紅牙絶唱シンフォギア ~戦と恋の協奏歌~   作:エルミン

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追加があれば、追記していきます。


第0章 断片と過去
第EX話 登場人物・設定紹介(2023/1/8修正)


主人公 side

 

 

(くれない) 直人(なおと)

 

男性、十八歳。

 

イメージCV・・・櫻井 孝宏

 

外見イメージ・・・優男な好青年。髪の色は黒髪。

 

二つ名・・・『閃紅の魔皇(せんこうのまおう)

 

 

 

主人公。父親は伝説のバイオリニスト、紅 音也。母親は元チェックメイトフォーのクイーン、真夜。

 

性格は、音也とは正反対と言うべき、礼儀正しく真面目。

 

 

音也の才能を受け継いでいて、自宅兼工房で製造・修復・演奏を行っていて、音楽界では密かな有名人。

 

バイオリン以外の特技は、家事全般。その中でも、料理が一番得意である。

 

翼とは、幼稚園に入る前からの幼なじみ。

幼い時からずっと一緒であり、彼も翼を大切に思っている。

 

でも、女の子にモテモテである、ハーレム系主人公。しかし、その上で全員を幸せにしようとする甲斐性は、ちゃんとある。

 

一言で言うと、「心がイケメン」。

 

 

序章最終話で、真夜に再会し、そこでファンガイアや他の魔族、自分の出生の秘密を聞かされる。

 

その上で、ファンガイアから人を守る為、キバットバット三世から『黄金のキバ』の鎧と『キャッスルドラン』を授かり、次狼・ラモン・力と出会う。

 

一年に及ぶファンガイアとの戦いの中で、名護 啓介や麻生 恵ら、『素晴らしき青空の会』、異父兄弟の『登 大牙』といった人達との出会いや衝突、和解を経て、実力も精神も大きく成長。

 

大牙と一緒に「人間とファンガイアを含む、全種族の共存」という新たな掟を確立させた。

 

もう一年は、共存の為の活動に全力を尽くす。

そして、真夜との再会から二年後、翼達のいる東京に戻る。

 

 

天叢雲剣(アマノムラクモ)

 

直人が使用しているシンフォギア。

パーソナルカラーは、紅色。アームドギアの形状は剣。

 

翼の持つ天羽々斬と同時に開発された物で、言わば姉妹機。高速戦闘を得意とする。

 

 

⚪仮面ライダーキバ

 

基本的な部分は原作と同じだが、直人の桁外れの魔皇力、そしてこれまでの戦闘経験が合わさって、かなりの強さを持つ。

 

決め台詞は、「裁きの刻だ!」

 

 

◯キバットバット三世

 

基本は原作と同じ。黄金のキバの鎧を内包しており、装着者をキバに変身させる。

 

陽気で人間にも友好的。直人とは家族同然の強い絆で結ばれている。

 

 

◯タツロット

 

基本は原作と同じ。黄金のキバの鎧を究極覚醒させる鍵。

 

キバットと同じく、直人と家族同然の強い絆で結ばれている。

 

 

○風鳴 翼

 

二つ名・・・『蒼剣の歌姫(そうけんのうたひめ)

 

 

メインヒロイン。基本は原作と同じ。

 

直人とは、幼稚園に入る前からの幼なじみ。直人に強い恋愛感情を持っていて、彼の前では普通の女の子に戻る。

 

第一章 第三話で、直人とついに再会を果たす。

 

再会した直人と触れ合って行くなかで、防人としても人としても大きく成長していく。

 

二章八話で自分専用のスーパーバイク、「マシンウインガー」を入手。以降、愛機として共に駆け抜ける。

 

 

○立花 響

 

二つ名・・・『繋槍の拳士(けいそうのけんし)

 

 

ヒロインの一人。基本は原作と同じ。

 

直人を命の恩人として翼や奏と同じくらい慕っていたが、直人の心の強さと優しさに惹かれ、直人に恋心を抱く。

 

一章十二話で、新たな決意を抱くと共に、直人への恋心を自覚する。

 

二章十四話~十五話で、シンフォギア装者の中では初めてイクサに変身。ガングニールを纏った時と同じく、格闘戦主体、或いはイクサナックルを武器に戦う。

 

神獣鏡の光によって心臓に刺さったガングニールの欠片は失われた。

二章十九話で、マリアのガングニールを継承されガングニール装者に復帰した。

 

 

○雪音 クリス

 

二つ名・・・『夢想の射手(むそうのいて)

 

 

ヒロインの一人。基本は原作と同じ。

 

