D-HEROと共に戦うデュエリスト   作:無言の短パン

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皆さんこんにちは。今日、7月7日は蟹こと不動遊星の誕生日です。
なので祝いたいと思います……遊星誕生日おめでとーーーーう!!
自分は遊星が5DSのキャラの中では一番好きです。
カッコいいし、強いし、面白いし、沢山の迷言を残したし最初の頃はコミュ症でしたけどあの遊星も大好きです。

さて、遊星の誕生日を祝うのはここまでにして……EURO2016の準々決勝でイタリアがドイツに負けてしまいましたね。

「うわ、最悪ー。いつもみたいにグチグチと文句が始まるよー」

いや、今回はそんな事はしない。
何故ならイタリアはw杯王者のドイツ相手にPK戦まで連れ込む、互角の戦いをしたんだからな。
ブッ○ォンのスーパーセーブも見れたし、イタリアが負けた瞬間、その場で拍手したよ。
それに前回4ー0でイタリアをボコボコにしたスペインに勝てたんだから。それだけでも滅茶苦茶うれしかったよ。
結局イタリアに足りなかったのは運だったんだよ。決勝トーナメントの対戦表を見たときは怒涛のボスラッシュじゃねえか!って思ったから。

「そうだねー」

イタリアに勝ったドイツにはぜひ優勝して欲しいよ。……あっ、今日は海馬モクバの誕生日でもあったな。
まぁ、いいや。それでは本編の始まりです。



防御不可能。軍神 ガープとの戦い。

 ダーク・バルターを倒した俺たちは、急いで町まで戻って来た。

 だが、町は変わり果てた姿になっていた。

 

「何だよ…これ…」

 

 町の建物は壊され、至る所から煙が上がっていて、所々にデュエルディスクが落ちていた。

 

「僕の町が……どうしてこんな事に」

 

「ま、町の皆んなは無事だよね」

 

「でも…デュエルディスクが…落ちているって事は……」

 

「……」

 

 皆んな明らかに動揺してるな。まぁ、当たり前か。

 俺も尋常じゃないぐらい動揺して、怒りが込み上げてきてるからな。

 クソ!森になんか行かないでこの町に残ってれば、こんな事にはならずに済んだかもしれなかった

 

「許さねぇ……こんな事した奴を俺は絶対に許さねぇ。…この町を襲った奴らを、一人残らずぶっ殺してやる!!」

 

「み、未来さん…落ち着いて…」

 

「…落ち着ける訳ないよ。僕も、こんな事した奴は絶対に許せない」

 

「私だって許せないよ!何の罪もない人たちの命を奪う奴は!」

 

「ランドスター君…セームベルちゃんまで。……プ、プノちゃん!…プノちゃんも皆んなを諭してよ……プノちゃん?」

 

「……」

 

 エリアルが話しかけのに、プノは何の反応もしないでうつむいていた。

 

「おい、どうしたんだプノ?」

 

 そう聞いてみても何も反応をしなかったから、心配になってプノ顔を覗きこんで見た。プノの瞳は薄っすらと涙ぐんでいた。

 何でプノが泣かなくちゃいけねぇんだよ。……許さねぇ。こんな非道な事した奴を、俺は絶対に許さねぇ!

 町を襲撃した奴らは1人残らずぶっ殺して……いや待て、冷静になれ。

 怒りに身を任せれば、またあの時みたいになっちまうかもしれない。

 今1番になすべき事は……こいつらを守る事だ。

 今、この町は危険だ。どんな奴が居るか分からない。そうだな……まずはこの町から今すぐ離れよう。

 よし、そうと決まれば皆んなに話して……んっ!…今ほんの微かだったが、悲鳴が聞こえたような……

 まさか! 生き残りが居るのか!?……ヤバい、どうしよう?

 

 

 

 

「…随分と手こずらせてくれたなぁ。……だが、鬼ごっこは終わりだ」

 

「ひっひっひ…大人しく俺たちについてきて貰おうか」

 

「嫌……こ、こないでください」

 

「へっへっへ…こないでくださいか。可愛いこと言うじゃねぇか」

 

「悪いようにはしねぇよ。だから大人しくしてくれよ」

 

「ひっひっひ…あんまり抵抗するならこっちにも、考えがあるぜぇ〜」

 

「色々となぁ〜、ゲヘヘへ〜」ジリジリ

 

「ひっ!(嫌……だ、誰か…助けて…)」

 

「ドグマガイ、ダッシュガイ、ディバインガイ、ダイヤモンドガイ、殺れ!」

 

「へっ?」

 

 4体のD-HEROはプリーステスを囲っていた、バーサーカー、さまようミイラ、暗黒魔神 ナイトメア、ゼミアの神を一瞬の内に倒した。

 ……あれ。今、さらっと邪神がいた様な……いや、気のせいか。邪神をアッサリと倒せる訳ないしな。

 

「おい、大丈夫だったか?」

 

「……ああ…未来…さん。……みな…さん。……良かった…無事だったんです…ね…」

 

 プリーステスは涙声でそう言ってきた。

 か、かわい……いかんいかん、今はそんなこと考えてる時じゃない!

