未来が装者としての処置が施される少し前。
未来が今いるのは、革命団のアジトの一つ。その中で未来に宛がわれた部屋だ。
嗜好品は何もなく、必要最低限の物が揃っているだけだが。
ベッドの上に腰かける未来だが、その表情は暗い。力を得ることを望んだとはいえ、後になってから直人や響への罪悪感が押し寄せてきたのだ。
だが、これは自分で選んだ事。全ては響や直人、他の皆の為に・・・そう自分に言い聞かせ続け、誤魔化し続ける。
すると、ドンッドンッ!と力強く壁を叩く音が聞こえた。
未来が驚いてビクッとなるが、音は止まらない。
ドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッドンッ!
何度も聞こえ、遂に未来の正面の壁が崩れた。そこから出てきたのは、おでこから血を流しているクロードだった。
「クロード君!?」
驚く未来だが、クロードは未来の声や姿に全く気付いておらず・・・。
「キヒ・・・キヒャハハハアハハハハハハハハハハアアァァァァァァァァハハッハハハハ!!」
狂った笑いをしながら、狂いながら今度は床に頭を何度も叩きつける。
精神崩壊の悪影響で、このように狂った笑いをしたり周囲を破壊してしまう事がある。
先程の壁を壊したのも、隣の部屋の壁に向かってファンガイアとしての力で何度も頭を打ち付けたからだ。
「アヒャエヒャエェェェアハハハハハハハ!!」
ガンッガンッガンッ!・・・と何度も打ち付ける。その時・・・。
「クロード君っ!!」
未来が必死の表情でクロードに抱きついて、クロードを止めた。そして頭を優しく撫でた。
「駄目だよクロード君。そんなことをしたら、綺麗な顔が傷ついちゃうよ」
「アハハ・・・・・・ハ?」
「大丈夫・・・大丈夫だよ」
未来は優しい声で、優しく抱きしめて、優しく頭を撫でる。
クロードが大人しくなった所で、未来は持っていたハンカチでクロードのおでこから流れている血を拭き取った。
響とのデート中に出会ったクロードは、未来から見ても可愛らしい普通の男の子だった。
クレープを美味しそうに食べて、未来と響からのスキンシップに恥ずかしがって、手を繋いだ時はどこか嬉しそうだった。
そんなクロードが精神崩壊の影響で、自分を失い自身を傷付ける姿を見ているだけ等、未来には出来なかった。
すると、クロードの目が未来の姿を捉え・・・。
「未来・・・お姉ちゃん・・・」
「え・・・・・・クロード君?今、お姉ちゃんって・・・?」
「未来お姉ちゃん・・・・・・」
姉と呼んだ事に驚く未来。クロードは未来の体に顔を埋める。
先程までの精神崩壊の様子が嘘のように消えて、未来に甘えていた。
「響お姉ちゃんは・・・・・・?」
「ぁ・・・・・・えっとね、響は今日は忙しくて・・・私だけなの」
「響お姉ちゃん・・・・・・いない・・・・・・会いたい」
「・・・・・・」
未来はもう一度クロードを抱きしめた。未来自身も響の事を思いながら、少しずつクロードと話をする。
「・・・・・・妬けちゃうなぁ。でも、あの二人ならもしかしたら・・・・・・」
その様子を隠れて見ていたレティアは、嫉妬と期待を込めて呟いた。
ーーーーーーーーーー
そして時が経ち、今。
海の上空をドラン族のワイバーンが飛んでいて、その背中にレティアと未来が立っていた。
革命団が飼い慣らしているワイバーンを使い、目的地までやって来たのだ。
「さてと、それじゃあ・・・よろしくね小日向ちゃん」
レティアは未来の背中をトン、と押して海に向かって突き落とす。
未来は一切慌てる事も悲鳴を上げる事もなく、無言で淡々と落ちていく。そして、首にぶら下げているシンフォギアのペンダントが現れ・・・・・・聖唱を歌った。
聖唱を歌い、未来の体にシンフォギアが纏われた。
紫と白の二色でヘッドギアは獣の顎のようになっており、上下が閉じてヘッドマウントディスプレイとなり、後頭部に装置が接続されている。
かつてフィーネから米国に持ち込まれ、F.I.Sが管理していた聖遺物であり、シンフォギアに加工された。
銅鏡型の聖遺物の破片で、光の反射や施された術式や呪いを退ける『凶祓い』といった鏡に起因する特性を備える。
その特性を利用して、革命団は
共存反対派の優秀なファンガイアの力でも解くことが出来ない、強固な封印を解くために。
未来は歌いながら、"ビーフェルド-ブラウン効果"による飛行機能行動が可能な"イオノクラフト"で空を飛ぶ。
ミラーデバイスを複数放ち、周りに設置。それに合わせてレティアが、ウェル博士がF.I.Sの技術で作ったシンフォギアの力を増幅させる機械を複数放つ。
アームドギアである扇から発せられる聖遺物由来の力を分解する光起電力効果の光線を、アームドギアである扇から大量に放つ。
《混沌》
放たれた大量の光線は、ミラーデバイスに当たり屈折を繰り返す。屈折を繰り返しどんどん強くなっていく光は、機械によって更に強くなる。
そして大量の光線が巨大な一本のレーザーに収束した所で、一気に海上に向けて放たれた!
