早速ですが自分は新しく発動されたパックINVASION OF VENOは、2箱買ってあらかたのカードが出ました！
サイレント・マジシャンが当たらなかったショックが、少し和らぎましたよ。
「へ〜……良かったね〜」
おう！……しかし次は満を持してエドが表紙のパック、デステニー・ソルジャーズだぜ！
俺は宣言する！絶対に三箱で、全てのカードを……当てて見せるってなぁ！！
あっ、デステニー・ソルジャーズと言えば……ダーク・エンジェルとD3……カード化おめでとーーう！！
いやー、まさかカード化するとは思わなかったよー！なーウィン？
「zzzz〜」スヤスヤ
っておい！寝てんじゃねーよ！
「zzzz〜、本編の始まり〜。zzzz〜」スヤスヤー
いや、まだ話したい事が山ほど！！
「俺のターン、ドロー。……ダイヤモンドガイの効果により、墓地のデステニー・ドロー発動。デッキからカードを2枚ドロー！そしてこのターンもダイヤモンドガイの効果発動。……引いたカードは通常魔法、ドクターD。次のターン、効果発動が決まった」
「また小細工か。……あんまり俺をイラつかせるなよ」
よし、今のドローで最強の盾のカードを引いた。このカードを装備すれば、ダイヤモンドガイはあっという間に強力なモンスターになるぜ。
……しかしさっきから、何なんだこいつは。さっきの煽って来たダーク・バルターとは違って、奴はただ思っている本心をそのまま言ってるように見える。まぁ、何にしてもスルーすればいっか。
だが、このままガープがフィールドに存在するの限り、俺は不利だ。ここは一つ、勝負に出てみるか。
「そーかよ。そんなに強いモンスターと戦いたいんなら、望み通りにしてやるよ！
手札の最強の盾をダイヤモンドガイに装備。その効果でダイヤモンドガイの攻撃力は、ダイヤモンドガイの元の守備力分アップする。(1400→3000)」
ダイヤモンドガイは右手に最強の盾を装備した。
「ほぅ……攻撃力3000か。中々いい感じだ。…やれば出来るじゃねーか」
「やった。ダイヤモンドガイの攻撃力が、あいつのモンスターの攻撃力を上回ったよ！」
「そのままやっちゃえー、おじさーん！」
「……」
「(プノちゃん、さっきからずっと俯いてる。……町の皆んなが殺されたのが悲しいのかな？……それとも……それとも何？ あれ、私は何を考えてたんだろ。……今は未来さんとガープとのデュエルを見ることに集中しよう…)」
「バトルだ！ダイヤモンドガイ、軍神ガープを攻撃！スーパー・ダイヤモンドブロー！」
ダイヤモンドガイの攻撃で軍神ガープは消滅した。随分とあっさり倒せたな。
「おぉっ！(4000→3800)」ピピピーー
「どうだ……少しは効いたか！」
「……まだだ。こんなんじゃー、たいして盛り上がらねぇ！
伏せカード発動、命の綱。その効果でたった今戦闘で破壊された俺は、攻撃力を800上げて復活する！」
軍神ガープがガープのフィールドに、攻撃表示(2200→3000)で戻って来た。
命の綱。俺の世界では発動するには手札を全て墓地に捨てなければいけないんだが……そう言えば漫画ではノーコストで使えてたな。
クソ、攻撃しなきゃ良かったか？……いや、厄介なトラップを消費させたんだ、けして悪い一手じゃなかった筈だ。
「俺はこれでターンエンド」
「あーもう！折角ガープを倒したと思ったのに……パワーアップして復活しちゃったよー！」
「うん。未来さんが有利になると思ったのにね」
未来
D-HEROダイヤモンドガイ(攻撃表示)3000 D-シールド＋最強の盾 装備
伏せカード1枚
手札5枚
ライフ2100
ガープ
軍神 ガープ(攻撃表示)3000
ジャイアント・オーク(攻撃表示)2200
手札3枚
ライフ3800
