桜井和生と暗殺教室   作:トランサミン>ω</

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ビッチ先生の話はカットさせてください…
ちょっと個人的に好きじゃないのと
のちのちビッチ先生の話はたっぷり書くので
その時までお楽しみを

イリーナ「なんでやらないのよ!キスするわよ!?」
トランサミン「だからそういうのが書きたくない理由(笑)」
イリーナ「なんですって!?」


集会の時間

「いそぐぞみんな!」

 

 

E組の生徒たちは月に一度の全校集会に出席するため

本校舎に向かっていた。

 

 

「この前は遅れて花壇の清掃やらされたからな。」

 

 

「前原はほとんどサボってただろ!」

 

 

磯貝がそう言うと、一緒に歩いていた岡野が大きな声で叫んだ。

 

 

「あーもう!なんで私達だけこんな目に会わなきゃいけないのよー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本校舎まで遠いねー、お菓子もつかなぁ…」

 

 

「あはは、カズキくんはやっぱりお菓子なんだ」

 

 

「まぁね、渚もいる?」

 

 

「ありがとう、ひとつもらうね」

 

 

渚、茅野、カルマ、竹林と歩いているカズキは相変わらず甘いものを片手に笑顔でいる。

 

 

「ねぇカズキー、今度俺とケンカしよー?」ニヤニヤ

 

 

カルマがにやにやしながらカズキに問いかけると

 

 

「じゃあ俺がかったら駅前のプリン100個ね?」ニコッ

 

 

「プリン!?」

 

 

「茅野はプリンに反応するんだ…」

 

 

プリンという言葉に極端に反応した茅野に思わず苦笑する渚であった。

 

 

その時…

 

 

「お前ら危ないからそこをどいてくれー!」

 

 

「「岡島くん⁉︎」」

 

 

ハチの群れを率いて走っていたのは岡島だった。

 

 

彼はそのまま、本校舎に向かって走っていった。

 

 

「あいつ大丈夫かなー?」ニヤニヤ

 

 

「カルマ心配してないだろー?それ」

 

 

「あ、ばれた?」

 

 

「(この二人なんか似てる…かも)」

 

 

渚と茅野は何かを感じ取ったようだ。

 

 

「と、とりあえず急ごっか?」

 

 

「「「はーい」」」

 

 

茅野の言葉に元気よく返事する3人だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

E組の生徒はやっとの思いで、本校舎についた。

 

 

「みんな大丈夫か?」

 

 

「烏間先生の方こそ大丈夫ですか?」

 

 

前原はビッチ先生をおぶっている烏間を見ていった。

 

 

「もう足が動かないとだだをこねてな…」

 

 

「か弱いレディーにあんな山道歩かせるんじゃないわよ!」

 

 

「ビッチ先生はか弱くないよね」

 

 

「桜井ー!」

 

 

「逃げろー」

 

 

「まちなさーい!」

 

 

「やれやれ、まだ動けるじゃないか」

 

 

2人のやりとりをみて呆れる竹林のよこで倉橋が烏間に問いかけていた。

 

 

「ところで、殺せんせーは?」

 

 

倉橋の質問に烏間は、呆れたように答えた。

 

 

「あいつも、ついてくるとうるさくてな… 国家機密だから生徒の前に出すわけにはいかない。だからあいつは教室で待機だ」

 

 

倉橋は苦笑いし、烏間先生の苦労を労った。

 

 

その頃山の上の校舎では…

 

 

「先生だけおいてけぼりなんてひどいです…」

 

 

ほったらかしにされた殺せんせーはいじけていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、本校舎での全校集会が始まった。

 

E組の差別待遇はここでも同じように続き、彼らは長々と耐えなければならなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「カルマくんが集会に来るなんて珍しいよね」

 

 

「カズキと話したかったから来ただけだよ」

 

 

「カズキくん寝てるけどね」

 

 

「幸せそうだから起こしてやろうかな」ニヤッ

 

 

「可哀想だよカルマくん」

 

 

そうE組いじりが続くなかカズキはずっと眠っていた

 

 

「おなかいっぱいだ…えへへ…」

 

 

「なんでこいつはこんなにのんきに寝られるのよ」

 

 

速水は寝ているカズキを見て不思議な気持ちになっていた。

 

 

「(それにしてもこいつの笑顔可愛いな…)」

 

 

「速水ちゃんどうかした?」

 

 

「なっ、なんでもないよ!」

 

 

中村の質問に焦って返す速水。

 

 

「ずっと桜井ちゃんの方見てたねー?」ニヤニヤ

 

 

「うっ…」

 

 

「このことはうちらだけのひみつねー?」ニヤニヤ

 

 

「うん…、おねがい」

 

 

この約束は近いうちに破られるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?もう終わったの?」

 

 

「君はずっと寝ていたからな」

 

 

「竹林が残っててくれて良かったよ」

 

 

カズキと竹林がE組の校舎に戻ろうとしていると渚が元クラスメイトらしき二人ともめているのが見えた

何を話しているかはよく聞こえなかったが、渚が責められているのは分かった。

渚達に近づくと少しずつ、会話の内容が聞こえてきた。

 

 

「なんとか言えよE組‼︎ 殺すぞ‼︎」

 

 

その時カズキは、渚が笑っているように見えた。

 

 

「渚?」

 

 

「桜井?どうかしたか?」

 

 

その時だった。

 

 

「殺そうとしたこともないくせに」ニヤリ

 

 

「えっ?」

 

 

カズキは渚の言葉に驚いた。

 

 

「(今のって、殺気?)」

 

 

「桜井?」

 

 

「あぁ、ごめん!もどろうか」

 

 

カズキは竹林と校舎に戻っていった。

そのころ理事長室では…

 

 

「弱者が強者に抗うなどあってはならない」

 

 

理事長の新たな目論みがたくらまれていた。




カズキと竹林もなかよくさせます!
速水と中村もなかよくさせます!
感想よろしくお願いいたします

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