IS〈インフィニット・ストラトス〉〜G-soul〜   作:ドラーグEX

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ガール・イン・ヴォイド 〜または虚ろに嘘を塗り重ねて〜

「あの……みなさんは、どなたですか?」

目の前にいる少女、織斑マドカが俺達に問いかけてくる。

「……一夏、織斑先生。何がどうしてこうなったのか、教えてくれ」

展開を解除して一夏と織斑先生に顔を向ける。

織斑先生は何も言わなかったが代わりに一夏が答えた。

「こいつは……記憶を消されたんだ」

「消された? いったい誰に?」

「スコールさ……いや、亡国機業(ファントム・タスク)だ」

「スコール……。ヤツか」

 

「そう言えば、彼女はどこに?」

 

「楯無さんと瑛斗が来る前に、どこかに……」

俺は右腕に目を落とした。

(あの時、ヤツは俺にいったい何をしようと……)

黒い装甲に飲み込まれていく右腕。そして見えた映像。

(ヤツは、俺の知らない俺自身の何かを知っているのか……?)

「………………」

考え込んでいると、織斑先生がマドカに向かって歩き始めていた。

「あ……」

「立てるか?」

織斑先生はマドカに手を差し伸べる。

「は、はい……」

マドカはその手をとって立ち上がった。

「━━━━悪いな」

「え?」

 

次の瞬間、織斑先生の拳がマドカの腹部に深く叩き込まれた。

「う……!?」

マドカは織斑先生の腕の中に倒れ込み、ぐったりと動かなくなる。

「━━━━って、何するんですか!?」

俺達の驚きを尻目に、織斑先生はマドカを抱きかかえた。

「こいつの身体を調べる必要がある。更識、一緒に来てくれ」

「は、はい」

 

「千冬姉、俺も━━━━」

 

楯無さんの返事の直後に同行を志願した一夏だが、先生はそれを許さなかった。

「一夏、お前は桐野とともに本来の生徒会の仕事に戻れ」

一夏の声を遮るように織斑先生は言った。

「でも━━━━!」

「二度も言わせるな」

「……!」

先生、お姉さんの猛禽のような鋭い眼光に、一夏は黙らざるを得なかった。

「一夏、ここは先生に任せよう。向こうにのほほんさんと虚さんを待たせたきりなんだ」

俺も一夏の肩に手を置き、説得するように言う。

「……わかってる」

一夏はまだ納得がいってなさそうだが、首を上下に揺らしてくれた。

「ただ」

「?」

「ただ、これだけは約束してくれよ、千冬姉。そいつに酷いことはしないって」

「一夏……」

なぜそこまで肩入れするのかは分からないが、一夏の目はどこか悲しそうだった。

「……そのつもりだ」

織斑先生は短く答え、歩き出す。

「じゃ、じゃあ、私のことは適当に言っておいて? そっちは頼んだわ」

楯無さんもそう言って、織斑先生の後を追った。

「一夏、俺達も行こう」

「ああ………」

こうして、混乱は収束し、俺は一夏を連れてショッピングモールの外れへ戻った。

 