「ドロー。……ははは、こいつはいい。俺は今引いた、大嵐を発動！こいつでお前の目障りな装備カードは全て消え去る！」
う、嘘だろ！
フィールドに巨大な大嵐が起こり、互いのフィールドはそれに飲み込まれた。
俺の魔法・トラップゾーンにあるカードは、大嵐によって全て破壊された。
「そんな！ 未来さんの装備カードと伏せてたカードが全て破壊されちゃった！このままだと未来さんは、アイツのモンスターの総攻撃を受けたら負けちゃうよ！」
「お、おじさんなら、大丈夫だよ！…」
「…(大嵐が発動した瞬間……未来さんは伏せていたカードを発動してるように見えた。……あのカードは……何だったんだろう…)」
「俺の効果を使い、手札のエリート部隊を見せる事で攻撃力を上げる(3000→3300)。
そして、今見せたゴブリンエリート部隊を召喚(2200)。
さて、戦いだ！まずはそのザコを引き裂いてやるよ！ディザスター・クロウ！！」
軍神ガープは一瞬の内に、ダイヤモンドガイを鉤爪で切り裂いた。
するとダイヤモンドガイはバラバラになり、消滅した。
「これで終わりか。……期待外れだったが、まぁいい。
ジャイアント・オークでトドメのダイレクト……あん？……なぜ、お前のライフは4000になってんだ？……攻撃は中止だジャイアント・オーク」
くそ、ばれたか。ジャイアント・オークでダイレクトアタックしてくれれば、さらに俺のライフが回復したのに。ダイヤモンドガイが破壊された事で出た煙で、うまく見えないように隠れたと思ったんだが。勘のいい奴だな。
……まぁ、ばれちゃー仕方ない。種明かしをしてやるか。
「お前が大嵐を発動した瞬間、俺は手札のD-HEROディスクガイをコストに、伏せていたレインボー・ライフのカードを発動していたんだよ。このカードはこのターン俺が受けるダメージをゼロにして、その数値分だけ俺のライフポイントを回復する効果を持っている。
ガープとの戦闘で俺が受ける筈だったダメージは1900。よって、俺は1900ポイントライフを回復したのさ。(2100→4000)」
「未来さんが無事で良かった……」
「わ、私はおじさんなら大丈夫だって信じてたから、全く心配なんてしてないよ！」
「ほぅ、まだまだ俺を楽しませてくれるみたいだな。俺はカードを伏せる、これで終わりだ」
こいつ。……俺はお前を楽しませるつもりなんて、微塵もねえんだぞ。
本当なら今すぐにでもぶっ殺し……いや、冷静になれ。憎しみに囚われて戦うのはヤバい。
あんな事は二度とする訳にはいかないんだ。
未来
手札4枚
ライフ4000
ガープ
軍神 ガープ(攻撃表示)3300
ジャイアント・オーク(攻撃表示)2200
ゴブリン・エリート部隊(攻撃表示)2200
伏せカード1枚
手札2枚
ライフ3800
「俺のターン、ドロー！…ダイヤモンドガイの効果で、墓地のドクターDの効果を発動！墓地のダイヤモンドガイをゲームから除外する事で、墓地のD-HEROディスクガイを特殊召喚する」
「攻撃力300のザコを蘇らせるだと……俺を舐めてんのか」
「ディスクガイには墓地から生還した時、生還させたプレイヤーはデッキからカードを2枚ドロー出来るんだよ。よって俺はデッキから2枚ドローする！
そしてディスクガイを生贄に……来い、D-HEROダッシュガイ(2100)！」
「ようやく強えモンスターを出すのかと思えば、1体生贄で攻撃力2100。……何がしたいんだ、お前は」
さっきからゴチャゴチャと煩いな。まぁ、無視するけど。
「さらに俺はフィールド魔法、ダーク・シティを発動！」
俺とガープの周りが黒い建物で埋め尽くされた。
「バトルだ！ダッシュガイでジャイアント・オークを攻撃！
