ペルソナ4 正義のペルソナ使い    作:ユリヤ

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今回は酒屋での戦闘です。
どうぞ


第4話②

 酒屋の中に入ってみると、酒屋らしくお酒が一杯あった。お酒の樽がタワーのようにつまれていた。

 しかし酒屋の中は天井がなく、まるでドラマで使われているようなそんな感じであった。

 

「何だよこれ、外で見たのと全然違うじゃねぇか」

 

 陽介が酒屋を見渡してそう言っていると、またもやざわざわと騒ぎ声が聞こえてきた。

 

「また聞こえてきた。何処から聞こえてくるんだ…」

 

 明日香はこの声達の正体が何なのか考えていると、今度は男の怒鳴り声が聞こえてきた。

 

「何度言えば分かるんだ早紀!」

 

「!この声、先輩の親父さんだ」

 

 陽介は怒鳴っている男は小西先輩の父だと言った。

 

「お前が近所でなんて言われてるか、知らないわけじゃないだろ!?」

 

「代々続いた酒屋の娘として、恥ずかしくないのか!」

 

「金か!それとも男か!よりによってあんな店でバイト何かしやがって…」

 

 小西先輩の父の怒鳴り声は延々と続いていた。先程のジュネスに対する悪口で、小西先輩の酒屋がジュネスのせいで売り上げが下がっているという事だ。

 売り上げが伸びないせいで、苛々が積もって小西先輩を怒鳴り散らしているのであろう。

 

「何でだよこれ…バイト楽しそうだったし、俺にはこんな事言った事無いのに…」

 

 陽介は顔を悲痛そうに歪めていた。陽介には悪いが何時もジュネスのせいで父親に怒鳴られているなんて、言えるわけがない。

 

「これが先輩の現実だって言うのかよ!?」

 

「陽介…」

 

 陽介は認めたくなく、悠はそんな陽介に声をかける事が出来なかった。

 すると陽介は何かを発見し、テーブルに駆け寄った。悠と明日香にクマも陽介について行った。

 テーブルにはバラバラに千切れていたジュネスでの集合写真があった。陽介や小西先輩の写っており、2人とも笑顔で写っていた。

 

「これこの前にジュネスで撮った集合写真、なんでこんな事に…」

 

 陽介はバラバラになっている写真を一枚一枚みてなんでこんな事にと悲痛な顔で見ていた。

 写真を見ていた陽介は写真ではない別の紙を見て、ギュッと握りしめていた。

 

「陽介、それは?」

 

 明日香が尋ねると陽介はポツリと

 

「前に先輩を誘った時に使った映画のチケット、今度一緒に見ようと言って先輩オーケーしたんだけど、結局行けなかったんだ…でもなんでこんな…」

 

 陽介は千切れている映画のチケットを見ていた。すると…

 

「ずっと…言えなかった」

 

 行き成り小西先輩の声が聞こえた。

 

「先輩!?」

 

 陽介は小西先輩の声が聞こえ、辺りを見渡した。しかし小西先輩はもう亡くなっている。つまり先程の小西先輩の父と一緒だろう。

 

「私、ずっと花ちゃんの事…」

 

「おッ俺の事?」

 

 陽介は少なからず期待しただろう。だが明日香はこの状況でそんな事にはならないと言うのは少なからず感じていた。

 小西先輩の次の言葉は

 

「……ウザいと思ってた」

 

 小西先輩のウザいと言う言葉に陽介は固まってしまった。

 

「仲良くしてたのも店長の息子だから、都合いいってだけだったのに」

 

「勘違いして、勝手に盛り上がって…ホントにウザい」

 

 小西先輩のウザいと言う言葉が陽介に刺さって行く

 

「ジュネスなんてどうでもいい。あんなののせいで潰れるウチも、怒鳴る親も、好き勝手言う近所の人も…全部なくなればいい」

 

 …これが小西先輩の本心なのか。明日香はクマに聞いてみた。

 

「クマ、この商店街や酒屋っていうのは、小西先輩の心の中の物が具現化したものなのかい?」

 

「恐らく、さっきの小西先輩の声は心の奥底で仕舞い込んでいた感情が爆発したんだと思うクマ」

 

 明日香は悠の歓迎会で見たにこやかに笑っている小西先輩も心の中で色々と負の感情を溜めこんでいたのだと思った。

 陽介は未だに呆然としていた。気になっている先輩に拒絶されたのだ…色々と認めたくないのだろう

 

「う…嘘だよな先輩、先輩は…そんな人じゃないだろう!!」

 

 陽介は上を見上げて悲痛そうな叫び声を上げた。悠や明日香も陽介になんて声をかけていいのか分からなかった。

 だがその時

 

『悲しいなぁ、可哀そうだなぁ…俺』

 