 

「プリーステス。いったい何があったんだ?話しくれないか?」

 

 プリーステスはしばらくの間は話そうかどうかためらっていたが、ランドスターたちの説得のお陰で少しずつ話し始めた。

 その話をまとめるとこうだ。

 俺たちが町を出た後、大剣を持った男と悪魔族が町を訪ねて来た。そいつらはしばらくの町の中を散策していたらしい。

 すると突然、男と一緒に居た悪魔族の奴が町の人たちを無差別に襲い始めた。

 当然、そんな奴をグレファーが見逃す筈はなく、止めようとした。しかし大剣を持った男が立ちはだかり、壮絶な戦いになったらしい。

 プリーステスも悪魔族の奴を止めようとしたが全く相手に成らず、何処からか現れた、さっきの悪魔族やアンデット族に追いかけられ逃げ続けて、追い詰められていた時で俺たちに助けられた。こんな所だ。

 因みに、グレファーがどうなったかは分からないらしい。……まぁ、アイツは強いから無事だとは思うが……心配だ。

 

「ね、ねぇおじさん。これからどうするの…」

 

 正直グレファーの安否を確認しに行きたいとこだが……これ以上、ここに居るのはヤバい気がする。

 よし。取り敢えず今は一刻でも早く、この町から出るか!

 

「とにかく今のこの町はヤバい。いったんこの町から離れよう!」

 

「そ、それって……この町を見捨てるの」

 

「……今は安全を確保する事が1番大事なんだ。分かってくれ」

 

 俺の説得で渋々とだが、みんな納得してくれたみたいだな。良かっ……

 

「申し訳ありません。私はここに残ります」

 

「はっ?……な、何言ってんだよお前…この町は危険ねぇんだぞ!」

 

「それは分かっています。……ですが、町にはまだ生きている方がいるかも知れません。それを思うと…」

 

「お前なぁ……人の心配してる場合じゃねーだろ!さっきだって、もし俺が駆けつけなかったら死んでたかもしれなかったんだぞ!」

 

「そう…ですね…ですが……」

 

 クソ、引く気はないみたいだな。見捨てる訳にはいかないし…あーどうすればいいんだ!

 俺が必至でプリーステスに、考え直すように説得していた時だった。

 

「その必要はない」

 

 突然、空からそんな声が聞こえてきた。

 

「誰だ!」

 

 俺はすぐさま声のした方を見て見た。すると、1人の男が翼を羽ばたかせながら俺たちの前に降りてきた。

 そいつは俺が知っているモンスター、闇の侯爵 ベリアルだった。

 闇の侯爵 ベリアル。遊戯王Rで出て来る天馬 夜行が使用した上級悪魔族モンスターで、確かいつだかのVジャンプの1年間定期購読特典で手に入れることが出来るカードだった筈だ。

 まぁ、俺は定期購読はしてないから、デビルズ・ゲートを買って再録されたのを手に入れたんだけどな。

 ……って、今はそんなこと考えてる時じゃない!コイツは町の住人には居なかった。

 しかもコイツは悪魔族だ。という事はコイツが…この町を……。

 ベリアルは俺たちの前に降りて来た。

 

「オイ……お前が…これをやったのか…」

 

「いかにも。この町を襲撃したのは吾輩だ」

 

 ベリアルは悪びれる様子もなく、淡々と答えた。

 

「お前が……なんで……どうしてこの町を…」

 

「何故か。…吾輩がその問いに答える義理はないが……あるお方のご命令に従い行動したに過ぎぬとだけいっておこう」

 

「ふざけんな……ふざけるなよ!!…テメエはこの町を襲う理由もないのに、命令されたからやったってのかよ!!」

 

「いかにも、貴様が言った通りだ」

 

「てめぇ……許さねぇ…絶対に許さねぇーぞ!!」

 

「ひ、酷過ぎます。……何故……皆さんが…殺されなければいけなかったのですか…」

 