デュランダル移送計画の時に登場。暴走する響の攻撃から、直人にによって助けられた事で、彼女の心に段々と変化が現れ始めて・・・。

 

第一章、十話で両親の残した曲を聞き、己の夢を再確認。直人に弟子入りして、バイオリンについて学んでいく。また、同話で、直人への恋心を自覚する。

 

 

 

○小日向 未来

 

ヒロインの一人。基本は原作と同じ。

 

第一章五話で、響と共にファンガイアに襲われたときに、直人と啓介に助けられて、キバやファンガイアの事情を知る。

 

直人への印象は、「強くて優しい人」。

 

 

十一話で直人への恋心を自覚し、響の帰る場所を守るという自分に出来ることをしていく決意を固めた。

 

しかし、次第に力が欲しいという思いが再燃してしまい、革命団に付いていき神獣鏡のシンフォギアを入手。

 

正規適合者としてその力を振るったが、響との戦いで解除され、ペンダントは二世に回収された。

その後、装者になるかどうかの判断は一旦保留となった。

 

 

○マリア・カデンツァヴナ・イヴ

 

二つ名・・・『戦烈の戦姫(せんれつのせんき)

 

ヒロインの一人。セレナの姉。セレナと同じく直人によって救われる。

 

直人の強さと誠実さにふれ合い、恋心を抱く。

 

二章十六話で直人に諭された事で、自分だけの強さを見つける事を決意した。

 

二章十九話で、調整が終わったもう一つのアガートラームを使うことになり、ガングニールは響に継承した。

 

 

○セレナ・カデンツァヴナ・イヴ

 

二つ名・・・『優美の舞姫(ゆうびのまいひめ)

 

ヒロインの一人。ネフィリムの暴走、絶唱のバックファイアで死ぬはずだったが、直人の介入によって救われる。

 

自分を救い、大切な事を教えてくれた直人に強い恋心を抱く。

 

 

○月詠 調

 

二つ名・・・『静憐の紅刃(せいれんのこうじん)

 

ヒロインの一人。直人の共存への思いを偽善であると断じた。

 

しかし、後の直人の話を聞いて、直人の偽善は信じるという結論に至る。

偽善を貫き前に進む直人に、女として惹かれていく。

 

二章七話で、魔皇力の流れを感じる・読み取る才能があることが発覚した。

 

 

○暁 切歌

 

二つ名・・・『明光の翠刃(みょうこうのすいじん)

 

ヒロインの一人。調の恩人であり、強くて優しくてカッコいい直人に恋をする。

 

二章十六話でマリアと同じく直人に諭された事で、自分だけの強さを見つける事を決意した。

 

二章二十一話で、直人以外のシンフォギア装者の中で唯一、己の魔皇力を覚醒させ使用できるようになった。

 

 

○天羽 奏

 

基本は原作と同じ。

 

絶唱を使った反動で死亡するはずだったが、謎の存在に体を乗っ取られるという形で生存。

 

ファンガイアの女性に付いていって以来、行方不明となっている。

 

しかし、実際は「始祖の吸命鬼・女神」に体を乗っ取られる形で生存。体を良いように使われていたが第三章十一話で開放された。

 

 

 

○名護 啓介

 

二つ名・・・『白騎士』

 

 

基本は原作と同じ。

 

皆大好き753。性格も、穏やかで正義感溢れる人物になっていて、戦闘もシリアスもギャグもこなせる。恵との結婚生活によって、女心に鋭くなった。

 

第三章から、海外の共存反対派の対処として恵と一緒に海外へ向かった。

 

 

⚪仮面ライダーイクサ

基本は原作通り。

 

システムが「ver.ⅩⅡ」にバージョンアップされていて、外見に変化は無いものの、内部のシステムは更に高性能になっている。

 

 

○登 大牙

 

二つ名・・・『裁きの蛇』

 

 

基本は原作と同じ。直人とは異父兄弟。チェックメイトフォーのキング。

 

戦いと衝突を繰り返しながらも和解して、直人の唱えた共存を現実にするため、日々奮闘している。

 

現クイーンとは、死に別れる事なく結婚している。そしてブラコンになった。義妹が八人になった。

 

 

⚪仮面ライダーサガ

 

基本は原作通り。ナイトとポーンのふたりによって、鎧の強化改良が施された。

 

戦闘力も上がり、追加の装備も出来た。追加装備については、現時点では未登場。

 

 

 

矢嶋 豪介(やじま ごうすけ)

 

男性、三十七歳。

 

イメージCV 大塚 明夫

 

 

新チェックメイトフォー、ルーク。共存派に所属。大牙の護衛を行う事が多い。

 

