ファイアーエムブレムif 白光と黒闇の双竜   作:キングフロスト

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第51話 死と瓦礫に囲われて

 

 クリスの放った爆炎による、黒竜砦の崩壊。そこからなんとか脱出したスサノオ達だったが、現在、戦禍が残していった傷痕の確認に追われていた。

 

 死者は黒竜砦に詰めていた暗夜兵の総数、その9割を占めており、100にも満たなかった砦の警備兵達はたったの数人しか生き残っていない。

 あらゆる所で、暗夜兵と思しき鎧を纏った人間の死体が転がっており、そしてところどころで白夜兵士の死体が倒れている。それらのほとんどは、後から増援に駆け付けたスサノオの部隊が作り出したものだ。

 数の差に押されて、また奇襲であったのだろう白夜兵の攻撃に、暗夜兵達は為す術も無く殺されていった。マクベスの配下であるとは言えど、同じ陣営の仲間の屍を見るのは辛いもの。

 そのあまりに凄惨な光景に、エリーゼは顔を青くして、暗夜兵の死体から目を反らしていた。ともすれば、その大きな瞳に涙を浮かべて。

 

「酷いな……」

 

 スサノオも、その惨たらしい有り様に顔をしかめて、しかし目は反らさずに、その暗夜兵達の死に様を目に焼き付けていた。

 

 スサノオがこの凄惨な光景を知らなかったのも無理はない。暗夜兵の死体が特に多かったのはライル達が進んだ通路と、その反対に当たる逆の入り口付近の通路だ。攻撃のあった外側の出入り口は当然ながら激戦区となり、最初に死体の山が築かれた地点でもある。

 そして暗夜王国側の出入り口へと向かう通路。そこは後ろへと傷を負いながらも引いて行った暗夜兵達が、その途中で追い付いた白夜兵に倒され、もしくは重傷に力尽きたが故に死体が多くなっていた。

 その点、スサノオはライルやアカツキ達とは違う。正面からではなく横合いから砦内へと侵入した事もあり、そこから後退したニュクスとゼロは暗夜兵の死体をいくつも目撃していたが、侵入地点より少ししか後退出来なかったスサノオとフローラは、必然的にほとんど暗夜兵の亡骸を見る事はない。

 

 スサノオと同じく、フローラも後退してようやく見た暗夜兵達の死体の山に、気分を悪そうに目を閉じていた。

 

「大丈夫か、フローラ?」

 

 その様子に、スサノオが心配する声を掛ける。フローラはスサノオの気遣いに、無理に笑顔を作って答えた。

 

「…少し、気分が優れませんが、大丈夫です」

 

「そうか……無理はするなよ。クリスとの戦闘で消耗もしてるんだ。少し休んでも構わないからな」

 

「ありがとうございます…。それでは、お言葉に甘えさせて頂きますね…?」

 

 ぺこりと一礼をすると、フローラは面が平らになっている手頃な瓦礫に腰掛けた。座った途端に、今まで張り詰めていたものが解けたのか、膝に肘をついて顔を両手で覆い、うなだれるフローラ。その姿からは戦闘への深い疲労と、死体への強い嫌悪感が見て取れる。

 

 フローラが休む姿を確認したスサノオは、改めて周囲を見渡した。ここは通路を出て少し開けた空間となっており、暗夜兵の死体だけでなく白夜兵の死体もチラホラと転がっている。

 先程、ミシェイルやハロルド達が闘っていた場所が当にここだった。

 

「スサノオ様、少し良いでしょうか?」

 

 と、黒く焦げた白夜兵の死体を見ていたところで掛かる声。それはライルからのもので、隣にはミシェイルが立っていた。仮面で上半分は分からないものの、重い空気を纏っている事はありありと伝わってくる。

 

「どうした、何かあったのか?」

 

「ミシェイルが話があるとの事です。少し気になるので、僕も同席させて頂きますが、よろしいですか?」

 

「ああ、構わない。それでミシェイル、話って?」

 