 プリーステスはその場に崩れ落ちて、嗚咽をこぼしながら泣き出した。

 

「……おい!僕の町を襲撃するのを命令ある方って誰だよ!答えろよ!!」

 

「その問いに、答えると思うか」

 

「じゃ…じゃあ……あ、貴方は誰、いったい何者なの?……そ…それくらいは……答えてよ」

 

「むっ!これは失敬、まだ名を名乗っていなかったな。吾輩は闇の侯爵 ベリアル。以後お見知りおきを」

 

 そう言ってベリアルは優雅にお辞儀をした。

 

「べ、べ、べ…ベリアル!? そ、それって!…」

 

ベリアルの名前を聞いた瞬間、さっきまで強気だったランドスターが滅茶苦茶テンパりだした。

一体、どうしたんだ?

 

「ランドスター、お前もしかして。こいつのこと知ってるのか?」

 

「し、知ってるも何も、知らないんですか!有名じゃないですか!」

 

「悪いな。俺は精霊世界の常識はサッパリなんだ。だから、教えてくれないか?」

 

「そ、そうだったんですか。分かりました、説明します。

 まず、僕たち精霊世界では1000年ほど前に、創造神ホルアクティ率いる部族と邪神率いる部族による大規模な戦いが有ったんです。

 その時に、邪神に従う部族の中で特に凶悪な10体のモンスターがいたんです。その内の一人がベリアルです。

 ベリアルはとにかく強かったそうです。創造神率いる部族を大量に殺害して、当時天使族のリーダーで創造神が信頼を寄せていた、天使勇士(エンジェルブレイブ)ネオパーシアスも殺害したらしいです」

 

「…ふっ、ネオパーシアスか……ずいぶんと懐かしい名だ」

 

「そうか、そんな事があったのか。……ところで、ひとつ疑問があるんだが?ランドスターはどうしてそんな大昔の事知ってるんだ?」

 

 まさかランドスターの奴、こんな見た目だけど実は1000歳越えだとか。……はは、まさかな。

 

「それはですね。この事が「邪神との戦い」という名前の伝記に成っていて、絵本や小説になってるからですよ。僕は絵本でこの事を知りました」

 

「そうだったのか…」

 

 しかし、ランドスターが知ってたなら、プノやセームベルも知ってるのかな?

 

「……もう、話しは終わったか。ならば、その女性を渡して貰おうか」

 

 どうでもいい事を考えていた俺を、ベリアルの声が現実に戻した。

 今コイツはプリーステスを渡せって言ったのか?

 

「ふざけんなよ!! テメェみたいなクズ野郎に、そうやすやすと渡すと思ってんのか!!俺とデュエルしろ!!

 

「……吾輩は貴様とデュエルをする事は許されていない。よって、力尽くで行かせて貰う」

 

 そう言って、ベリアルは持っている大剣を構えた。

 なっ、リアルファイトかよ!ヤベェ、勝てる気がしねぇ。後ろは行き止まりだから逃げる事も出来ねぇ。

 こうなったらここで次元の裂け目を使うしかないか。皆んなバラバラになっちまうだろうけど、殺られるよりはましだ。

 次元の裂け目を発動しようとした瞬間だった。

 

「おい、待てよ」

 

 今にも襲って来そうだったベリアルを、巨大な羽みたいな手?が阻んだ。

 

「ガープ。貴様…何のつもりだ」

 

 いつの間にかベリアルの隣に1体のモンスターが居た。

 それは俺が知っているモンスター、軍神 ガープだった。

 軍神 ガープ。コイツも夜行が使ったモンスターで、確かいつだかのVジャンプの応募者全員サービスでレダメや地球巨人 ガイア・プレートとかと一緒に、手に入れる事が出来るカードだった筈だ。

 

「奴はデュエルを所望してるんだぜ。そんな奴に力尽くで行かせて貰うだぁ。……お前、デュエリストとして恥ずかしくないのか?」

 

「黙れ!全てはあの方のご命令だ!」

 

 なんだこいつら、仲間じゃないのか?

 

「そうか……お前がデュエルする気がないなら。…俺がやるぜ」

 

「貴様!その様な勝手な真似は許さんぞ!」

 

「いいじゃねーか。奴もデュエルをしたがってるんだ。俺も丁度、デュエルがしたい気分だった」

 

 そう言って、ガープはデュエルディスクを構えた。

 

「俺が殺りたいのはお前じゃねぇ!引っ込んでろ!」

 

「ハッハッハ!さっきから聞いてたが……お前、勘違いしてるな。この町にいた奴らを殺したのは俺だ!」

 

「なっ!お前が…」

 

 そう言えばさっきプリーステスが町の人たちを襲ってたのは悪魔族の奴とか言ってた。

 コイツの事だったのか……。

 

「ハッハッハー、久々に人を殺るのは楽しかったぜ。イライラしてた頭がスッキリした」

 

 はっ……な、何だよコイツ。人を殺したのを、まるで遊びみたいに愉快に語りやがって!!

