ハルケギニアの誓約者   作:油揚げ

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お待たせしました。四章の終わりまでの改定を終えましたので順次、投稿していきます。


第八話 少女の涙

 

 

 水の精霊を狙う襲撃者へ奇襲を仕掛けたナツミ達だったが、その奇襲をあっさりと防がれたばかりか、今度は逆に襲われる側、守勢を余儀なくされていた。

 向こうからはナツミ達の姿が見えるのか、鬱蒼とした木々の中に居るにも関わらず、的確にナツミへと攻撃魔法を次から次へと放ってきていた。主にその魔法が風と火から風のメイジ、火のメイジという事がナツミにも分ったが、それが分かったところで、現状を覆せるわけでもない。

 そこまでナツミが考えていると小さな影の方がこちらに向かって杖を振るう。

 

「っとお!」

 

 見えない空気の槌―エアーハンマー―がナツミの移動先を読んで放たれ、大地が無残にも陥没する。だが、もともと優れた身体能力を持つ上に、ルーンで強化されたナツミはなんなく回避していた。だが、避けさせたとばかりに、今度は特大の火球がナツミを燃やし尽くさんと襲いかかる。

 

「相棒!」

「分ってるわよ!」

 

 頼りなるとこの前ようやくわかったデルフの掛け声に応えるように裂帛(れっぱく)の気合いともにデルフで火球を切り裂く。これが只の剣なら火球の余波だけで大火傷を負うであろうが、デルフは火球に込められた魔力を残らず喰いつくし、ナツミその被害は無い。

 ナツミは僅かにその身を撓めさせると、一際大きな樹の影へと跳躍し一息ついた。これまで彼女が分かったことは相手は並みのメイジ以上の実力を持っていること、そして、やたらに連携が上手い。……これが曲者であった。確かに相手はナツミよりも格下ではあったが、隙を作らず、また隙を作らせる巧みな戦いには舌を巻いていた。

 特に小さい影の方はメイジとしての実力も片割れの襲撃者よりも上のようであったし、なによりも戦い慣れしているのか、ナツミがするであろう行動を的確に読んで攻撃を仕掛けてくる。

 そしてそれに応えるように火のメイジが攻撃を合わせてくるため、遣り難いことこの上ない。さらに不味いことに魔法の射線が通らぬように木々が場所を選んだのだが、ナツミの行動を予想して攻撃する襲撃者にその手は悪手であった。

 射線が通らないのなら、射線が通るところを頭に入れて、その地点にナツミを誘導すればいい。端的に言えば現在ナツミは襲撃者の手の上で踊らされていた。

 

「うーん。どうしよう?ソルとは見事に分断されちゃったしなぁ」

 

 それを分かった上で大して危機を感じていないようにナツミは呟いた。

この場所まで移動する間にソルとナツミは分断されていた。接近戦と高威力な遠距離攻撃を持つナツミよりも、遠距離攻撃しかしてこないソルの方が組みやすいと、二人の影はソルを最初に撃破する敵と見なされてしまい集中攻撃に晒されてしまったのだ。

 数多の修羅場を潜り抜けた来たソルだったが、慣れぬ異世界の技術と夜、しかも森の中という悪条件が重なり実力が半分も出せなかったのだ。それに見通しの悪い中で大召喚術でも使えばそれこそ大惨事になりかねない。

 というわけで、ソルに敵が行かないように立ち回っていた結果、いつの間にかナツミは深い森の中で、二対一の戦いを強いられていた。

 

 

「よっと!」

 

 ナツミが隠れている場所を的確に狙い火球が勢いよく飛び込んできた。意表を突いたのならまだしも、単体でのこのレベルの魔法が当たることはまずない。

 デルフで先の火球のように切り裂いた――とナツミが思った矢先、火球はまるで意思を持つかのごとくするりとデルフの軌跡を掻い潜りナツミを焼き尽くさんと突き進んだ。爆炎がナツミを中心に花開く。