放たれた光線は海を裂き、目的の場所に直撃。正規適合者の未来の歌と機械の増幅を合わせた事で、遂に封印が解かれ、だんだん浮上し始める。
それは、海底に封印されていた巨大な遺跡。レティアはそれを見つめ、未来は歌も止めてレティアの隣に着地。レティアはポツリと呟く。
「おはよう、"フロンティア"」
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神獣鏡のシンフォギアを纏った未来の放った光によって、海上に遂に浮上した巨大な遺跡。
神獣鏡のシンフォギアの反応、及び遺跡の上昇は既に二課側も察知していた。
仮設本部の潜水艦で急いで現場に向かい、モニター上に浮かび上がる遺跡の存在が映し出された。
ブリッジにいる直人以外の装者達も注目する。直人は今、一時的に席を外している。誰かから連絡が入った様だ。
モニターにはドラン族のワイバーン、その背中に乗っているレティアとシンフォギアを纏った未来の姿も映った。
未来の姿に衝撃を受ける響、及び装者や弦十郎達やナスターシャにスタッフ達。
「未来・・・・・・何で・・・・・・どうして・・・・・・」
響は呆然と呟くことしか出来なかった。響にとって大切な存在で日常を共にする陽だまり。
その未来が戦う力を纏い戦場にいる事に大きなショックを受けていた。
他の面々も、未来が装者の戦う世界に巻き込まれた事に怒りを感じていた。
弦十郎は一旦心を落ち着かせ、朔也やあおい達オペレーターに遺跡に関する情報収集を指示したその直後、直人が戻ってきた。キバットも一緒だ。
「すみません、遅くなりました・・・・・・未来ちゃん」
直人もモニターで未来の様子を見てから、弦十郎の元に。
「おじさん、お客様です」
「お客様?潜航している潜水艦に入れる者が?」
「いるんですよ。入って良いよ!」
直人が声をかけると、ブリッジに一人と一匹が入ってきた。
一人は女性。黒くて長い髪を持ち、左目に眼帯をしている。そんな痛々しい姿であるにも関わらず、人を惹き付け魅了する程に美しい、絶世の美女である。
一匹はコウモリ。姿はキバットと同じだが、体の色は黒と赤で目も鋭い感じがあり、強い威厳が感じられる。
「真夜!?」
「真夜さん!?」
「弦十郎、翼ちゃん・・・久しぶりね。また会えて嬉しいわ」
優しく微笑む美女・・・真夜。真夜は弦十郎と翼の元に歩み寄る。
「久しぶりだな、真夜。どうやってこの潜水艦の中に」
「魔術でワープしたの。私はもう使えないから、彼の力を借りてね」
「気にするな、俺とお前の仲だ」
キバット三世にそっくりなキバットが、威厳に満ちた声で言う。
「あの女の人・・・凄く綺麗・・・・・・」
「デェス・・・・・・」
「わぁぁ・・・すっごい美人・・・」
「すげぇ・・・女ってあんなに綺麗になれんのかよ?」
「同じ女として、羨ましいわ・・・」
「私達も、あの人みたいになれるかな・・・?」
翼と直人以外の装者達に、朔也やあおい達オペレーターも、真夜の美しさに見惚れていた。男性はもちろん、女性も見惚れる程の美しさだ。
「久しぶりね、翼ちゃん。最後に会ったときよりも大きく、綺麗になったわね」
「ありがとうございます、真夜さんもお代わり無く・・・」
声を掛けてきた真夜に、翼も微笑みながら答える。真夜にまた会えた喜びがある。
「私、こう見えてもお婆さんなのだけれど」
「いえ、そんな・・・真夜さんは昔と変わらず、とてもお綺麗です」
「あら、ありがとう」
穏やかに会話する翼と真夜。一区切りついた所で、直人が紹介をする。
「こちらは、僕と兄さんの母、元チェックメイトフォーのクイーン」
「真夜よ、よろしくね」
「・・・えぇぇぇぇぇぇぇ!?直人さんとお義兄ちゃんのお母さん!?」
「デェェェェス!?」
「こちらはキバットバット二世。キバットのお父さん」
「キバットバット二世だ。息子がいつも世話になっているな」
「は、はい!よろしくお願いします!」
「よろしくお願いします!」
真夜の正体に驚き、厳しい雰囲気のキバット二世に敬語で挨拶をする装者達。
「母さんと二世がここに来たのは、あの遺跡について教えてくれるからなんだ」
「あの浮上している遺跡は、フロンティア。日本では、"鳥之石楠船神"と呼ばれている。古代の技術によって作られた、巨大な星間航行船だ」
「フロンティアはね、フィーネが月破壊後に起こり得る重力バランス崩壊よりパニックに陥る人類を支配するための新天地として用意したの。