 

「こいつ、頭おかしいよ!」

 

「こんな奴に皆んなが…」

 

「……ふざけるなよ。…テメーだけは絶対に許さねぇ!!ぶっ殺してやる!!」

 

 俺はデュエルディスクを構えた。

 

「ハッハッハ、そう来なくちゃな!…デュエルをするのも久しぶりだ。精精、俺を楽しませてくれよ」

 

「貴様!あの方はデュエルをする事は許されて…むっ!……承知しました」

 

 ベリアルはガープを止めようとしていたが、何故か急にそれを辞めた。

 まぁいい、好都合だ。これで心おきなく戦える。

 

「「デュエル!!」」

 

「先行は俺だ…ドロー!……ジャイアントオークを攻撃表示(2200)で召喚!カードを1枚伏せ、ターンエンドだ」

 

 ジャイアント・オーク。高い攻撃力を持っているが、バトルしたら守備表示になるモンスター。

 恐らく奴のデッキは、軍神 ガープを中心したパワーデッキだろうな。

 ガープは召喚されたくないが、今の手札じゃあジャイアント・オークは倒せない。

 ここは、慎重に行くか。

 

「ダイヤモンドガイを守備表示(1600)で召喚。そしてダイヤモンドガイの効果発動!……引いたカードは通常魔法、デステニー・ドローだ。次のターン、このカードの効果発動が決まった」

 

「おい、何だそりゃ……つまんねぇ小細工なんかしてねぇで、強いモンスター出して戦えよ!」

 

 奴が煽って来たが無視だ。さっきのデュエルみたいに敵のペースになっちまう。

 

「これが俺の戦い方だ!カードを2枚伏せる、これでターンエンド!」

 

 

「慎重に来たね」

 

「うん、さっきの悪魔の奴とのデュエルと違って、いい一手だね」

 

 

「俺をイラつかせんじゃね、ドロー。…手札から速攻魔法、デビルズ・サンクュチュアリを発動!この効果で俺の場に、メタルデビル・トークンが特殊召喚される」

 

 ガープの場に魔法陣が浮き出て来て、その中からメタルデビル・トークンが出てきた。

 デビルズ・サンクュチュアリ。海馬がラー対策に遊戯にあげた(貸した)?カードで、確かその時の効果は、攻撃力が相手のライフポイントと同じになるだった筈。俺の世界では通常魔法だったけど、もういちいち驚かん。

 恐らく奴の狙いはメタルデビルを生贄に、奴自身を召喚するんだろうな。

 

「そしてメタルデビル・トークンを生贄に俺を…軍神 ガープを攻撃表示(2200)で召喚するぜ」

 

 やっぱりそう来たか。クソ!

 相手の場にガープが召喚された瞬間、ダイヤモンドガイは守備表示から、攻撃表示(1400)に成ってしまった。

 

 

「ふぇー!なんで守備表示だったダイアモンドガイが、攻撃表示に成ったの!?」

 

「わ、分からない」

 

「き…きっと……ガープの特殊効果が発動したんじゃない…かな?」

 

 

「ハッハッハ、その青髪のガキが言った通りだ!俺がいる限り守備は許させねぇ。戦うしかないんだよ!」

 

 ガープの効果は、フィールドに表側表示で存在する限り、フィールドのモンスターは全て攻撃表示になり、表示形式を変更する事ができなくなり、さらに、ガープの効果で表に成ったリバース効果モンスターの効果は発動しないだった。

 クソ、ヤバいな。守備が封じられた。

 

「そして俺のもう1つの効果を発動!手札の神属性か悪魔族のモンスターを任意の枚数見せる事で、俺の攻撃力を見せた枚数×300ポイントアップするんだよ!

