ファイアーエムブレムif 白光と黒闇の双竜   作:キングフロスト

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第53話 更に闘う者達

 

 アマテラス達が奮戦する一方で、実は圧倒的な戦果を上げている者が彼女らから離れた所に居た。

 

「そうれ!! もっと愉しませて下さいまし!!」

 

 言うまでもなく、歴戦の猛者であるユウギリである。彼女の闘いぶりたるや、凄絶極まるもので、彼女の通った跡には五体満足のままで死ねた屍がほとんど見られない。腕や下肢を斬り飛ばされていたり、首と胴体が繋がっていなかったり…、凄惨な殺人事件でもあったのかと思いたくなるような光景が、そこかしこで広がっていたのだ。

 しかし、幸いにもこれは猟奇的殺人ではない。戦争、または戦闘故の出来事である事だけは確かである。戦闘狂の気があるユウギリではあるが、無意味な蹂躙や殺戮といった事はしない。倒すべき『敵』だからこそ、ユウギリは戦闘に愉しみを見出し、そして『敵』を殺すのだ。『敵』という存在は()()()()()()……否、()()()()()()()()からこそ殺す。それがユウギリの中での敵という位置付けだった。

 

 殺しても問題無ければ、愉しませてもらっても良いというものだろう?

 

 ただ、当然ながらユウギリの価値観に共感出来る者は少なく、ユウギリの後ろで彼女の鬼神の如き闘いぶりに青ざめているのは、つい最近まで平凡な村娘で、闘いの“た”の字も知らなかったような少女モズメ。

 モズメは自分の左右前後に転がる暗夜兵の惨たらしい亡骸をなるたけ見ないように、必死に顔を上げて前だけを見るよう努めていた。

 しかし、哀しいかな、前方ではその地獄を作り出している張本人が、凄まじい勢いで薙刀を振るっては新たな死体を作り出していたのだが。

 

「な、なんで…あたいはこんな地獄みたいな所に居るんや……?」

 

 泣き言のようにぼそりと零れた独り言。目を閉じていれば良いだけの話かもしれない。だが、ここは戦場。ユウギリが快進撃を続けてはいるが、いつ何が起こるかも分からないのが戦場というものだ。

 急に敵の増援が現れるかもしれないし、自分の、それとも味方の攻撃が外れて窮地に陥るかもしれない。

 怖くても、目を閉じてなんていられない。自分の身を本当の意味で守れるのは、他ならぬ自分だけなのだから。

 

「地獄……はてさて、地獄とやらが本当にあるのなら、この光景は地獄と呼ぶべきなのですかねぇ?」

 

「ひっ!? へ、な、なんや!?」

 

 同じく、アマテラスの命令でユウギリ側へと来ていたアサマが、隣に居たモズメの独り言を拾うように疑問を口にする。

 独り言であったモズメは、急に隣から話しかけられてギョッとし、飛び上がる勢いで驚くが、彼はそれを気にも留めずに続ける。

 

「地獄とは、悪行を積んだ罪深き魂が罰を受ける、言わば魂の監獄です。故に罰を与え続ける為にも、決して殺したりはしないでしょう。しかし、ユウギリさんによるこの光景は、地獄のそれとは違うように思えますねぇ。例えるなら、これは“強者が弱者を蹂躙する”だけでしかないように思えてなりません」

 

「…坊さんがそう言うんやったら、そうなんやろうな。これが地獄じゃないとしたら、難しいもんなんやね」

 

 改めて死体を見回す事はしないけれど、モズメは少し考え直してみる。地獄なんて生きてるうちに分かるものではない。それに、とある昔の人はこんな事を言ったらしい。

 

『今生きているこの世こそが地獄である』

 

 確かに惨い光景ではあるけれど、自分の村を襲った悲劇に比べれば、まだマシと言えるだろう。本当に怖いのは、死んで無になってしまう事。モズメの母が、隣人だった者達が、突然物言わぬ死者へと変貌してしまったように。

 無になる、つまりは自分という意識の消失である。地獄や天国などと、死後に本当に行き着く先があるかなんて分からないもの。だからこそ、死は怖い。本当の意味で()()()()()()()のだから。