そして瞬間、ダーク・シティの効果発動！D-HEROがそのモンスターよりも高い攻撃力を持つモンスターと戦闘を行う時、戦闘を行うD-HEROの攻撃力を1000ポイントアップする。よってダッシュガイの攻撃力は3100だ！殺れ、ライトニング・ストライク！」
ダッシュガイの攻撃をくらって、ジャイアント・オークは消滅した。
「おぉー！(3800→2900)……ハッハッハ…いいぞ、このカンジだぁ……やっぱり、デュエルってのはいいもんだなぁー！」
「な、何あいつ……ダメージを受けたのに笑ってるよ」
「き、気味が悪いよ」
「み、未来さん……どうか、頑張ってください…」
「(プリーステスさん。…ようやく…泣き止んだんだみたいだね……良かった。……でも、プノちゃんはまだ……)」
「バトルフェイズ終了時、攻撃を行ったダッシュガイは守備表示になるが……お前の効果で攻撃表示に戻るぜ」
「ほぅ、俺の効果を逆手に取ったかぁ。……本当に俺を楽しませてくれるよなぁ……お前…」
「カードを1枚伏せる。これでターンエンド」
未来
D-HEROダッシュガイ(攻撃表示)2100
ダーク・シティ
伏せカード1枚
手札4枚
ライフ4000
ガープ
軍神 ガープ(攻撃表示)3300
ゴブリン・エリート部隊(攻撃表示)2200
伏せカード1枚
手札2枚
ライフ2900
「行くぞ、ドロー！…俺の効果を使い、手札のニュートを見せる事で攻撃力を上げる(3300→3600)。
そして、今見せたニュートを召喚する(1900)」
ニュートか。確か昔でた遊戯王のゲーム、遊戯王 真デュエルモンスターズII 継承されし記憶で付いてくるカードで、昔は制限カードにもなった事がある強力なカードだったなぁー…昔は。
確かそのゲームでは全部で５種類あって、１つのソフトに３枚がランダムで封入されてた筈。
まぁ、俺は継承されし記憶は中古で買ったから、よくは知らないんだけどな。
「さぁ戦いだ！…この攻撃を受け切れるかぁ。…まずはダッシュガイを破壊してやる…… ディザスター・クロウ！」
軍神ガープの攻撃を受けて、ダッシュガイは消滅した。
「ぐぁ…っ！(4000→3500)」ピピピーー
「ニュートでダイレクトアタック、グラビドン・パンチ！」
持ってる杖で攻撃してくるのかと思ったらパンチかよ！
まぁ、どっちにしろくらわないんだけどな！
「伏せカード発動、カウンタートラップ、D-フォーチュン！……墓地のダッシュガイをゲームから除外する事で、このターンのバトルフェイズを終了する！」
俺の周りをバリアが覆い、ニュートの攻撃を防いだ。
「ハッハッハ、また俺の攻撃を受け切ったかぁ。だがそれも俺の攻撃力の前で……どこまで持つかな。…カードを伏せる。俺はこれでターンエンドだ」
未来
ダーク・シティ
手札4枚
ライフ3500
ガープ
軍神 ガープ(攻撃表示)3600
ゴブリン・エリート部隊(攻撃表示)2200
ニュート(攻撃表示)1900
伏せカード2枚
手札1枚
ライフ2900
くそ、癪だが確かに奴の言う通りだ。このままだと、俺は負ける。
今俺の手札はディフェンドガイ、ダイハードガイ、死者蘇生、ディアボリックガイの4枚。
次のドロー次第で……俺は負ける。…信じてるぜ俺のデッキ。
「俺のターン。(頼む起死回生のカード、来てくれ)…ドローーー！！」
……このカードは……そうか、攻撃力こそ全てだと思ってる奴に、守備力の大切さを教えてやりたいって事か。
ははは、俺のデッキはやっぱり最高だな。
このカードの力を引き出せるのはお前だけだよな、頼りにしてるぜ。
「俺はディフェンドガイを召喚！(100)」
ディフェンドガイが場に出した瞬間、場の空気が氷った。
「……ふぇぇぇ！？ なんでそんなモンスターを出したのー！？」
「！！？」
「み…みんな落ち着いて。……き…きっと…未来さんは何か…策があるんだよ……きっと…」