そこからは徒歩だったが、織斑先生たちと別れたところからここまで、ずっと一夏は無言だった。

「あ、きりりん戻ってきた~。おりむーも~」

のほほんさんがダルダルの袖を振ってこっちに来た。

……その右手になぜかソフトクリームを持っていた。

「のほほんさん……経費を私的なことにつかっちゃダメだってあれほど言われてただろ」

俺が半ば呆れながら言うが、のほほんさんはそれを否定した。

「ちっちっち~。違うよ、これはね~」

「私のお金で買ってあげました」

後ろから困ったように笑った虚さんがやってきた。その右手には大きな袋を提げている。

「虚さんが?」

「ええ。しつこくねだられてしまって……」

「えへへ、お姉ちゃんだ~い好き♪」

のほほんさんは、にぱぁっと笑う。そんなのほほんさんをやや複雑な表情で見ていた虚さんが、何かに気づいて目を丸くした。

「そう言えばおじょ……こほん、会長は?」

「え? ああ、楯無さんなら急な呼び出しとかで先に学園の方に戻りました。『後はよろしくね』とのことです」

「急な呼び出し……ですか? 変ですね……。いつもならそういう時はこちらにも連絡してくれるはずなんですが……」

「そっ、それくらい急な用事なんですよ。なあ一夏?」

「………………」

「一夏?」

「……あ、ああ。うん。そうだな大分急いでたみたいだ」

一夏がすこし遅れ気味に返事をした。

「おりむー、何かあった?」

のほほんさんは不思議そうな顔をして一夏の顔を覗き込んだ。

「そ、そんなことないさ。なあ瑛斗?」

一夏の目が、『合わせてくれ』と言っている。

「……ああ、そうだな。特に変わったことは無かったぜ。歩き回って疲れちまったかな?」

「? ならいいけど~」

のほほんさんも納得したようで再びソフトクリームをペロペロと舐めはじめた。

「ん〜、うまうま♫」

 

「さ、さて! 残った買い物も済ませようか。あ、虚さん荷物持ちますよ」

「あ、ありがとうございます」

俺は虚さんから荷物を受けとり、色々気になることもあったが努めて明るく振る舞った。

「よぉーし、早速出発だ!」

それから、買い物は滞りなく終わり、学園に戻ったときは大きな袋を両手に提げていた。

 

━━━━俺と一夏がな。

夕日も沈みかけた黄昏。千冬は真耶、そして楯無と共にIS学園の医療棟の一室にいた。

その部屋のベッドでは、ほんの少し前まで戦っていたマドカが、眠っている。

「……それで、どうだった?」

「はい。検査の結果だけ言わせてもらうと、身体に異常はありません。ですが……脳のダメージが深刻です」

 

「記憶がなくなっていると言っていましたが、それだけで済んだなら、いいほうと言えます」

「………………」

「脳内のナノマシンも完全に機能を停止していますが、いつ再起動するかまでは……」

「………………」

沈黙していた千冬は、窓の外に目を向けた。

「……すまなかったな、真耶。お前をこんな事に付き合わせて」

 

「い、いえ。そんな……」

 

「更識、お前にも無理をさせたな」

「気にしないでください。十蔵さんにはちゃんと詳しい説明をした上で、この部屋の封鎖の承認を得ましたし」

ファイルを閉じた真耶は、マドカの顔を見た。

「……それにしても、そっくりですね。鏡写しみたい」

「似ているんじゃない。『同じ』なんだよ。パーツ、配置、その全てがな」

 

「整形した……のでしょうか?」

 

「十中八九な。それだけじゃない。こいつの身体は鍛え抜かれている。ただ鍛えているのではなく、これは人を殺すための鍛え方だ。幼い頃から想像を絶するような過酷な訓練を受けていたと見ていい」

 

真耶は、茜色の光を受けた悲しい目を塵一つない床に落とした。

 

「こんな女の子まで、亡国機業なんですね……」

 

「わからないことは多い。なぜ私と同じ顔なのか……。それもあるが、スコール(あの女)がどうしてこいつを殺さなかったのかも気になる。粛清ならば、記憶などではなく命を奪えばいいはずだ」

 

「……織斑先生、はっきりさせておきたいことがあります」

「なんだ?」

「この子、どうするんですか? いくら封鎖してても、この部屋でそういつまでも匿うことはできません」

楯無の目は十七代目更識楯無としての真剣な眼差しを帯びていた。

 

「それに、目を覚ましたら襲ってくるかもしれませんよ? 織斑先生を狙って」

千冬は一度横目で楯無を見てから、

 

「━━━━フッ」

 