 ノイズが混じったような陽介の声が聞こえた。

 驚いた明日香達は声の聞こえた方を見てみると、其処にはもう一人の陽介が立っていた。

 

『てか何もかもウザいと思ってたのは、テメェの方だっての。あははは』

 

 もう一人の陽介は狂ったような笑い声を上げていた。

 

「なッ俺!?」

 

「ヨースケが二人!?クマ!」

 

 明日香と悠ももう一人の陽介の登場に驚いて声が出せないでいた。

 

「お前誰だ!俺はそんな事一度も思ってない!」

 

 陽介はもう一人の自分に戸惑っていたが、そんな事は思ってないと反論する。

 だがもう一人の陽介はクックックックとまだ愉快そうに顔を歪めながら笑い

 

『ハハハ、よく言うぜ、何時までそんな風にカッコつけてるんだよ』

 

 陽介の言った事を愉快そうに笑いながら否定した。まるで陽介の言っていることが一々愉快だと思っているかのように。

 もう一人の陽介は話を続ける

 

『商店街もジュネスも全部ウゼーんだろ?そもそも田舎暮らしがウザいんだよなぁ』

 

 もう一人の陽介の言った事に陽介は顔を歪めていた。

 

「違う…俺は…」

 

 陽介は否定しようとしたが、言葉が出なかった。そんな陽介の反応が愉快なのかケタケタと笑っているもう一人の陽介

 

『お前が孤立するのが怖いから、上手く取り繕ってへらへらしてるんだもんなぁ』

 

『一人は寂しいもんなぁ。皆に囲まれていたいもんなぁ』

 

 もう一人の陽介は囁くように陽介に言った。

 

『小西先輩のためにこの世界を調べにきただぁ?はッ!違うな。お前が此処に来た本当の理由は…』

 

「やッやめろ!!」

 

 陽介は大声を出してもう一人の陽介の次の言葉を遮った。

 陽介の反応が一々面白いのか笑っているもう一人の陽介。

 

『ははは!何焦ってんだ?俺には全てお見通しなんだよ。だって俺は…お前なんだからな』

 

 もう一人の陽介のお前は俺と言う言葉に、明日香は色々な考えがよぎった。目の前のもう一人の陽介は若しかしたら先程の小西先輩のように心の奥にに押し込んでいた陽介の一つの感情だろう。

 その押し込んでいる感情が具現化したのなら?

 

『お前は単にこの場所にワクワクしてたんだ。ド田舎暮らしにはうんざりだったからなぁ』

 

『何か面白い事があるんじゃないか…此処へ来たのは要はそれなんだろ!?』

 

「ち…違う…やめてくれ…」

 

 陽介はか細い声で違う…違うと否定していた。

 陽介の反応が気に入らないのか、カッコつけやがってよと唾を吐きかけるかのような歪んだ表情に変わっていた。

 

『あわよくば、ヒーローになれると思ったんだよなぁ?大好きな先輩が死んだって言うらしい口実もあるんだしなぁ』

 

「違う!!」

 

 陽介は死んだ小西先輩を理由にした事を大声で否定した。

 

「お前誰だ…誰なんだよ!?」

 

『ククク…言ったろ?俺はお前…お前の影、全部お見通しだってな!』

 

「ふざけんな!お前なんか…知らない!」

 

 明日香は見た。陽介が否定すると、もう一人の陽介が蒼いオーラを纏い始め、どんどん大きくなっていった。

 まさか陽介が否定すれば否定するだけ、もう一人の陽介が力を大きくさせているのではないのか。

 明日香の考えが当たっているのでは、これ以上否定するとマズイ

 

「陽介駄目だ!これ以上否定したら…」

 

 明日香は陽介にこれ以上否定するなと言おうとしたが、一足遅かった。

 

「お前なんか、俺じゃねぇ!」

 

 自分の感情の一つを完全に否定してしまった。

 

『ククククック、アハハハ!良いぜもっとだ!もっといいな!!』

 

「駄目だ陽介、これ以上言うな!!」

 

 明日香の叫びも今の陽介には聞こえていなかった。

 

「俺じゃない…お前は俺じゃない…!」

 

 陽介が否定し続けていると、あぁそうさともう一人の陽介腕を広げながら

 

『俺は俺さ。もうお前なんかじゃない!』

 

 そう言った瞬間、もう一人の陽介は光に包まれた。光が晴れると其処にはもう一人の陽介の姿は無く、大きなカエルの背中に巨大な人間の上半身がくっついた様な異様な化け物が姿を現した。

 

「あ…あぁ…」

 

 陽介は腰が抜けて座り込んでしまった。

 

「でッでかい…さっきのが小さいと思えるほどに」

 

 明日香は先程の球体のシャドウが小さく思えてしまうほどに、目の前のもう一人の陽介だった化け物をそう見てしまった。

 

『我は影…真なる我』

 

