ハルケギニアの誓約者   作:油揚げ

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ネタバレを含みますので、最新話まで読んでからのご覧になるのをおすすめします。


人物紹介

 ナツミ

 本名 橋本 夏美

 

 サモンナイトの主人公、誓約者(リンカー)。実際は四人の中から一人選ぶシステムでその内の一人。

 ナツミは戦士タイプと召喚師タイプの中間、言わば万能タイプ。

 リィンバウムに召喚されるまでは通っていた高校でバレーボール部に所属。

 今作での設定は、いわゆるリプレエンド。フラットのメンバーを家族とし共に暮らしていくことを選択したという流れです。

 ちなみにソルエンドいわゆるパートナーエンドでは元いた世界に帰還します。

 容姿は髪型が髪が肩にかかる程度(サモンナイト時よりやや長め)、目は目尻がやや上がった感じ、印象としては男勝り、ボーイッシュな感じの女の子。

 年は十七歳、リィンバウムに召喚された時が十六歳。無色の派閥の乱が終了してからだいたい一年後ハルケギニアに召喚された。

 幾多の経験を経て、サモンナイトの頃よりもやや思慮深くなっている様な気がするが、実際にはあまり変わらない。基本楽観的ですが過去、バノッサを助けられなかったことを後悔しており、人の心を利用して悪だくみをする連中には強い嫌悪感を持つ、

若干ソルが気になる。

 

 能力

 あらゆる属性の召喚獣をランクに関係なく使役可能な他、スクエアメイジを遥かに上回る魔力とサイジェント騎士団流剣術を使いこなし、横切りが主体の戦いを得意とする。

 また身体能力も非常に高く、特に俊敏さに優れている。

 

 

 ソル

 本名 ソル・セルボルト

 サモンナイトの主人公のパートナー。

 今作では作者がサモンナイトをプレイ時にソルをパートナーにしていたため、ソルが登場しています。

 実際はあと三人パートナー候補がいます。

 容姿はやや吊りあがった目、髪型はやや長め、小奇麗な感じ。

 無色の派閥の大家セルボルト家の嫡男。本人同士は終盤まで気づかないが実はバノッサの異母兄弟。

 任務と温かいフラットのメンバーとの間に揺れ、ナツミを監視(スト―キング)。

しかし、いくら魔王召喚の事故で召喚されたとは言え、女の子を大量の人間が死んだ荒野の儀式場に食料や飲み水も無しで放置。そのまま町までスト―キング。二人のならず者に絡まれても傍観とはこれいかに?

 その後、改心し無色の派閥の事を黙っていた事に罪悪感を持っていたがナツミの楽天的な考えで吹っ切れる。

 実は素直な性格では無く、人によってはぶっきらぼうともとれるが、パートナーエンドの時は責任を持ってナツミを元の世界に帰すと熱く語ってくれる。……帰り間際に行くなとか言うけど。

 現在は温かさを教えてくれたフラットやナツミに恩義を感じている。

 

 能力

 最高位の霊属性の召喚術が可能。あとインテリは殴り合いは出来ない。

 

 

 

 モナティ

 ナツミに懐く召喚獣の女の子。

 レビットという種類に属する獣人。まんまる帽子とそれからはみ出した垂れた耳、そして大きな尻尾が特徴的。

 サーカスで不当に働かせられているところをナツミに助けられ、それからマスターと慕う。あいかわらずドジっ子っぷりを見せつける。護衛獣契約はまだしていない様子。

 

 能力

 高位の獣属性の召喚術が可能。またスキル応援は特定の人物の身体能力を高める効果がある。彼女自身は他人を傷つけることに向かないため、発揮されないが、獣人故の身体能力は侮りがたし。

 

 

 

 

 アカネ

 ナツミを友人以上主未満と見る忍者の少女。自称せくしぃくのいち。

 容姿は特徴的な赤髪を後ろで纏めたポニーテール。瞳は糸目。いつも笑顔を絶やさない。

師匠であるシオンの召喚に捲き込まれる形でリィンバウムに召喚された。

 どうしようもない主人を、師匠があっさり見限り師匠共々リィンバウムを転々とし、主人に相応しい人物を探す中ナツミと会う。

 忍者故に正体を明かせず悩んでいたがナツミが戦いに巻き込まれていく中で友達として守りたいと願い、忍者の掟を守る師匠とぶつかり、敗れはしたがその信念を認めて貰い、師匠共々仲間となる。

 ナツミと同じ楽観的。かつ、面倒臭がりだが、面白そうなことには積極的に参加する。

師匠には頭が上がらない。

 

 能力

 忍者として卓越した身体能力を誇る。特に走ることに関しては馬にも負けない。

 また、刀等の刀剣類はもとより、苦無を始めとする投擲武器も巧みに扱える。

 忍術

 サルトビの術。十数メートルの範囲において予備動作なしに移動可能な特殊歩法。高低差にも左右されない。非常に使い勝手のいい忍術。

 

 