 

 

 

 

 やった。と襲撃者の二人は僅か体から数十センチも離れていない場所からの火球の急激な進路変更にナツミが付いてこれるわけはないと半ば確信していた。

 たとえ防御をしていたとしても大怪我は避けられない。どう転んでも戦闘不能。だが、それはあっさりと裏切られる。

 突如として青い暴風が吹き荒れ、火球を瞬く間にかき消したのだ。

 

「なっ!?」

 

 火球を放った襲撃者は予想もしていなかった結果に驚き思わず声をあげてしまう。だが、真に驚くのは次の瞬間であった。

 注視していた人影が霞んだかと思った瞬間、人影を隠す樹が細切れの木端へと姿を変える。そしてその木端は蒼き奔流もろともに襲撃者を飲み込む勢いで迫る。

 

「えっちょっと待ってよ!?」

 

 迫り来る壁ごとき奔流に狼狽する声しか襲撃者はあげることしか出来なかった。ただただそれを眺め、自分が飲み込まれるその瞬間を脳裏に受かべ覚悟を決めたように目を瞑ることしか出来なかった。

 

「うぐふぅ!?」

 

 正面から来るかと思っていた衝撃は何故か襲撃者の右側面から彼女をぶっ飛ばす。襲撃者は間抜けた声をあげて蒼き奔流の影響圏外へとなんとか逃れたが、右のわき腹を抑えてごろごろと転がっており、とても無事には見えなかった。

 それもそのはず、襲撃者をぶっ飛ばしたのは襲撃者の仲間である小さな影のエアーハンマー。仲間を蒼き奔流から救わんと行動した結果であったものの使い手によっては大地を陥没させるほどの魔法、手加減されていたとはいえ人一人を軽々吹き飛ばす程の威力、只で済むはずはない。

小さな影は、一応、多少仲間を心配するような視線を送ったが、その視線はすぐにナツミへと戻す。

 襲撃者にとってナツミは一瞬でも油断してはならぬ危険な相手、最初は属性が分からなかったが今の攻撃を見る限りおそらく風のメイジ、しかもどう考えてもトライアングルクラスの自分よりも上位の使い手であると感じていた。

 そればかりか身体能力は超一流、襲撃者はナツミの考えた通り相手の行動を読むことに慣れていたが、ナツミは行動自体は単調で読みやすいのだが、攻撃を当てることができなかった。

 並みの相手であれば、当たるはずの攻撃をナツミは容易に躱すのだ。

 先はなんとか不意を打つことが出来たが、それでも常軌を逸した反射神経と魔法を吸収する謎の剣により阻まれた。

 このまま戦いが長引けばいずれ魔力が付きしまうことは明白。襲撃者はそこまで状況を整理すると、次の手を打つことにした。

 次に打つ手ももちろん不意打ち。その上で余力があるうちに最大火力を叩き込む。

 小さな襲撃者は不安を打ち消す様に一つ頷くと、フライを唱え、その身を夜空へと浮かび上がらせた。

 

 

 ナツミは気配が消えた小さな襲撃者へと警戒するため左右に持った剣を大きく広げて、辺りを見回した。視界の片隅にはわき腹を抑えてうんうん唸っている襲撃者の片割れが見える。

 どのくらい警戒していただろう?相手の場所さえ分かれば力づくで攻撃ができるが、居場所が分からない今、そんな方法がとれるはずもない。多数の戦闘経験持つ故に相手に主導権を握られても焦ることはなかったが、敵が潜んでいるという気持ち悪さまでは拭えない。

 張りつめた空気が流れる夜の闇の中、風を切る音が幾つも鳴り響く。

 

「っ!」

 

 一向に気を緩めないナツミに痺れでも切らしたのだろうか?飛来した音の正体はウィンディ・アイシクル。氷の槍を生み出す精度と威力優れた魔法だ。しかも術者によっては複数の氷槍を生み出せるため、対処の難しい魔法でもある。