 

「…せや。死んでしもたらそれで終わりなんや。あたいはおっ母から貰うたこの命を、次へ繋いでいかなあかんもん! 闘うのは怖いけど、怖がってられへん!!」

 

 アサマは意図せずでの言葉であったが、結果的にモズメにプラスで働いたのだから、良しと言えるだろう。ただし、その彼本人がそう思うかはまた別として。

 

「おや? 随分と前向きな方ですね。まあ、私は持論を述べただけで、世間一般にはこの光景は地獄と呼んで差し支えないのでしょうが」

 

「どっちやねん!!?」

 

 決意新たにしたモズメであったが、それを台無しにするかのように、最初の一声がツッコミとなろうとは、誰も想像しなかった事だろう。

 

「これはまた見事なノリツッコミで。芸人でも目指してみてはどうでしょう?」

 

「なんで芸人にならなあかんねん! はあ……。なんか疲れるなぁ。エマちゃんは立派に闘ってるいうのに、なんで全然闘ってないあたいがこんなに疲れてんねやろか……」

 

 うなだれるモズメの僅か前方では、同じくユウギリへの同行を命じられていたエマが、師匠までとはいかないが、嬉々として敵をその手にした薙刀で屠っていた。

 

「あははははは!! 夢だったユウギリ様と肩を並べての共闘! 今、最高の気分です!! もっともっと愉しませて下さい!!!!」

 

 まるで小さなユウギリであるかの如く、エマは満面の笑顔に暗夜兵の返り血を貼り付けて、戦闘を興じていた。見る者が見れば、その様は小悪魔、いや小鬼にさえ見えるだろう。となれば、その師であるユウギリは、さながら悪鬼に見えるかもしれない。

 

 事実、愉しそうに笑いながら仲間の命を奪っていくユウギリとエマを前に暗夜兵達は、勇ましさなど完全に消え去り、恐怖に支配されていた。逃げたくても退けぬ闘い。この任務に失敗すれば、最悪死刑にされるかもしれない。国に帰っても無事で済むか分からないという恐怖、目の前の悪鬼が振り撒く死の恐怖。二重の退くに退けぬ恐怖が、彼らを絶望に染め上げていたのだ。

 残念ながら、彼らが状況を覆すのは相当に厳しい。元より、その武勲を認められ女王直属の臣下であったユウギリを、一般兵士が倒せる道理も無いのだ。しかも、戦闘狂である彼女は人数差など気にしない。いや、むしろ逆境すら悦んで受け入れるだろう。より、獰猛かつ苛烈に敵を穿たんが為に。

 

 倒す敵が、殺す敵が多ければ多い程、彼女は、()()()は悦ぶのだから。

 

 

 

 

 

 

 そしてユウギリ達とは別にアマテラスから離れた場所では、氷血晶を発動させたフェリシアと、隣で彼女の実力を拝見がてら合わせる為の様子見をするリンカが居た。

 アーマーナイト達は初めて目にする力を前に警戒を隠さない。その様子に氷血晶が彼らにとって初見であると推測したフェリシアは、先手必勝とばかりに攻撃を仕掛ける。

 

「行きますよ~!!」

 

 重騎士へと向けて、可憐なメイドの手が翳されると同時、氷の川は大蛇へと化し、周囲に冷気を撒き散らしながら、更には氷の領域を広げつつ彼らへと襲い掛かった。

 

「っ!!」

 

 その異様な光景を前に重騎士達は一瞬だけ固まってしまうが、すぐに再起動すると大蛇に対応すべく槍と盾を構え直す。

 しかし、その一瞬が命取りだった。氷の大蛇は瞬く間に一人の重騎士の足下へと滑り込み、その重厚な鎧を這って、彼の全身に巻き付き、血を絞り取ろうとでもするかのように締め上げる。鎧がギチギチと悲鳴を上げ始める中で、左右から無事だった重騎士が槍で大蛇を崩そうと殴りつけるも、砕けた氷はすぐに再生してしまう。砕けた表面からすぐに新たな氷が生み出され、締め付けが緩まる事を許しはしない。