 スサノオに促され、ミシェイルはゆっくりと口を開いた。

 

「先程、この広場で俺とハロルドは交戦状態にあった。相手は無論、白夜兵だ。取り囲まれた暗夜兵達を救うための闘いで、劣勢にあったがゼロ達の援軍により事なきを得た」

 

「…? それなら良かったじゃないか。助けられたし、こっちも被害は無かったんだろう?」

 

 だというのに、何故ミシェイルが暗い雰囲気を醸し出しているのか。当然ながら疑問に感じるスサノオだったが、その後に続いたミシェイルの言葉で、驚愕せざるを得なくなる。

 

「問題はその後だ。暗夜兵達を救出し、一息ついた瞬間に新手が来た。そいつは白夜の人間じゃなく、そして暗夜の兵士とも考えられない男だった。何より、()()()()()()はずの人間だったんだ」

 

「……死んでる、はず?」

 

「ああ。奴の事を知ってる暗夜兵が助けた中に居たんだが、そいつに殺されてしまった。俺の目の前でだ」

 

「だからこそ、その人物が既に死んでいるという事が分かったんですね」

 

 ライルの言葉に頷きを返すミシェイル。彼はゆらりと腕を上げると、とある方向を指さした。そこには、仰向けに倒れている暗夜兵の姿が。その喉には、ナイフがずっぽりと深く刺さっていた。

 

「不可解なのはそれだけじゃない。その男…ストレルカは、姿が透明だった。微かに捉えられるその姿は、まるで水そのものが人の形を取っているかのような、化け物のようだった」

 

「透明な…敵……、!!」

 

 思い当たる節がある。かつて白夜城下町の炎の広場で起きた事件。母ミコト女王がスサノオとアマテラスを庇って亡くなった、姿無き怪物達による襲撃。ミシェイルの言葉は、それをスサノオに思い起こさせたのだ。

 あの時、暴走はしていたが、意識は微かに残っていたスサノオ。だから、その時に闘った透明な兵士の事は知っている。自分とアマテラスだけには、何故かハッキリと捉えられた姿。周りが透明である事に苦戦していた事をなんとなく覚えていたのだ。

 

 そして、ハイタカと交戦する直前に見た、暗夜の衣装に身を包んだ謎の男。彼も、周りの人間からは認識されていないようだった。フローラでさえも、その姿に気付いていなかったのだ。

 

「なら、あの時のアイツが……!? だが、何故だ? あの透明な兵士は暗夜の手の者だったはずだ。それがどうして、同じ暗夜の兵を殺す…? 何より、そいつは死んだ人間なんじゃないのか?」

 

「そこが分からない…。ストレルカの死を、あそこで死んでいる暗夜兵は直に目にしたと言っていた。それがどうして、怪物のような姿に変わり果てて現れたのか…」

 

「第一に、暗夜王国に透明な怪物を兵士として登用しているという話を聞いた事がありません。本当に、その透明な兵士が暗夜の手の者なのかは分かりませんね」

 

「興味深い話をしているわね、坊や達」

 

 話し合いの最中、唐突に横から割って入ってくるニュクス。魔道師として放っておけないと感じたのだろう、彼女はズズイッと男性3人の会話に臆する事無く参加した。

 

「坊や達……、え? まさか僕も入っているんですか?」

 

「私も長く生きているけれど、姿の見えない兵士なんて聞いた事もないわ。出来て、少しの間だけ姿を見えないようにする幻惑魔法とかならあるわね。でも、あの透明な暗殺者みたいにずっと、それもそのまま闘い続けるなんてまず有り得ない。本来なら不可能な芸当かしら」

 

「あ、スルーですか……。コホン、とにかく彼女の言う通りです。魔法を使っても良くて数分、そしてその状態での激しい動きは魔法が剥がれてしまい、まず無理です」

 

「つまり……?」

 

 つまりは何が言いたいのか。スサノオの意図を汲み取ると、ライルは眼鏡に手を掛けて答えた。

 