 

「はぁあ!」

 

 しかし、対処が難しいとはいえ、それは並みの術者の話。規格外の能力を持つナツミ前では豆鉄砲と大差無い。左手のサモナイトソード、右手のデルフリンガーで難なく防ぐ。

 

「ふぅ……嘘っ!?」

 

 不意打ちを危なげ無く防ぎ気が僅かに緩んだナツミの背後から轟々と燃え盛る火球が迫ってくる。どうやらもう戦闘不能だと思った襲撃者のそれは演技でこの瞬間を待っていたのだろう。

 咄嗟の事でもんどり打つようにナツミは左へと転がり、火球を避ける。そして、ナツミの上から降るようにしてもう一人の襲撃者が殺気と魔力を漲らせ、強襲してくる。襲撃者は内に秘めた魔力を全て放つ勢いで魔法を放つ。

 

アイス・ストーム。

 

 風と水属性で織りなす強力な攻勢魔法。小さな体躯の襲撃者が何とかスクエアと呼べる域で唱えることができる、最強の魔法であった。無数の氷の粒を内包した竜巻は多少の防御など意にも介さず、相手を冷気、氷粒、風の三種類が織りなす攻撃は並みの、否。熟練したメイジであってもただでは済むまい。

 そして今のナツミは、体勢を完全に崩して、相手を見上げることしか出来ないように襲撃者の瞳には映っていた。例え相手がスクエアのメイジであろうとも、魔法を唱えることが出来なければただの人と変わらない。

 もし何がしかの魔法が間に合ったとしてもほとんど詠唱する時間は無い。例え出来たとしてもドット、せいぜいその程度ならこの襲撃者の魔法からみれば焼け石に水。この魔法は未完成でありながらもスクエアの域にある。その程度の魔法で今から起きようとしている結果を大きく覆すことは不可能。

 襲撃者は半ば己の勝利を確信していた。

 

 だが、確信は儚くも覆される。

 蒼い奔流が今まさに仕留めんとしていた対象―ナツミ―からさながら爆発とでも言うべき規模で生まれ、瞬く間にアイス・ストームとぶつかった。スクエアに届く程のアイス・ストームが蒼き奔流と僅かも拮抗することなく押し切られ、小さな襲撃者を飲み込んだ。

 

 

 

 

「はあああああああ!」

 

 ナツミはハルケギニアで見た魔法の中でも最大級の威力を誇るであろう目の前の魔法を前にしても臆するという感情は一切湧いてこなかった。気合いを込めた雄たけびとともに、サモナイトソードの力を借り、己が身に宿る力の一端を開放する。

 一瞬すらの間もなく、溢れんばかりのナツミの魔力が蒼き光を纏って、アイス・ストームと激突し、飲み込んだ。さらにそれでも飽き足らんと、アイス・ストームの背後にいるメイジにすら牙を剥く。

 ただでさえ、力の差があるうえに、向こうは大技を放った直後。そんな襲撃者にナツミの理不尽とすら呼べる力を防ぐのはもちろん避ける術すら残っては居なかった。

 襲撃者は蒼き奔流に触れた瞬間に勢いよく、遥か上空へと弾かれる。その姿はさながら滝壺に飲まれた木の葉。素性を隠す為に被っていたフードももはやその役目を終え、その中に隠していた醒めるような美しい、まるで青空のごとき髪がそれとは不釣り合いな夜空へとその身を露わにする。

 

「――っ!?」

 

ナツミはフードに隠れていた髪を、蒼い髪(・・・)を見て息を飲み、次の瞬間大声をあげた。

 

「タバサ!!!」

 

