桜井和生と暗殺教室   作:トランサミン>ω</

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さぁセカンドヒロイン律ちゃんの出番ですよー
それと途中までカズキが空気です。
カズキ「流れ的にしかたないんだけどね」


転校生の時間

通学路を歩く、渚、杉野、岡島の3人は、昨晩烏間から送られた一斉送信メールの話をしていた。

 

『明日から転校生が1人加わる。

多少外見で驚くだろうが…あまり騒がず接してほしい』

「…うーんこの文面だとどう考えても殺し屋だよな。」

「ついに来たか転校生暗殺者。」

杉野と岡島がそう言うと、杉野は疑問を抱く。

「転校生って事は、ビッチ先生と違って俺らと同年齢なのか?」

「そこだよ!」

急に大声を出す岡島に2人は驚いた。

「気になって顔写真とかないですかってメールしたんだよ。そしたらこれが返ってきてさ。」

そう言いながら岡島は携帯の画面を2人に見せる。そこには、可愛らしい女子の写真が表示されていた。

「なんだよ、普通にかわいーじゃん!」

「仲良くなれっかなー。」

いくら暗殺を行うクラスであっても彼等は中学生

転校生という響きに興味がわくのは当然だ

彼等は胸をときめかせ教室の扉を開けた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まさかあれが転校生?」

渚は目を疑った。

「ノルウェーからきた自律思考固定砲台さんだ」

「ヌルフフフ、みなさん仲良くしてくださいねぇ」

「「「(仲良くも何もひとじゃないんだけど!?)」」」

クラス全員がそう思った。

授業が始まり皆が真面目に取り組んでいると

「これより暗殺を開始します」

そういって自律思考固定砲台さんは体から

幾つもの銃を取り出し射撃をはじめた。

「その程度なら生徒たちも簡単にやってのけますよ

それと授業中の発砲は禁止です」

「以後気をつけます。それでは第二射撃に入ります。」

しかし殺せんせーは難なくそれを交わし最後の一発を

チョークではじいた…はずだった…

「にゅや!?」

「右指先破壊。増設した副砲の効果を確認しました。次の射撃で殺せる確立0.001%未満。次の次の射撃で殺せる確立0.003%未満。卒業までに殺せる確立90%以上。卒業まで、よろしくお願いします、殺せんせー」

成長する暗殺者がE組にやってきた。

クラス全員がこれなら殺せるかもと期待したが

それと同時に悔しさを覚えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局その日は一日まともに授業を受けることはできなかった。

自律思考固定砲台さんの射撃に皆頭を伏せているしかなかったのである。

「壊れたら何か言われそうだけどこれなら壊れないよね」

そう言ってカズキは放課後学校にやって来て

防弾ガラスで自律思考固定砲台さんを囲んでいた。

「悪く思わないでね、皆のためだからさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の朝投稿してきたみんなはそのガラスのことを

不思議に思ったがカズキのしたことだとしると

皆納得してくれたようだ。

「朝八時半。システム全面起動。今日の予定、六時間目までに215通りの射撃を実行。引き続き殺せんせーの回避パターンを分析、射撃を開始します」

しかし銃弾はガラスに弾き返されてしまう

「殺せんせー、これを外してください生徒への危害は契約違反に値します。」

「それやったの殺せんせーじゃなくて俺だから契約違反じゃないよ?それに君が殺せんせーを殺しても賞金は君の製作者のもので俺たちには入らないし、授業はまともに受けられないしデメリットしかないんだ。だから我慢してね。」

そう言われると自律思考固定砲台さんは今日一日

ずっとシャットダウンしていた。

 

 

 

 

 

 

放課後全員が帰った後カズキはガラスを外していた。

「自律思考固定砲台さん、今日はごめんね意地悪して」

「いえ、みなさんの言い分も考慮するべきとは思います」

「ありがとうね、じゃあこの後殺せんせーが来るから

いろんなこと話すといいよ。それじゃあまた明日」ニコッ

「はい、また明日。」

機械的な挨拶を返し自律思考固定砲台は考えていた。

するとカズキの言葉通り殺せんせーがやってきた。

「どうですか?自律思考固定砲台さん。E組にはなれましたか?」

「なぜあんなことになったのかわかりません…マスターに対策をお願いしようとしていました。」

「ダメですよ、保護者に頼っては。」

なぜですかと問う自律思考固定砲台に殺せんせーは応える。

「あなたは生徒であり転校生、皆と協調する方法はまず自分で考えなくては。」

「…協調?」

「そのソフトをインストールしてみてください」

「これは!?」

「クラスの皆と共に暗殺を行った場合の演算ソフトです。これで協調が如何に大切かわかったでしょう?」

「はい…、しかし私は協調の仕方を知りません先日はみなさんを困らせてしまっていたようです。」

「そこで先生の出番ですよ」

「暗殺者を向上させて良いのですか?」

「あなたは暗殺者である前に私の生徒ですから。」

「ありがとうございます、ですがこのスイーツ検索ソフトは本当に必要なのですか?」

「にゅや!?、そ、それはあなたを変えてくれたであろうカズキ君がスイーツ好きだからですよ」アセアセ

「そうですか…カズキさんが…」

「はい、ですから仲良くなれるように頑張りましょう」

「はい、先生」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして次の日

「ガラス外したままだけど殺せんせーうまくやったかな?」

そういって教室に入ったカズキが見たのは

昨日までとは違いモニターが大きくなった自律思考固定砲台だった。




少しずつではありますが進めてまいります。
アニメのところまで書いたら別の作品を書こうかと思っています
そして暗殺教室のアニメの2期がやる頃にでも
さいかいしようかとおもっていますので
ご了承ください

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