 

「へえ…やるじゃないか」

 

「まだですよ!」

 

 容赦ない氷の大蛇の締め付けに感心するリンカであったが、フェリシアはまだ良しとせず、そこへ更に手を加える。

 氷の大蛇へと槍を振るっていた2人の重騎士目掛けて、その大蛇の体から突如として氷槍が突き出された。いきなりの不意打ちに、彼らは避ける事も叶わないが、しかしやはり重厚な鎧を纏っているだけあって、分厚い鎧を貫く事は出来ない。

 ただ、それだけでフェリシアには十分だった。氷槍で他の2人を押し出した瞬間、すぐに氷の大蛇の内側へも無数の小さな氷槍を生み出し、鎧の合間、隙間をすり抜けるように重騎士の全身を貫いたのだ。

 大蛇の間からはポタポタと血が溢れ流れ出る。元々朱い氷血晶を血でより紅く染め上げて、氷の大蛇はその血を吸って肥大化していく。流れた血液を凍らせて、更にその身を膨張させたのである。

 

「なんだ、あの暗夜兵は死んだのか?」

 

「はい~。暗夜の伝説に登場する、内側に棘がびっしりな拘束具兼拷問器具を参考にしてみました~」

 

 スサノオとアマテラスの前世で言うところの、『アイアンメイデン』の事であるが、当然リンカは知る由もない。聞いただけの想像ではあるが、閉じ込めた上に全身串刺しにするなど、どれほど残酷で恐ろしい拷問器具かとリンカは戦慄する。

 

 だが、忘れてはいけない。本当に恐ろしいのは、敵対者の血を糧としてより巨大かつ獰猛に成長していく、冷気を纏いし真紅の大蛇である事を。そして、高い戦闘センスを持つが故のフェリシアの技術と才能を。鋼鉄を溶かせるだけの火力で無い限り、氷の大蛇を止める術は無い。

 

「……お前、顔や普段の様子に似合わず、案外怖い奴なんだな」

 

 涼しい顔で氷の大蛇を操るフェリシアに、リンカは背筋に寒いものが走っていた。炎の部族である彼女が、族長の娘たる彼女が、僅かとはいえ恐れを抱いたのだ。

 もし、自身の体得した『業炎修羅』と『氷血晶』が闘った時、一体どちらが勝つのか。恐れながらも同時に、戦士としての闘争本能に駆られてもいたが。

 

「よし、あたしも出る! このまま押し切るぞ!!」

 

 負けじとリンカも足を踏み出す。一瞬で仲間を倒された重騎士2人は、氷の大蛇への対抗策が見つけられないのか、警戒しつつ後退の姿勢を取っていた。見れば、彼らの後方から敵の増援であろう新たなアーマーナイトと思しき重騎士が一人、こちらへと向かっているのが分かるが、それでも流れは完全にこちらへと傾いている。フェリシアの氷血晶がどれほど保つか分からない以上、決着は急いだ方が良いだろう。

 

「「さあ! 部族の力、見せてやる(あげます)!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、そう上手くゆくものか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方で、仲間の支援を受けながらようやくアマテラスは、ゾーラが待ち構えているであろう部屋の前まで辿り着いていた。

 ここに辿り着くまでに、一体どれだけの兵士に行く手を阻まれたか。どれほどの血を流してきたのか。もはや数えられる域を突破していた事に、アマテラス下唇を噛み締めて、夜刀神を握る手の力を強くする。

 戦争さえ無ければ、こんなに多くの血が流れる事も無かったかもしれない。多くの命が散る事も無かったかもしれない。彼らにだって家族が居たかもしれない。夢だってあっただろうに。

 それを、アマテラスは摘み取った。自分の命、仲間の命を守る為に。自分の目的を果たす為に。自分の夢を叶える為に。

 人を殺す事に正当な理由など、本来は存在しない。正当とは何か? 何を以て正当とするのか? 答えは単純明快だ。()()()()()()()()()()()()()()。人を殺すという行為そのものに正当性など有りはしないのならば、こちらの都合でそれを生み出すしかない。