 巨大な化け物…陽介の影は人間体の上半身をゆらゆらと揺らしていた。

 

『退屈なもんんは全部ぶっ壊す!』

 

 陽介の影は高く跳び上がり、着地した時に起こった強力な風で明日香達を吹き飛ばした。

 陽介やクマは地面に叩きつけられ、明日香と悠は受け身を取ってダメージを軽減させた。

 

『いつまで耐えられるかな』

 

 陽介の影はヘラヘラと笑いながら、明日香達を見降ろしていた。

 

「クッ!イザナギ!!」

 

 悠はイザナギを召喚し、陽介の影に向かって大剣を振るった。だがしかし

 

『はッおせぇ!!』

 

 陽介の影はカエルのような下半身で跳躍し、イザナギの剣を楽々と避けてしまった。

 壁から壁に跳ね、縦横無尽な動きでイザナギを惑わす。

 そして狙いを定めていないイザナギの背後から体当たりを食らわせる。

 

「ぐあ!」

 

 悠は顔を苦痛で歪ませていた。如何やらイザナギと悠はダメージを共有しているようだ。

 

「悠!」

 

 明日香は悠の元へ駆け付けようとしたが、悠に来るな!と叫ばれてしまった。

 

「俺は大丈夫だ…だから陽介を頼む!」

 

 悠は力強い目で明日香を見た。そんな力強い目で見られてしまったら嫌だとは言えなかった。

 明日香は悠に頷きで返して、陽介の影は悠とイザナギに任せた。

 吹き飛ばされた陽介とクマの元へ駆け付ける明日香

 

「無事か2人とも!?」

 

「クマは大丈夫だけどヨウスケが!」

 

 陽介はさっきから俺じゃない…俺はそんな事思っちゃいないと呟いていた。

 

「あれは元々ヨウスケの心の中に居た者クマ」

 

「嘘だ!俺はそんなんじゃない!!」

 

 陽介は未だに認めたくなく、否定を続けていた。

 

『いいぞ!もっと言え!もっと否定しろ!!そうすれば俺はもっともっと強くなるんだからなぁ!』

 

 そう言いながら陽介の影は更にスピードを上げた。陽介が否定すれば否定する程陽介の影は力を強めているのだ。

 

『吹き飛べぇ!!』

 

 陽介の影は先程と同じように着地した時の強風でイザナギを吹き飛ばしてしまった。

 吹き飛ばされ少しの間動けなくなったイザナギを無視し、陽介の影は陽介がいる方へ近づいた。

 

「きッ来たクマァ!」

 

 クマが慌てだし、明日香は竹刀を構えた。

 竹刀を構えている明日香を見て、ハハハと笑い声を上げる陽介の影

 

『なんだぁ?そんなもんで俺を倒せるなんて思ってるのか!?』

 

「思っちゃいないさ。でも俺の友達は俺が護る!」

 

 明日香の言った事に、陽介の影は馬鹿が!と明日香を罵り、長い腕を使い一瞬の速さで明日香を掴んでしまった。

 陽介の影は掴んでいる明日香をズイッと近づかせると

 

『俺はテメェの事もウザかったんだよ。なんでもかんでも俺に口出ししやがって、目障りだったんだよ!』

 

 だから俺の前から消えやがれ!と陽介の影は明日香を容赦なく投げ飛ばした。

 明日香は酒が入っているショーウィンドウに叩きつけられしまった。

 

「グハッ!」

 

 ショーウィンドウに叩きつけられ、肺から酸素が一気になくなったような気がした。

 

「アスカー!」

 

 クマは明日香の元へ駆け付け、助け起こしてくれた。

 

『お前は知らないだろうな明日香!コイツの情けない姿をよぉ!』

 

 陽介の影がそう言った瞬間、いつの間にかテレビが現れており、一斉にテレビが付くとジュネスのアルバイトが陽介の事をウザいと悪く言ったり、小西先輩に映画を誘ってオッケーを貰い喜んでいる陽介の姿が移っていた。

 

『コイツは自分がウザがられているのを知ってるのに、いい人ぶって自己満足してたんだよなぁ?』

 

『勘違いしていい気になって…ほんとウザい』

 

 また小西先輩の声が聞こえ、遂には陽介は縮こまって耳を塞いでしまった。

 動ける様になったイザナギがスピードで翻弄し、陽介に近づけさせないようにした。

 

『つまんねぇ田舎暮らしに飽き飽きしてたんだろう?刺激が欲しかっただけだろうが!!』

 

「ちがう!違う違う違う!俺はそんな事…!」

 

「イザナギ!!」

 

 陽介が更に自分自身の影を否定しようとしたが、イザナギが陽介の影を殴り飛ばしていた…悠も陽介を殴っていたが。

 明日香は悠が陽介を殴ったのを見て呆然としてしまった。

 

