消えてその霊体が姿を見せる。加速して霊体と並んで私は舌打ちした

 

(鬼……このスピードで走ることが出来る鬼となると……数はかなり限られるわね)

 

4つの眼と鋭い2本の角があるから鬼である事は間違いないと思うけど……まずはあの霊体を捕まえてから考えましょう

 

『ヒャ!ヒャハハハはハハハハハハーッ!!!』

 

突然狂ったように笑い出す鬼、その手をこちらに向けたのを見て

 

「やばッ!」

 

直感的にハンドルを左に切る。その瞬間高速道路の一部が弾け飛ぶのが見える、霊力を圧縮して打ち出してきたのね

 

「きゃあっ!くうっ!!!」

 

鬼は蛍ちゃんにも霊破弾を打ち出して距離を取ろうとする。これは不味いわね、私は運転に集中しているから攻撃できないし、バイクに乗っている蛍ちゃんも当然攻撃できない

 

「おキヌちゃん!横島君!」

 

助手席の横島君とコブラの上で浮いているおキヌちゃんに期待するしかない、咄嗟にそう怒鳴ると

 

【はい!このおっ!】

 

「どうとでもなれ!いけえッ!」

 

おキヌちゃんは近くの小石を浮かべて鬼へと放ち、横島君が懐から破魔札を投げる。横島君が投じた札は空中で炎の矢となり鬼の足に突き刺さる。だんだん陰陽術の扱いに慣れてきたのか、それとも偶然なのか?それは判断に悩む所だが

 

『!?ぎいいッ!?』

 

足に炎の矢が刺さったので苦しそうな声を上げて鬼のスピードが下がる。それでもまだ充分な速さを保っているが、さっきまでの追うので精一杯と言うスピードでは無い……それを見て私は今が好機だと判断した、それも蛍ちゃんも同じだったようで

 

「呪縛ロープで捕えます!」

 

バイクのハンドルの部分を操作して、バイクの後方から呪縛ロープが放たれた瞬間

 

「「え?」」

 

私と蛍ちゃんの間抜けな声が重なった。鬼はその場で立ち止まる。私のコブラと蛍ちゃんのバイクが鬼の横を通り過ぎた瞬間

 

『キヒッ!!!』

 

コンクリートを破壊し、再び爆発的な加速に入る。集中力が完全に途切れてしまった私も蛍ちゃんもその突撃に反応出来ず

 

「う、うわああああ!?」

 

【よ、横島さーん!?】

 

『キキ!ヒャーハハハッ!!!』

 

横島君とおキヌちゃんの悲鳴、そして勝ち誇った笑い声を上げて天へと消えていく鬼……私は即座にコブラを停めて横島君の元へと走るのだった……

 

 

 

 

 

やっとおいついたか……やれやれ、俺は目の前の光景を見て思わず溜息を吐いた

 

「……」

 

頭から血を流し全く動く気配の無い少年とその少年の前に座り込んで放心状態の黒髪の女とその上で泣いている幽霊。そしてその少年を車に乗せようとしている女……

 

(さすがの韋駄天も即座に回復は無理だったか……)

 

今あの少年。アシュタロスとネビロスの爺さんの話では横島とか言うらしいが……横島の身体の中には明らかに異質な霊力が見える。恐らく地面に叩きつけられる寸前に韋駄天がなんとかしたんだと思うが、完全に死んでいる。恐らく一体化して蘇生を試みているのだろう……俺は胸糞悪くなる光景に眉を顰めながら

 

「おい!女!」

 

横島を車に乗せようとしていた女に声をかける。このまま連れて行かれたんじゃ困る。アシュタロスにつれて来いって言われてるしな……

 

「何よ!今うちの助手が死に掛けてるのよ!ほっといてよ!」

 

ヒステリックに叫ぶ女に更に頭痛を感じる。どうも俺はこういう人の生き死にの光景を見るのは好きではない、俺自身が恋愛を司る面もあり、こういう死に別れとなるかもしれない光景を見るのは嫌いなのだ

 

「そう心配するな、まだそこの小僧は生きているし、何よりも……俺は芦優太郎の使いだ。もしも万が一の事態になったらつれて来いと言われている。だからその小僧を預かろうか」

 

警戒の色を目に浮かべる女。まぁ確かにポッと出に弟子を渡すという選択をする人間はいないだろう。さてどうしたものか……

 

(お父さんの使い?誰ですか?)

 

頭に語りかけてくる声。アシュタロスの娘か……俺はへたり込んでいる黒髪の女に目を向けて

 

(魔神ビュレト。アシュタロスには世話になる予定だ、それよりもだ。説得してくれ、あの状態人間の病院では治癒は不可能だ)

 

ただの肉体的なダメージなら良いが、あの韋駄天は掴んだ瞬間にあの小僧の中に無理やり神通力を通した、恐らくだがチャクラにダメージを受けている……身体の傷は治せても、霊的な治療が出来る場所でなければ意味が無い

 

(人間としての名前は?美神さんは私が説得します)

 

人間としての名前……あー……うん。これだな、悪いな名前を借りるぞ

 

(カズマだ)

 

ずっと昔に俺を呼んだ人間の名前を借りることにした、俺が短く名乗ると

 

「美神さん。カズマさんはこんな格好をしてますが、霊的治療に長けた人です、任せても良いかもしれません」

 

こんな格好ってなんだ。おい……これそんなにおかしいのか?手袋に毛皮つきのジャンバー……おかしくは……無いと思うんだが……

 

「……判ったわ。蛍ちゃんがそこまで言うなら、うちの助手をお願いします」

 

気絶している横島を受け取りバイクに変化した愛馬のほうに歩きながら

 

「任せとけ、何の心配も無いからな、お前も家に帰って休め……あの鬼……多分だが韋駄天だ……調べておけよ」

 

俺はそう言い残し、サイドカーとやらに横島を乗せ、俺はアシュタロスのビルへと向かってバイクを再び走らせるのだった……

 

(何故こいつを狙った……)

 

韋駄天が魔族に落ちたのは間違いなくガープが絡んでいる。あいつはこういうことに詳しかったからな、だがあそこまで完全に魔族にする事は不可能だったはずだ。それに態々横島を狙わせた理由も判らない……何か秘密があるのかもしれないな……

 

「ビュレトさん。こっちの方が早いです」

 

いつのまにか併走していたアシュタロスの娘が道を示す。魔界にいた俺が人間の街に詳しいわけもない、ここは任せたほうが良さそうだな

 

「……アシュタロスの娘か……頼む」

 

「蛍です。覚えておいてください」

 

名前を名乗るとバイクを加速させていく蛍、よっぽど横島とやらが大切なんだろうな……となれば

 

「トロトロしている時間はねえな!!」

 

ガープの事を考えるのは後でも出来る。まずはこいつをアシュタロスの所に届けるのが最優先だ。俺はバイクのアクセルをフルスロットルに入れ、蛍の後を追って走り出すのだった……

 

 

リポート19 開眼!疾走する魂! その2へ続く

 

 




次回は八兵衛とアシュタロスの話し合いをして、新ヨコシマンを出そうと思います。ビュレトなども絡んでくるので楽しみにしていてください。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします

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