東方幻想外 ~旅行編~   作:鮎川純太

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どうも!!鮎川です!!


いやあ、今回はなんだか酷い!!いろいろ酷い(笑)


中2病にかかってしまうと、ここまで酷くなるとは思わなかったです(笑)


そんなわけで今回はちょっと、長編です。(でもあまり物語は進んでないとは
言えない)←


第3話 到着!?

「お、沖縄?」

 

 

幻想郷で、霊夢に大結界を解いてもって、鳥居をくぐり

いざ!旅行が始まる…!!

…と思われたがいきなりこの沖縄という所に来てしまった。

ここは本当に表の世界…日本なのであろうか…

 

 

「ねえ咲夜…ここが表の世界なの?なんだか私が知っていたよりも

随分と違う感じがするわ…

 

 

「いえ…表の世界だという事は間違いないと思うのですが…

私も表の世界の事の大体の事は知っているのですが…こんな所があるとは

分からなかったです・・なんだかここはものすごく暑いですねここは…」

 

 

そう、とにかく暑いのである。ただでさえ汗が溢れてくるのに、この暑いのに

上着やマフラーなどを身につけていると、本当に気持ち悪くなってしまう…

 

 

「咲夜、表の世界の地図を見せなさい」

 

「はい・・・こちらです」

 

「…この沖縄って所…私が知っているよりも文明とかが随分と

発達しているみたいね…しかも見た感じここだけ文明が発達してるとは

考えにくいし…」

 

「そうですね…」

 

「本当に、見たことないものばかりありますねぇ、あの…皆さんとりあえず

少し遠いですけどあそこに家があるみたいなので行ってみませんか?ここで考え

ていても仕方ないと思いますし…」

 

 

美鈴が、額に汗をかきながらそう言った。大体500Mくらいだろうか

確かにこうしてただ考えているよりここの住民に聞けばなにかわかるかも

しれない

 

 

「そうね・・・とりあえず、こうしているよりはいいかもしれないわよね・

・・移動しましょうか・・・」

 

「……っ!????」

 

 

突然、パチュリーが警戒でもするかのように目つきが変わった

どうかした?とパチュリーに聞こうとしたら、シッ!!と口をふさがれた

 

 

「何かが・・・来るわ・・・」

 

「あれ?お姉さま、あのでかい鉄の塊はなんでしょう?」

 

 

フランが指を差したその先には、なにやら大体高さは2~3mくらいだろうか

正面からはガラスだろうか・・・そのガラスのその奥には誰かがいる

するとなにやら、近づいてきてきた。ものすごいスピードで

 

 

「きゃぁああああ!?さ、咲夜!?なんなんのよ!あれ!この表の世界にも

異変でも起きているの!?」

 

「わ、私も分かりません!!でもあそこのガラスの奥にいるのは、おそらく人間

の者に違いありません!」

 

「じゃあ、この世界の人間の者は幻想郷内最速と言われている、天狗と協力して

あんなよくわかない兵器でも作ったのですかねぇ?」

 

「この世界でも、弾幕勝負みたいに戦争はあるみたいね…レミィ!どうするの?」

 

「しかたないわね…この幻想郷一のカリスマ、レミリア・スカーレット様に勝負

を挑んだ事を存分に後悔させてあげるわ!!!」

 

 

レミリアは、そう言い放って。その謎の兵器を向かい討つかのように

で道に立った。すると

 

 

「ねえ、ねえお姉さま、あの兵器みたいなの私が壊したいわ!!」

 

フランが、そんなことを言い出した。これには流石に咲夜は慌てて

 

 

「フラン様!相手は人間といえど私達には分からない兵器を持っているのですよ!?

迂闊に勝負をするのは危険です!!」

 

「何よ咲夜私が信用できないの?あんなわけのわからない兵器なんて、

私がこの手でバラバラにしてあげるわ!」

 

 

そういうと、フランはその兵器を向かい討つかのようにして道の真ん中に立った。

その兵器はスピードをどんどん上げていき近づいてきている

 

すると、その兵器はいきなり、ビー!!という音を出してきてフランは

ビクっ!とした。あの人間は威嚇攻撃でもしているのであろうか?