 ナツミは自分が吹っ飛ばした相手がタバサだと分るなり、デルフを投げ捨て木々を蹴りながら上空までその身を昇らせる。哀れなデルフが「痛いっ」と沈痛な声をあげていたが、そんなものを耳に入れる暇さえおしい。このままタバサが上空から地面へと落下してしまえば、大怪我は必至。というかもう大怪我している可能性だってあるのだ。……ナツミの攻撃のせいで。

 ナツミの背に冷や汗が吹き出る。そのせいで服がぴったりと肌にひっつき、それが一層、彼女の苛立ちを増加させていた。やがてタバサの体は上空で最高点に達したのか、その体を一瞬だけ静止させる。そしてついに自由落下を始めた。

 ぐんぐんと加速しながら、タバサは地面へ目掛けて落下する。未だにその右手には杖が握られているが、意識がないのかフライやレビテーションをする気配はない。

木々を蹴りながら、落下予想地点に着いたナツミはタバサへと届けとばかりに全力で木から飛び上がった。

 

 

 

 

 

 軽い衝撃がタバサの全身を駆け巡り、タバサは緩やかに意識を回復させつつあった。しかし、まだまだ完全とは言えず、意識は茫洋としたままであった。自分が何処に居るのかも何をしていたのかも曖昧。

 ただ、彼女が感じていたのは、包み込むような温かさと、穏やかな安らぎ。ここ数年意識してそれを感じたことは、無かった。書を読みふけり、魔法を磨き、ただ仇の首を掻き切るその時を夢想し続けた。

 だが、今、彼女を包む温かさ、柔らかさはそれを忘れさせるには十分すぎるほど優しいものだった。仮にタバサがもう少しだけ、ほんのもう少しだけでも意識がはっきりしていれば、耐え難いそれを拒むことが出来たかも知れない。

 だが、ナツミやルイズがそうであるように彼女もまた十代の少女なのだ。冷たい瞳の奥に隠した愛情への渇望。父の仇への憎悪で固め閉ざした心も意識が茫洋としている状態で綻び、純粋な少女の感情が零れ落ちる

 

「母さま……」

 

 知らず彼女の頬を涙が伝う。タバサを包むそれは無条件に自分を守ってくれる。本能的にそれを感じたタバサはそれに今は望めぬ己が母を強く思い出させた。

 悲しみか懐かしさからなのか涙は止まる気配さえ見せず、ここ数年我慢した分が溢れているかのようであった。そんな中、ゆっくりと彼女を包むそれが離れようとする、寂しさと焦燥が彼女を包みそれが遠くに行かぬように腕を回し、力の限りそれを抱きしめた。

 

 

「……母さま」

 

 そう縋るように呟いて再び、タバサの意識が遠くなる。

 タバサは薄れゆく意識の中、目覚めた時それが己が腕の中から消えぬことはないよう願い込め、再び両腕に力を込めた。タバサに応えるかのごとく、力強くそれは抱き返してくる。その温かさはタバサにとってなによりも、なによりも嬉しかった。

 

 

 

「タバサ……」

 

 月明かりが木々の隙間を通り抜け、ちょうどスポットライトの様にその場を照らし出すまさにその中心にナツミは立っていた。タバサはナツミの両肩から抱く様に腕を回し、その蒼い髪で彩られてた頭をナツミの左肩へ預け気を失い、ナツミはナツミで両腕をタバサの背中へと回し、体が落ちないようにしっかりと支えていた。

タバサを思い切り吹き飛ばした後、なんとか追いついて無事に地面へと降り立った場所がここだった。

 とりあえずざっとみた感じでは手足が変な方向に曲がっていたりと、大怪我は無いように見えたが、なにやら呟いているのが心配なので、詳しく見ようと地面に下ろそうとした瞬間、タバサがナツミを強く抱きしめた。

 

「……母さま」

 

