ファイアーエムブレムif 白光と黒闇の双竜   作:キングフロスト

90 / 113
第39話 カタリナという少女

 

 氷の部族との和平が成り、現在、エリーゼを中心に負傷者の治療に当たっている。死者は出さなかったが、それでも怪我人は出てしまうもので、命に関わるような重傷とまではいかなかったのが幸いか。

 

「イタいのイタいの、飛んでけー!」

 

 という掛け声を出したりしながら杖を振るうエリーゼ。ニコニコと、輝かんばかりの笑顔で負傷者を治療するその姿は、まさしく天使のようで、暗夜を快く思っていなかったはずの氷の部族の者達にエリーゼは、

 

「フヒヒ☆エリーゼ様ちっちゃくてかわいい~!」

 

「エリーゼたんマジ天使」

 

「萌える~エリーゼ様ヤバい萌えるわ~」

 

 と、男女を問わず一部の部族の者達の間でファンを作っていた。本人にその気が無くてファンを作ってしまうエリーゼは、天性のアイドル気質を持っているのだろう。いや、本気でエリーゼならアイドルとして大成するのではと思ってしまうのは、俺がシスコンだからなのであろうか。だが、決してシスコンという訳ではないと思いたい。

 

 そんな事もあり、俺達はこの村で一泊していく流れとなった。さっきまで闘っていた相手ではあるが、仲間達はそういった事を気にする性格ではないようで、彼らに気を遣いながらも、気さくに接していく程だ。主にエリーゼやアイシスといった天真爛漫な面々が。

 ミシェイルは言わずもがなであったが、村の子ども達は初めて目にする飛竜に爛々と目を輝かせ、その対応に口元をひきつらせていた。

 

 

 夕食は、星界の城から取ってきた食材を使い、部族の者達にも豪勢に料理を振る舞った。

 基本的にミシェイルとフローラが料理を作り、俺達はその手伝いに回る。料理が得意ではないメンバーが運び、運べば不運で落としてしまうハロルドや、食べる事が大好きなエルフィは最初から手伝わせずに食卓に着かせた。

 エルフィは一度食事を始めてしまえば、黙々とひたすらに食べ続けてしまうため、ハロルドが部族の者達との会話を引き受け、それによりハロルドは氷の部族と完全に打ち解けていた。

 

 夕食を経て、色々あった為に彼らの俺達に対する態度はほぼ完全に軟化したようだ。しかし、それは俺達にであって、暗夜王国へのわだかまりは無くなった訳ではない。それを変えていくのが、俺の新しい目標なのだ。

 

 

 

 夜は、それぞれ用意された部屋で就寝する事となった。明日までは自由に過ごすように皆には言っており、俺は今、クーリアとアカツキ、ライル、フローラを含めた面々で、クーリア家のリビングに居た。

 

「…それで、話とは何です、スサノオ殿?」

 

「いや、話があるのは俺ではなく、臣下のライルです」

 

 俺が手で示すと、ライルが改めて頭を下げ、自ら名乗る。

 

「はい。実はあなたにお聞きしたい事がありまして」

 

「というと?」

 

「スサノオ様から聞かせて頂いたのですが、僕らや、ここにいるアカツキ以外にも訪問者が居たようですね」

 

 ライルには食事の時にその話を伝えていた。すると、その話を聞いたライルは神妙な顔をして、食後すぐにアカツキとネネに話を聞きに行ったらしかった。

 そして、改めてクーリアに直接話を聞きたいという申し出をしてきたのだ。

 

「ふむ。確かに、アカツキ殿達の前にも、旅の者が訪ねて参りましたが…それはアカツキ殿やスサノオ殿にも申し上げた筈ですが?」

 

「私もそう言ったのだが、どうしてもと言うのでな。まあ、私としてももう一度聞いても良いかと思ったのだ。もしやすると、あれから何か他の事を思い出したやもしれぬしな」

 

 腕を組み、背筋を伸ばして、椅子に浅く腰掛けるアカツキ。その姿勢の良さは、育ちの良さを醸し出しているようにも見える。

 