 それが清廉な理由であろうと、傲慢な理由であろうとも、真の正解など無いのだから。

 

 ならばこそ、アマテラスは自分に正当だと言い聞かせる。罪無きイズモの民を、己の野心の為に利用する悪を討ち滅ぼす。そう自分に決定付けて。

 

「この先に、ゾーラさんは居る……」

 

 アマテラスは闘いながらも考える。ゾーラは魔道師だ。遠距離を得意とする彼を相手に、剣で闘う自分は近付けなければ痛手を負ってしまう。剣が届く前に倒されてしまっては本末転倒である。故に、仲間の誰かをサポートとして連れたいところだが、人員を割きすぎる訳にもいかない。必要最低限のメンバーで、この先の部屋へと突入するしかない。

 そうした点を考慮して、誰を連れて行くべきか……。

 

「……、ツクヨミさん! セツナさん! 私と一緒に将を穫りに行ってくれませんか!?」

 

 考えた末のメンバーの名を大声で呼ぶアマテラス。それに反応し、ツクヨミは鳥の式神を飛ばしたと同時に、その勢いを利用してアマテラスのすぐ背中まで跳んでくる。

 セツナはぼーっとした普段の顔付きではなく、鋭い眼光で、視線の先の獲物を射抜いていたが、呼ばれるとゆっくりではあるがアマテラスの方へと後ろ向きのまま、弓に矢をつがえたままで近寄ってくる。

 

「ほう? 私を将を落とす駒として使うのか。なかなか分かっておるではないか」

 

「アマテラス様からご指名された……嬉しい、頑張る」

 

 片や自信に満ちた笑みを浮かべ、片やにへらと緩んだ笑いが口元に出ている。どうやら2人共に乗り気であるようだ。

 

「他の皆さんは継続して戦闘を! 出来れば私達が闘っている間、中に敵を入れないで下さい!!」

 

 どういう意図でツクヨミとセツナを選んだのかは仲間達にも分からない。しかし、最善と考えてアマテラスが選んだのなら、それに従うのが部隊隊員というものだ。

 

「任せろ! 死んでもお姉ちゃんがお前達の闘いを邪魔させぬ!!」

 

「何が何でも侵入させないぞ! そしてアマテラス。暗夜の人間として、親友として頼む! 情けない真似をした暗夜軍に灸を据えてやってくれ!!」

 

「アマテラス、必ず無事に戻ってきて……」

 

 他の仲間達も、闘いながらも力強く頷いて返してみせる。それぞれの想いを受け取り、アマテラスはツクヨミとセツナを引き連れ、戦線を抜ける。戦線より更に奥、決戦の地へと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アマテラス達が睨んだ通り、戦場の最奥ではゾーラが焦りを隠す事もせずに、玉座の前で行ったり来たりを繰り返していた。ブツブツと何事かを呟きながら、時に爪を噛む仕草をして、イラつきを募らせているばかり。

 

「くそっ、くそっ、くそっ!! こんなはずじゃなかったのに! 今頃はアマテラス様を捕らえて、こんな辛気臭い国とはおさらばしていたはずなのに!! きぃぃぃぃ!!!!」

 

 計画通りに進んでいれば、こんな窮地に立たされる事も無かった。ただ、彼はアマテラス達を侮りすぎていたのだ。簡単な話、彼女らの方が上手だったに過ぎない。

 だが、小心者のくせに尊大な彼にはその事実を受け入れられなかった。だからこそ、この状況にイラつきを禁じ得ないのだ。

 

「だいたい、あの方も勝手に付いて来ておいて、いつの間にか姿が消えていますし! 全責任が私に掛かるからって、遊び感覚でいてくれちゃって……あの女めぇ!!」

 

 ここには居ないとある人物へと怒りの矛先を向けるゾーラであったが、到底本人を前にそんな事を言えるはずもない。何故なら、その人物は軍を率いる将の一人であったから。

 

「暗夜が誇る将軍が一人、『城塞』の異名を持つ『スカアハ』!! せいぜい利用してやろうと思っていたのに、肝心な時に居ないなんて、なんと間の悪い…! これだから、将軍なんて嫌いなんですよぉ!」