 それでも、なんとか離そうとしたが、耳元で彼女が掠れるように発した一言が、ナツミの行動を制止させた。

 ―母さま―その僅か四文字にどれだけの思いが籠っているのか、意識を失っているにも関わらず、タバサの両腕は強く強く、ナツミを抱きしめていた。一瞬、タバサを偽るのに躊躇いはあったが、縋るように両腕に力を込め続ける彼女を放っておくことはナツミには出来ず、タバサを優しく抱き返す。

 タバサは一度、ナツミを抱きしめる力を強し、小さく息を吐き出すとタバサの全身から力が抜ける。それでもナツミを抱きしめる腕の力が僅かに残るのは彼女の意地なのであろう。

タバサの愛おしく感じるほど温かい涙がナツミの肩をゆっくりと濡らしていた。

 

 

 

 上下にゆらゆらとタバサは揺られていた。同じ上下動を繰り返す馬とは違い、体の前面に心地良い温かさを感じ、長い間こうしていたいという願望を彼女に(いだ)かせていた。

 先とは違い、確実に覚醒しつつある意識は彼女に今の自分の状況を理解させた。他人の背に体を揺られるこれは所謂―おんぶ―と言われるそれではないかと、誰が自分を背負っているのだろう。疑問が彼女の頭の中を跳ね回る。だが、それよりも懐古の思いが彼女の心の大部分を占めつつあった。

 こうして最後に自分を背負ってくれたのは誰だったろう?それは彼女の今は無き父親。先の事と言い、最近のタバサは妙に昔を思い出していた。理由はおそらく友人と呼べる人が増え、彼女の心を覆っていた氷が僅かに溶けたからであろう。

 そんなことをぼんやりと思っていると、彼女を背負っていた人物がタバサの意識が戻ってきたのに気付いたのか声をあげた。

 

「タバサ?気付いたの?」

「ナ、ツミ?」

 

 タバサを背負っているのは異世界から来た英雄であり、彼女の大事な友人の一人であるナツミであった。それに気付いたタバサは軽い困惑状態へと突入した。相手の動きを読むことに長けた彼女は、それゆえに予想外の動きに弱いと言う一面を持っていた。

 

「ふっ飛ばしちゃってごめんね。痛いところとかない?」

「?…………ああ、うん痛いところはない」

 

 ナツミの言葉に、からだを少し揺すり痛みが無いことを確かめる。痛みが無いのが分かり、それをナツミへと告げるが、どうにも今の自分の状況が掴めない。

 

「どうしてナツミはわたしを背負ってるの?」

「ん?タバサもしかして覚えてないの?」

「うん……」

 

 ナツミの問いにタバサは恥ずかしげに答える。どうにも自分がナツミに背負われる事になった経緯が全く思いつかない。そもそも自分は―――――――。

 

「あ」

 

 そこまで考えがいたりようやくタバサは気絶するその瞬間までの記憶を思い出した。

 

「……」

 

 吹き飛ばされる直前までの記憶を思い出し、タバサは少し、いやかなり落ち込む。

 今回はたまたま戦った相手がナツミだったからまだいい。これがもしもナツミではない相手であったなら殺されていたかもしれない……その決してゼロでは無い可能性が、それがタバサを落ち込ませている原因であった。

 彼女はまだやるべき事があった。命と引き換えにしても成さねばならない大事なことが、それは心壊された母を治し、父の仇を屠ること、もちろんそれは危険極まりなき行為。

志半ばで死ぬことは許されない事ではあったが、心の片隅ではそれを常に考えていた。

そんな覚悟し続けてきた事が、相手がナツミでなければ、ナツミが本気で力を使っていれば、どれか一つでも違くなっていたら、きっとタバサはここにはいなかったかもしれない。

考えれば考える程、タバサの背に冷たい汗が流れ、夜気により体が冷えていく。だが、それとは真逆にナツミに背に触れている体の前面は心地いい程に温かかった。

 

 強くなろう、その背の温かさを胸にタバサは幾度目となるか分からぬ想いを、今まで一番の思いを込めて誓うのであった。

 


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