「そうですか…。まあ良いでしょう。ほとんど変わり映えしないとは思いますが、それでも良ければお話ししましょう」

 

 そして語りだすクーリア。それは俺が聞いた話と変わりなく、旅人が伝承を求めていた事、旅人が不思議な力で村を守った事…と、やはり特に変わった点はない。

 ライルも、俺と同じく旅人が竜脈を使用した事や竜の姿になった事に関しては驚いているようだったが、しかしどこか違った感じがして、むしろ最初からその旅人の事を知っていてそんな驚き方をしているように見えた。

 要は、同じ部分に関してなのに、俺とは驚き方や驚く箇所が違うというか…。

 

「…はあ。気苦労が絶えませんね」

 

 ため息を吐くライルと、何故か釣られて同じくため息を吐くアカツキ。

 

「それでクーリア殿。やはり、何か他に思い出したりはないだろうか?」

 

「うーむ…いや、これといってありませんね」

 

 少しの間考え込んで、それでも何も思い当たる節はないようで、そのクーリアの返事にアカツキは仕方ないという風に、眼を閉じて頷きを返す。

 どうやら最初から、そこまで期待はしていなかったらしい。

 

「そういえば、アカツキさんもその方々を探していらしたんでしたね」

 

「ん? ああ、フローラ殿。いや、知り合い…というか、そやつらの片方がその、身内でな。少々心配なのだ」

 

 フローラの言葉に、アカツキはどこか言葉を濁して答える。なんというか、ばつが悪そうに見えるのは気のせいか?

 

「確か…カタリナとピーター…でしたかな。そんな名前であったと記憶していますが」

 

 クーリアが顎に手を置き、思い出す素振りでその名前を口にした。その名前を聞いた瞬間、一瞬だけアカツキはピクッと肩を震わせる。

 

「やはり、カタリナ達でしたか。アカツキとネネがあの2人と居ない時点で、妙だとは思いましたが」

 

 ライルもその2人に関しては知っているらしく、話がいまいち分かっていないのは俺とフローラだけだった。

 

「…私が目を離した隙に逃げられたのだ。久々の猪肉を前に躍起になっていたとはいえ、迂闊だった…」

 

「あれだけ過保護にしていれば、それは逃げられても仕方ないと思いますが」

 

 がっくりとうなだれるアカツキに、これまた深くため息を吐くライル。何故か、ご愁傷様と言いたくなってくるのをグッと堪え、そのカタリナとピーターという2人について聞いてみる。

 

「そのカタリナとピーターってどんな奴なんだ? 聞いてる感じだと、けっこう古い付き合いっぽいんだが…」

 

「カタリナとピーターは僕らの幼なじみでして、アカツキ達と一緒に暗夜王国を出たはずでしたが、先程聞いた通りです」

 

「うう…」

 

「そ、そうか…」

 

 どんどん落ち込んでいくアカツキに、俺は少し悪い気がしてきたが、その人となりだけは知っておきたい。

 

「カタリナが言ったように、僕らは暗夜王国の出身ではありません。ここよりはるか遠くの大陸から、滅んだ故郷を出てきました。そうしてたどり着いた先が、この暗夜王国だった訳です」

 

「そういえば、滅んだ王家の末裔…とか言ってたらしいな」

 

「そんなところです。そして…そうですね、まずはピーターからにしましょう。ピーターは『タグエル』と呼ばれる獣人の血筋で、体格が良い割に臆病で頼りない青年です。戦闘になると真っ先に逃げようとしますね」

 

 獣人…そういえば、暗夜には古くからカイエン峰に『ガルー』と呼ばれる狼人間が存在するという話だが、そういった感じの種族という事なのだろうか。ライルが嘘を言っているとは思えないし、クーリアも獣人が居たと言っていたから、ピーターという青年は本当に獣人なのだろう。

 それにしても、聞いてる限りでは、かなりなチキンぶりである。ノルンとどっこいどっこいではないだろうか。まあ、ノルンはキレたら最強なのだが…。

 