 

「フラン様!やはり相手は何をやるか分かりません!!危険ですから

こっちに戻ってきてください!フラン様の身になにかあったら

私は…私は…レミリアお嬢さまに顔向けできませんよ!」

 

 

珍しく、咲夜が涙目にしてそう叫んでいる。

まるで…遠くへ行ってしまうわが子を必死で止める母親のように

 

そう…母親のように…

 

 

「ちょっと待って!なんでその台詞はまるで私は死んでしまったみたいな言い方

なのよ!!生きてるわよちゃんと!」

 

そんなふざけたことをやっている内にどんどんと、兵器は迫ってゆく

距離も50Mくらいしかなくなってしまっている

 

 

「ちょっと!フラン!!ホントにアンタ死ぬわよ!?戻ってきなさい!!」

 

「いいから、いいからお姉さま。私…私に任せてよ大丈夫よ、手加減もするし

即死なんて事はさせないわよ?…うふふふ?」

 

 

言ってることが無茶苦茶な感じがしたが、一瞬フランは顔色がまさに吸血鬼、

相手の血を求めている鬼のような表情になった気がした。

そしてフランと兵器の差が30Mくらいになった時

 

 

「フラン(様)ああああああ!!!!」

 

いろいろな人の叫び声が、沖縄の空に響いていくなか、フランは

 

 

「スペルカード…禁忌 レーヴァテイン!!!」

 

 

フランのスペルカード、レーヴァテインの漆黒の炎の剣がその兵器を切り裂いた!!!

 

そして兵器は炎を上げて大炎上した。

 

 

「あら?意外とあっけなかったわね」

 

得意げな表情をして、フランは言った。

 

確かに呆気ない、こんなに簡単にやられるとは逆に怪しい…

 

「でも…ちょっとやり過ぎじゃない?」

 

パチュリーがその人間に同情するかのように言った

 

「あら、パチェ。貴女が人間に同情するなんて珍しいわね」

 

「いや…あれは、誰でも同情すると思うんだけど…ん?」

 

 

その兵器の中からノコノコと人間が出てきた。見た所男のようだ。

 

『ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、

ごめんなさい…』

 

「あら?生きてたの?」

 

「レミィ…それはいくらなんでも残酷すぎるわ…」

 

「うるさいわね…あれ?またあの兵器がたくさん来たわ!!」

 

レミリアが指を差したその先にはまたしても、同じような兵器が来た

 

「また来たの!?…あれ?なんだか今度は違うわね…」

 

 

そう違う、その兵器の上にはランプみたいなのが付いている。その時咲夜は

かなり顔を青ざめている

 

「どうしたの?咲夜、顔色が悪いわよ?」

 

「お、お嬢さま!!あれはあの兵器の持ち主は見た事があります!!確か

警察という者達で、この世界の警備隊です!!」

 

「え!?警備隊!?レミィ!!やっぱり、私達あのよくわかんない兵器を

木端微塵にしちゃったから、近くの住民が連絡したのかもしれないわ!!」

 

「フラン!!なんで、木端微塵にしたのよ!!あなた手加減するって言ったわ

よね!?」

 

「なは~♪その男ちゃんと生きてるじゃない、手加減したわよ?」

 

「あなたの手加減はほとんど、本気よ!!もう少し手加減しなさいよ!!」

 

「何よお姉さま、貴女もあの兵器を壊そうとしたじゃない」

 

「私は(たぶん)手加減して(きっと)死傷をさせないようにしたのよ!!」

 

「お嬢さま…本音が混ざっていますよ?…」

 

 

そんなことをしている内に、警備隊の兵器が近くに止まりから見たことのない格好

をした人間達がこちらに向かって歩いてきた。

その落ち着きぶりが逆におそろしい…

 

 

『あなた達ですか?その男を気絶させたのは?』

 

その警備の一人が気絶している男を指差してそう言った

 

「しかたないわね…お嬢さま方、私が答えますわ」

 

咲夜は前に出てきた。

 

「は、はい…私達です…」

 

ここで、嘘をついたらなんだか罪がもっと重くなるであろう。と悟った咲夜は

正直に答えた

 

 

 

『そうですか…貴女、名前は?』

 

その警備の者は続いてこんなことを言った

 

「十六夜…咲夜です…」

 

これにも、正直に答えた。その後ろでは心配そうに見守っている

 

「咲夜さん…大丈夫ですかね…」

 

「咲夜を信じましょ…」

 

『十六夜さんですか…わかりました。』

 

 

そして、警備の者は大きく息を吸い込みこう言った

 

そして、全員が息を呑んだところで…

 

 

 

 

 

 

『十六夜様方!!!ご協力!!!逮捕協力を感謝いたします!!!!』

 

 

「「「「……え?」」」」

 

 

なにか処罰が来るのかと思ったが、逆に感謝されたのであった

 




今回も、お付き合いいただきありがとうございます!!


さあ…フランちゃんは、車が来るとこのような破壊行動
をしてしまうようですね←ぇ

という主の妄想です←


さて、レミリア達はなぜ感謝されたのでしょうか?次の話も
楽しみにしていただけると嬉しいです!


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