織斑家の弟 かわいいは正義だ!   作:コーちゃん元帥

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 さて今回は色々と出ますよではどうぞ


大半はメル友だし

 さてなんだかんだ言ってトーナメントの日がやって来たのです。

 みんな、準備に来賓の方々の誘導、それが終われば今度は更衣室で着替えと大忙しそんなうちも今、お偉方たの誘導中なのぶっちゃけ大半はメル友の人だし……

 

 

 「やあ、春華くん久しぶりだな」

 

 「お久しぶりなのです。この前はどうもなのです」とこの前のフランス支部の件でお世話になったリチャードさん。

 

 「なになに、立場の前に友人だ。君のお陰で決心がついたのは事実だ。それより」と春華だけに聞こえるように声を下げ「企業としてデュノア夫婦が来ているからフォロー頼めないか?」

 

 「良いですよ」と話してる間に目的地に着いたので

 

 「それじゃ試合、楽しみにしてるよ」

 

 「はーい」これにてお別れです。

 リチャードさんで最後なので更衣室に向かいました。

 その頃、別の所では腹の探りあい?があったり……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それは楯無が担当していた方でのこと

 

 「どうしてあなたが堂々と客として入れるのかしら?」

皮肉でも込めた言葉で相手に言う相手が相手だけに

 

 「あら?何か変かしら?」とゴスロリ少女?の人は言う、さてこれだけで分かるであろう、マリリン・キャットだからだ。

 「変で仕方無いわ、目的は何なの?」

 

 「ただ春華ちゃんの試合を観にきただけよ」それ以上は言わなかった。 

 結局、目的地に誘導し終わるまで聞けなかった。

 

 (いったい何が目的なの?春華ちゃんにいったい何が…)と考えても答えは出ないので別の感想が出た。

 

 「それにしても裏の人間が堂々と来すぎよ。こんな公の場に」と今回の客の中にはアリー・アル・サーシェスは要人の護衛、最近、頭角を見せた企業ディバイン・クルセイダーの社長ビアン・ゾルダーク噂では武装結社を率いているとか、さらに科学者のシュウ・シラカワ裏での噂は絶えないイギリス大統領の代理人として来たルルーシュ・ヴィ・ブリタニアと枢木スザク、スマートブレインの社長のゴートにユグドラシルの開発局主任の戦国・凌馬、なんでゲーム会社が居るのか分からない幻夢コーポレーションの社長、檀黎斗、警備会社のZECTにいったい何をしてるのか分からない鴻上ファウンデーションの社長の鴻上、等々大半はいったい何をしてるのか分からない人達ばっかりその上、家の力を使っても分からないから警戒を怠ることはできない。

 

 「とりあえずお仕事に戻りますか」考えても仕方ないので仕事に戻る楯無であった。

 実際、大半は楯無の杞憂だったのだが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さてその頃、春華は更衣室にて一夏とシャルルに合流していた。

 「春華、どうしたんだ。それ?」と一夏は両手いっぱいに色々と持っている春華に聞いた。

 

 「いろんな社長さんやら企業の人から貰ったのです」と一通り見るとゲームに護身用スタンガン、何かの端末、ぬいぐるみ、ハーブティー等々

 

 「なんか……すごいね」シャルルからすればあれほどのお偉方と親しくできるのが素直にスゴいと思えた。 

 

 「しかし、すごいなこりゃ……」

 

 更衣室のモニターから観客席の様子を見る一夏お兄ちゃん。

 そこには各国政府関係者、研究所員、企業エージェント、その他諸々のお偉いさん達が一同に会していた。

 

 「三年にはスカウト、二年には一年間の成果の確認にそれぞれ人が来ているからね。一年には今のところ関係ないみたいだけど、それでもトーナメント上位入賞者にはさっそくチェックが入ると思うよ」

 

 「ふーん、ご苦労なことだ」

 

 「一夏お兄ちゃん、他人事のように言ってるけど、うち達はいろんな所でチェックされてるよ。千冬お姉ちゃんの弟と言う事で」

 

 「………それはそれで嫌だな」

 

 興味無さそうな一夏お兄ちゃんにうちが事実かもしれない予想を言うと、すぐに嫌そうな顔になった。

 それだけ千冬お姉ちゃんの名は世界に広まっている証拠。

 

 「それにしてもセシリア達も張り切っていたな」

 

 「そうだね。なんでだろう?」そうなぜか直った機体を見て二人はとてつもなく張り切っていた。

 春華は理由を知っているがあえて言わなかった。

 

 (楽しみがなくなるのです)

 

 「にしてもラウラのISは直ってるのか?」と一夏お兄ちゃんは少しばかり疑問に思った。

 ぶっちゃけ春華と支援機達がフルボッコにしてるから出れるのか?と正直出てもらわないと白黒が付けられないからだ。

 

 「感情的にならないでね。彼女は、おそらく一年の中では現時点での最強だと思う」確かにと一夏は思った春華だってフルアシストシステムがあったからあれだけやれてるんだと

 

 「ああ、わかってる」さてさてその間に準備が出来たので一夏お兄ちゃん、シャルルお姉ちゃん、うちはISスーツへの着替えは済んでいる。

 一夏はIS装着前の最終チェックをし、シャルルは男装用スーツの確認を終えた。

 因みにシャルルのスーツはボディラインの肉付きを男のそれに見せる仕組みだそうだ。

 ISスーツって色々と便利だね。

 

 「そろそろ対戦表が決まるはずだよね」

 

 そう突然のペア対戦への変更をされてから今まで使っていたシステムが機能しなかったみたいで本来であれば前日に出来ていたはずの対戦表が、手作りの抽選クジで決める事になった。

 とりあえず貰った物を片付けているとさっきまで観客席が映っていた画面が切り替わった。

 

 「あ、対戦相手が決まったみたい」

 

 画面が変わった事にシャルルお姉ちゃんも気付き、一夏お兄ちゃんも食い入る様に見つめると、

 

 「これは!」

 

 「いきなりだな、しかも箒も」映し映し出されたのは一回戦一組目は一夏&シャルル対ラウラ&箒だった。

 「うちは次ですか」と春華は次の試合だった。

 

 「一夏」

 

 「ああ、シャルルこの試合」そうこの試合は負けられない負ければ春華と当たるそれは阻止しなければならない

 

 ((負けられない!!!))

 

 決意を固める二人であった。

 




 あと一話投稿したいけど間に合うかな?
 感想待ってまーす。

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