「次にカタリナは…なんというか、その…残念、と言いますか…」

 

 途端、歯切れの悪くなるライル。彼女の説明を後回しにした事に関係するのだろうか。

 そこからは引き継いだようにアカツキが説明を続ける。

 

「最初はそんな事はなかったのだ。可愛い妹で、目に入れても痛くはない程に愛らしかったのだが、いや、今でも十分に愛らしいぞ! だが、ある時から変わってしまい…」

 

「いや、ちょっと待て!? え、妹なのか!? じゃあアカツキもその滅んだ王家の末裔って事か!?」

 

 唐突なカミングアウトをサラッと言われ、ちょっとばかし混乱したが、アカツキはしれっとした様子で、

 

「え…? ああ、いや、私は違う。私とカタリナは母親が違ってな。カタリナの母親がその血筋なのだ。腹違いの妹になるな」

 

 なんともあっさりと言ってのけるアカツキに、俺は開いた口が塞がらない。いや、確かに暗夜王家も、マークス兄さん達きょうだいはみんな母親が違うと聞いたが、それは父親が王という事もあっての話だ。

 母親が王家の末裔って…じゃあ父親は?

 

「察してくれスサノオ様よ。私の家族は色々と複雑なのだ。あと言っておくが、父上は決して不貞を働いた訳ではないからな」

 

 顔に出ていたようで、今までにない良い笑顔で、アカツキが諭してくる。あまり触れるな、詮索するな、と暗に言われているようで、ひとまずこれ以上は聞かないでおこう。後が怖い。

 

「こほん。話を戻そう。それで、旅の際にとある異界に迷い込んだ事があってな、そこから帰ってきたカタリナは、言動や行動がおかしくなってしまったのだ」

 

「おかしいというのは、性格が変わったのではなく、趣味嗜好が変わった事が原因で不審な挙動が多くなったという事ですね」

 

「…村の者でも何人かが、その影響を受けております」

 

 そういえば、エリーゼの治療中に出来たファンが、少し変なしゃべり方をしていたような…。なんだか既視感のある台詞だったが…?

 

「よく分かりませんが、何かの本を頂いたらしく、四六時中読みふけっていると聞きました」

 

「へ、へ~…そうなんですか…」

 

 なんとなく、察しがついてしまった。これはアレだ。オーディンと近しい人種なのだろう、そのカタリナという少女は。絶対にそっち系なはずだ。

 

「なんというか…個性的だよな、ライル達ってさ…」

 

「…否定出来ないのが、痛いところですね」

 

 自覚があったのか、ライルよ…。

 

「さて、やはりと言うべきか、結局は情報は得られずじまいだったな」

 

「力になれず、申し訳ありません」

 

「いや、すでに情報は出尽くしているのだろう。仕方のない事ゆえ、クーリア殿に責はない」

 

 これでライルの聞きたかった事を含めて、用は済んだ。後は明日に備えて早めに就寝するべきか…。などと考えていると、「失礼します」という声がした。そしてリビングに、ポットとカップを載せたお盆を持った、妙齢の女性が入ってくる。どことなく、フローラやフェリシアに似ているので、おそらくは2人のお母さんだろう。

 

「暖かい紅茶を淹れましたので、どうぞ」

 

「母さん、言ってくれれば私がしたのに…」

 

 フローラは立ち上がると、母親の手伝いを始めた。ここでもメイド気質が働いたようで、テキパキと紅茶を皆の前に配膳していく。その姿に、彼女の母親も感心を示していた。娘の成長が嬉しかったのだろうか。

 紅茶を配り終え、クーリアの座る席の隣へと移動するフローラの母は、ペコリと一礼して、

 

「どうも初めまして、クーリアの妻のミストと申します。先刻は夫や村の者どもがご迷惑をおかけしたようで…」

 

「いや、クーリア殿や村の人達は何も悪くありませんから、頭を下げて頂かなくとも…。暗夜王国の印象が悪かったのがいけないんですし、むしろ俺達が迷惑を掛けたようなものですよ」