短く笑った。

「その時はその時だ。それに私にも考えくらいある。まかせておけ」

「考え……?」

楯無は千冬の言葉を反芻した。

「そうだ。お前たち、面倒ついでに、もう一つだけ頼まれてくれ」

真耶と楯無に向けて、千冬は告げる。

「後で、この部屋に連れて来てほしいやつらがいる」

 

 

「……う……」

封鎖されたIS学園の医療室で、千冬と全く同じ顔の少女、織斑マドカは目を覚ました。

「ここ……どこ……?」

身体を起こし周囲を見渡すが、部屋は暗く、窓の外から月明かりが差しているだけで、自分はどこにいるのか見当もつかなかった。

窓に写る、貫頭衣を着た自分を見つけた。

「あ━━━━」

そしてマドカは気づく。分からなかったのだ。

「ああ……あ……!?」

自分がどうしてここにいるのか。

 

いったい何があったのか。

そして、自分が誰なのか━━━━。

思い出そうとしても、何かが邪魔をする。どうしても思い出せない。

得体のしれない恐怖にかられ、マドカは両手で自分の肩に抱き、身体を縮めて震えた。

「わ……から、ない……? 思い……出せない……!?」

震えるマドカの頬を、涙が伝う。

「こわい……こわいよぉ……!」

マドカの、いや、またも全てを失った少女の声が、夜の薄闇の中で木霊する。

夕飯を終えた頃、俺や一夏、他の一年生専用機持ちは、全員『ある人』にこの医療棟の前に呼び出されていた。

「……ねえ、瑛斗」

「ん? なんだシャル」

「僕たち、どうして呼び出されたのかな? しかもこんなところに」

「……俺にもさっぱり分からねえ」

「あの人の呼び出しなのに、アンタたちは何も聞かされてないわけ?」

鈴が首を傾けて訝しげに聞いてきた。

「ああ。俺も一夏も何も聞かされてないんだ」

「そうですの? それにしても……」

セシリアが視線を横に向けた。

そこには、さっきから無言の一夏が立っている。

「一夏さん……お身体の具合でも悪いんですの?」 

 

「え……」

 

「夕食の時から、ずっと浮かないお顔ですし……」

 

「……ごめんな。心配させて。大丈夫、なんともない」

 

「でしたら、いいのですが……」

「一夏……」

セシリアと同じように、箒も一夏のことを心配している。

「……瑛斗、アンタなんか知ってるんでしょ?」

「え?」

そして一夏を案じるもう一人。鈴が俺に顔を向けた。

「アイツ、アンタ達生徒会の仕事から戻って来てから元気がないみたいよね。何かあったんでしょ?」

鈴はこういう時のことは鋭い。女の勘、というやつだろうか。

「……実は━━━━」

「みんな、揃ってるわね?」

俺が話そうとしたとき、俺達を呼び集めた張本人━━━━楯無さんがやってきた。

「お姉ちゃん……、私たちを、どうしてここに?」

「わたくしもお聞きしたいですわ。詳しいことは一切告げず、ただここに来いと言われただけですし」

簪とセシリアが楯無さんに問いかける。

「そうね、話しておきましょう」

楯無さんは一度、一夏を見てから話し始めた。

「今日……一夏くんが亡国機業に攫われたわ」

「「「「「!?」」」」」

事情を知らなかった六人が驚愕する。

 

「攫われた!?」

 

「で、でもここにいるじゃない?」

 

