東方幻想外 ~旅行編~   作:鮎川純太

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どうもはじめまして!鮎川です!


今回は、初投稿というわけで、自分が好きな東方projectのメンバーが

旅行をするという話を書いてみました!


小説を書くということも初めてでなにもかもが低レベルですがたのしんでもらえれば
幸いです。それではどうぞ!!





お嬢さま達!南の世界に行く!
第1話 旅行!?


「たまには旅行をしましょ?」

 

 

 

 

ここは、幻想郷にある紅魔館。

 

 

 

その紅魔館の主である、レミリア・スカーレットはある日の夕食の時間に

 

藪から棒にそんなことを言い出した

 

 

今日は、お正月ということもあり、大広間には

 

 

紅魔館の門番を務めている紅美鈴(ほんめいりん)

 

 

紅魔館地下にある大図書館に住んでいるパチュリー・ノーレッジ

 

 

レミリアの妹、通称悪魔の妹のフランドール・スカーレット

 

 

このメンバーでお正月の夜を楽しんでいた。

 

 

 

「旅行ですか・・・」

 

この紅魔館のメイド長を務めている十六夜咲夜(いざよいさくや)

 

が少し考えるような素振りをしている

 

 

 

「咲夜、貴方今までに旅行何回くらいしたの?」

 

 

「大体・・・数回くらいー」

 

 

「アウトオオオオオオオ!!」

 

 

と、いきなり耳に穴が開くであろうでっかい声を出してきた。

 

 

「どうかなさいましたか?お嬢様?」

 

 

「いえ・・・なんでも・・・」

 

流石は咲夜、ここまで冷静に対処するとは

 

 

「それにしてもいきなりどうしたのレミィ、旅行しようだなんて」

 

伊達巻を少し頬張って食べてるパチュリーが訊ねた

 

 

 

「それに、私なんだか最近喘息が酷くなり始めたし、行きたくても行けないわよ」

 

 

「フフフ・・・それがねパチェ。つい最近すごいものを見つけてきたのよ、

咲夜、例のあのすごいものを」

 

 

「はい、あれですね?お嬢様」

 

 

咲夜は風の如く去っていき、風の如く戻ってきてパチュリーにあるものを渡した

 

「・・なに?これ?」

 

 

それは、形はおよそソフトボール程度の大きさで紫色の

アドエアと書かれていた。

 

 

「これは、私が人間の里の薬屋で買ってまいりました。アドエアでございます」

 

 

 

「いや、それは分かるんだけど・・・大体これどうやって使うのよ?」

 

 

 

「あ、それはですね」

 

 

咲夜がパチュリーに(レミリア曰く)すごいものを説明していたら、「あの」と門番の美鈴が

首かしげていた

 

 

「どうしたのよ、美鈴。アンタは旅行に行きたくないの?」

 

 

「いえ・・そういうわけではないのですが・・・」

 

なにか言いたそうだ

 

 

「旅行はとても好きなのですが・・どこに行くのですか?」

 

 

少し後ろめいた事を言うように美鈴は訊ねた。しかしレミリアは

上機嫌に

 

 

「美鈴、いい質問をありがとう。褒めてあげるわ。私たちが行く所、

そこは・・・」

 

 

 

「・・・・そこは?」

 

 

 

 

 

 

 

「表日本に行くことにしたのよ!!!」

 

 

「「「表日本!?」」」

 

 

いつのまにか聞いてきた、咲夜達もそれに反応した。やはり困惑と戸惑いが表れていた。

 

 

 

「表の日本に行くって、本当ですか!?お嬢様!?」

 

 

「ええ、本当よ」

 

 

「でもでも」とデザートのケーキを食べ終えていたフランドールが

 

 

「お姉さま、表の日本ってかなりこの幻想郷から近いところですわよね?

そんなところにわざわざなんで行くの?」

 

 

「おほほほほ、分かってないわねフラン、ズバリここから表の日本は

幻想郷から近いだけじゃないのよ?」

 

 

「そうなの?お姉さま?」

 

 

「咲夜、説明してあげて」

 

 

「あ、はい。」

 

すると、どこからか、表日本地図が付いてある黒板が現れた

 

 

「この表の日本は、確かにこの幻想郷から近いところにあります

しかし、この場所はこの世界の中で神秘的なものが至るところにある

よのです。たとえばー」

 

 

「咲夜、それ言い出したら止まらなくなるから、省略しなさい・・」

 

 

「つまり、この表の日本という国は由緒正しい場所なのでございます」

 

 

「そして、そこの表の日本で新しいことに触れるのよ」

 

 

「なるほどお、いいですねえ。私はすごく行きたくなりました!」

 

 

美鈴も興味深そうに目を輝かせ咲夜の話を聞いて納得してくれた。

あと残りは・・・

 

 

「パチュリーアンタは?」

 

 

「喘息なら、あのアドエアでなんとかなると思うから・・・

私も行こうかな?」

 

 

パチュリーも若干の笑みを表しながら答えた

 

「フランは?」

 

 

「私も行きたいですわ!久しぶりに紅魔館の外にも出られるのだもの!

だけど・・・」

 

 

「「「だけど?」」」

 

 

声が揃った

 

そしてフランは待ってましたのような無邪気な笑顔でこう聞いた

 

 

 

 

 

「お姉さま、旅行って何ですの?」

 

 

「アンタはなんで表の日本を知っていて、旅行の意味はわからないのよ・・・」

 

 

レミリアのちょっとした苦痛のようなつぶやきがなぜか紅魔館に響いた

 

 

こうして、紅魔館御一行による旅行が始まったのであった




いかがでしたか?

本当に素人みたいで申し訳ないですw

なにか感想みたいなのがあれば

ぜひアドバイスをください!!

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