 

「あらあら、王族様にそう言って頂けるなんて…良かったわね、あなた」

 

「いやはや、私の人を見る目も衰えたものです」

 

 そうして笑い合う夫婦と、少し恥ずかしそうにそれを見るフローラ。家族の仲はそれはもう、とても良好なものだと物語っているようで、心がホコホコした気分になる。ここにフェリシアが居れば、この家族の完成形が見れたのに…と、今は遠く離れたアマテラスとそのお付き2人を思い出し、少し感傷的になった。

 

「ああ、そうでした!」

 

 と、なにやらエプロンのポケットに手を入れてゴソゴソと何かを取り出すミスト。しばらくして、スポンと抜けたその手には、くしゃくしゃにくたびれた一枚の紙片が握られていた。

 

「この前、カタリナちゃんが泊まった部屋を掃除してたらこれを見つけたんですよ。部屋の隅も隅にあったものだから、最初の掃除で見落としてたのね。走り書きがあったから、捨てずに取っておいたのだけど…アカツキちゃんがまた来てくれて良かったわ」

 

「…!! ミスト殿、感謝する!」

 

 アカツキは人が変わったかのように、ひったくる勢いで受け取った紙切れに目を通し、しばらくの後、とても深いため息を吐いた。

 

「やっと掴んだぞ……。足取りを追うだけで一苦労とは、手間の掛かる妹だ」

 

 そう言ってアカツキから差し出された紙切れを受け取った俺は、そこに書かれていたものが何かを知った。そこには、こう書かれていた。

 

 

 

『旅の目的。①伝承集め。②世界の状況を見て回る。③戦争の状態を知る。④竜と人間の関係を調べる。

 

 

 

 ⑤虹の賢者に会う』

 

 

 

 




 
「ベロアの『くんくん、ガルーアワーズ』…」

※ここからは台本形式でお送りします。

ベロア「はあ…最近仕事が続いてないですか? 早くキヌのコーナーと交代したいのですが」

カンナ「まあまあ。それだけ更新できてるってことなんだから、良いことじゃないの?」

ベロア「それはスサノオにとっての話で、私は全然良くありません。いくら報酬が貰えるとはいえ、こうしてこのコーナーに拘束されるのは窮屈なものです」

カンナ「それじゃあ、早く終わらせちゃうとか? そうすればベロアもお宝さがしに行けるよね」

ベロア「ですね。それに限ります。では、本日のゲストの方、どうぞ」

カンナ「……」

ベロア「……」

カンナ「………?」

ベロア「……、来ませんね」

カンナ「うん」

ベロア「もしかして、今日はゲスト無し…ではなさそうですね」

カンナ「え? …あ、ほんとだ。部屋の外から何か声が聞こえるね」

『もう…この子ったら、わがままなんだから』

『せっかく今日はアンタの誕生日なんだから、潔く招待されときなさいよね!』

『…私は別に招待されたくなんてないわ』

『ダメよ。スサノオの頼みだもの。あなたには出て貰わないと困るわ。それに、お誕生日なんだから、少しは羽目を外しても良いんじゃないかしら?』

『別に羽目を外す必要は…』

『あーもう! 面倒くさいわね! いいからとっとと行きなさいってのよ!!』ドン! ガチャ。

ベルカ「イタい……あ」

カンナ「あー! ベルカさんだ!」

ベロア「ずいぶんと揉めていたようですね」

ベルカ「…私みたいな日陰の人間が、こんな所に来るなんて場違いにも程があるからよ」

ベロア「…それは私も言いたいです」

カンナ「ほ、ほらほら! 今日はベルカさんのお誕生日だから、もっと明るくしようよ!」

ベルカ「…誕生日なんてどうでもいいわ。本当に今日が私の誕生日かも分からないのに」

ベロア「…そういえば、捨て子だったんでしたね」

ベルカ「私が初めて人から誕生日に貰ったのは、ボロボロに錆びたナイフだった。それでターゲットを殺して、報酬で新しいナイフを買おうにも、生きるためには食べ物の方が必要で…」