 

 嘆いても意味は無い。無いものねだりしたところで、状況は変わらない。既に喧騒はこの王の間の近くにまで迫っている。アマテラス達が快進撃を繰り広げている何よりの証拠だろう。

 

「…こうなったら、やってやろうじゃありませんか~!! この作戦を成功させ、私はマクベス様なんかよりも上に行くんですからねぇ~!!!!」

 

 小心な卑怯者なりとも、野望はある。まだ、狡猾な男は諦めていない。幻惑を得意とする魔道師ゾーラ。その得意の幻惑魔法を以て、アマテラスを迎え撃つ。それしか、彼に残された道は無かったから。

 




 
「キヌの『コンコン! お狐通信』~!」

※ここからは台本形式でお送りします。

キヌ「こわっ! フェリシアこわっ!」

カムイ「いきなりそんな台詞から始めて良いの?」

キヌ「いくらアタシでも拷問の真似なんてしないよ! それを平然とやってのけちゃうフェリシア怖いけどカッコいい!」

カムイ「どっちなの…!?」

シャラ「どっちでも良いじゃない。私からしてみれば、その拷問器具を実際にこの目で見てみたいところだわ…」

キヌ「あっ! シャラだ!」

カムイ「ゲスト紹介の前にゲストが出てくる事が多くなってきたよね」

シャラ「そんなのはどうでもいいから、その拷問器具が見たいわ…。見れば呪術の開発に役立ちそうな気がするの…。暗夜風に言えば、インスピレーション、だったかしら…? ともかく案が湧いて来そうな気がするわ……」

カムイ「うわぁ……なんて恍惚な笑みを。絶対にロクな呪術にならないよ!」

シャラ「うふふ…こうなれば、神頼みするしかないかしら。ナンマンダブ、ナンマンダブ…」

キヌ「だからってアタシを拝まないでよー!? アタシ神様じゃないもんね!」

シャラ「キヌって御利益有りそうだし、このコーナーだって()()なんてわざわざ付けてるくらいなんだから、お稲荷様みたいな扱いでも良いんじゃないかしら…?」

カムイ「あ、じゃあ僕も拝もうっと」

キヌ「カムイも!? ぶーぶー! もういいもん! 今日のお題やっちゃうもんね!」

シャラ「あら、拗ねちゃったわね…」

キヌ「今日のお題は、『フェリシアの氷血晶』についてだよ!」

カムイ「フローラさんも暗夜編で使った氷血晶だけど、何というか、やっぱりフェリシアさんの方が使い方が器用だね」

シャラ「そうね…。フローラの場合は相手が強すぎた事もあったけど、印象的には守りが強い感じかしら。フェリシアは逆に攻めが全面的に表れてるわね…。ただ氷を操るのではなく、生き物かのように操るのは相当なセンスが必要のように感じるわ…」

キヌ「蛇の締め付けから咄嗟に『あいあんめいでん』への応用は器用だよね~」

カムイ「多分、フローラさんとフェリシアさんは思考の柔軟性が違うと思うんだ。フェリシアさんは普段からものほほんとした感じだけど、フローラさんは逆に、言い方が悪くなっちゃうけど、頭が堅い感じがするもん」

シャラ「だから、一人で抱え込んで、あんな道しか選べなくなったのだものね…」←白夜王国クリア済み

キヌ「ちょっとやめてよ! アレけっこうトラウマなんだからー!」

カムイ「とりあえず、お題はこんなところかな?」

シャラ「まだ一つ、気になるであろう点があるけど、それはまた次の機会にしておくわ…」

キヌ「お楽しみは後に取っておくってね!」

カムイ「それでは次回もよろしくね!」



※修正のお知らせ。

キヌ「えー。スカディってよく思い出してみれば、既出じゃん! しかも人じゃなくて武器の名前じゃん! という事が判明したから、同一人物説のあるスカアハに変更しました~! ゴメンナサイ!」

(素で忘れてました、ごめんなさいね)

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