東方幻想外 ~旅行編~   作:鮎川純太

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どうも!鮎川です!


今回は移動編です。


どうぞ!


第2話 移動!?

そして旅行出発の日がやってきた。

 

 

表の日本、つまりは表の世界に行くためには白麗霊夢(金の亡者)が巫女を

している博麗神社がこの幻想郷との境目なのだからまずは博麗神社へ

行かなければならない

 

 

それで、博麗神社到着

 

 

 

「いらっしゃらい!いらっしゃい!なんか買っていかない?」

 

 

どこかで聞いたことがあるような台詞で霊夢はなんだか入口でなにか売って

いるようだ。

流石に金の亡者とは言われてはいるが一応博麗霊夢の巫女ではある。

それなりにお正月なのだから巫女として最低限度の事はやろうとはしていて。

一同それなりに胸を撫で下ろした

 

 

果たして、何を売っているのだろうかと紅魔館の皆さん一同は売っているのを見て

みた。すると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

波魔矢・・・10000円

 

博麗神社御守り・・・有り金と保険金全部よこせ

 

博麗印のおみくじ・・・貴方の財産まるごとよこせ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「普通にガチのぼったくりじゃないかああああ」」」

 

前言撤回、やはり霊夢はただの金の亡者であった。

 

 

 

「なによ!レミリア!・・ってあたしの商売に文句あるわけ!?ていうか

なんで、あんた達ここにいるのよ!」

 

 

 

「普通にぼったくりじゃない!どれだけ金の亡者なのよ!それと、

有り金と保険金全部よこせって、アンタは鬼か!」

 

 

 

「吸血鬼に鬼なんて言われたくないわよ!!」

 

 

 

「ねえ、咲夜、わたしもあの乱闘に混ざってもいいのかしら?お姉さまの

手助けもしたいし」

 

 

 

「いけませんよ、フラン様。とりあえず、レミリア様を暖かく見守るのが

一番なのですよ?」

 

 

 

「まったく・・・レミィったら・・・」

 

 

 

パチュリーが深い溜め息をついた

 

 

 

―――――――――――しばらくおまちください―――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で?何の用よ?」

 

 

とりあえず、途中から見守るのが絶えなくなり、咲夜は仲裁に入ったらなんとか

騒ぎが大きくならずに済んだ。

 

 

 

「私たち今から表の日本に旅行しに行くのよ」

 

 

 

「はあ?旅行?」

 

 

 

「そうなのです、今回はレミリアお嬢様がたまには表の世界に行って新しいことに

触れてくるのです・・」

 

 

普段はチャイナドレスのようなものを着ている美鈴なのだが、今日は珍しく

カジュアルな服を着ている。これはこれで新鮮なのだが一体いつ買ったので

あろうか・・・

 

 

 

「まあ・・・別に、構わないけど・・・パチュリーとか喘息はいいの?」

 

 

 

「まあわたしは・・・咲夜からこれもらったから大丈夫だけど・・・」

 

 

 

「これって・・・アドエア?確か喘息とかの薬を持ち歩かなくてもいつでも

薬が服用できるやつ?」

 

 

 

「これで、パチェは喘息の心配はないのよ」

 

 

 

「なるほどねえ・・・まあ、そういうことなら別にいいんだけど・・・」

 

 

だが、しかし霊夢は少し不服そうな顔をしている「どうかしたのですか?」

と咲夜は聞いたのだが「いや、なんでもないわ」となんだか隠している

様子なのだがレミリアさほど気にしなかった。

 

 

 

「まあ、とにかく正月とはいえ程々にしてよ?そうじゃないと、アンタ達が表の

世界に行っている時に異変とかが起きたらシャレにならないからね?」

 

 

 

「分かってるわよ、とにかく大結界を解いてくれる?」

 

 

 

「はいはい、まあとにかく程々にね」

 

 

霊夢がそういうと、次の瞬間パリンとガラスが壊れたような音が聞こえて

この幻想郷とは思えない空気というのか・・・気配というのか・・・

そのような「気」が流れ込んできた

 

 

 

「これが・・・外の世界・・・」

 

 

博麗神社の鳥居をくぐると次の瞬間、激しい日差しがレミリア達を襲った!!

 

 

 

「お嬢様!!フラン様!!」 「レミィ!!フラン!!」

 

 

それと同時に咲夜は素早くレミリア達がいつも使っている傘を広げて

レミリアとフランに日差しが当たらないようにした。

あと、少し遅れたらレミリアとフランは死んでいたのかもしれない

 

 

 

「咲夜・・・ありがとう・・・」

 

 

 

「いえいえ、フラン様は大丈夫ですか?」

 

 

 

「こ、怖かった・・・」

 

 

少し、フランは少し涙目になりながら震えている

 

 

 

「申し訳ありません、フラン様・・・」

 

 

 

「んーん、大丈夫。でも流石は外の世界ね、幻想郷とは全然違うわ」

 

 

 

「やっぱり、幻想郷とこの外世界では太陽は同じく出ているのですね・・・」

 

 

美鈴も自分が思っていたよりも、遥かに違うようだったようだ・・・

 

 

 

「・・・そうみたいね、お嬢様方、その傘をいつ、いかなる時でも手から

外さぬようにしてくださいよ!」

 

 

 

「そ・・・そうね・・・」

 

 

 

「そういえば、ここはどこなの?」

 

 

パチュリーはそう言いながらあたりを見回した。

すると近くにあった看板にこう書かれてあった。

 

 

 

「沖縄へようこそ!!」

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか?



これから、レミリア達はどのような旅をするんでしょうね?←ぇ



なにか感じたことがあれば、よろしくお願いします!

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