「一体、どういうことですの?」

「落ち着いて。幸いすぐに一夏くんは自力で脱出したわ」

その言葉を聞いて五人はホッと安堵の息を漏らした。

「……でも、それだけじゃ終わらなかったんだ」

一夏が、楯無さんの言葉のあとを継いだ。

「俺を攫ったのは、織斑マドカ……。ラウラならわかるだろ? 俺と瑛斗を誕生日に襲ったアイツだ」

「あの教官の偽物か……」

ラウラが思慮深げにつぶやき、顎に手を添えた。

「アイツは、千冬姉を誘い出すために俺を攫ったんだ。千冬姉は新しい専用ISでアイツの……《サイレント・ゼフィルス》と戦った」

「新しい専用機? 千冬さんの?」

「サイレント・ゼフィルス……!」

鈴が眉をひそめ、セシリアは複雑そうな顔をした。

「それで、どうなったの?」

「千冬姉の圧勝。だけど、その千冬姉のISは、どっかに行っちまった」

一夏の説明にみんないまいち理解しきれていないようだったから、代わりに俺が説明した。

「詳しく言うと、そのISは篠ノ之博士の作ったものだった。俺の予想だとデータ収集の一環で、博士が織斑先生に使わせたんだと思う」

「姉さんまで絡んでいたのか……」

「いや、厳密に言えば博士は今回の一件には関係ない。問題はその戦闘の後だったんだ」

俺の言葉を一夏が繋いだ。

「千冬姉とマドカの戦いの後、スコール・ミューゼルっていうマドカの上司にあたるヤツが現れて、マドカの記憶を消したんだ」

「記憶を……消した?」

全員がきょとんとする中、ラウラだけが冷静だった。

「記憶の消去……ナノマシンが体内にあったのか」

「そうだ。口封じなのか、別の目的があるのかどうかも分からないけどな……」

「で、マドカを織斑先生と楯無さんが連れて行って……そうだ、楯無さん。結局あのあとはどうなったんですか?」

俺は楯無さんに顔を向けた。

「ええ。私の権限を使って今は封鎖してある医療室にいるはずよ」

「ここにアイツが……」

一夏は医療棟に目を向けた。

「……では、我々がここに招集された理由は?」

ラウラが一歩前に出て楯無さんに問いかけた。

「私も、織斑先生に頼まれてあなたたちを連れてくるように言われただけよ。さ、その部屋に行きましょうか」

楯無さんは歩き出した。

俺達は疑問が拭えないままだったが、それについて医療棟の中へへ入った。

楯無さんの後ろをついていく俺達は、部屋の前に着くまで誰一人として喋ろうとはしなかった。

「……ここよ。さすがに目を覚ましてると思うわ」

 

「……ふむ」

おもむろに、ラウラが無言のままスタスタと前に出た。

「え、ら、ラウラ?」

 