「エリアルさんのおっしゃる通りですよ。今は未来さんを信じましょう…」
「ハッハッハ……攻撃力たった100しかないザコを出すだと！！どうやらもう、手がないみたいだなぁ。
……だからってなぁ……最後にそんなザコ出してんじゃねーよ！！ 戦う気がないなら！！……サレンダーして消えろ。俺をイライラさせんじゃねぇ！！」
こいつは本当にギャーギャーうるせーなぁ。
「お前に一だけ言いたい事がある。デュエルってのはなぁ……攻撃力だけが全てじゃない。守備力だって大事なんだぜ！」
「何を訳の分からん事を。……お前も分かってんだろ。俺の前では守備力なんぞ、何の意味もなさない数値ってことをなぁ！！」
こいつには何を言っても無駄みたいだな。こういう奴には、論より証拠って事か？
しかし、町の人たちを殺した奴に助言をするとは、やはり俺は何処かおかしいな。
いつもそうだ。怒っていたのに、時間が経つにつれていつの間にかその感情が消えていく。
誰でもそうかもしれないけど、俺は怒りの感情が消えていくのが早すぎる。
まるで……まるでそう、怒りの感情を誰かが肩代わりしてるみたいにな。
まぁ、今はそんな事はどうでもいい、このデュエルに集中するか。
「カードを1枚伏せる。俺はこれでターンエンドだ」
「ドロー！…俺の効果を使い、手札のジャイアント・オークを見せる事で俺の攻撃力を上げる。(3600→3900)
そして今見せたジャイアント・オークを召喚(2200)するぜ」
「でっ……攻撃して来んのか？」
「…お前の伏せてあるカード……聖なるバリア ミラーフォースだろ」
「……」
「この状況で逆転できるカードはミラーフォースぐらいだからなぁ。ザコを出したのも、挑発して来たのも、お前の余裕の態度も、全て俺の攻撃を誘うためだろ！」
流石にこいつも何も考えてない馬鹿じゃなかったみたいだな。まぁ、このカードはミラフォじゃないんだけどな。
「だが、残念だったな。俺の手札には我が身を盾にのカードが有るんだよ！お前のミラーフォースはこいつで無効にしてやる。
さて、最後の戦いだ。…この一撃で終わりだ……死ね、ディザスター・クロウ！」
軍神ガープがディフェンドガイに迫って来た。良かった……伏せカードを警戒して、攻撃して来ないと思ってた。
行くぞ、これが俺の逆転の1手だ！
「伏せカード発動、反転世界！！」
「あん、リバーサル・ワールドだぁ。…なんだ、そのカードは？…」
「このカードの効果は至ってシンプルだ。場にいる効果モンスターの攻守を入れ替える。それだけだ」
「何！……お前…これが狙いだったのかぁ」
「そうだ。だってさっき言っただろ、守備力も大事だってなぁ！」
D-HEROディフェンドガイ(攻撃力2700・守備力100)
軍神ガープ(攻撃力2000・守備力3900)
ゴブリンエリート部隊(攻撃力1500・守備力2200)
ニュート(攻撃力400・守備力1900)
ジャイアント・オーク(攻撃力0・守備力2200)
「バカな……こんなことが……」
「ディフェンドガイ！ガープを返り討ちにしてやれ！ディフェンド・タックル！」
ディフェンドガイはガープの攻撃を防ぎ、その後ゆっくりと勢いをつけて体当たりをした。
ガープは後ろにおもいっきりぶっ飛んで、壁に激突して爆発した。
「うぉぉーっ！(2900→2200)」ピピピーー
「さぁどうする？バトルを続けるか！」
「…………ゴブリンエリート部隊とニュートを守備表示に変更する。これで終わりだ！」
かなり悩んでたみたいだが、守備表示にしたか。
「おいおい！俺の前で守備表示は許さないんじゃなかったのか」
「……おい。……あんまり俺をイライラさせるなよ」
凄んできたよ。おーこわ。