 シオン

 アカネの師匠である凄腕の忍者。その強さは覚醒前とはいえエルゴの王であるナツミを倒してしまう程。忍者としての身体能力に加え、薬師としての知識も持っている。公式チート。ゲーム中でも非常に使い勝手の良いキャラである。

 現在はハルケギニアに召喚され諜報活動に従事している。相も変わらず料理の腕も卓越している。

 

 能力

 アカネ以上の身体能力。

 忍術

 サルトビの術、分身の術、穏行。

 

 

 ジンガ

 ナツミを姐御と慕う少年拳士。

 フラットでエドスと肩を並べる膂力の持ち主。

 ただの格闘馬鹿に見られがちだが、ストラを使用して他者の傷を癒すこともでき、エドスに付いて行ってお金を稼いだりとガゼルの一万倍は役に立つ。

 拳を鍛える意味を知る旅をしているという高尚な目的を持っているが、なにかにつけて拳で解決しようとする矛盾には気付いていない。

 

 能力

 ダブルアタック

 移動、アイテム使用をしない代わりにその場で神速の二回攻撃を可能とする。

 ストラ、エルストラ

 いわゆる気であり、ジンガの体格に似合わぬ怪力もこれの恩恵。また、自分に限らず、他者の治療も可能。

 

 

 エルジン

 本名 エルジン・ノイラーム

 機属性召喚に特化した一族、ノイラーム家の少年。

 ロレイラルの遺跡調査中に父ともに行方不明となっていたが、父がその遺跡で死んだにも関わらず、遺跡の調査を続行し続けた生っ粋の機界(ロレイラル)馬鹿。

 遺跡で知り合ったエスガルドとともに機界のエルゴの守護者となり、魔王戦でナツミ達と共に戦った。

 機属性召喚に関してはリィンバウムで最高レベルを誇る。

 ハルケギニアにナツミに召喚されてからは、自分でいろいろいじくれるゼロ戦に興味を持ちコルベールの研究室に引き籠る日々を送っている。特にナツミがガンダールヴのルーンで機械兵器の中身を見れるのが、エルジンの研究を飛躍的に進める結果となっており、ナツミは日々エルジンに駆り出されている。

 

 

 エスガルド

 機界出身の機械兵士。

 機界では切り札として開発されたため、その戦闘力は並みの機械兵士を遥かに凌駕し、自己修復まで備えたその機体は脅威そのもの。

 リィンバウム人は基本的にかつての侵略者である機械兵士に良い感情をもってはいないのに対し、エルジンがそんな自分に対し気兼ねなく話してかけ友として扱ってくれた事に恩義を感じている。

 ドリル、射撃兵器と、接近、遠距離と物理攻撃には死角が無い万能機、別名紅き死神。

 遠距離殲滅を得意とするエルジンと組むとまさに鉄壁。

 最近は無機物仲間のデルフリンガーと仲が良い。

 

 

 シエスタ

 ハルケギニア出身の平民のメイド。

 だったのだが、現在はクラスメイドから、メイド召喚師にクラスチェンジ。

 本来ハルケギニア人は召喚適性を持っていないのだが、祖父がナツミと同じ名も無き世界の出身者の為、ハルケギニアでは稀有な召喚師として覚醒した。

 現在のところ、機属性と無属性を召喚が可能で特にエレキメデスを好んで使っている。

 典型的な後衛召喚師。

 

 

 ワイバーン

 幻獣界(メイトルパ)に生息する強力な竜種の幻獣。体長は三十メートル弱とシルフィードのゆうに五倍という圧倒的な巨大さを誇る。

 ハルケギニア産のワイバーンとは似て非なるもの。ただでさえ強力な幻獣なのに誓約者(リンカー)が召喚しているのでその力は手が付けられないものとなっている。

 本作では雌となっておりシルフィードにはワイバーンのお姉さまと慕われている。言葉は喋れないが知性は人間並み。

 ジュリオが嫌い。

 

 技

 ブラストフレア

 特大の火球をぶっ放す。

 ガトリングフレア

 特大の火球を複数ぶっ放す。

 

 

 エレキメデス

 有線式の旧型機 威力はあるが電力消費の効率が悪い為あまり生産されなかった。と公式の設定で書かれているがその実、範囲攻撃で複数の敵を麻痺らせたりと割と使える召喚獣。 更に憑依召喚してその身に宿せば、攻撃力を十二ターンもアップでき、その用途は幅広い。

 

 技

 ボルツテンペスト

 範囲内の敵に電撃+麻痺。

 ボルツイクイップ

 憑依召喚、憑依した相手の攻撃力を上昇させる。

 

 

 ミミエット

 ウサギの着ぐるみを着た可愛らしい少女。

 に一見見える、戦闘力抜群のウサ耳少女。その召喚レベルはワイバーンと同等。手から光弾を生み出せ地面を軽く吹き飛ばせる恐ろしい召喚獣。小柄な割に戦闘力が高いため、今後の活躍が期待される。

 

 

 

 

 

 


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