風鳴 弦十郎に匹敵する程の身長に筋肉を持つ。

実際、戦闘能力は高く生身でも弦十郎と互角に戦える位に強い。

 

響が「師匠が二人になった」と思ったほど。

 

ちなみに、弦十郎は彼に親近感を抱いていて、豪介も弦十郎に好印象を持っていた事もあってすぐに友人となった。

 

一緒に格闘をしたり筋肉をぶつけ合ったり酒を飲みに行ったりなど、プライベートでも良好な関係となっている。

 

 

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その他 side

 

 

○風鳴 弦十郎

 

基本は原作と同じ。

 

 

特異災害対策機動部二課の屈強な司令官。翼の叔父であり、直人からもおじさんと呼ばれる。

 

直人の父親、音也の親友。

 

その縁で、直人の母親、真夜の頼みを受けて直人を引き取って育てた。

 

頼れるOTONA。人間最強かも。

 

 

○緒川 慎次

 

基本は原作と同じ。

 

翼のマネージャーであり、NINJA。情報収集等のエージェントとしての仕事を完璧にこなす。

 

もちろん、掃除も。

 

 

○友里 あおい

 

基本は原作と同じ。

あったかいものどうぞ。オペレーターとしても優秀。

 

 

○藤尭 朔也

 

基本は原作と同じ。

あったかいものどうも。ボヤキの多い優秀なオペレーター。

 

実は特撮やロボが大好きで、キバやイクサやサガをかっこいいと思っている。

 

 

⚪名護 恵

基本は原作と同じ。

 

旧姓、麻生。啓介の奥さん。公私共に、啓介のパートナーとして彼を支えている。

 

第三章から、海外の共存反対派の対処として啓介と一緒に海外へ向かった。

 

 

○ 襟立 健吾

 

基本は原作と同じ。彼がリーダーを勤めるバンドグループ、"イケメンズ"は日本でかなりの人気バンドになっているが、"ツナ義ーズ"には一歩及ばないようだ。

 

イケメンズとして活動する傍ら、今でも青空の会のエージェントであり、トレーニングは欠かさずこなしている。

 

激化していく状況に、東京へと召集を受けてやって来て直人と再会した。

 

直人とは今でも親友であり、仲はとても良好。青空の会が新たに作ったイクサの装着者となって戦うことになった。

 

 

◯真夜

 

元チェックメイトフォーのクイーンで、直人と大牙の母親。

 

基本は原作と同じだが、原作よりも明るくお茶目な一面を見せることが多い。

 

 

◯キバットバット二世

 

基本は原作と同じ。キバットバット三世の父親。

息子の三世と違って厳格だが、根は優しい。

 

魔術の力も優れており、知識も豊富。

 

 

◯クロード・グラトリン

 

 

男性 10歳(外見年齢)

 

イメージCV 浅倉 杏美

 

 

終焉の革命団(フィーネ・レボルシオン)の元幹部。

 

レティアの弟。魔術の実力はファンガイア全体の中でも一、二を争う程の実力者。

 

生まれつき強大な力を持っていたが、その力に心が耐えられず精神が崩壊。

 

性格が急に変わったりするなど、精神が安定していない。

精神が安定していた時に出会った響と未来を、新しい姉と認識する。

 

精神崩壊が酷かったのは、クロードとレティアの両親が精神に干渉する聖遺物によって心を弄られ余計に崩壊してしまった。

 

神獣鏡の光によって聖遺物の力が無くなって、響と未来との交流によって精神が回復したことで元に戻り明るい本来の心を取り戻した。

 

フロンティア事変の後、共存派に保護され紅家に住むことになった。

 

 

⚪テイピアファンガイア

 

クロードのファンガイア態。貘の性質を持つ。ビーストクラス。

 

広大な夢の空間を形成したり、その中の物を操るなど、強大な魔術の力を遺憾なく発揮する。

 

しかし、魔術に頼らない戦いも得意。まだ子供であるため、戦い方も子供らしさが溢れた物になる。

 

 

真名は、『無限に夢幻をさ迷う妖精よ』。

 

 

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終焉の革命団(フィーネ・レボルシオン) side

 

 

浅間 美穂(あさま みほ)

 

女性 15歳(外見年齢)

 

イメージCV 中原 麻衣

 

 

終焉の革命団(フィーネ・レボルシオン)の幹部の一人。

 

第一章開始の十ヶ月前、直人と戦いながらも、決着がつかなかった。

 

再び戦いを挑んだが、響に悲しんでいると見破られる。

 

殴り合いと対話でも考えは変わらなかったものの、響を「侮れない」と評価した。

 

 