俺は手札のゴブリン・エリート部隊を見せる。これで俺の攻撃力は300ポイントアップだ!(2200→2500)」

 

この効果は俺の世界とは違うな。俺の世界では悪魔族だけで、エンドフェイズに攻撃力は元に戻る。

しかしなんだか、漫画と俺の世界の効果が合わさった効果だな。

 

「行くぞ!まずは俺の1撃をくらえ!ディザスター・クロー!!」

 

 ガープは羽みたいに生えている2つ鉤爪を立てて、ダイヤモンドに襲い掛かってきた。

 

「トラップ発動、D-シールド。……このカードの効果でダイヤモンドガイは守備表示になり、このカードを装備してる限り、戦闘によっては破壊されなくなる」

 

「だが守備表示にはさせねぇ!」

 

 ダイヤモンドガイは守備表示になって、直ぐに攻撃表示に成った。

 ガープは2つの鉤爪でダイヤモンドガイを切り裂き、その勢いで俺の事も切り裂いた。

 

「ぐぁぁぁーー!!(4000→2900)」ピピピピーー

 

 俺はあまりの痛みに胸を押さえながら、その場に膝をついてしまった。

 なんだこの痛み。ダーク・バルターとのデュエルより少ないダメージなのに、何倍も痛いぞ。

 

「おいおい、どうした!まだ、ジャイアント・オークの攻撃が残ってるぜ! 行け、ボーン・ラッシュ!」

 

 ジャイアント・オークは持っている骨でダイヤモンドガイを殴りまくった。

 そしてその衝撃の余波が俺を襲った。

 

「ぐぅぅ!(2900→2100)」

 

「ジャイアント・オークは攻撃したバトルフェイズ終了時に守備表示になるが、俺の効果で直ぐさま攻撃表示になるぜ」

 

 

「これがガップーの戦い方か」

 

「未来さんのD-HEROは攻撃力が低いから、かなり不利だよ」

 

「…きっと……大丈夫だよ。…未来さんなら…」

 

 

「これでターンエンドだ。……どうした、まだデュエルは始まったばかりだぜ。もっと俺を楽しませろよ!」

 

「……言われなくても……そのつもりだ!」

 

 

 未来

 D-HEROダイヤモンドガイ(攻撃表示)1400 D-シールド装備

 伏せカード1枚

 手札3枚

 ライフ2100

 

 

 ガープ

 軍神 ガープ(攻撃表示)2500

 ジャイアント・オーク(攻撃表示)2200

 伏せカード1枚

 手札3枚

 ライフ4000




圧倒的なパワーで押してくるガープにどんどん追い詰められていく未来さん。
頑張って、まだ勝負の行方は分からないよ!
えっ、ディフェンドガイを召喚!な、何考えてるの未来さん、攻撃力は100しかないんですよ!
勝ち誇るガープに未来さんが一言、「攻撃力だけが全てじゃない。守備力だって大事なんだぜ!」と。一体どういう意味なんだろう?
次回、邪神降臨?……って、えええーーーー!!!邪神が出るんですか!!


今日の最強カードは軍神 ガープ。
レベルは6で闇属性、悪魔族の効果モンスター。攻撃力2200、守備力2000。
俺がフィールドに表側表示で存在する限り、フィールドのモンスターは全て攻撃表示になり、表示形式を変更する事ができなくなる。この時、リバース効果モンスターの効果は発動しねぇ。
さらに1ターンに1度、手札の神属性、または悪魔族のモンスターを任意の枚数見せる事で、俺の攻撃力は見せた枚数×300ポイントアップする。
俺の前で守備表示は許さねぇ。戦うしかないんだよ!
因みにどうでもいいが、作者の岩石デッキはコイツに弱いらいし。


はい、という事で今回から次回予告を始めます。

「いやいやいや!意味わかんないんだけど!」

気が向いたからやった、それだけだ。
しかし、rewriteのアニメ生で見たけど……あれは初見の方がさっぱりわかんないだろな。
rewrite大好きな俺からすればよかったんだけどなー。特に篝ちゃんと静流、そして吉野は良かった。
コタさんはちょっと喋り過ぎだったけど。そこがいい。
吉野との台車遊びがカットされてたのは少し残念だったけど。

「あーそうだよねー。私は小鳥のふしだらNG〜が良かったかな」

あーあれは良かったよな。あと、ぎる、ぱに、クリボイログが出てきたのは驚いた。
しかし、これ……しまことかいまみーとか咲夜とかミドウはでるのかなー?
出るよな、みんな重要なキャラだし。出なきゃ絶対に叩くぞ!

「いや、流石に出てくるよきっと」

そう信じてるよ。rewriteはとっっても壮大だから上手くまとめられるか心配だけど……頑張って欲しいよ。
では、今日はここまで。次回をお楽しみに。


「因みに次回予告をしてたのは僕、召喚師 ライズベルトですよ」

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