「暗夜でそんな技術が開発されたという話が無い……となると、暗夜王国以外の勢力、あるいはガロン王が秘匿している力……という可能性がありますね」

 

 考えたくはない可能性。ガロンはまだ、スサノオの想像を超えた何かを隠しているかもしれないという事。また仮に他の勢力だとしても、あの炎の広場への襲撃を考えると、ほぼ確実にガロンと通じているはず。でなければ、ガングレリの爆発を起こすなど出来る訳がない。

 

「現状、その姿の見えない兵の情報が少なすぎるな。これじゃ探りようが無い」

 

「……そう、ですね」

 

「?」

 

「話し合いはこれくらいで良いだろう。そろそろ俺達も動かなければならん」

 

 どことなく、何かを言い淀んでいるようなライルに訝しむ視線を送るスサノオだったが、ひとまずの議論を終えたからか、ミシェイルがその場を離れたのをキッカケに、話し合いも自然と終了していた。

 

 煮え切らない謎を新たに抱えて、スサノオは破壊された黒竜砦を眺める。瀕死の暗夜兵を治療するエリーゼとネネの後ろ姿、軽傷で済んだ暗夜兵に肩を貸すハロルド、通路の邪魔になっている瓦礫を撤去するエルフィとアカツキ、重傷者をミネルヴァの背に乗せて運ぶミシェイルと全体の指揮を執るライル。

 正気を取り戻し、周囲の悲惨な現状を目の当たりにしたノルンは気絶。それを看ているアイシスは、ペガサスに羽ばたかせてノルンを扇いでいた。

 ゼロとニュクスはそれぞれ、自分の得意な方法で残敵確認を行っている。ゼロは自身の足と目で偵察に、ニュクスは呪術による索敵感知を。しばらくして、2人は結果を報告してくれるも、白夜兵は全軍撤退。姿の見えない兵の気配も察知出来なかったそうだ。

 

「ちょっと良いかしら」

 

 報告の折に、ニュクスが時間を取れるか尋ねてくる。スサノオは特にする事も無かったので、問題無いだろうと了承した。

 

「ちょっと思ったのだけど…この黒竜砦への白夜軍の進攻……。私は何かの作為があると見ているわ」

 

「何かの作為…?」

 

「ええ。白夜軍の全てとはいかなかったけど、狂乱している白夜兵が大勢居た。白夜王国は元来、平和を重んじる王国のはず……、なら今回の進攻はおかしい。白夜の第一王子リョウマが今の白夜軍の総大将なのに、風聞に聞く彼の人格からして、部下を犠牲にさせるような進軍は許さないはずよ」

 

 ニュクスの指摘は的を射ている。あのリョウマが、自分自身による自己犠牲ならまだしも、配下に死を覚悟の上での特攻をさせるなど、考えられない。

 だが、スサノオ達が剣を交えた白夜軍の一部は、平和とは程遠い、狂気に満ち満ちた瞳をギラつかせていた。何か、リョウマでさえも計り知らぬ所で、良くないモノが渦巻いているような、そんな嫌な予感がスサノオの胸中に湧き上がってきたのだ。

 

「確かに、リョウマ兄さんがそんな事をさせるとは思えない……」

 

「…兄さん?」

 

 ふと口をついて出た『兄さん』との言葉。暗夜王子である自分が、白夜の第一王子を兄と呼ぶのは、事情を知らぬ者からすれば良いとは言えない事柄だ。

 無意識故の失敗だったが、今更訂正を許してくれそうもないニュクスの追及する視線に、スサノオは素直に教える事にした。

 

「あまり口外しないでくれると助かるんだが……俺は暗夜王家の出じゃないんだ」

 

「…まさか」

 

「そのまさかだ。俺は、俺とアマテラスは元々、白夜王国の王族…()()()。小さい頃に暗夜王国に攫われて、そのまま暗夜の王族として育てられた」

 

 ニュクスはその事実に目を見開いて驚く。彼女にしては珍しいその驚きぶりに、彼女自身でさえ驚いていた。それだけ、スサノオの身の上は特殊だと言えるだろう。

 