⚪フォックスファンガイア

 

美穂のファンガイア態。狐の性質を持つ。ビーストクラス。

 

尻尾は五本。

 

虹色の炎を操り、それを、元に遠近両方に対応出来る戦闘スタイルを確立させている。また、炎による防御やワープも可能。

 

 

真名は、『怪しき焔の狂想曲』。

 

 

 

○レティア・グラトリン

 

女性 20歳(外見年齢)

 

イメージCV 佐藤 聡美

 

 

終焉の革命団(フィーネ・レボルシオン)の幹部の一人。

 

宣戦布告を行い、世界に自分達の存在を知らしめる。

 

ふざけた言動が多いが、その実力はかなりの物で、幹部の地位に相応しい力と頭脳の持ち主。

 

弟のクロードが大好きで、彼を大切に思っている。共存反対派に属しているのも、クロードの事を考えての事である。

 

二章 二十二話でクロードを庇い重症を負う。最後にはクロードの姉として死亡する。

 

 

⚪ホエールファンガイア

 

レティアのファンガイア態。クジラの性質を持つ。アクアクラス。

 

水と氷の二重属性。水と氷を自分のイメージ通りに動かし、固定可能。

 

また、魔術の腕は革命団でも上位の実力者。

 

 

真名は、『水源の鼓動は静かに鳴り響きて』。

 

 

轟木(とどろき) 零士(れいじ)

 

男性 19歳(外見年齢)

 

イメージCV 前田 剛

 

 

終焉の革命団(フィーネ・レボルシオン)の幹部の一人。

 

金髪をツンツンにしている。若者が好むカッコいい系ジャケットを着る事が多い。

 

生まれつき強大な力を持ち、クロードのように精神崩壊はしなかった。

戦う事が大好きで、共存の世界では戦いが出来なくなる事を嫌い、共存を否定する。

 

また、零士は他勢力との交渉役も行っており、様々な組織や個人との協力を得ることに成功しており、高い交渉能力を持っている。

 

これも、戦いを楽しくするために身に付けたのである。

 

 

⚪スタッグファンガイア

 

零士のファンガイア態。クワガタの性質を持つ。インセクトクラス。

 

前述の通り生まれつき強大な力を持ち、それを長年の修行によって完璧なものにしたため、その強さはかなりのものになった。

 

魔改造した二丁拳銃を武器として使い、接近戦でも隙がない。

 

 

真名は、『狂乱の海に沈む罪人の業』。

 

 

◯ウェル

 

 

元人間、後天的にファンガイアとなった。

 

基本は原作と同一。

時期は不明だが、革命団に協力者として所属していた。

 

フロンティア事変後、英雄になれない事に絶望していたが、物扱いされて幽閉される怒りと零士の誘いによって後天的にファンガイアへと変貌。

 

新たな幹部に加わった。

 

 

⚪ファンガイア態・・・キメラファンガイア。

 

真名・・・不明。

 

 

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設定

 

 

⚪共存の現状

 

序章終了から本編開始までの二年の間に、直人と大牙、青空の会の面々によって、共存の実現は確実に進んでいる。

 

共存が新たな掟となった世界を、「共存世界(コイグジスワールド)」と呼ぶ。

 

二章最終話で、遂に人工ライフエナジーが完成した。

 

共存に賛成している「共存派」ファンガイアは全体の六割とかなり多いが、残り四割は共存に反対している「反対派」で、今も人間を襲い続けている状態。

 

ファンガイア以外の現存する魔族は、共存に全面的に賛成していて、直人達に協力を約束をしてくれている。

 

反対派のファンガイアが東京に集結しているという事で、直人達も活動拠点を東京に戻し、活動をしていくことになる。

 

 

⚪青空工学研究所

 

素晴らしき青空の会の一研究所。当初は人間工学研究所だったが、ライオンファンガイアによって壊滅したのを、数年かけて再建された際に、青空工学研究所になった。

 

以前に引き続き、イクサシステムの整備・強化や新装備の開発等を行っている。

 

モトバット16世と協力して、翼専用のスーパーバイク、『マシンウインガー』を開発した。

 

 

終焉の革命団(フィーネ・レボルシオン)

 

共存反対派のファンガイアによって構成された組織。五名の幹部を中心にして活動している。

 

今の掟と世界に終焉をもたらし、共存反対派によって革命を起こす、という意味で名付けられた。

 

 

始祖の吸命鬼(オリジナルファンガイア)

 

この世界に初めて誕生したファンガイアの男女。

 

男神は所在不明。女神は「カナデ」という名を得て、天羽 奏の体を乗っ取って新しい肉体を作った。


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