「あッ間違えた」

 

 悠が間違えて陽介を殴った事に明日香はええ~と心の中で呆れてしまった。

 

「お前なぁ!」

 

 陽介は殴った悠に文句を言おうとしたが

 

「好きだったんだろ?先輩の事」

 

 悠が言った事に、陽介は文句を飲み込んでしまった。

 

「……あぁ本当に好きだったんだ、俺は先輩の事を好きだったんだ」

 

 陽介はさっきまで否定し続けていたが、初めて本心を話した。

 

「だったらそれでいいだろ」

 

 そう言って、悠は陽介へ手を差し伸べた。

 

「あぁ、そう…だな」

 

 陽介は悠の腕を掴み引っ張ってもらい立たせてもらった。

 

「ぷぷー振られてやんの」

 

「コラクマ、そういう事はあんまり言っちゃいけないぞ」

 

 打ち所が悪かったのか、クマに体を貸してもらい明日香が戻ってきた。

 

「明日香…悪い、俺の影が酷い事しちまって…目障りなんて思ってなかった。ただ何時も自分に正直に生きてる明日香が時々眩しく見えて…」

 

「人間そんな簡単に本音では語れないって事だな。俺も今の関係に甘えてたかもしれない」

 

 そう言ってフッと笑いあう悠に明日香に陽介

 

「ほんとは分かってたんだけど、みっともねぇし認めたくなかった。皆と上手くやろうとして必死で一人でカッコつけて、俺だってこんな俺、ウザいって思うぜ」

 

 けど…と言いながら、陽介は内ポケットから何か取り出した。それは小西先輩を誘った映画のチケットだった。

 

「先輩への気持ちは本物だった」

 

 そう言って陽介はイザナギと戦っている自分の影を見た。

 

「あれも俺の一部だって事なのか…」

 

 そう言って陽介は自分の影へ自ら近づいた。

 陽介の影は陽介を仕留めようと腕を伸ばすが

 

「全部ひっくるめて…俺だってことだよな」

 

 陽介が自分の心の内を認めた瞬間、陽介の影は苦しそうに悶え始めた。倒すなら今しかない

 

「イザナギ!!」

 

『ジオ』

 

 イザナギのジオが陽介の影へ直撃した。苦しみの声を上げながら陽介の影は消滅し、もとのもう一人の陽介の姿に戻った。

 陽介は倒れたもう一人の自分の肩に手を置いて

 

「お前は俺で、俺はお前だ」

 

 陽介が自分の影を認めると、もう一人の陽介は満足そうに微笑みながら頷くと体が消滅した。

 そして消滅したもう一人の陽介は、忍びのようなペルソナ『ジライヤ』へと姿を変えた。

 ジライヤは姿をカードへと封じ込めると陽介の手の中で消えてしまった。

 終わった…そう思った瞬間、陽介はドスッと座り込んでしまった。

 明日香と悠が陽介の元へよると

 

「さっきの先輩の声、あれも先輩が心の底で抑え込んでたものなのかな。ははずっとウザいと思ってたか…盛大にフラれたぜ」

 

 そんな陽介の両肩に、明日香と悠がそれぞれ手を置いた。

 

「お前らが居てくれて助かったよ。ありがとな、悠、明日香」

 

「うん」

 

「俺にお礼なんかいいって。俺今回は役に立ってないんだし」

 

 明日香の自虐にそんな事無いさと首を横に振る陽介。

 

「なぁクマ、先輩はここでもう一人の先輩に殺されたのか?マヨナカテレビで明日香が先輩がもう一人の先輩に殺されたって言ってたし」

 

「たぶんそうクマね。ここに居るシャドウも元々は人間から生まれたものクマ。でも霧が晴れるとみんな暴走する。さっきみたいに意志のある強いシャドウを核に大きくなって、宿主を殺してしまうクマ」

 

 恐らくそれが町で霧が出た時に、こっちで人が死ぬ原因だとはっきりした明日香。小西先輩も自身の心を否定してそして小西先輩の影によって殺されたのだろう。おそらく山野アナも

 

「そっか…」

 

 陽介はそう呟くと、ふらついてしまった。明日香が倒れそうになる陽介を支えた。

 

「ヨースケ、疲れてるクマね。元々この霧は人間にはちっとも快適じゃないクマ」

 

「だな、さっきからあの変な声が聞こえなくなったし、これ以上ここにはいる必要が無いな」

 

「うん、戻ろう」

 

 此処に居る目的はない。明日香は陽介に肩を貸して、酒屋を後にしたのであった。

 色々とあった明日香達、だが陽介の表情は少しだけだがスッキリしたような顔であった

 

 

 




今回の陽介の影戦はアニメを主体にしたバトルシーンをイメージして書きました。
次回は千枝は出したいですねはい

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