真意を掴めないでいると、ラウラはそのまま扉に手をかけた。

「ス、ストーップ!」

扉が開く寸前で俺はラウラを扉から引き剥がし、両手で肩を掴んだ。

「おいおいおい、どういうつもりだよおい!」

「どういうつもりと言われても……私は軍に所属していたから尋問の心得がある」

「尋問する気だったのか!? あのな、アイツ……マドカは記憶喪失なんだぞ? 亡国機業のことなんて綺麗さっぱり忘れてる」

「だが……」

「まずは様子を伺ってみるのが一番ですわ」

「セシリアの言うとおりだ。ちょっとだけ覗いてみるか」

俺はドアを少しだけ開いて部屋の中を覗いた。

「………………」

月明かりだけが部屋に差し込んでいて、良く見えなかったがベッドの上で膝を抱えて震えているマドカの影が見えた。

そして、静かにドアを閉める。

「……瑛斗、どうだった?」

「なんか……泣いてるみたいに見えた」

「泣いてる……?」

一夏が心配そうに呟いた。

「無理もないさ」

後ろから声が聞こえて振り返ると、腕組みをした織斑先生が立っていた。

「千冬姉……」

「目を覚ましたら、自分が誰かすら分からないんだ。パニックになってるんだろう」

「………………」

一夏は苦々しい表情になり、マドカがいる部屋のドアを見た。

「━━━━お言葉ですが教官」

ラウラが織斑先生に話しかけた。

「奴が記憶喪失を装っている、ということは考えられないのですか?」

「……根拠はなんだ?」

「奴は亡国機業。それに瑛斗と一夏を襲っています。このまま学園に留めておくのは━━━━」

そこまで聞いて、織斑先生は目を細めた。

「危険、か?」

「はい。ですから、IS委員会に身柄を引き渡した方が良いかと」

「なるほど……。ラウラ、お前の言いたいことは分かった。では聞かせてくれ。委員会にアイツを送ったとして、アイツはどうなる?」

「え……」

唐突にそんなことを聞かれ、ラウラは虚をつかれたようにたじろいだ。

「そ、それは……」

「亡国機業のメンバーだった奴だ。向こうで拷問まがいの取調べが待ってるだろう。それに何も聞き出せずに終わったとしても奴の身柄の安全は保障できない。……最悪、モルモットにされるかもしれん」

「………………」

ラウラは黙り込んで俯いてしまった。

「お前の言ってることも間違っていたわけじゃない。そんなに気負うな」

織斑先生はポンポンとラウラの頭を撫でた。

「じゃあ、どうするんだよ」

一夏が顔を織斑先生に向けた。

「アイツの……マドカの安全はどうやったら保証できるんだよ」

一夏の目はどこか必死だった。何かを守りたがっているという思いが、一夏の目には籠っていた。

「一夏……なぜそこまで肩入れするのだ?」

箒が一歩前に出て一夏に聞いた。

「あの部屋にいるのは、一度はお前を殺そうとした相手なのだろう? なのにどうして……」

「わたくしもお聞きしたいですわ」

「アタシも」

セシリアと鈴も箒と同じ疑問を持っていたようだ。

「アイツは……亡国機業に利用されていただけなんだ」

一夏は、自分がマドカ自身から聞いたマドカのことを話した。

幼少の時に亡国機業に両親を殺されたこと。

記憶を奪われたこと。

仲間だった自分と同じ境遇の少女のこと。

聞いていうるうちに、俺は胸が痛くなった。

「そんなことが………」

シャルがぽつりと声を漏らす。

 

きっとアイツもショックを受けたんだろう。他のみんなも沈痛な面持ちだ。

「……俺はこれ以上アイツに辛い目にあって欲しくないんだ。千冬姉、だから━━━━」

「わかっている。私もそのための考えがある。一夏、来い」

「え? わっ━━━━」

織斑先生は一夏の首根っこを掴んで歩き出し、そのままマドカのいる部屋のドアを開けて部屋の明かりをつけた。

「ひっ……!?」

マドカがビクッと顔を上げ、一夏と織斑先生を見た。

咄嗟のことだったので、俺たちもドアの縁に身体を隠し、顔だけを覗かせて様子を伺うことにした。

「教官……何をされるおつもりなんだ……」

ラウラの小さな声は、俺たち全員の気持ちを代弁していた。

「あ、あ……」

マドカは怯えたように声を震わせている。

「い……いや……! こわい……怖い……! 来ないでえっ!」

「こ、怖がらなくていい。俺は━━━━」

一夏が声をかけようとしたが、織斑先生がそれを手で止めた。

「おい。自分が誰か……わかるか?」

 

マドカはベッドの上で後ずさりしながら、首を横に振る。

 

「わ……からない……。私が誰……なのか……何もわからない……! わからないよぉ……!」

震えながら、怯えた声を絞り出すマドカ。

 

「……そうか」

 

頷いて、先生はベッドの隣にあった椅子に腰を下ろした。

 

「あなたは……誰……!? 私は……誰なの……!?」

 

「………………」

 

織斑先生の手が、マドカへ伸びて、その肩を掴む。

「……大丈夫だ。何も心配いらない」

「え………?」

 

マドカは織斑先生の言葉に少しだけ落ち着きを取り戻し、先生は続けて、マドカに優しく、そして確かに、言い放った。

 

「お前は━━━━私の妹だ」

 

俺たちは目を、そして耳を疑った。




これぞ怒涛の超展開。

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