桜井和生と暗殺教室   作:トランサミン>ω</

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夏休みはがんばって投稿しますので
よろしくお願いします


テストの時間

テストは本校舎で受ける決まりのため試験官ももちろん本校舎の教師が行う。

 

 

「お前ら本校舎に戻りたいからってカンニングなんて真似するんじゃねぇぞー」

 

 

そのためテストであろうと酷い扱いを受けるのだだがE組の生徒たちはそんな言葉も気に止めず問題に集中しているようだった。

試験官の教師もE組がすらすらと問題を解いているのに

驚きを隠せないのか動揺しているようだった。

しかしその表情はすぐに嫌味のある笑みに変わる。

 

 

「「「(な、なんだこの問題!?)」」」

 

 

前半の問題を解き終えたとき生徒たちのペンが止まった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テストを全て終えたE組の生徒たちは絶望に近い表情をしていた。

それもそのはず試験直前で試験範囲が大幅に変更されたのだ、さらにその連絡はE組にはされていない。

烏間が本校舎の教師に問い合わせるが、本校舎では理事長自ら教鞭をとったらしい。

全員50位以内を果たすことは出来ず、殺せんせーにも

第二の刃を示すことは叶わなかった。

 

 

「先生の責任です。この学校の事を甘く見てました………君達に顔向けできません」

 

 

如何にも落ち込んでる様子の殺せんせーに向かって、カルマが対先生ナイフを投げた。

案の定躱され、殺せんせーは怒る。

 

 

「にゅや!?カルマ君!先生は今落ち込んでいて…」

 

 

殺せんせーの最後の言葉も聞かずに、カルマはテストを教卓にばら撒く。

 

赤羽業

合計点数:494点

186人中4位

 

 

「俺の成績に合わせて、あんたが余計な範囲まで教えたから、問題変わっても関係なかったんだよねー」

 

 

「あー、言いづらいんだけどさー?」

 

 

続いてカズキもテストを片手に殺せんせーの前までやってきた。

 

 

「俺もがんばったんだけどなー?殺せんせー、落ち込むことないよ?殺せんせーの教え方解きやすかったから」

 

桜井和生

合計点数:490点

186人中5位

 

 

「ここのテストって案外簡単だったんだね。それに俺は自分からこの教室にきたから向こうになんていく気さらさらないんだけど?」

 

カズキの一言にクラスが驚愕する。

 

 

「あー、奇遇だねカズキー、俺もここにいる方が楽しいし戻る気はないよー、それともなにー?殺せんせー俺らに殺されるのが怖いから逃げ出すわけー?全員50位以内に入れなかったからっていうのは言い訳でしょー?ほんとチキンタコだよねー」ニヤニヤ

 

 

挑発的なカルマの台詞にカズキが皆にむかってウインクする。皆なにかを感じ取ったのか次々に口を開く。

 

 

「なーんだ。殺せんせー、怖かったのかぁ」

 

 

「なら正直に言えばいいのに」

 

 

「『怖いから逃げたい』ってねー」

 

 

クラス全員の長髪に殺せんせーは顔を真っ赤にして怒る。

 

 

「にゅや――――――!逃げわけありません!!期末テストであいつ等にリベンジです!」

 

 

僕らは暗殺者、この教室でいろいろな刃を磨いていく

今回は僕らの武器がつうじなかったけど戦えるようになるまで

磨き続けていこうと思う。




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