「……なるほど。アマテラス王女とあなたは確か双子だったわね。道理で、アマテラス王女が白夜王国に寝返った…なんて噂が流れる訳ね。だって、アマテラス王女の生まれは白夜王国なんだから。寝返ったという表現は間違い。故郷に帰った、と言った方が正しいわ」

 

「まあ、そうなるな…」

 

 改めて、他人からその事実を聞かされると、何とも言えない気分になるスサノオ。アマテラスは何も間違った事をしていない。なのに、どうして2人の道はこうも違えてしまったのか。

 

「なら、どうしてスサノオはこちらに残ったの? あなたにとっても、白夜王国は祖国。なのに、どうして祖国と敵対しているの?」

 

 当然の疑問。ニュクスのみならず、その話を聞いた全ての者が、同じ疑問を抱くだろう。だけど、答えは決まっている。スサノオが言うべき答えは一つだけ。

 

「俺は……たとえ、俺が暗夜王家の人間でなくとも、本当のきょうだいのように、家族のように接し、愛してくれたマークス兄さん達と別れるなんて、出来ない。今の俺があるのは、暗夜王家のきょうだい達のおかげだから。父上の…ガロン王のやり方は強引が過ぎるのは分かっている。現に、アマテラスは白夜に戻る際に、父上の意思に反発を示していた。だが、それでも俺はマークス兄さん、カミラ姉さん、レオン、エリーゼ達との絆を捨てられなかった。結局のところ、俺は弱い心の持ち主だったのさ。変化する事を恐れて、大切に築き上げてきたものを捨てられなくて……」

 

 ただ説明するだけであったのに、何故か心の中に沈んでいた弱音を吐き出していたスサノオ。不思議と、ニュクスを相手に話していると、ずいぶんと年上の女性に話を聞いてもらっているようで、想像以上に心を開いてしまっていたのだ。

 ニュクスも、スサノオが弱音を吐露している事を理解しており、慈悲深い笑みを以て、彼の言葉を受け止めていた。

 

「あなたは弱くなんてないわ。絆…つながりを守る事も一つの強さ。あなたは、本当のきょうだいじゃないと知っての上で、血の繋がった家族より、絆で繋がった家族を選んだ。ただそれだけの事よ。ああ…なんだか羨ましいわね。私にも、あなたのような人が居てくれれば……怪物に成り果てた私を受け入れてくれる人が居れば、私も変われていたかもしれないのに」

 

「ははっ…ニュクスのどこが怪物なんだ? どう見たって可愛い女の子だろ。それに比べて、俺の方がよっぽど怪物だろう。なんといっても、竜になれるんだし」

 

「…竜になれる事に関しては否定しないけど…。あなた、そのうち刺されても知らないわよ?」

 

「へ?」

 

「その顔、分かっていないのね。まあ良いわ。とにかく、あなたは弱くなんてない。アマテラス王女が選んだ道も正しい道。あなたの選んだ道も正しい道。どちらも間違っていないけれど、違う方向を目指す道が再び交わるのは、あなた達次第。それを忘れない事ね」

 

 それじゃ。と、言うだけ言ってニュクスはサッサと退散してしまう。どうやら、倒れたノルンの様子を見に行ったらしい。

 

「俺の選んだ道も正しい…か」

 

 少しだけ、その言葉に心が軽くなったのを感じたスサノオ。激しい戦闘を経て、ボロボロに成り果てた黒竜砦の様子を見ながらも、スサノオの心は穏やかさを取り戻していたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…少し目を離した隙に、スサノオ様は本当にもう……!!」

 

 少し落ち着きを取り戻したフローラは、こっそりとスサノオとニュクスのやりとりを遠目に見つめていた。

 なんだかんだで、スサノオは魅力的な人物なのだ。男女問わず、その不思議な魅力を発揮するのだから、女性相手だと余計に質が悪い。だって、それはフローラにとって恋敵に成り得る女性が増える危惧もあるのだから。

 

