これが投稿が遅れた全ての原因です!
本当に申し訳ございませんil||li _| ̄|○ il||l
さぁ、言い訳は置いといて。
皆さん!和生と凛香が仲直りしたのはいいですが何かを忘れていませんか!そうです!あれですよっ!
「んっ…朝か」
カーテンの隙間から差し込む包み込むような朝日に目を覚ました和生、眩しさから手で顔を覆った。
再び自分に襲いかかる睡魔に微睡みながら彼は体を起こそうとして失敗した。
「そっか…昨日は一緒に眠ったんだっけ」
自分の左腕をしっかりと抱きしめながら眠る速水を見て和生は状況を理解した。
気持ちよさそうに眠る彼女の頭を撫でながら現在の時刻を確認した。
「8:30か…いるんだろ?隠れてないで入ってこいよ」
「「「…」」」
ゾロゾロとクラスメイトたちが彼の部屋へと入ってくる。
全員は入れるわけもなく、1部部屋からはみ出しているが和生にとってはそんなことはどうでも良かった。
「何のよう?俺は凛香の寝顔を眺めるのに忙しいんだけど」
「「「ごめんなさい!!」」」
皆が一斉に頭を下げてきた。
そんな様子に和生は耐えきれず。
「くっ…ふっ…あはははは。別に気にしなくていいさ、勘違いなんて誰だってある事だよ」
「和生くん…」
渚が和生の言葉を聞いて安堵の表情を浮かべる。
しかし次の瞬間和生の表情が一変する。
「俺はまだ聞いてないんだけど、結果はどうだったんだ?」
「結果?」
「前原、あれはどうなったの?」
「あれって…あぁー!あれか!磯貝の!」
「そうそう、やらなかったら修行メニュー3倍のやつ」
「や、やってないな…」
磯貝がかぼそい声を上げた。
「じゃあ、今日から3倍か今すぐここでするか。好きな方選んでいいよ?」
そう、今の和生の表情は先程までの爽やかなものではなく、笑っているのが笑っているようには見えないといった感じだ。
一部のクラスメイト以外はキョトンとしている。
「じ、じゃあ…今からいうよ」
「うん、なら許す」
和生の言葉に意を決した磯貝が片岡の前まで歩いていく。
「磯貝くん?」
「片岡、お前は俺に無事に帰ってきて欲しいと言った。俺もそうありたいと思った。だからこれからは俺が帰る場所になってほしい。俺と付き合ってくれ」
「…っ!?」
部屋が静まり返った。
そんな沈黙を破ったのは…
「はい…ずっと貴方の帰りを待っています」ポロポロ
磯貝を受け入れる片岡の返事だった。
「「「おめでとうっ!!」」」
クラスメイトたちが拍手を送る、岡島が血を吹いて倒れたが、糸成に引きずられて行った。
女子たちが片岡に駆け寄り、男子は磯貝の肩をバンバン叩いた。
テンションが上がりすぎたクラスメイトたちを和生は部屋から追い出した。
下の部屋はまるで宴会のようにうるさくなっている。
「凛香、起きてるんでしょ?」
「あれだけうるさかったらね…」
和生の腕に抱きついていた速水が起き上がった。
「メグが報われよかった…」
「凛香と片岡さんは仲いいもんね。俺らも下いく?」
「うん、お祝いしてあげなくちゃ」
「じゃあ行こっか」
そう言って和生は起き上がろうとする。
しかし彼を速水が制止した。
「和生、ちょっとだけ目を瞑って?」
「?いいよ」
そういって和生は目を瞑った。
その後に感じたのは抱きしめられるような柔らかい感触と…
「…っ!?!?」ゾクゾクッ
首筋に感じる熱い吐息と柔らかい感触だった。
和生は恐る恐る目を開けてみると。
愛しい恋人が自分の首に顔を埋めていた。
「い、いまのって…///」
「和生が私の彼氏って証拠をつけたのっ!…///」
和生は自分の首に触れてみた、そこには未だに感触が残っており、顔が焔のように紅くなる。
「ずっと信じてるからっ!ほら、下行こ!」
「…うん、俺も信じてるよ」
それぞれが好きな人を信じていれば、トキメキを抱いて進めるだろう。
「(とびきりの笑顔で今のなかを生きていこう!)」
こうして和生は新たな1歩を踏み出しのであった!!
皆が以外忘れていそうなフラグを回収しました。
こんかいは私が好きな歌のフレーズをもじって入れてみました。
感想など、待っております。