しかし、ジャイアント・オークはこのターン召喚したから表示形式の変更が出来ず攻撃表示、そしてその攻撃力は0。次のターンで叩くならコイツだな。
未来
D-HEROディフェンドガイ(攻撃表示)2700
ダーク・シティ
手札3枚
ライフ3500
ガープ
ゴブリン・エリート部隊(守備表示)2200
ニュート(守備表示)1900
ジャイアント・オーク(攻撃表示)0
伏せカード2枚
手札1枚
ライフ2200
「俺のターンドロー！……死者蘇生を発動！その効果でディスクガイを蘇生させる。ディスクガイが墓地からの蘇生に成功した事により、俺はデッキからカードを2枚ドローする。さらに、ダイハードガイを召喚。
ディフェンドガイ、ディスクガイ、ダイハードガイを生贄に……D-HERO ドグマガイを攻撃表示(3400)で特殊召喚する。現れろ、ドグマガイ！！」
俺のフィールドにドグマガイが攻撃表示(3400)で出てきた。へへ、今日もカッコイイな。
「攻撃力3400か。……。そんな強えモンスター持ってたんなら、さっさと出せよ」
コイツは……今の自分の状況が分かってないのか？
「来た、ドグマガイ！ おじさんのエースモンスター！」
「…か、かっこいい…」
「攻撃力3400。…この攻撃力なら……ジャイアント・オークを攻撃すれば…勝てるね…」
「ふむ……所詮この程度だったか…」
「 バトルだ！！お前があの世で殺した町の人たちにする……懺悔の用意は出来ているか！！ドグマガイ！ジャイアント・オークに攻撃だ！決まれぇー、デス・クロニクル！！」
ドグマガイの胸のあたりに紫色の光が集まっていき、やがて紫色の球体状になり、ドグマガイはそれをジャイアント・オークに向けて放った。
そう言えば、デス・クロニクルにはこんな攻撃の仕方もあったなぁ。
……たのむ、決まってくれ。
「悪いな、俺はまだ死なねぇ。……伏せカード発動、生命力吸収魔術！ このカードの効果で俺は場の効果モンスターの数×400ポイント、ライフを回復する。場にいる効果モンスターは4体。よって俺のライフは1600ポイント回復だ！(2200→3800)」
伏せてたカードは生命力吸収魔術だったのか。クソ！どうやら、このターンは倒せないみたいだな。
ジャイアント・オークはデス・クロニクルを受けて爆死した。
「おぉぉーーーう！！(3800→400)……おぉ…」
ガープは爆風を受けて仰向けでその場に倒れた。
「ハッハッハー！ 良いぞ……デュエルってのはこうでなくちゃなぁー！！」ガバッ
「……俺はこれでターンエンドだ」
「この調子なら勝てるね！」
「うん！やっぱり、未来さんは凄いよ」
「……でも…まだ…安心はできないと思う…よ…」
「エリアルちゃん！どうしてそんなこと言うのー！エリアルちゃんはおじさんに勝って欲しくないの！」
「そ…そんなことないよ！…」
「セームベルさん。エリアルさんのおっしゃる通りです。デュエルとは何が起こるのか分からないのですから。ですが勿論、私は未来さんに勝利して欲しいと願っています。エリアルさんもそれは同じです」
未来
D-HEROドグマガイ(攻撃表示)3400
ダーク・シティ
手札3枚
ライフ3500
ガープ
ゴブリン・エリート部隊(守備表示)2200
ニュート(守備表示)1900
伏せカード1枚
手札1枚
ライフ400
「行くぞ……ドロー！」
「この瞬間ドグマガイの効果発動。特殊召喚に成功した次の相手のスタンバイフェイズに、相手のライフを半分にする。やれ、ドグマガイ！ライフアブソリュート！」
「おぉー！…（400→200）……コイツは……そうかぁ、お前も暴れたいということかぁ」
なんだ？……奴のドローしたカードから滅茶苦茶ヤバいオーラを感じる。
「俺は伏せカード、アポピスの化神を発動。