封印解除手段である神獣鏡及び、再起動手段であるネフィリムと併せて確保していたものみたい。ちなみに、この情報は昔に再会したフィーネ本人から聞いたのよ」
「以前フィーネの方から、真夜に接触を図ってな。手荒な事は無かったが、色々話してくれた」
「昔からフィーネとは、出会って話をする仲だから」
「それを革命団が乗っ取り、アジトとして使っていた。
それを復活させたということは、自分達は人類を支配して見下し、優越感に浸る天上人にでもなるつもりだろう・・・実に下らん」
キバット二世と真夜が交互に説明をしてくれる。その説明の間に、フロンティアは海上から完全に姿を現していた。
すると、朔也が叫ぶ。
「司令!フロンティアに艦隊が複数向かっています!これは・・・米軍の艦隊です!」
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浮上したフロンティアの周辺に、米軍の艦隊が集まってきた。
今日浮上したにも関わらず、対応が早すぎるが、これについてはファンガイアが意図的に情報を流したのだ。
テロ組織の革命団が、聖遺物を復活させて世界を滅ぼそうとしている・・・・・・というように米国政府に以前から吹き込んでおり、事前の準備と迅速な対応を取らせていたのだ。
しかし、それも革命団の目論見通りだと知らないまま・・・・・・。ちなみに、情報を流していたのは轟木 零士である。
「邪魔者が減ったその隙に、例の物を手に入れておきなさい」
『それは別に良いけどさ、これって他の奴に任せないの?』
レティアはワイバーンの背に乗ったまま、通信の魔術を使ってある人物と話をしていた。
その声は男性の声だが、まだ成人していない・・・若々しい声だった。
「あなたもたまには体を動かしなさい。それと、あなたも革命団の"幹部"なんだから、その自覚を持ちなさい」
『・・・・・・わかったよ、やれば良いんでしょ。米国が持っているあれは僕の欲しかった物だし』
通話をしていた相手は、革命団の幹部の五人目であった。
レティアと話をしていた五人目の幹部は、米国の最も大きな軍事基地にいた。
緑色の髪で、身長は中学生位の幼い外見をしていた。しかも、外国の民族衣装を着ていて、その上に青いローブを着ていた。
しかし、その雰囲気は決して優しい物ではない。
「・・・・・・面倒だなぁ・・・フロンティアに向かい人員の薄くなった米国基地に向かい、あれを入手する・・・かぁ」
少年はため息を吐いて、気だるげに呟いた。
「はぁ、早く帰りたいな。さっさと終わらせようっと」
そう言った少年の背後に、少年よりもずっと大きな人型の物体が現れ、目を光らせ力を解放した・・・。
解放された力で基地の地下深くまで破壊して開けた大きな穴。その最深部に存在する物を見つけた。
「あったあった、これでOKっと・・・」
それは、一冊の本。基地の最深部に厳重に封印されていた魔術書である。
米国に住んでいたファンガイアが大昔に書いた、強大な魔術を行使可能とする魔術書だ。使い捨てではなく、永久使用タイプである。
それを米国軍部が独自に入手し保管していた。革命団はこの魔術書を手に入れる事を目論見、そして今実際に入手した。
フロンティアに米軍が向かうように情報を流したのも、魔術書を手に入れる苦労を減らすためだ。
「これで僕は新たなステージに・・・・・・」
そんな言葉を残し、幹部である少年は目的の物を手に入れて姿を消した。
基地の人間が大きな穴と、保管していた魔術書が消えた事に気付いたのは、それから暫くしての事だった。
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場所は戻り、日本海。フロンティアに集結した艦隊に基地が襲撃されたという連絡が入り、軍人達に混乱が生じる。
その隙に、レティアは艦隊に向けてウォーターカッターの魔術を放ち、複数の艦隊を一気に全て斬り裂いた。
斬られた艦隊は爆発せず、沈んでいく。乗組員達は慌てて避難する。
出すことが出来たゴムボードに、次々と向かっていく軍人達を見てレティアはケラケラと笑う。
再び通信の魔術で連絡が入った。例の少年だ。
『目的の物は手に入れたよ』
「はいご苦労様。あなたはこれからどうする?」
『いつもの場所に戻るよ』
「そう?じゃあまたね」
『今度は面倒事を頼まないでよ』
通信を切ったレティア。しかし、直後にレティアの部下から通信が入る。
「どうしたの?・・・・・・え、クー君がいなくなった!?・・・・・・あ、いた」