カンナ「……」

ベルカ「ナイフが壊れれば、時には錆びたナイフを手にする為だけに誰かを殺した事もあった。……私は殺しに生き、生きるために殺す人間。そんな私が生まれてきた事を祝うなんて、バカバカしいわ。だって私の生業は、それとは正反対なんだから」

ベロア「…確かに重い人生だとは思いますが、今のベルカはカミラやルーナ、スサノオ達、多くの仲間に囲まれて生きています。業に入っては業に従え、とも言いますし、ここは素直に祝福されても良いのではないでしょうか」

カンナ「そうだよ! ベルカさん、よくあたしにベルカさんの飛竜と遊ばせてくれるもん。ベルカさんは根っからの悪い人なんかじゃないよ!」

ベルカ「…やっぱり、あの人の子ね。そういうところ、よく似ているわ」

カンナ「え? お父さんに似てるかな、あたし?」

ベロア「まあ、スサノオやその血筋と深く関われば、ほとんどの人は丸くなるという事ですね」

ベルカ「…そうかもしれないわ」

カンナ「よく分かんないけど、ベルカさんが祝ってもらう気になったみたいでよかった!」

ベロア「さて、それでは今日のお題に入りましょう」

ベルカ「そうね…。『ベルカの上忍完全アサシン』と『カタリナの趣味嗜好』…前者は少し小馬鹿にされているようで、少し腹立たしいわ」

ベロア「では前者から。これは作者の個人的な感想なのですが、ベルカの上忍の姿と、その殺し屋という本業…完全にアサシンじゃないか。と思ったらしいです」

カンナ「そうそう。“任務完了”とか、“…仕留めた”ってセリフ! ベルカさんが上忍の格好で言うとすごくカッコイいよね! なんか、超スゴ腕の暗殺者って感じがして!」

ベルカ「……、面と向かって言われると恥ずかしいわね」

ベロア「さて、後者に関してですね。もう説明する必要すら無いのではと思いますが…」

ベルカ「…まあ、簡単に言えばオーディンやオフェリア、エポニーヌの同類で、その更に上位種ってところね」

カンナ「守備範囲が広いとも言えるよね」

ベロア「もしかしたら、勘の鋭い人なんかは気付いているかもしれないですね。まあ、何が、とは言いませんが」

ベルカ「…ちなみに、作者は『新・紋章の謎 光と影の英雄』に登場したカタリナという少女の真実を知った時、感心したそうよ」

ベロア「カタリナの本名はアイネでした。『カタリナ』、これを漢字にしてみると、『騙り名』。カタリナという名前自体はおかしくもない名前ですが、それを偽名に持ってくるあたり、上手いですよね。まあ、製作側の意図であったかは知りませんが」

カンナ「子どもだと分からないかもしれないよね。実際、作者さんもこれに気付いたのはけっこう経ってからだったし」

ベルカ「カタリナが育ったという、孤児院に偽装した暗殺者養成組織…少し興味があるわね…」

ベロア「…私は色んな所に店を構えている『秘密の店』に興味があります。どこにあるか、見ただけでは分からない…上手に偽装された入り口…ふふふ、素敵です」

カンナ「秘密のお店の一つに、色んな竜石を売ってるお店があるらしいよ! あたし、すごく興味あるんだ! 飛竜石とか氷竜石、あと魔竜石…、魔竜石?」

ベルカ「そういえば、敵ユニットに魔竜がいたわね。魔防の高い奴が…」

ベロア「敵専用兵種とは何故、あんなにも羨ましいものなのか…永遠の命題でしょう」

カンナ「『皇帝』って兵種もあったよね。グラディウスが怖くて、見た目がジェネラルみたいで、周りに上級職の兵士もたくさんいるから、攻略も大変で……」


※話がどんどん脱線していったので、ここで収録は中断します。


ベルカ、誕生日おめでとう!!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。