こいつは俺かお前のメインフェイズに発動でき発動後、通常モンスターとなり、俺のモンスターゾーンに特殊召喚される。来い、アポピスの化神」
ガープの場にアポピスの化神が攻撃表示（1600）で召喚された。
アポピスの化神。確かジャンプで収録されたカードで、リシドが使ったカードで、始めてのトラップモンスターだったな。
攻撃表示で出したってことは何かあるな。何をしてくるつもりだ？
いや、待てよ。アポピスの化神の特殊召喚で奴の場にモンスターが3体になった。……まさか、奴の狙いは！！
「ニュート！ゴブリンエリート部隊！アポピスの化神！……3体のモンスター共を生贄に……」
3体のモンスターは空から降ってきた闇の柱に包まれて消滅した。
間違いない。こいつが召喚しようとしているモンスターは……邪神！
「何！何が起こるの！？」
「ドグマガイと同じ、3体のモンスタを生贄」
「何か……とてつもなく恐ろしい…モンスターの気配がする…」
「……（私はどうしたのでしょうか？あの闇の柱を見ていると、なぜだか胸が高鳴って来ます）」
「来い…邪神……アポピ」
「やめておけ…」
ガープが3体のモンスターを生贄にして邪神を召喚しようとしていた瞬間、突然ベリアルが大剣をガープの首に突き付けて静止をかけた。
「テメェ……なんのマネだぁ。……殺すぞ」
連続で強力なデュエリストとのデュエルを行った未来さん。
その消耗は激くガープとベリアルが町から離れた直後、その場に倒れてしまいました。
夢の中で、町を守れなかった自分を責める未来さん。
うなされている未来さんを必死で介抱するプリーステスさんとエリアルさん。心配するセームベルとランドスター君。
未来さんは何も悪くないよ！ だから早く目を覚ましてください！
次回、暗躍する邪神使い達。
はぁー……僕の出番はしばらくこれだけかー。
今日の最強カードはD-HEROディフェンドガイ。
効果モンスター。闇属で戦士族。レベルは4。攻撃力100。守備力は2700。
通常召喚が出来るレベル4モンスターでは、最高の守備を持っている。
でも相手のドローフェイズに、自分の場にディフェンドガイが表側守備表示で存在していると、相手は通常ドローに加えてもう一枚のドローが出来てしまうんだ。
裏側守備で出して、表側になったらさっさとリリース・融合・シンクロ・エクシーズの素材にするといいぞ。
rewriteの2,3話を見ましたが……まずopで咲夜、江坂さん、いまみーが出て来て歓喜しましたよ。
そして最後の場面でコタさんが廃墟で俯いているのを見て、悲しくなりました。
本編はまず2話はともこが可愛かったことにびっくりしまして、唐突なコタさんのラップとオナラで大爆笑しちゃいましたよ。
3話目は咲夜、江坂さん、ミドウといった魅力的な男たちが出て歓喜しました。
そしてやっぱり、俺の中では篝ちゃんと静流が面白くて可愛いかったです。
そしてEDも良かったです。いやー、自分はrewrite大好きだなーってあらためて思いましたよ。
今回の話は初見の人たちも楽しく見れたと思います。
「まぁ、中々良かったよねー。私的には小鳥が1番良かったけどねー」
まぁ、rewriteのヒロイン達は皆んな魅力的だからなー。
しかし静流がメインで出てくる時は大抵あのBGMが流れるから、とっっっても悲しくなって来るんだよなー。
「あぁ、うん。……静流編はねー。……ほとんど救われなかったからね」
ほんと、アニメはどうなるのかねー。俺個人の望みとしては……まず無理だと思うけどやっぱり全員の話をやって欲しいなー。
「やっぱりファンとして頑張って欲しいよねー」
そうだなー。さて、最後に一言……ポルトガルEuro優勝おめでとう。
では次回もお楽しみに。
「後書きも長くなって来たねー」