「やきもきしてるなら、さっさと押し倒してしまいなさい。男なんて簡単なものよ?」

 

「!!?」

 

 爪を噛む仕草をしているフローラの頭上からする女の声。それは先程まで見ていたはずのニュクスのものだった。ノルンの所に行ったはずなのに、急に自分の真正面に現れたニュクスに、フローラは多大な衝撃を受けずにはいられない。

 

「お、おし、押し倒すなんて、そんな……まだ、そんな関係じゃ…!!」

 

「まだ…という事は、そうなれば、とは思っているのね」

 

「あ、いえ、その、そんなつもりでは……っ!!」

 

「お姉さんからのアドバイス。あの男は結構な鈍さよ。気付いて貰おうと思っているだけじゃ、そうそう簡単には進展しないわ。時には大胆不敵さも、女には必要なの。いっそのこと、告白してしまうとかね」

 

「こここ、ここ、こく、告白!!? そ、そんな畏れ多い事を、私ごときが……!」

 

「……あなたも大概、自分に自信が無いのかしら? 整った顔つきなのだから、並みの男なら簡単に靡くでしょうに。これは大変な恋路になりそうね……」

 

 未だ顔を赤くさせてオーバーヒート気味のフローラに、ニュクスはため息を吐くのであった。これから先が思いやられる…と。

 

 




 
「ベロアの『くんくん、ガルーアワーズ』…」

※ここからは台本形式でお送りします。

ベロア「一周年を迎えて早くも5日。実施したオリジナル兵種の募集に関しても、面白い案がいくつも送られてきてありがたいですね」

カンナ「うん! 作者さんじゃ思い付かないような案がたくさんあって、参考にもなるよ!」

ベロア「頂いた案は、出来る限り登場させたいと思っています。登場させるタイミングに関しては、今後考えていこうと思いますので」

カンナ「募集は無期限に行ってるからね。思い付いたらいつでも送ってくれると嬉しいな」

ベロア「興味のある方は、作者の活動報告に目を通していただければと思います」

カンナ「さてと、こんなところかな? それじゃ、今日のゲストさんを呼ぶね」

ベロア「そうですね。では、ゲストの方、どうぞ…」

ディーア「今日のゲストは俺だぜ……。面倒だったけど、ゲストやれば明日の仕事は休んで良いって言われたからな。これも仕事だと思って、きっちりとこなしてやるよ」

カンナ「今日も無気力だね~…。でも、休む事に関しては活き活きとしだすよね、ディーアって」

ベロア「それで、今日はどんな食べ物を持って来てくれたのですか?」

ディーア「俺=食い物っての止めてくんない? 確かに焼き菓子とか結構な頻度で焼いてるから、基本的に常備してるけどさ」

カンナ「そ、それがデフォルトなんだね……」

ベロア「何も間違いないと思いますが」

ディーア「ああ~……もういいや。説明すんのも面倒くさいし。それよりさ、ぱぱっと今日のお題発表してくれないか? 早く終わらせれば、その分俺が休める時間も増えるって事だしな」

カンナ「すごい休みたがりだなぁ、もう! 仕方ないから読むよ。えっと…『黒竜砦の闘い終了』だね」

ベロア「今回で完全に黒竜砦での戦闘は決着です。次は、再びノートルディア公国を目指す事になりますね」

ディーア「ゲームなら、次は港街ディアでの戦闘だな。でも、そこで闘うはずのタクミさんはアマテラス様と一緒に居るから、完全に展開が異なってくるぜ」

ベロア「はい。なので、ノートルディアに入るまでは、しばらくオリジナル展開になるかと思います。まあ、原作も織り交ぜるつもりではありますが」

カンナ「どうなるのかはまだ秘密だよ! その時まで待っててね」

ディーア「んー、こんなもんか? それじゃあ、お疲れって事で。俺は少し昼寝でもしてくるわ」

ベロア「では、わたしはお宝探しにでも出掛けましょう」

カンナ「ああ…2人共行っちゃった…。という事で、今日はここまで! それじゃあまたね!」

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