レティアはすぐにクロードを見つけた。クロードはファンガイアの姿で飛行の魔術を使い未来の側に現れ、未来にくっついていた。
まるで、未来に甘えているかのように。
「・・・・・・やっぱり、妬けちゃうなぁ・・・・・・」
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二課側にも、基地や艦隊の様子が伝わり、さらに未来の側にテイピアファンガイア・・・クロードが現れた事もモニターに映っていた。
「クロード君・・・!」
「響ちゃん、以前あの子に出会っていたんだよね」
「そうです、クロード君はとっても良い子で、普通の男の子で・・・未来の側に出たけどあれは未来を傷付ける訳じゃなくて」
「大丈夫だよ、落ち着いて響ちゃん」
皆は以前に響からクロードに出会った時の事は聞かされていた。直人は慌ててクロードを弁護する響の頭を優しく撫でて落ち着かせる。
「ちゃんとわかってるよ。未来ちゃんを助けて、あの子を止める・・・だよね」
「はい!そして、レティアさんの・・・革命団の企みも止めます!」
響が力強く宣言した瞬間、二課のモニターにノイズが走り、ある人物の姿が映った。その人物は・・・。
「どうも~、お久しぶりですねぇ。英雄になる超天才科学者、ウェルですよおぉぉぉぉぉ!!」
「げぇぇ、変態ドクター!」
キバットと同じ声で喋るウェル博士である。狂気に満ちた笑みを浮かべている。
「ハッキングさせていただきましたぁ!当然、超天才科学者の僕にはお茶の子さいさいでしたね!」
「今すぐタイーホしろぉ!」
「無理で~す!コウモリもどきが僕をタイーホ何て出来るわけないだろうが!」
「あぁぁ!マジムカつく!」
「舌戦すんな!ミサイルぶちこむぞ!」
「「しーん」」
クリスのミサイル宣言で、一瞬で静かになる二人。
「確かに俺や息子と声が似ているな・・・。それに俺もムカムカしてきたぞ・・・」
二世も同じ声のウェルに、ムカつきを感じていた。
「一体何の用ですか」
ナスターシャが代表するようにウェルに問う。ウェルもコホンと咳払いして本題に入る。
「僕の調整で装者となったあの子の様子はいかがでしたか?凄い活躍でしょう?」
「・・・やはり、あなたがあの子を・・・!あなたが自分で作ったLiNKERで!」
「ん、ん、ん~・・・ちょっと違うかなぁ〜。あの子は神獣鏡の正規適合者なのですよ!お陰でLiNKER要らずでした。まぁ、少しばかり弄っちゃいましたけどね!」
「未来が、正規適合者!?」
「それにですねぇ、LiNKER使ってホイホイシンフォギアに適合できれば誰も苦労はしませんよ。装者を量産し放題です。
まぁ、あの子自身は確かに正規適合者ですが、だからといって装者に向いているとは言えないでしょうねぇ」
と相手を煽るような口調で答えるウェル。ナスターシャは更に問う。
「なら、あの子は何故・・・」
それに対して、ウェルはハッキリと答える。
「愛、ですよっ!」
「何故そこで愛っ!?」
「旧友への愛によって発生した強い想い・・・"これ以上旧友を戦わせたくない"と願う思いが神獣鏡の装者へと繋げてくれたのですよっ!」
笑いながら、未来が装者となった理由を語る。
響は自分の今の状態となった事が原因でが未来を装者にしてしまった事を知り、掌に爪が食い込み血が流れる程に強く握りしめる。
「革命団も、僕も止まらない!革命団は共存の掟を破壊し、僕は英雄になる!ハハハハハ!」
そこまで言って、ウェルは一方的に通信を切った。弦十郎が装者達に言う。
「皆!我々のやることが決まった!未来君を奪還し、革命団の野望を阻止する!
これはルナアタックの時と同じくらい・・・いや、それ以上の大きな戦いになるだろう。だが、必ず勝とう!」
『はい!』
皆が強く返事をする。真夜と二世はその様子を感慨深そうに見つめた。
「直人も翼ちゃんも、他の皆も強いわ。人間の未来は大丈夫そうね」
「・・・そうかもしれないな」
遂にこの時、レティアが率いる革命団との大きな戦いが始まろうとしていた。
次回予告
遂に始まる、レティアとの本格的な戦い。装者達が、直人がファンガイアやノイズと戦い、そして響は未来と・・・。
第十八話 苛烈な戦場、猛烈な想い
戦場に交差する心、悪、絆、愛。それらは複雑に絡み合う。
ーーーーーーーーー
革命団の五人目の幹部が少しだけ登場しましたが、G編では直人達と絡むことはありません。
顔見せ程度の軽い感じです。詳細は物語が進むまでお待ち下さい。